韓国半導体 韓国の半導体企業がアメリカで補助金を受け取るには10年間は「対中投資」ができないという条項というのがあった。これについて以前の動画で触れたわけだが、その中でこちらは対中投資ができないというのは中国にあるサムスンやSKハイニックスの既存の工場も含まれる可能性について言及した。そして、今日に答えが出てきた。
どうやら電子業界関係者は「米政府の徹底した対中制裁を見れば、韓国企業に例外を認めない可能性が高い」と話した。つまり、韓国企業は自社の中国工場に投資できなくなり、こうなれば半導体のアップグレードが出来なくなり、工場そのものが無用の存在になるということだ。
しかも、その工場の金額は68兆ウォンだ。日本円で約7兆800億円だ。これだけ投資して作った工場が今年の10月からいらないものになる。でも、韓国企業は米国の補助金を受け取らなければいいじゃないか。もっとも補助金を受け取らない場合、米国で半導体を売ることが出来るかはどうか知らないが。
そして、もう一つ面白いのがこれも以前の動画で取りあげたが、SKハイニックスはインテルからNANDフラッシュメモリー事業と中国にある工場を90億ドルで買い取った。その時、インテルはSKハイニックスに中国の工場が米国の対中規制で使えなくなることを事前に知っていて売ったのではないか。つまり、罠に填めたわけだ。それがどうやら「インテル陰謀論」とか噂されてるようだ。ええ?韓国さん。インテルにはめられたんですよ。どうみても、10月から使えない工場を何十億ドルで買ったかは知らないがな。
では、記事の要点を整理していこうか。
■記事の要点
1.サムスン電子はNAND型フラッシュメモリーの40%、SKハイニックスはDRAMの40%とNAND型フラッシュメモリーの20%を中国で生産している。サムスン電子とSKハイニックスはこれまでに中国に合計で68兆ウォン(約7兆800億円)を投資した。内訳はサムスンが33兆ウォン、SKが35兆ウォンだ。
2.サムスンは西安で128層NAND型フラッシュメモリー、SKハイニックスは無錫と大連でそれぞれ10ナノメートル台後半のDRAMと96・144層のNAND型フラッシュメモリーを生産している。業界最先端水準の230層NAND型フラッシュメモリーと10ナノメートル台前半のDRAMに比べ、相対的に古い製品を生産しているのだ。NAND型フラッシュメモリーは層が増すほど、DRAMは製造プロセスの微細化が進むほど性能が高まる。
3.シティグローバルマーケット証券のイ・セチョル専務は「先端製造プロセスへの転換が不可能になれば、サムスン電子とSKハイニックスが中国で生産する半導体は来年から20%程度減る」と分析した。そうした傾向が続けば、両社は中国での生産分を補う大規模な新規生産拠点を建設しなければならなくなる。
4.特にSKハイニックスはインテルから買収したNAND型フラッシュメモリーの大連工場が悩みの種だ。SKハイニックスはインテルに昨年、買収代金の第1期分として70億ドルを支払い、2025年に残る20億ドルを支払うことになっているが、工場をアップグレードできない場合、相当な被害を受けることになる。そのため、インテルが米政府による対中制裁方針を事前に察知して大連工場を売却したのではないかという「インテル陰謀論」も出ているほどだ。
5.KB証券のキム・ドンウォンリサーチ本部長は「半導体不況で困難に直面している状況で生産ラインの製造プロセス転換まで遅れれば、韓国企業の競争力は致命傷を負うだろう」と話した。
以上の5つだ。順番に見ていこうか。
1については何度も出てきた。サムスン電子とSKはニックスはDRAMとNAND型フラッシュメモリーを中国の工場で生産していると。それで新しいのは投資額だ。サムスンが33兆ウォン、SKが35兆ウォンと。意外とSKの方が投資多かったんだな。で、SKさん大丈夫なんですかね?そろそろ倒産が見えてきたんじゃ?ああ。ちゃんと2025年にインテルに払う20億ドルは用意してくださいね。半導体が超赤字、今年3ヶ月はほぼ赤字確定でどうやって金を用意するか知りませんが。
今、こちらが韓国企業の倒産しそうなものをあげれば3つある。1つはSKハイニックス。2つ目はポスコ。3つめはロッテだ。SKハイニックスについては省いて、ポスコは昨年の豪雨の影響で酷いことになっている。昨年の7月~9月の影響利益が70%減少したのだ。これは世界同時不況による鉄工所用減少も関係する。基本的に鉄鋼事業は景気に大きく左右される。だから、鉄鋼事業が振るわない時は景気は悪いのだ。
だから、昨年の全体の売上高は前の期比11%増の84兆8千億ウォン、営業利益は47%減の4兆9千億ウォンとなっている。もちろん、今年も景気悪いので回復する兆しはない。原材料価格の高騰が以前より、ましになった程度だ。
次にロッテだ。日本でお馴染みのロッテは製菓会社だが、韓国のロッテというのは総合企業だ。色々な事業を手がけている。数ヶ月前、ロッテが運営するロッテリアがゼンショーに売却された。つまり、それだけ資金繰りに困っているてことだ。ロッテリアが名前が変わるのか知らないが。
そして、2だが比較的古い半導体を中国の工場で生産しているとあるが、米国が述べている対中規制に引っかかる。つまり、このまま韓国企業が半導体を中国で生産するのは不可能となる。さっさと撤退準備を始めればいいのに、未だにアメリカに泣きついて一年延長しろとか要請している。
それで、ユン氏がアメリカに4月26日に国賓訪問することがわかった。ムン君はバイデン氏にクラブケーキを出されたが、ユン氏はまるでアメリカの犬のように忠実だからな。日韓徴用工問題もアメリカの圧力が大きかったようなので、さぞ、ご褒美がもらえるんじゃないか。でも、一年は延長要請は却下な!
ああ、ついでに3月16日に訪日もきまっている。ユン氏が日本に来るなんてさっさと追い返せとおもうが、無能な岸田総理は騙されるんだろうな。どうみても日本の支援欲しさなのに。気を良くした岸田総理が日韓通貨スワップするとか言いださないか心配だよな。
それで、3はシティグローバルマーケット証券のイ・セチョル専務が中国での生産が20%減るとか。あの~20%程度で済むと思っているのか?そもそも来年に半導体の工場がまともに動かせるか怪しいのにな。
両社は中国での生産分を補う大規模な新規生産拠点を建設しないといけない?でも、そんな金あるんですかね。だいたい、生産工場が稼働しなくてもどうせ在庫が120%もあるのだから、むしろ、停止させておいたほうがいいんじゃないか。まずは在庫処分からだろう。
次に4だがこれが面白い。インテルが米政府による対中制裁方針を事前に察知して大連工場を売却したというインテル陰謀論だ。アホだな。事前に察知じゃないんだ。知らされていたんだよ。まるで、インテルが未来予想したように書いてあるが、実際は数年前からきまっていたんだろうな。むしろ、インテルはSKハイニックスに中国の工場を売りつけるまで待ってくれとか言ってそうだよな。つまり、これは確信犯なのだ。ええ?使い方が間違っている?気のせいだ。
それで5は「半導体不況で困難に直面している状況で生産ラインの製造プロセス転換まで遅れれば、韓国企業の競争力は致命傷を負うだろう」という。いやいや、韓国さん。中国を切れないからチップ4同盟にも参加出来ず、アメリカはもう韓国の半導体潰しに動き出した。致命傷どころか。下手すれば壊滅ですよ。10年後にはシェア数%の未来が来ているんじゃないか。
因みに韓国には残念だが、中国の景気動向は悪い。どうやら中国が今年1-2月に輸入した半導体が数量ベースで前年同期比26.5%減となったようだ。これを引用しておく。
米国の徹底した対中半導体輸出規制に阻まれ、中国が今年1-2月に輸入した半導体が数量ベースで前年同期比26.5%減の675億8000万個となったことが中国税関総署の統計で8日までに明らかになった。米国が輸出禁止措置の対象となる企業・製品のリストを増やしたことで、中国の半導体輸入が窮地に追い込まれた形だ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/773faa360bc42b87da8ecd14d9cfd49132eaae0d
では、ここからはネットの突っ込みを見ていこうか。
1.日本からのフッ化水素を密輸しないと維持出来ない工場など捨ててしまえ
2.そうだよ、無駄な工場になるのさ。
3.制裁は半導体以外にも必ず広がるから。とくに戦略物資関連製造。いま中国から足抜けできてない企業へはこれから。
4.完全にレッドチームに行けば無駄にならないんじゃない
5.文在寅時代ならホワイトハウス内の文在寅ファンクラブがなんとかしてくれたのにな。ユンユンじゃやっぱ駄目だわ。
6.これは楽しみだな。まずはSKが見ものやで
7.SK Hynixは無給休職の噂が立ってるぐらいだからな。
以上の7つだ。とりあえず5が面白いな。そうだよな。ムン君ファンクラブがあれば、今頃、アメリカも延長に応じていたかもしれない。でも、ユン氏って、陰でバイデン氏を馬鹿にしていたよな。取りあげた記者に逆恨みしていて、アメリカに謝ってないよな。誤解だとか。わけのわからないことを述べていた。
そして3にも書いてあるが、対中制裁はどんどん拡大していく。なぜなら。中国は軍拡をやめないからだ。今日、習近平国家主席が中国軍を世界一流の軍隊を目指すとか述べていたが、台湾侵攻してアメリカと戦争する気なんだろう。米中対立はずっと続く。中国製アプリ、チックトックの使用も各国でどんどん禁止になっているよな。
それで、6と7はSKは無給休職まで噂があるのか、まあ、こちらも倒産しそうな企業として注目しているぐらいだ。しかし、SKは38兆ウォン。約4兆円は痛いだろう。その規模の工場を新しく造るにはまた4兆円いるんだからな。インテルさん。まるで事前に知っていたような素晴らしいタイミングで売却しましたね。
実際90億ドルで、中国の工場はいくらで買ったんだろうな。30億ドルか。40億ドルぐらいか。それが来年から無用の存在になるとか。SKハイニックスさん。お金持ちですね。数兆円をドブに捨てるとか。そんなことできるのはSKハイニックスさんだけですよ!
だから、さっさと撤退しておけばいいものを。1年なんてすぐ経つんですよ。昨年の10月から5ヶ月経過。残り7ヶ月で果たして徹底できるんですかね。やっぱり、SKハイニックスはさよならですかね。
米政府の補助金を受けると、10年間は対中投資ができないという条項は、世界の半導体メーカーの中でも特にサムスン電子、SKハイニックスに打撃だ。投資制限猶予措置が10月に終了すると、中国にある既存工場に対する投資まで全面的に中断される可能性がますます高まっている。電子業界関係者は「米政府の徹底した対中制裁を見れば、韓国企業に例外を認めない可能性が高い」と話した。
サムスン電子はNAND型フラッシュメモリーの40%、SKハイニックスはDRAMの40%とNAND型フラッシュメモリーの20%を中国で生産している。サムスン電子とSKハイニックスはこれまでに中国に合計で68兆ウォン(約7兆800億円)を投資した。内訳はサムスンが33兆ウォン、SKが35兆ウォンだ。現在両社の中国工場は先端製造プロセスへの転換が急がれる状況にある。サムスンは西安で128層NAND型フラッシュメモリー、SKハイニックスは無錫と大連でそれぞれ10ナノメートル台後半のDRAMと96・144層のNAND型フラッシュメモリーを生産している。業界最先端水準の230層NAND型フラッシュメモリーと10ナノメートル台前半のDRAMに比べ、相対的に古い製品を生産しているのだ。NAND型フラッシュメモリーは層が増すほど、DRAMは製造プロセスの微細化が進むほど性能が高まる。
シティグローバルマーケット証券のイ・セチョル専務は「先端製造プロセスへの転換が不可能になれば、サムスン電子とSKハイニックスが中国で生産する半導体は来年から20%程度減る」と分析した。そうした傾向が続けば、両社は中国での生産分を補う大規模な新規生産拠点を建設しなければならなくなる。
特にSKハイニックスはインテルから買収したNAND型フラッシュメモリーの大連工場が悩みの種だ。SKハイニックスはインテルに昨年、買収代金の第1期分として70億ドルを支払い、2025年に残る20億ドルを支払うことになっているが、工場をアップグレードできない場合、相当な被害を受けることになる。そのため、インテルが米政府による対中制裁方針を事前に察知して大連工場を売却したのではないかという「インテル陰謀論」も出ているほどだ。
KB証券のキム・ドンウォンリサーチ本部長は「半導体不況で困難に直面している状況で生産ラインの製造プロセス転換まで遅れれば、韓国企業の競争力は致命傷を負うだろう」と話した。