韓国経済、UAEが韓国に軍事協定を要求!文在寅政権に難色を示す 野党「国益が懸かったデリケートな外交問題を『積弊清算』として追い立て、それがブーメランになって返ってきた」
記事要約:今回はタイトルが長いのだが、例のUAE原発受注に対して韓国軍が常駐し、原発を守るようにUAEと契約したわけだが、それを修正しようという動きが1月ぐらいにあった。しかし、UAEの王子が韓国を名指しで批判したことで、明博政権で本当に非公開の軍事了解覚書(MOU)が交わされていたことが白日の下にさらけ出された。
https://kankokukeizai.kill.jp/wordpress/2018/01/%e5%bf%85%e8%aa%ad%ef%bc%81%e9%9f%93%e5%9b%bd%e7%b5%8c%e6%b8%88%e3%80%81%e3%80%90%ef%bd%95%ef%bd%81%ef%bd%85%e3%81%a0%e3%81%91%e3%81%a7%e3%81%af%e3%81%aa%e3%81%8f%e3%82%a2%e3%83%a9%e3%83%96%e5%85%a8/
今回はこの非公式なMOUを正式な軍事協定としたいとUAE側が要求してきたわけだ。つまり、韓国がこれを結ぶことになれば、まさに火中の栗を拾う事態となるわけだ。何しろ、中東問題が起これば韓国軍は中東に遠征することになる。良かったな。最高に面白そうだ。
しかし、さすがに韓国内の世論では反対されることはわかっているし、国会でこのような軍事協定が批准されるわけがない。だが、それでUAEが納得するわけないんだよな。なぜなら、原発受注の裏合意に含まれるからだ。
>アラブ首長国連邦(UAE)が、李明博(イ・ミョンバク)政権当時に韓国と締結した非公開の軍事了解覚書(MOU)を正式な軍事協定に切り替え、国会での批准同意もしてほしいと韓国政府に要求していることが27日までに分かった。
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>しかし韓国政府は、国内の政治状況や外交的に微妙な問題であることを考慮すると、国会での批准同意は困難という立場を取っている。韓国大統領府(青瓦台)および外交チャンネルを通して、交渉で解決しようと説得しているが、UAE側が受け入れるかどうかは未知数だ。
UAEが受け入れるはずないだろう?なら、原発がテロリストに占領されたら、誰が取り返すんだ?中東は治安が良い場所ではないのだぞ。原発がテロリストに標的になる可能性だって十二分にある。そういったときに原発を守るのが韓国軍の役割だ。
もちろん、UAEの協力があってこそ。なら、正式な軍事協定にしておかないと、色々とややこしいことになると。UAE側の主張はもっともだ。正式な軍事協定となれば知らぬでは通らないからな。
>しかしUAE政府はその後、両国間の協議の過程で、MOUを具体的な軍事協定に転換して国会で批准同意を受けるよう要求してきた。韓国政府の関係者は「有事の際におけるUAEへの韓国の軍事支援や介入の問題が表面化した場合、ほかの中東諸国が問題を提起する可能性がある」「国民的同意を得るのも困難だろう」と語った。
当たり前だ。UAEは元々、そういうつもりだったのがMOUなのだから、当然、韓国政府に要求するだろう。別に断ってもいいが、それは契約違反だよな?原発受注だけではなく、他にも色々と失うぞ。アラブ人は約束を守らないと怖いぞ、日本みたいに甘くない。
>UAEの国会批准要求を拒否した場合、韓国型原発はもちろん、UAEに進出した韓国企業にも悪影響が及びかねないのだ。野党では「国益が懸かったデリケートな外交問題を『積弊清算』として追い立て、それがブーメランになって返ってきた」と指摘している。
文在寅大統領もそっとしておけばいいものを、MOUが非公開だったことまで暴露したからな。もはや、隠すこともできなくなった。なら、正式な軍事協定とする。それが協力というものだ。
別に断ってもいい。ちょっと韓国への原油の輸出がなくなるだけだ。ちょっと韓国企業に悪影響があるだけだ。いいじゃないか。前の政権が約束したことなんて無効だ。日韓慰安婦合意と同じだろう?相手が日本でなく、UAEだけのこと。
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〔北朝鮮、韓国、朝鮮半島有事〕のまとめ
韓国経済、UAEが韓国に軍事協定を要求!文在寅政権に難色を示す 野党「国益が懸かったデリケートな外交問題を『積弊清算』として追い立て、それがブーメランになって返ってきた」
アラブ首長国連邦(UAE)が、李明博(イ・ミョンバク)政権当時に韓国と締結した非公開の軍事了解覚書(MOU)を正式な軍事協定に切り替え、国会での批准同意もしてほしいと韓国政府に要求していることが27日までに分かった。
しかし韓国政府は、国内の政治状況や外交的に微妙な問題であることを考慮すると、国会での批准同意は困難という立場を取っている。韓国大統領府(青瓦台)および外交チャンネルを通して、交渉で解決しようと説得しているが、UAE側が受け入れるかどうかは未知数だ。
文在寅(ムン・ジェイン)政権は昨年末、この軍事MOUを修正しようと要求したが、UAEとの外交摩擦に突き当たった。大統領まで乗り出してどうにか取り繕ったが、わずか8カ月で再び問題が膨れ上がっているのだ。外交関係者の間からは「李明博政権時代の軍事MOUに触れたことがやぶ蛇になった」という声が上がっている。
2009年、当時の李明博政権はUAEの原発を受注するとともに、アーク部隊(UAE軍事訓練協力団。Akh Unit)の派遣を含め、有事の際に韓国軍がUAEを支援するという内容の軍事MOUを締結した。UAEに対する軍事支援は中東諸国の反発を買いかねないデリケートな内容だということで、MOU形式にされた。当時、軍事協力を推進していた金泰栄(キム・テヨン)元国防長官は「国益のため最善を選んだ」と語った。
ところが文在寅政権は「MOUに問題がある」として、UAE側に修正を求めた。UAEが強く反発すると、大統領府はイム・ジョンソク秘書室長を特使として派遣し、文在寅大統領もUAEを訪問して問題を取り繕った。
しかしUAE政府はその後、両国間の協議の過程で、MOUを具体的な軍事協定に転換して国会で批准同意を受けるよう要求してきた。韓国政府の関係者は「有事の際におけるUAEへの韓国の軍事支援や介入の問題が表面化した場合、ほかの中東諸国が問題を提起する可能性がある」「国民的同意を得るのも困難だろう」と語った。
複数の韓国政府関係者が伝えたところによると、イム・ジョンソク大統領秘書室長は近々UAEナンバー2のハルドゥーン・アブダビ執行関係庁長官と電話会談を行い、問題について話し合うという。ハルドゥーン長官がイム秘書室長との電話会談でも国会批准同意を要求し続けた場合、韓国政府としては外交上難関に突き当たりかねない。
UAEの国会批准要求を拒否した場合、韓国型原発はもちろん、UAEに進出した韓国企業にも悪影響が及びかねないのだ。野党では「国益が懸かったデリケートな外交問題を『積弊清算』として追い立て、それがブーメランになって返ってきた」と指摘している。
積弊の清算
文在寅大統領が5月の大統領選で掲げたキャッチフレーズ。「積弊」は長い間に積もり重なった害悪を意味する。文政権は保守政権下の権力機関や経済、社会に定着した慣行・制度、政策の洗い直しを進めるとしている。
(http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2018/08/28/2018082801017.html)