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韓国 メモリー業界に危機、米マイクロンが高性能のHBM開発に相次ぎ成功=韓国ネット「当然の結果」

韓国 世の中、不幸は重なるということが良くある話だ。ここがどん底だと思っていたら、実はもう一つ大きな穴があったとか。特に株の世界では急落したら株が、ここで折り返すだろうとおもったら、さらに沈んでストップ安になることなんて多い。まあ、それはタイミングというべきものなのか。どんな企業にも栄枯盛衰があるとでもいうのか。

実際、韓国の半導体企業は米国のお情けで今までは稼げたのだが、この先、そうはいかなくなってきているのが現状だ。数年前からこちらは韓国の半導体機器についてサイトや動画で色々と取り上げてきたが、韓国半導体がどんどん追い詰められているのがよくわかるという。

こういうのはすぐに効果があるわけではないので、じれったいと思うかもしれないが、世の中の技術開発というのはそういうものだ。競争原理社会において、一つのブームが来れば、それに対して投資が進むので結果的に、そのトップの企業がダントツな利益を生む。昨年、生成AIブームでエヌビディアの一人勝ちであったことでもそれでわかるだろう。

だが、エヌビディアだって油断していると後ろから猛追していくるインテルなどに負ける可能性はある。韓国半導体に話を戻すと、韓国にとって大国である米国、日本、中国が韓国半導体の地位を脅かす勢いで猛追を始めている。

これが数年前に日本が台湾のTSMCを熊本県に招致したことによって始まる半導体の新たな開発競争というべきものなのか。それともロシア・ウクライナ戦争でのドローン登場で銃撃戦がメインだった戦争の常識を覆したのが高性能半導体だったゆえか。モット言えば、コロナ禍での半導体不足が原因なのか。とりあえず、どれが一番というよりは全ての事象が複雑に絡み合い、今の半導体開発競争がとんでもない勢いで激化していてるてことだ。だから、日本だってラピダスに新たな動きがある。それは日経新聞が特報で伝えたことだ。

では、記事を引用しよう。

経済産業省は、先端半導体の国産化を目指す「ラピダス」の資金調達を支援するため、会社向けの融資に政府保証をつける方向で検討を進める方針です。政府内で調整したうえで、国会に必要な法案を提出したいとしていますが、個別の企業に政府保証をつけるのは異例です。

ラピダスは、自動運転車やAI=人工知能などに欠かせない先端半導体の国産化を目指し、トヨタ自動車やNTT、ソニーグループなどが出資して、おととし設立されました。2027年ごろの量産化に向けて、北海道千歳市で新工場の建設を進めていて、これまでに国も9000億円余りに上る支援を決定しています。

しかし、先端半導体の量産には、さらに巨額の資金が必要となる一方、会社が売り上げを確保するには時間がかかる見通しで、どのように資金を調達していくかが課題となっていました。

このため、経済産業省では、ラピダスがこれまでに金融機関から融資を受けた実績がないことを踏まえ、会社向けの融資に政府保証をつける方向で検討を進める方針です。

具体的な制度について今後、政府内で調整したうえで、早ければ年内にも国会に必要な法案を提出したいとしています。

ただ、個別の企業に政府保証をつけるのは異例の措置で、融資の返済が困難になった場合、政府が肩代わりしなければならない可能性があり、今後、議論を呼ぶことも予想されます。

先端半導体の国産化目指す「ラピダス」 融資に政府保証 検討へ | NHK | 半導体

確かに個別の企業に政府補償を付けるのは本来は異例だろうが、今の最先端半導体の国産化は必ず日本の将来において必要なことだ。むしろ、政府は積極的にやってこそ、この先、日の丸半導体が復活するかにかかっている。経済産業省が日本の半導体におけるラストチャンスだと述べていたが、これは正解だろう。米国が日本と協力してくれて最先端技術が提供してくれる。これは量産化する技術さえ確立できれば、今後、日米の半導体は揺らぎないものになる。それだけ半導体の価値というのがうなぎ登りなのだ。

しかも、それは最先端技術でなければならない。生成AIも最先端チップがあればこそ、劇的な進化を遂げてるのだ。もちろん、ラピダスで2ナノ量産技術を確立するのはとても困難なことだ。失敗する可能性だって低いとはいえない。だが、技術というのは蓄積されるのだ。今ができなくても、それを引きついだ誰かがやってくれる。ここで無理だと諦めるよりも、将来における技術の可能性を見いだすこと。まさに宇宙技術、ロケット開発と同じようなものだ。

少し熱く語ったが、物作り大国の日本という名称を過去のモノにしないためにも、物作りにおいて日本は世界をリードする存在でなければならない。そのために日本政府が全力でラピダスを支援して、ラピダスはその大いなる期待に応える必要がある。半導体が国の経済安全保障という位置づけられた以上。既に施政者にとって半導体の国産化技術というのは急務なのだ。もう、韓国の半導体なんかに及びではないのだ。だから、米国のマイクロンだって頑張っている。

どうやらマイクロンが高性能のHBM開発に相次ぎ成功しているようだ。HBMといえば、SKハイニックスがエヌビディアに売っている高性能チップである。サムスン電子はこのテストに合格出来てないのでオワコン化している。エヌビディアは米国の企業なので、マイクロンが高性能チップを量産化できるなら、リスク管理のためにSKハイニックスに依頼する量は減らすだろう。これによってSKハイニックスの出荷量は激減する。

では、記事を引用しよう。

2024年6月2日、韓国・電子新聞は「HBM(High Bandwidth Memory、広帯域メモリー)市場に遅れて参入した米マイクロン・テクノロジーが、SKハイニックスやサムスン電子より高性能のHBM開発に相次ぎ成功し、韓国メモリーを脅かす存在に急浮上している」と伝えた。

業界によると、マイクロンの次世代HBM新製品は低電力性能評価で優秀な結果を出しており、SKハイニックス、サムスン電子より優位に立っている。関係者は「韓国HBM業界もマイクロンの低電力技術を認め、警戒し始めている」と話している。

マイクロンの次世代HBMは「HBM3E 12H」とみられる。同社は2月に公開した「HBM3E 8H」でも競合メーカー比30%電力効率の優れた製品を出し、NVIDIAへの供給に成功しており、「次世代HBMでもトップに立つ勢い」だという。

また、これまで弱点とされてきた生産能力(CAPA)も急速に伸びており、SKハイニックスとサムスン電子を猛追しているという。マイクロンのHBM生産能力は今年12インチウェハ基準2万枚。韓国2社の生産能力の20%ほどだが、来年には大きく拡大され、量産能力の面でも韓国の脅威になる見通しだという。

さらに同社は大規模設備投資も進めている。最近、今年の施設投資計画を従来の75億ドルから80億ドル(約1兆2483億円)に上方修正した。次世代HBM生産のためにニューヨーク州、アイダホ州に工場も新設するという。記事は「米国政府が半導体覇権を握るために自国中心の半導体支援政策を繰り出しているのも、シナジー効果を生んでいる」と評している。マイクロンはCHIPS法(CHIPS and Science Act)により、61億ドルの補助金を受け取ることになっている。
インテル、TSMC、サムスン電子に次いで4番目に規模が大きい。同社設備投資のかなりの部分に、政府からの半導体補助金が充てられるという。

この記事に、韓国のネットユーザーからは
「米国政府は半導体をどんどん後押ししてくれるが、韓国は李在鎔(イ・ジェヨン)サムスン電子会長を監獄に送り、大した支援もしない。韓国の企業が世界で競争できないように邪魔している」
「マイクロンは補助金をもらって工場や製品を作っているのに、韓国メーカーは支援をもらえず、たくさんの人から金をむしり取られ、悪徳企業の烙印(らくいん)を押され、工場建設も遅れている。これで海外企業と争えるか?」
「韓国はどんどん干上がっていく。政治家が企業に肥料ではなく農薬ばかり与えるからだ」
「数年以内に韓国半導体も駄目になりそうだ」
「ハイニックスからマイクロンに人材が流れていったのだから、当然の結果だ」
などの声が寄せられている。

一方で、
「サムスン電子ののんきな高慢さを叱咤(しった)すべきだ」
といったコメントも見られた。

韓国のメモリー業界に危機、米マイクロンが高性能のHBM開発に相次ぎ成功=韓国ネット「当然の結果」 (recordchina.co.jp)

米国や日本が本気になれば韓国が勝てるわけがない。韓国人は自分たちが先進国だと思っているようだが、技術の蓄積や資本力においては日米の次元は異なる。それは国家予算を見ればわかることだろう。韓国ではどんだけ頑張っても1500億円程度しかサムスン電子に支援できない。

なぜなら、韓国では大企業に支援するのは韓国の庶民から許せないことだ。財閥優遇てやつだ。財閥から搾取されているのに、その財閥をさらに支援するなんてもってのほか。実際、その通りだ。韓国政府が半導体で支援しても内需促進効果は小さい。同じ金額で高い効果を得られる分野がたくさんあるのにわざわざ半導体にこだわる理由がない。

そもそも韓国政府は税収不足であることは何度も指摘している。既に今年の三ヶ月で14兆ウォンも税収が不足していた。この先、国家債務が爆増する未来において半導体に巨額支援なんてできるわけもない。だが、米国は違う。なぜなら半導体を開発から生産するまでに国内に至るなら新たな雇用を生み出すからだ。

韓国は開発ができないので、米国とは事情が異なる。生産で必要な雇用は既に飽和状態であり、これ以上、韓国で半導体メガクラスターを作るにも水や電力不足という致命的な問題が発生しているのをご存じだろう。

また、これまで弱点とされてきた生産能力(CAPA)も急速に伸びており、SKハイニックスとサムスン電子を猛追しているという。マイクロンのHBM生産能力は今年12インチウェハ基準2万枚。韓国2社の生産能力の20%ほどだが、来年には大きく拡大され、量産能力の面でも韓国の脅威になる見通しだという。

生産能力が急速に伸びている。つまり、雇用が増えているてことだ。韓国の生産能力はいくら増えても、海外に拠点を置くので現地の雇用が増えても韓国人には恩恵がない。韓国が国内での生産能力を拡大させるのは難しくても、米国の企業は政府の巨大な補助金でどんどん強化していける。それが次だ。

さらに同社は大規模設備投資も進めている。最近、今年の施設投資計画を従来の75億ドルから80億ドル(約1兆2483億円)に上方修正した。次世代HBM生産のためにニューヨーク州、アイダホ州に工場も新設するという。記事は「米国政府が半導体覇権を握るために自国中心の半導体支援政策を繰り出しているのも、シナジー効果を生んでいる」と評している。マイクロンはCHIPS法(CHIPS and Science Act)により、61億ドルの補助金を受け取ることになっている。

このように米国の政府支援で米半導体企業がどんどん強化されている。韓国のネットユーザーは政府支援がたりないとか述べているが、実際、財閥支援しようとすると国民は激怒する。そりゃそうだ。なんで金持ちに支援しないといけないのだ?

ハイパーインフレで大多数の国民が明日食べるものに困っている現状でサムスン電子に支援するなどあり得ない。庶民を見殺しにして金持ち優遇すればユン氏の支持率はさらに落ちる。大企業は大多数の庶民には勝てないのだ。

では、ネットの意見を見ておこうか。

1.アメリカがメモリに力入れたら強くなるのは当たり前だわ

2.そりゃ韓国の半導体なんて
日本の設備と素材で組み立ててるだけであって
既存の物を組み立てるだけしかできないので
1から独自で開発なんて無理やろ
いつでも何でも他力本願
ノーベル賞0(笑)で答え出てるやん

3.マイクロンが生産能力獲得したら韓国要らない子じゃん
HBMはマイクロン、ファウンドリーはインテル……
韓国は汎用品でしか生き残れない

4.アメリカは日本ほど簡単にパクらせてくれないだろう
韓国終わったな

5.SAMSUNGは終わってたけどSKも終わりの始まりですか?

7.SKハイニックスはHBM3EまではnVidiaからの受注を受けてるので当面は大丈夫
その後もマイクロン一社体制を嫌ってSKにも受注出すだろうから、多少は大丈夫じゃない?
サムスン電子は……うん、まずはまともな製品出そうね

8.SKはキオクシアホールディングスとウエスタンデジタルとの
合併を妨害してましたなあ
今後SKに大きなしっぺ返しとなって返ってくるでしょう

9.NVIDIAのメモリ供給をマイクロンに奪われて韓国自慢のメモリももうダメなんじゃね?
結局は小手先の改良レベルでしか開発できないのが韓国人の限界なんだろう。

10.マイクロンのDRAM(HBM)はエルピーダの技術が元にあるからな
広島に工場があり最先端のものを作るのに莫大な投資をしている

以上の10コだ。

エルピーダメモリ、民主党の黒歴史によって潰されたことをこちらは一生、語り継いでやると思ってるが、そのエルピーダメモリがあったからこそ、マイクロンの技術がここまで進化した。エルピーダメモリはなくなったが、それが日本のラピダスにも引き継がれている。日本の半導体技術はまだまだ途切れてないのだ。でも、韓国半導体が落ちていくのはこれからである。まずはサムスン電子、次はSKハイニックスで終わりと。