韓国 「韓国証券市場は先がない」…米国・日本は株価高騰、韓国だけが蚊帳の外

韓国 そりゃそうだろう。結局、韓国証券市場、コスピはサムスン電子によって支えられている。サムスン電子の時価総額はコスピで2割を占めている。つまり、サムスン電子の株価が停滞している現状において、コスピが上がるということはほとんどない。

韓国の半導体は1本足打法もそろそろ骨折どころか、複雑骨折や切断といった状況に陥っている。サムスン電子は半導体のトップを刷新して危機感を露わにしているが、トップを入れ替えたぐらいで業績が向上するなら誰も苦労しない。サムスン電子の半導体は馬鹿にしていたSKハイニックスよりも格下の扱いを受けているのだ。

しかも、ここに来て米利下げ観測が長期化しそうな動きがある。それはFOMCの議事要旨である。これをまずはおさえておこう。

【NQNニューヨーク=横内理恵】22日の米株式市場でダウ工業株30種平均は反落し、前日比201ドル95セント(0.50%)安の3万9671ドル04セントで終えた。米連邦準備理事会(FRB)が午後に公表した4月30日〜5月1日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で参加者が強いインフレ警戒の姿勢を示していたことが明らかになった。米主要株価指数が最高値圏にあるなか、足元で上昇が目立っていた景気敏感株の一角などに売りが出た。

FOMC議事要旨で参加者は「最近の指標はディスインフレの過程に想定していたより時間がかかりそうなことを示した」との認識だった。数人の参加者はインフレリスクが高まることなどで適切とされるなら「追加引き締めをいとわない」と指摘していた。前回のFOMCはインフレ鈍化を示した4月の米消費者物価指数(CPI)発表前の開催だったが、「市場ではタカ派的に受け止められた」(シーミス・トレーディングのジョゼフ・サルッジ氏)との声があった。

ダウ平均は前週末に初めて節目の4万ドルを超え、多くの機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数なども前日にかけて最高値を更新した。年内の米利下げ期待や米経済への楽観を背景に相場上昇が続いてきたため、過熱感が意識されやすかった。ダウ平均は一進一退で始まった後、午後に主力株に持ち高調整や利益確定の売りが広がり、下げ幅が300ドルを超える場面があった。

ダウ平均の構成銘柄ではないがエヌビディアが通常取引終了後に発表する2024年2〜4月期決算や5〜7月期見通しを見極めたいとして買いを手控える動きもあった。エヌビディアの業績はデータセンターや人工知能(AI)開発需要の勢いを映し、相場全体やハイテク株全般の先行きに影響を与える可能性がある。エヌビディアは反落して終えた。

ダウ平均の構成銘柄ではないが、小売りのターゲットが大幅下落した。22日朝発表した四半期決算で1株利益が市場予想に届かなかった。決算説明会の幹部コメントなどからも米消費の先行き不透明感が意識され、相場の重荷となった面があった。

NYダウ反落201ドル安 FOMC議事要旨うけ利益確定売り – 日本経済新聞 (nikkei.com)

エヌビディアの決算について市場予想を上回るほど好調だったのだが、その決算発表前でも、FOMCの議事要旨で利益確定売りが先行した。議事要旨を別記事でも見てもFRBは利下げする感じはしない。

(ブルームバーグ): 米連邦公開市場委員会(FOMC)が4月30日-5月1日に開いた会合では、政策金利をより長期に高水準で維持することが望ましいとの認識で当局者が一致した。またインフレ率を当局の目標に下げる上で金融政策が十分に景気抑制的かどうかを巡り、「多く」が疑問を抱いていた。5月22日に公表された議事要旨で明らかになった。

議事要旨によれば、参加者は金融政策が「良い位置にある」と分析。その一方で、正当化されるなら追加引き締めにも前向きだとさまざまな当局者が言及した。

FOMC議事要旨、より長期に高水準での政策金利維持が望ましい(Bloomberg) – Yahoo!ニュース

このような発表があってダウは下落した。問題はこの議事要旨発言を受けてドル円で円がまた下がっているてことだ。一時期は157円まで落ちているがなんとか156円台といったところだ。どう見ても利下げがいつになるかが微妙なところだ。証券市場では米消費者物価指数が少し鈍化したことを受けて、9月だという予想が多くなっているが、彼らの声よりもFRBは利下げに慎重な姿勢を見せているのが明白だ。

さらに酷いのは次の5月23日のダウだ。エヌビディアの決算が発表された後なのに-600ドルも下がっているのだ。この動きも見ておくか。ついでに米購買担当者景気指数も出てくる。

【NQNニューヨーク=稲場三奈】23日の米株式市場でダウ工業株30種平均は続落し、前日比605ドル78セント安の3万9065ドル26セント(速報値)で終えた。下げ幅は一時630ドルを超えた。インフレ圧力の強さから、米連邦準備理事会(FRB)が利下げ転換に慎重になっているとの見方が売りにつながった。主要な株価指数が最高値圏にあるなかで利益確定の売りも出た。

朝発表の週間の米新規失業保険申請件数は21万5000件と、ダウ・ジョーンズ通信がまとめた市場予想(22万件)を下回った。同日にS&Pグローバルが発表した5月の米購買担当者景気指数(PMI)速報値は製造業が50.9、サービス業が54.8と、どちらも市場予想(50.0、51.5)以上だった。米経済の底堅さがインフレの沈静化に影響するとの受け止めは株式相場の重荷となった。

前日公表の4月30日〜5月1日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨を受け、インフレ長期化を警戒するFRBが利下げ開始の判断に慎重になる可能性も意識された。米長期金利の上昇(債券価格の下落)も株式の相対的な割高感につながった。ダウ平均は前週に初めて4万ドル台に乗せており、高値警戒感からの利益確定の売りも出やすかった。「最高値更新が続いた後で、市場全体に調整ムードが広がっていた」(Bライリーのアート・ホーガン氏)との声があった。

ダウ平均の構成銘柄はほぼ全面安だった。ボーイングが一時7.7%安と大きく下げた。23日開催の投資家向け説明会で2024年12月期通期のフリーキャッシュフロー(純現金収支)がマイナスになる可能性を示したと伝わったことが嫌気された。その他にはインテルやマクドナルド、ジョンソン・エンド・ジョンソンも下げが目立った。

ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は続落し、前日比65.511ポイント安の1万6736.033(速報値)で終えた。テスラやメタプラットフォームズなどが下げた。一方、前日夕に好決算を発表したエヌビディアは大幅高だった。

米国株、ダウ大幅続落 下げ幅600ドル超 インフレ圧力意識した売り – 日本経済新聞 (nikkei.com)

これを見ればわかるがどう見てもエヌビディアの一人勝ちなんだよな。まあ、エヌビディアの決算がとても良かったのでこの結果は当然だが、ダウが-600ドル下がって39000ドルを割れそうな数値となっている。これだと日経平均株価が心配だよな。エヌビディアの決算を受けて日経平均株価が461円と大きく上昇したのだが、24日の日経平均株価にどう影響してくるのか。

では、本題に入ろうか。

ダウや日経平均株価は下がっても、まだ39000ドルや39000円と高い数値を維持している。さすがに4万ドルとか、4万円までは遠くなってきているが、日経平均株価は本来は3万円でも凄いといわれていたものだ。それが30年ぶりのバブル超えを果たしたのだから、多少、下がったところでびくともしない。問題は韓国株だ。サムスン電子が振るわないので外国人投資には期待できない。そして、個人も韓国株を売り払って、日本や米国に投資する。それが今の現状だ。

では、記事を引用しよう。

韓国だけが疎外され、個人も株を売り払う

「韓国の証券市場は先がない」

KOSPI(韓国有価証券市場)やコスダック市場に投資する個人投資家らは公然と愚痴をこぼす。韓国政府の証券市場浮揚策にも株価は上がらず、米国などの海外証券市場に目を向ける投資家も少なくないため、韓国の資本市場の基盤が委縮するとの懸念が出ている。

実際、グローバル証券市場とは違った動きの韓国離れ現象は明らかだ。21日、KOSPIは前取引日より0.65%下がった2724.18で取引を終えた。昨年末(2655.28)に比べた上昇率は2.6%だ。同期間にコスダックは逆に2.3%下落した。

海外証券市場の状況は全く違う。企業業績の好調と金利引き下げの期待が証券市場に活力を吹き込み、記録的な強気相場が進んでいる。例えば20日(現地時間)、米ニューヨーク証券市場ではナスダック指数が1万6794.87で取引を終え、終値基準で史上最高記録を更新した。ダウ・ジョーンズ工業株30種平均株価も今月17日、初めて4万台を突破するなど高どまりを続けている。日本の日経平均株価は今年に入って21日までに16.4%上昇した。

事情がこうであるため、韓国の個人投資家らは国内の証券市場から離れている。韓国取引所・預託決済院の資料によれば、今年に入って今月20日までの間に個人投資家らはKOSPI、コスダックの株式9兆690億ウォン(約1兆400億円)分を売り越した。同じ期間に韓国の投資家らが買い入れた海外株式は57億4千万ドル(約7兆8千億ウォン=約9千億円)に達する。韓国銀行は3月に出した報告書「個人投資家の海外証券投資の特徴および評価」で、「民間部門の海外証券投資で個人が占める比重(残額基準)が2019年末の7.3%から昨年末には20%に上昇し、個人は主要機関投資家と肩を並べる投資主体として浮上した」と診断した。

ある資産運用会社の代表は「韓国証券市場は米国などとは異なり急速に成長する企業が見えず、株価変動性が大きい非優良銘柄がむしろ高評価された奇形的な姿」と指摘した。国際金融市場に精通した経済部処の官僚は「投資家の離脱が加速化すれば、企業も投資金調達が容易な米国証券市場に移り、韓国市場の基盤が急速に萎縮する恐れがある」と話した。

「韓国証券市場は先がない」…米国・日本は株価高騰、韓国だけが蚊帳の外(ハンギョレ新聞) – Yahoo!ニュース

なかなか悲惨な状況だよな。そりゃ、個人は儲かりそうな方向へ動くよな。つまり、個人にすら韓国企業の株価に魅力を感じないのだ。だから、この先は空売り禁止が解除されるはずなので、ますます韓国株は売られていくんじゃないか。しかし、空売り禁止にしてもほとんど上がらないコスピ。

半導体が復活して輸出で儲けるとか。アホな期待をしているのは韓国政府だけじゃないのか。投資家というのは一番、この国の経済状況に精通しているからな。その個人や期間が韓国株に魅力が無いと判断したのだから、どうしようもない。後は落ちていくだけだな。空売り禁止が解除されたらナイアガラも見られるかもしれないぞ。

今年に入って今月20日までの間に個人投資家らはKOSPI、コスダックの株式9兆690億ウォン(約1兆400億円)分を売り越した。同じ期間に韓国の投資家らが買い入れた海外株式は57億4千万ドル(約7兆8千億ウォン=約9千億円)に達する。

では、ネットの意見を見ておこうか。

1.一番KOSPIで比率大きいサムスン電子がさっぱり株価伸びて無いからな
そして、伸びる要素も無い。

2.出生率0.6で人類未踏の勢いで確実に萎む国に一体どんな投資価値があるの?
若者世代が主要競技者となるスポーツ界で早くもその行く末が示されてるんだから滅茶苦茶わかりやすいのに。市場云々以前に予選段階で脱落、検討すらされなくなってるんだって。

3.まだ空売り禁止してるのか?
前回は2020年3月16日~2021年5月
まで空売り禁止
 ↓
空売り解禁=サムスン電子株は
98000→54000ウオンに暴落して
信用買いしていた韓国人の個人の多くは
追証地獄だった。

4.日本のライバルはEUで韓国ではない。ってヨーロッパの学者に言われただろw

5.韓国経済低迷の中で、これといって急速に成長する企業もなく、海外投資家らは逃げ、国内投資家らも内情を把握し海外に目を向けている。 投資家らの離脱が加速化すれば、企業の運営資金も枯渇し挙句の果てに行き着くところは、いうまでもない。 委託生産に徹してきた韓国企業は、これといった技術開発もせず、尚更、先端技術開発もできない状況下の中で、先を見込めない企業に投資家らには、魅力がなく密着する理由もないということだろう。 米国や日本には、新技術を開発する技術や能力があり、期待の意味も込めて「株価高騰」に繋がっています。 いずれにしろ、韓国は相当に追い込まれていることの事実を素直に受け止め、何をどうしたら良いか、真の強力関係とはどういうものかを考察し行動しなければ、米日すら支えることもないだろう。

以上の5つだ。

まあ、韓国さんは最近、やってしまったんだよな。あのタマネギ男が日本の竹島に不法侵入したので、もう、韓国議員が訪日して日本から金を借りるのが難しくなった。自業自得といえばそうだが、タマネギ男はムン君の後継者は俺だというアピールするために竹島上陸を試みたのだ。

このために韓国は日本の支援を期待できない。今月末の日中韓の首脳会談で金をせびろうとするが、岸田総理はしっかり断れよ。お前らの議員は日本の竹島へ不法侵入しただろう。通貨スワップ破棄だとかいってくれないかな。ああ、減税したことを給料明細に記載せよとか少ない成果を自慢するアホな岸田総理に期待するのは無意味か。

韓国 「韓国証券市場は先がない」…米国・日本は株価高騰、韓国だけが蚊帳の外」への1件のフィードバック

  1. 岸田がアホなのは異論をまたない。で、タマネギが竹島に上陸しようがなんのその、おれはニッポンで一番偉いンだ!とばかり支援を連発するバカ文雄なのであった。ニッポンで役職上一番エラいのは認めるが、ニッポンで一番バカなのは揺るがない。今一番嫌われものだろうな。今日は久しぶりに2本の記事がでた。管理人氏の解説は面白い。このまま続けてくれるとありがたいな。なにせ一日中ねているのだ。なんの罰ゲームなんだかな!

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