日別アーカイブ: 2023年3月11日

韓国経済 韓国の経常収支1カ月で再び赤字に…1月、-45.2億ドル-韓銀4月に利上げか[動画]

韓国経済 日本ではWBCの話題で盛り上がっており、日韓戦が昨日、行われたわけだが、TBSニュースの報道が酷かった。WBCの話題をなぜか韓国目線で語り、最初は韓国が3点入れて喜びムードとかいった長々と映した後、普通なら日本人の活躍をここからたくさん紹介するのに13点入れて、日本が勝ちましたの一言でおわった。おい、どう見ても扱い逆だろう。そりゃ、TBSラジオも誰も聞かないわ。

そんなこと思いながら韓国さん。そろそろWBC敗退ですかね。それで中国に負けたら2度と、韓国に帰ってくるなとか韓国選手は言われてるようだ。本当、韓国人って敗者に冷たいよな。韓国チームが弱いなんて見ればわかるじゃないか。でも、さすがに中国に負けるなんてことはないよな?

日本は今、チェコと戦ってるようだがどうなることやら。そんなことのべていたら10-2で圧勝じゃないか。凄いな3連勝だぞ。おめでとうございます。って雑談している場合でもないか。

さて、ここから経済の話題を見ていこうか。まず、韓国の2023年1月の経常収支が出てきた。もちろん、赤字だ。-45億2000万ドル。一月の貿易赤字は132億ドルだったか。過去最高額だったもんな。昨年の12月は配当収支が増加とかなんとか黒字だったが、1月は無理だったと。

それでは記事の要点を整理しよう。今回は前半で経常収支の赤字を見ていく。そして、後半は韓銀の利上げ動向だ。

■記事の要点

1.10日、韓国銀行(韓銀)が発表した国際収支暫定統計によると、今年1月の経常収支は45億2000万ドル(約4638億円)の赤字だった。経常収支は昨年11月の2億2000万ドルの赤字から12月の配当所得収支の増加などで黒字(26億8000万ドル)転換に成功したが、1カ月で再び赤字に転じた。

2.細部項目別では、商品収支が74億6000万ドルの赤字で、4カ月連続で赤字を記録した。1年前(15億4000万ドルの黒字)と比べると、90億ドルも急減した。商品収支の赤字幅が拡大したのは、貿易収支の赤字幅が拡大した影響が大きい。先月の貿易収支は48億9000万ドルの赤字を記録し、1966年の関連貿易統計開始以来、過去最多を記録した。

3.一方、輸入は554億6000万ドルで、1年前より1.1%(6億2000万ドル)増加した。原材料、資本財の輸入が減少した反面、乗用車や穀物などの消費財の輸入が増えた。サービス収支も32億7000万ドルの赤字を記録した。昨年1月(8億3000万ドルの赤字)に比べ、赤字幅が24億4000万ドルも拡大した。

4.第1次所得収支の黒字(63億8000万ドル)は、昨年1月(18億7000万ドル)より45億1000万ドル増加した。特に配当所得収支の黒字(56億6000万ドル)が1年間で45億5000万ドル増えたが、国内企業の海外法人が本社に巨額の配当金を送金したためだと韓銀は説明した。

5.8日の金融圏によると、韓国銀行は先月基準金利を3.50%で維持し約1年半にわたり続いた金利引き上げにひとまずブレーキをかけた。主要国のうち最初に金利を据え置いたのだ。物価経路などのさまざまな不確実性がとても大きく、基準金利引き上げの効果を見守る必要があったというのが韓国銀行の説明だ。結果的に韓国の金利3.5%は米国金利4.50~4.75%より1.25%低くなった。

6.もし米連邦準備制度理事会(FRB)が21~22日に0.5%の利上げに出れば、格差はこれまで韓米の金利の最大逆転幅記録だった2000年5~10月の1.5%を超えて1.75%まで広がる。これに加え4月に韓国銀行がもう一度基準金利を据え置き5月にFRBが0.25%の利上げに踏み切れば格差は2%に広がる。ドルのような基軸通貨でないウォンの立場では金利が米国より大幅に下がれば、より高い収益率を追う外国人投資資金が流出しウォン相場が下がる危険が大きくなる。

7.韓国銀行高位関係者はこの日中央日報と会い「米国が政策金利を6%まで上げる可能性もあるとみている。パウエル議長の発言が予想より強かっただけに4月の金融通貨委員会で基準金利を引き上げる可能性がさらに大きくなったとみる」と話した。

以上の7つだ。順番に見ていこう。

まず1だが、韓国の1月の経常収支が45億2000万ドルの赤字だと。今年に入っていきなり赤字とか。韓国さん。スタートダッシュはばっちりですね。このまま経常収支の赤字が続けば、格付け機関による格下げも出てくるからな。そもそも、12か月連続で貿易赤字なのに格下げされてないほうがおかしいんだよな。いくら格付け機関に接待と賄賂付けだとしても、ちょっとは経済状況を反映させろと。

それで2は項目別だ。貿易収支に当たる商品収支が74億6000万ドルの赤字で、4カ月連続で赤字を記録したと。つまり、韓国製はバナナのたたき売り状態だ。冬の間はこれが続く。

最近、日本に必死に土下座してくる理由はまさにこれ。経済危機で韓国は日韓通貨スワップ協定などの日本支援を狙ってるのだ。こんな見え透いた用日に騙される馬鹿な政治家はいないと信じたいが、岸田総理はどうも信用ならないんだよな。

次に3は輸入の話だ。554億6000万ドルで、1年前より1.1%(6億2000万ドル)増加した。エネルギー・原材料価格も一息ついたことで、輸入金額はそこまで前年とほとんど変わらないと。それなのに貿易赤字を出すてことはよほど在庫が貯まっているようだな。

そういえば、最近、サムスン電子が在庫を増やしたという記事があったな。引用しておこうか。

在庫資産総額は史上初めて50兆ウォンを上回った。昨年末基準でサムスン電子の在庫資産は52兆1879億ウォンだった。2021年末の41兆3844億ウォンに比べ26.1%増加した。全体資産で在庫資産が占める割合も9.7%から11.6%へと1.9%ポイント大きくなった。高いほど在庫資産が売上につながる速度が速くなったことを意味する在庫資産回転率は2021年末4.5回から昨年末4.1回に低くなった。

https://news.yahoo.co.jp/articles/8fb480283611771e161cba923a92a86142aad2ca

ついにサムスン電子の在庫資産は52兆ウォンを超えた。日本円で5兆3000億円ぐらいか。このようにサムスン電子の在庫は増えてるが、それでも投資は積極的に続けるようだ。もう、サムスンには半導体しかないものな。新しい分野に手を出しても、全然、成功しないものな。半導体が売れなくなれば、サムスン電子もいよいよ崩壊が見えてくる。その前にSKハイニックスが潰れるだろうが。

それで4は第1次所得収支が63億8000万ドルと大幅増加。ただ、これは国内企業の海外法人が本社に巨額の配当金を送金したためらしい。つまり、一時的なものと。

では、5からは後編の内容となる。韓銀が米韓金利差を危惧して基準金利を再び上げる動きがあると。まあ、これは最近の米雇用統計もそうだが、14日の米CPI次第というのがある。ただ、0.5%利上げ観測が強まってるので、韓銀も4月に0.25%利上げするんじゃないか。凍結しておいた分だが。これ以上、金利差が開くとどうなるのか。それが6に書いてある。

ドルのような基軸通貨でないウォンの立場では金利が米国より大幅に下がれば、より高い収益率を追う外国人投資資金が流出しウォン相場が下がる危険が大きくなる。

まさにこれだ。つまり、外資撤退である。ここ二日間のコスピ市場で外国人が連続で売り越しており、コスピも2400を割れた。米韓金利差が拡大するなら株安、ウォン安の流れとなる。さすがに2%の金利差は開くとは思えないが、どのみち韓銀が残されている利上げ回数はわずかだ。0.25%ぐらいだろう。さすがに景気が恐ろしく悪いのに4%は厳しい。

しかも、韓国ではガスや電気代などの光熱費高騰に加えて、4月には水道代、タクシー代、地下鉄など、様々な公共料金の値上げが予定されている。これで物価が高止まりする恐れがある。まだ、3月の物価については見てないが、月曜日に出てくるんじゃないか。これが5%台とかだと厳しいよな。

最後は7だが、パウエル議長がアメリカの金利を6%まで上げるかもしれないと。なら、韓国さんは4%まで上げても米韓金利差2%付くな。さすがに6%は上げすぎだとおもうが、5.5%辺りまで上げる確率が高まっている。それともう一つ9日に追加された記事を引用しておく。

韓国銀行は9日、国会に提出した通貨信用政策報告書で「ウォン・ドル為替レート決定要因を分析したところ、ドル指数、貿易収支、不確実性要因などと共に、韓米間政策金利格差も有意義な影響を及ぼすと推定された」と述べた。韓銀の分析によると、1ドル=1440ウォン台までウォン安ドル高が進んだ(為替レートは上昇)昨年10月基準で、米国の金利引き上げが1ドル=100ウォンほどウォン安ドル高が進んだ。韓銀の金利引き上げは逆にウォン相場を20ウォン程度引き上げる効果があった。

https://japanese.joins.com/JArticle/301875?servcode=300&sectcode=340

なんと今頃になって米韓金利差が有意義な影響を及ぼすと推定と。米国の金利で1ドル=100ウォンほどウォウ安ドル高。逆に韓銀の金利引き上げは20ウォンほどあげたと。よくわからないな。こちらはもっと貿易収支や韓国企業の業績だとおもうが。

まあ、とりあえずソロウォン攻防戦はしばらくつづきそうだ。1300から脱出することはできるのか。CPIで物価が大幅に下がっていることを祈るしかないな。その祈りはおそらく無駄であると思うが。米CPIは6%台は維持しそうな気がするぞ。後は不動産景気についても見ておく。

韓銀は今年の不動産景気については「高くなった金利水準と住宅価格下落予想、住宅景気循環周期などを考慮すると、今年の住宅価格はさらに下落するだろう」との見方を示した。特に最近、売買価格はもちろん、伝貰(チョンセ、契約時に一定の金額を賃貸人に預け、月々の家賃は発生しない不動産賃貸方式)価格も同時に下落し、住宅景気の鈍化やデレバレッジ(負債縮小)の深刻化の要因として作用する可能性があると指摘した。

住宅価格はもっと下がると。完全に不動産バブルが弾けて中国みたいになるのか。中国は酷い状態らしいぞ。65歳以上の高齢者が2億人を超えたそうだ。つまり、中国でも韓国と同じ少子高齢化社会に突入していくてこと。習近平国家主席は異例の第3選となったが、誰1人反対するものがいないという。中国経済がどん底でも、そんなのはスルーだしな。

1月の経常収支は1カ月ぶりに再び赤字に転じた。輸出不振で商品収支の赤字幅が拡大したうえ、海外旅行が増えてサービス収支などが低迷した影響だ。

10日、韓国銀行(韓銀)が発表した国際収支暫定統計によると、今年1月の経常収支は45億2000万ドル(約4638億円)の赤字だった。経常収支は昨年11月の2億2000万ドルの赤字から12月の配当所得収支の増加などで黒字(26億8000万ドル)転換に成功したが、1カ月で再び赤字に転じた。

細部項目別では、商品収支が74億6000万ドルの赤字で、4カ月連続で赤字を記録した。1年前(15億4000万ドルの黒字)と比べると、90億ドルも急減した。商品収支の赤字幅が拡大したのは、貿易収支の赤字幅が拡大した影響が大きい。 先月の貿易収支は48億9000万ドルの赤字を記録し、1966年の関連貿易統計開始以来、過去最多を記録した。

1月の輸出は480億ドルで、1年前より14.9%(83億8000万ドル)減少した。グローバル景気鈍化で半導体、鉄鋼製品などが減少した影響だ。

一方、輸入は554億6000万ドルで、1年前より1.1%(6億2000万ドル)増加した。原材料、資本財の輸入が減少した反面、乗用車や穀物などの消費財の輸入が増えた。サービス収支も32億7000万ドルの赤字を記録した。昨年1月(8億3000万ドルの赤字)に比べ、赤字幅が24億4000万ドルも拡大した。

運送収支は1億2000万ドルで黒字基調を維持したが、1年前(18億9000万ドル)より黒字規模が17億7000万ドル縮小した。特に、新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)関連の防疫緩和により海外旅行が増え、旅行収支の赤字が1年間で5億5000万ドルからほぼ3倍の14億9000万ドルに増えた。

第1次所得収支の黒字(63億8000万ドル)は、昨年1月(18億7000万ドル)より45億1000万ドル増加した。特に配当所得収支の黒字(56億6000万ドル)が1年間で45億5000万ドル増えたが、国内企業の海外法人が本社に巨額の配当金を送金したためだと韓銀は説明した。

金融勘定の純資産が6億4000万ドル減少した。直接投資の場合、国内投資家の海外投資が17億7000万ドル、海外投資家の国内投資も11億7000万ドル増加した。証券投資では国内投資家の海外投資、海外投資家の国内投資がそれぞれ36億9000万ドル、54億ドル増えた。

米国が通貨緊縮を強化するかもしれないとの懸念に韓国の基準金利引き上げ圧力も大きくなっている。市場では韓国銀行金融通貨委員会が来月の通貨政策方向会議で基準金利を引き上げるという観測が増加している。

8日の金融圏によると、韓国銀行は先月基準金利を3.50%で維持し約1年半にわたり続いた金利引き上げにひとまずブレーキをかけた。主要国のうち最初に金利を据え置いたのだ。物価経路などのさまざまな不確実性がとても大きく、基準金利引き上げの効果を見守る必要があったというのが韓国銀行の説明だ。結果的に韓国の金利3.5%は米国金利4.50~4.75%より1.25%低くなった。

もし米連邦準備制度理事会(FRB)が21~22日に0.5%の利上げに出れば、格差はこれまで韓米の金利の最大逆転幅記録だった2000年5~10月の1.5%を超えて1.75%まで広がる。これに加え4月に韓国銀行がもう一度基準金利を据え置き5月にFRBが0.25%の利上げに踏み切れば格差は2%に広がる。ドルのような基軸通貨でないウォンの立場では金利が米国より大幅に下がれば、より高い収益率を追う外国人投資資金が流出しウォン相場が下がる危険が大きくなる。

実際に外国人投資家は韓国の基準金利据え置き後、3営業日連続の売り越しで約1兆ウォンの株式を売り、債券市場でも2月の1カ月間で2405億ウォンの売り優勢を見せるなど全般的に外国人投資家が資金を引き揚げる傾向だ。為替相場も年初から不安な流れを継続している。

韓国銀行高位関係者はこの日中央日報と会い「米国が政策金利を6%まで上げる可能性もあるとみている。パウエル議長の発言が予想より強かっただけに4月の金融通貨委員会で基準金利を引き上げる可能性がさらに大きくなったとみる」と話した。