日別アーカイブ: 2024年6月21日

韓国 ドル高時代、ドルより金を買うという中央銀行…韓国銀行は「慎重」韓国

韓国 こちらは年内にウォンが1400を越えてニューノーマル時代を迎えると予測しているのだが、どうやらそれは年内といわずに今月中、いや、下手したら今週中に起きるかもしれない。何度も述べるが、こうなることは予測できた。なぜなら、利上げをしない韓国ウォンが上がる理由がないからだ。

それなのに米国の景気は悪くなるどころか。ほぼ絶好調。多少、米利下げに影響するような経済指標が出ても証券市場の強気姿勢は変わらない。ダウもS&Pも500強すぎる。それは米国経済が世界的に見ても強いことを意味する。まさに「キングドル」というやつだ。一般的な経済学の常識であるのだが、自国の経済が強い通貨は高くなりやすい。米国ドルは世界中の国家よりも相対的に強い。

それはドルインデックスを見ればわかる。

ドルインデックス(ドル指数)とは、複数の主要通貨に対する「米ドルの総合的な価値」を示す指標のことだ。つまり、ハードカレンシーである通貨、ユーロや日本円、英ポンド、カナダドル、スイスフランなどの通貨に対する米ドルの為替レートを指数化したものをいう。

この指数は、外国為替市場でのドルの相対的な強さを示す重要な指標であり、ドル円やユーロ米ドルなどの通貨ペアとの相関・逆相関関係を確認する際にも活用されている。

もちろん、ウォンはハードカレンシーでもなくただのくそ雑魚、ローカル通貨なのだが、ドルが強ければウォン安になるのは自明の理だ。

ドルインデックスの1ヶ月のチャートを見てほしい。このドルインデックスが韓国ウォンと同じようなタイミングで上がっていることが確認できる。チャートを比較すればほぼそっくりに動いている。動いてないところはおそらく大規模介入して防いでいたのだろう。

そして、6月21日の金曜日7時、ドルインデックスは105.647、ウォンは1390ウォンである。もう、1400まで残り10ウォンしかない。つまり、韓国ウォンは大ピンチてことだ。そして、ドル円は158.821とか。159円台が見えてきた。

韓国人はそのうち円が上がるだろうという浅はかな考えで、円テク投資を爆増させているわけだが、どう見ても爆死ですよね。どうするんですか。155円台で買っても、もう、159円が見えてますよ。しかも、円テク投資が集中したのは140円台、150円台ですよね。追証の嵐。完全に爆死しているのにまだ円を買い続けて損失を拡大させるんですかね。そして、5月も日本旅行が人気らしい。まあ、当然だよな。円安で飲食物価が安い日本に殺到するのは。日本に来て安いランチを食べないと韓国人は楽しみがないものな。まあ、対馬の神社からは永久追放されたようだが。

ええ?本当かよ?と思うだろう。では、少し記事を見ておこうか。

■「報道の良し悪しはあれど、韓国で大きく取り上げられて……」

神社をめぐっては、20年1月に「外国人」の立ち入りを禁止する旨をXで表明し、取り下げる騒動もあった。

韓国人観光客の一部は、参拝目的ではなく神社を訪れ、タバコのポイ捨てや境内に痰や唾を吐き捨てる行為などの迷惑行為を繰り返し、注意する神社関係者を馬鹿にしたり煽ったりするような行動をとっていた。中には、マウンテンバイクでの立入禁止区域への乗り入れや、境内での排泄行為などもあったという。

神社による投稿では、写真や動画でこうした迷惑行為を伝えている。

神社はSNSを通じ24年6月に改めて「韓国人出入り禁止」を表明。支持する声も多い一方で、「韓国人だけを排除するのはどうか」などとする意見もあり、波紋を広げていた。

神社は13日、Xで「昨日から韓国人はまったく来なくなりました」と報告。「しばらくは様子をみることになりますが、報道の良し悪しはあれど、韓国で大きく取り上げられて、周知されたようです」とした。さらに、

「お騒がせ致しましたこと深くお詫び申し上げます。また、衷心より御礼申し上げます」とも書き込んだ。

news_20240614194225-thumb-601×375-281863.jpg (601×375) (j-cast.com)

韓国人のマナーの悪さがよくわかるよな。だから、鬱陶しいので対馬だけではなく、韓国人の日本旅行そのものを禁止すべきなのに未だに日本政府は何もしないという。でも、この話は長くなるのでこれで終わりだ。本題に戻る。

しかし、本当、ドルが強すぎて日本の円も他国の通貨もどうしようもない。そりゃ、他国は利上げに動くわけですよね。でも、韓国銀行は米韓金利差が怖くて利上げしない。利上げするタイミングを逃せば、ウォンはもう上がらないのにいつまでも同じような考えに固執している。

利下げ観測が出ているのにウォン安が進んでいることに危機感を持つべきなのだ。でも、そんな危機感が韓銀総裁にはない。

まずはこの記事を読んでほしい。

「キングドル」の威力が高空飛行している。17日(現地時間)、ブルームバーグなど主要外信によると、16日基準で主要6カ国比ドル価値を現わすドルインデックスは106ポイント線を突破して5カ月ぶりに最高値を記録した。米連邦準備制度理事会(FRB)の政策金利引き下げ時期がさらにずれ込み、米国と主要国の金利差が拡大する可能性があるという予想からだ。17日は105ポイント台まで退いて急騰傾向は一服したが、当面「キングドル」の勢いは続くという見方が優勢だ。

中でも韓国ウォン価値の下落幅が際立っている。主要31カ国通貨の対ドル価値の変化を意味する「スポット収益率」を比較した結果、今月12日基準で韓国ウォン価値は先月29日比2.04%下落した。31カ国のうち下落幅が最も大きい。同じ期間、戦争中であるロシアルーブル(-1.69%)やイスラエルシェケル(-1.54%)よりも大きく下げた。

ウォン安が進んだ背景としては、まず米国景気「一人勝ち」による好調に伴う超ドル高の流れと、日本円と韓国ウォンがともに価値下落(円安・ウォン安)を示している点が挙げられる。韓国銀行の李昌鏞(イ・チャンヨン)総裁は最近「周辺国の通貨に対するプロキシ(Proxy・代理)となり、ウォンが我々のファンダメンタルズよりも過度に切り下げされた側面もあるのではないか疑っている」と指摘した。構造的要因も一役買った。韓国は対外依存度が高く、中東リスクのような外部変数の影響を大きく受ける。また、小規模開放経済国家の特性上、資本が自由に出入りして外為市場の変動性も高い。

しかも国内の株式市場で配当金が支給される4月以降は外国人投資家がウォンで受けた配当金をドルに変えるためウォン安を一層後押しする要因にもなる。毎年4月は企業の年間配当金支給額の60~70%が集中する時期だ。

超ドル高が直撃の韓国「ウォン」…戦争中の「ルーブル」よりも価値下落幅大きかった | Joongang Ilbo | 中央日報 (joins.com)

この記事はキングドルでウォンは戦争中のルーブルより圧倒的な下落をしたというもの。これがウォンなのだ。

この記事で重要なのはここだ。

ウォン安が進んだ背景としては、まず米国景気「一人勝ち」による好調に伴う超ドル高の流れと、日本円と韓国ウォンがともに価値下落(円安・ウォン安)を示している点が挙げられる。

韓国は日本より、米韓金利差が低い。2%程度しかないのにウォンは圧倒的に売られている。今のドルなら韓国ウォンの適性評価が1400以下だとヘッジファンドは見ているんじゃないか。だから、もう1390を越えているのだ。

しかも国内の株式市場で配当金が支給される4月以降は外国人投資家がウォンで受けた配当金をドルに変えるためウォン安を一層後押しする要因にもなる。毎年4月は企業の年間配当金支給額の60~70%が集中する時期だ。

その4月を過ぎて6月に入ってますがウォンはさらに下落していますよね。秋には外債の償還日が来るので、利益を増やすためにますますウォンが売られますよ。年内に1400を越えると述べていたのは毎年、韓国では外債償還時期に合わせてウォンが下がる傾向があるからだ。つまり、韓国ウォンが最も安くなるであろう時期は9月、10月ということになるのだが、どうやらそれを待たずに1400を越えていきそうな感じだと。

それで、ドル高基調が長期化する中で、各中央銀行が菌の保有比率を増やすという見通しがあるようだ。

では、記事を引用しよう。

米国の高金利長期化の中でドル高基調が続いているが、各国中央銀行がドルの代わりに「より安全な資産」である金の保有比率を増やすだろうという見通しが出てきた。すでに中央銀行が金買い入れに出た状況で金価格の上昇が簡単に落ち着かない可能性が大きくなった。

フィナンシャル・タイムズなどが18日に伝えたところによると、ワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)は世界の中央銀行の準備資産担当者に対する年次アンケート調査の結果を公開した。今年の対象となった68カ所のうち29%は来年までに金保有量を増やす計画だと明らかにした。これは調査が始まって以来最も高い水準だ。

先進国の中央銀行の57%は今後5年以内に金の割合が拡大するだろうと予想した。昨年調査時の38%より大きく上がった数値だ。これに対しドルの割合が減るだろうと予想した先進国の中央銀行の割合は46%から56%に増えた。概して中国など新興国が2008年の世界的金融危機後に金割合を高くする傾向が明確だったが、先進国もこれに参入する格好だ。

実際に各国中央銀行は2022年から金を大挙買い入れている。昨年これら中央銀行が買い入れた金は1037トンで2022年の1082トンに続き過去2番目の規模を記録した。2010年から金買い越し傾向が続く中で、買い占め傾向は今年まで続いている。WGCは「次第に大きくなる世界的な不確実性に備え、金の長期的価値などを高くみているため」と指摘した。

このような流れの中で金価格は高止まりしている。ロンドン貴金属市場協会(LBMA)によると、18日午後基準で金価格は1トロイオンス(約31.1グラム)当たり2324ドルで、1年前の1951ドルと比較すると19%ほど上がった。先月には2400ドル台を超え過去最高を記録した。WGCの世界中央銀行責任者のシャオカイ・ファン氏は「価格急騰などで金買い入れ速度が短期的に鈍化するかもしれないが、各中央銀行が金を戦略資産と認識する限り金の価値は徐々に上がるだろう」と明らかにした。

ドルも米国経済好調と通貨政策転換の遅延の中で粘り強さを見せる。主要6通貨に対するドルの価値を示すドル指数が18日基準で105.26とドル高を示している。

だがドルはロシアとウクライナの戦争勃発後に対ロシア制裁を避けてロシアと貿易しようとする国が各国通貨などを活用して選好度が低くなったという分析が出ている。米国の財政赤字増加、中東紛争など地政学的緊張の高まりもドルの代わりに金保有をあおる要因に挙げられる。

国際通貨基金(IMF)が発表した世界の外貨準備高のうち、ドルの割合は昨年1-3月期の59.46%から10-12月期には58.4%に下落した。ブルームバーグ・インテリジェンスの通貨戦略家であるオードリー・チャイルドフリーマン氏は「最近のドルと米国債価格の流れを見れば、ドルが持つ安全資産としての性格に疑問を感じる。ウクライナ戦争後にリスク回避心理が強くなり金価格上昇が目立っている」と評価した。

ただ韓国銀行は金の割合拡大とは距離を置いている。金保有高104.4トンは2013年の最後の買い入れから11年にわたり変動がない。韓国銀行の外貨準備高資料によると金は47億9000万ドル規模を維持している。

韓国銀行は4月に公式ブログを通じて金買い入れに対する「慎重論」を再確認した。韓国銀行のチェ・ワンホ外資運用院運用企画チーム長は「金は債券など伝統的投資資産より外貨準備高の運用対象として有用性が大きくない。国際金融市場では最近金価格が高く評価されたという見方が優勢だ。韓国の外国為替市場展開状況、国際金市場動向などを点検して金投資のタイミングと規模を決めるだろう」と明らかにした。韓国銀行関係者は「このような立場から変わったものはない」と話した。

ドル高時代、ドルより金を買うという中央銀行…韓国銀行は「慎重」 | Joongang Ilbo | 中央日報 (joins.com)

金価格が上がっているのは事実だが、ドル高が進んでいる以上、ドルが安全資産であることにかわりないだろう。通貨高というのはその国の通貨の価値が高いて意味だからだ。

金の保有を韓国が増やそうが、増やしまいが大規模介入して外貨準備高を大幅減少させる未来しかみえないんだよな。ドル高基調はこの先も利下げするまでは続きそうだものな。