日別アーカイブ: 2024年5月24日

韓国経済 サムスン 30年超格差守ったメモリー半導体も揺らぐ

韓国経済 サムスン電子がついに半導体のトップを交代させたようだが、トップを交代させたところで劇的なに何かが変わることはない。そもそもサムスン電子が世界的なシェアを維持できたのは単に半導体の価値を米国が大して重要だと考えていなかったからだ。特にメモリー半導体なんてそうである。サムスン電子は半導体分野で日本から素材や機械を輸入して、国内で生産するという組み立て工場を続けてきた。

しかし、それもトランプ前大統領の時代から本格的に始まった米中新冷戦を始め、コロナ禍、ロシア・ウクライナ戦争などによって半導体の重要性が再認識された。これによって半導体は日本でも国の経済安全保障という位置づけとなり、日の丸半導体を復活に向けて、世界半導体最大手の台湾のTSMCを招致して、日本の大企業が出資して2ナノ半導体量産を夢見た「ラピダス」が誕生した。

さらに世界のイノベーションとなって生成AIの誕生で最先端の半導体開発競争に世界中の国々が参加していく。対中半導体規制を食らった中国を始め、米国、ドイツなど半導体開発や設計に強い国家が自国で半導体を強化し始めた。さらにインドまで加わり,半導体を巡る競争はますます過熱化していく。もう、半導体はニッチ産業ではないのだ。だから、サムスン電子は半導体分野で勝つ見込みはない。それが今の時代の流れというやつだ。

この時代の流れというのは本当、止められないのだ。コロナ禍で世界の人々の運命が大きく影響したように、生成AIの驚くべき進化は我々に想像も出来ない技術革新をもたらすが、確実にクリエイターや翻訳家など多くの分野の仕事を奪っていく。それも恐ろしい速さでだ。心配する必要はないという声もあるが、一番心配しないといけないのは実は若者の世代なんだよな。今、10代や、20代でトントン拍子で就職出来たとしても、生成AIの進化でその仕事がなくなる可能性がある。

だから、生成AIの最先端「エヌビディア」の決算というのはそういう意味でも重要だ。それでエヌビディアの決算が出てきたわけだが、どうやら市場予想を上回って好調らしい。つまり、今年も生成AIブームは持続するてことだ。

では、記事を引用しよう。

  • 5月22日(アメリカ東部時間)に第1四半期の決算を発表したエヌビディアの株価は大きく跳ね上がった。
  • GPU事業の継続的な好調により、売上と利益は予想を上回った。
  • エヌビディアは配当を増やし、1株につき10株の株式分割を発表した。

エヌビディア(Nvidia)は5月22日(アメリカ東部時間)に第1四半期の決算を発表し、同社の株価はの時間外取引で過去最高値を更新した。

決算発表後、チップメーカーの株価は急騰し、1株あたり1000ドルを超えた。同社は、H100を中心とするAI対応GPUチップの継続的な成功により、売上高が前年同期比で262%急増したと報告した。

決算の主な数字は以下の通り:

  • 売上高:260億4000万ドル(アナリスト予想246億5000万ドル)
  • データセンター分野の売上:226億ドル、前年同期比427%の急増
  • 調整後1株当たり利益:6.12ドル(アナリスト予想5.59ドル)

Nvidiaはまた、第2四半期の売上高ガイダンスを、アナリスト予想の266億1000万ドルに対し、280億ドルと堅実なものとし、下半期にリリース予定の次世代GPUチップ「Blackwell」を顧客が待ち望む中でも、好調な売上が続くとの見通しを示した。

「我々は次の成長の波に向かっている。Blackwellプラットフォームはフル稼働しており、1兆パラメータ規模のジェネレーティブAIの基盤を形成する」とジェンスン・フアン(Jensen Huang)CEOは述べた。

また、同社は、来月から1株を10株に分割すると発表した。さらに、四半期配当を0.04ドルから0.10ドルへと150%増額した。

「莫大な期待に直面しても、同社は再びステップアップし、結果を出した。常に重要なデータセンター分野の収益は好調で、将来の収益も印象的だった。要するに、ハードルは高かったが、それを再びクリアしたのだ」とカーソン・グループ(Carson Group)のライアン・デトリック(Ryan Detrick)は述べた。

エヌビディアの第1四半期決算、売上・利益ともに予想を上回る…株式分割、増配も発表 | Business Insider Japan

これはエヌビディアが米国企業を全て抜いて時価総額でトップに立つときもやってくるんじゃないか。売上高は260億ドル、つまり、日本円で約4兆円だ。しかも、データーセンター分野の売上が前年比で427%の急増とか凄すぎるだろう。しかも、高い市場の期待をさらに上回るとか。

まさに今のエヌビディアはEV好調時代のテスラを見ている感じだよな。まあ、何処まで続くはわからないが、生成AIにはまだまだ可能性があるてことだ。このようにエヌビディアが好調なので、エヌビディアに高勝ちの半導体チップを提供しているSKハイニックスは大きな恩恵を受けると思われる。しかし、サムスン電子はそれが出来ていない。気がつけばSKハイニックスにも負けていると。

では、記事を引用しよう。

サムスン電子の半導体トップ交代の背景には、年末の定期人事まで待つのが難しいほど厳しい市場状況がある。サムスン電子は半導体設計からファウンドリー(委託生産)、メモリー生産まで包括する世界最大の総合半導体企業に成長したが、最近人工知能(AI)を中心に技術の流れが急速に変わり、現在の複雑で重い事業構造が負担になっているという評価も出ている。

今回の人事はサムスンのさまざまな半導体事業が各個撃破に遭い守勢に追い込まれたことから、刷新の刀を抜いたと分析される。

中央処理装置(CPU)やグラフィック処理装置(GPU)のような核心チップを開発するエヌビディア、AMD、クアルコム、インテルなどが新しい設計を試みてAI市場の需要を吸収する間、サムスン電子はこの分野で特別な成果を出すことができなかった。システムLSI事業部が独自に設計したモバイルアプリケーションプロセッサ(AP)のエクシノスは現在アップル、クアルコム、台湾メディアテックなどに押されシェアは1桁台にすぎない。

これに対しチップセット設計分野で競合会社に選ばれるクアルコムは21日にマイクロソフト(MS)と組んでAI用PC向けプロセッサ市場にまで進出し格差を広げた。サムスンは2019年に独自のCPU開発チームを解散している。半導体業界関係者は「冷静に言えば核心チップ設計市場でサムスンは隅に追いやられた」と評価した。

サムスン電子が莫大な投資を注ぎ込んだファウンドリー事業の場合、2022年に世界で初めて3ナノメートル(ナノは10億分の1)ゲート・オール・アラウンド(GAA)工程の量産に成功したが、市場は台湾TSMCが圧倒的1位を維持している。何よりサムスンが30年間歩留まりと生産量、技術力で圧倒的なトップを守ってきたメモリー半導体でも揺らいでいることが今回の人事の決定打になったという分析が出ている。

サムスン、30年超格差守ったメモリー半導体も揺らぐ | Joongang Ilbo | 中央日報 (joins.com)

どんな企業もそうだが浮き沈みがある。ずっと成長を維持できるような企業は存在しない。サムスン電子も同様だ。ここから韓国経済崩壊と共に地に落ちていくと。半導体主力のサムスン電子が落ちていけば,もう、韓国が浮上する未来はない。もう、カウントダウンが始まっているのだよ。韓国は半導体で利益を出せなくなった瞬間、数百億ドルの貿易赤字と経常収支赤字で死ぬしかない。

まさに2022年がそうだったようにあれがこの先もずっと続くわけだ。何しろ、韓国には半導体しかないからだ。半導体が転ければ全てが終わる。その筆頭のサムスン電子が終われば韓国も終わる。まあ、サムスン電子は半導体事業を分割して米企業に吸収されるかもしれないが。もう、本体、いらないものな。

そんな未来を思い浮かべて半導体トップを刷新したようだが、それでなんとかなるとでも。たいした技術もないのに薄利多売商法で稼げた時代は過ぎ去った。国の巨額支援を受けて世界中の大企業が本気で半導体開発に乗り出した時点で、サムスン電子に勝ち目がない。だって韓国政府は金がないから1500億円程度しか支援できないものな。日本や米国を始め、他国が数兆円出しているのにな。

では、ネットの意見を見ておこうか。

1.この記事には書いて無いみたいだけど
HBM分野でTSMCとSKハイニックスが組むのも大分サムスン電子は焦ってる模様

2.30年前まで日本が半導体製造でも最先端だった
30年前に日米半導体協定で日本での製造が規制された
最近になって日本での製造が許可された

だけの話

だから台湾の半導体業界も韓国と同じように隆盛してる

3.技術を簡単にパクれなくなった現在、韓国だけで立ち向かうのは無理があるのでは
でも他国に嫌われすぎているから、どこも組んでくれないよね

4.日本は失われた30年を取り戻し始めたな
半導体協定で韓国に奪われたのと円高に苦しめられたけどやっと終わった

5.そりゃあ、新しい規格生み出して行ければ最先端走り続けられるかも知れんが、そうでなければ追いつかれても不思議じゃないだろ。

6.日米半導体戦争の時代は国際政治だから政商が闊歩したけと
米支半導体戦争の今は開発競争だから開発の現場を経験したエンジニアが仕切るときになってる
新しいモノを作れなければ死が待っている
開発の現場を知らない政商禿や三星電子が生き残るのはかなり難しい時代

7.で、その30年もの長きに渡る繁栄の中で、一体どれほどの科学的発見なり、発明なり、画期的製品なり、カンバン方式級の生産方式なり、といった人類に貢献できる文明的副産物を生み出せたんだっけ?
まさかこんだけ長期間、こんだけ大規模に投資し続けてきて、本当にただのメモリ組立工場だけを作ってた、てことはないよね?

8.韓国の場合、少子化の進展で国内需要が激しく萎むのでどんな産業も成り立たなくなる
いずれ餓死国家の北と一体化してさらにジリ貧になり中国に吸収される

9.一本足打法の一本足が骨折したらどうするの?

10.半導体の製造装置や素材を日本から買ってたからずっと対日赤字だったろw

以上の10コだ。

こちらは韓国経済が破綻してもサムスン電子が生き残ると今までは考えていたのだが、もしかしたら、その考えを改めるときが来ているかもしれないな。韓国が滅びるより先にサムスン電子が終わりを迎えそうな予感がでてきた。半導体が転ければサムスン電子は何もない。逆に万年赤字のSKハイニックスが生き残る未来だってあるのか。

サムスン電子は30年経過してもイノベーションを起こすこともできず、分野トップのパクリをしていただけだからな。ファーストフォロワー戦略とか、ただのパクりを無理に擁護していた韓国メディアさん。今、どんな気持ちですかね。今の時代は技術を盗むこともできない。半導体開発には莫大な研究費がかかる。それだけではない。生産するのもそうだ。サムスン電子は半導体だけの分野で商売しているわけでもない。するとどうしても投資が分割されてしまう。

ただでさえ、半導体の設備投資が毎年、数兆円かかるのにたいした利益も出せないんじゃ赤字である。サムスン電子の半導体復活とか書いてある韓国メディアも多いが、数兆円の設備投資を引いたら本当に利益が出ているんですかね?まあ、まず無理だよな。

しかし、韓国の半導体1本足打法もそろそろ骨折ですか。サムスン電子の状態だと骨折とかじゃないよな。もう、複雑骨折ぐらいしているんじゃないか。もう、負傷した一本足で弾を撃ち返すのも無理だぞ。そのうち骨折どころか。切断とかになってジーエンドだ。

先ほど少し触れたがこれが時代の流れである。技術進化がめまぐるしい時代において、その技術に精通していかないとどんな企業も生き残れない。だから、グーグルやアップルなどもマイクロソフトに遅れていた生成AIの開発に全力を注いでいる。サムスン電子はそれができなかったから、もはや、その半導体地位もインテルやTSMCに明け渡すことになったと。

ここから逆転するには相当難しいというか、不可能だよな。エヌビディアはさらなる飛躍を遂げそうだもんな。

韓国 「韓国証券市場は先がない」…米国・日本は株価高騰、韓国だけが蚊帳の外

韓国 そりゃそうだろう。結局、韓国証券市場、コスピはサムスン電子によって支えられている。サムスン電子の時価総額はコスピで2割を占めている。つまり、サムスン電子の株価が停滞している現状において、コスピが上がるということはほとんどない。

韓国の半導体は1本足打法もそろそろ骨折どころか、複雑骨折や切断といった状況に陥っている。サムスン電子は半導体のトップを刷新して危機感を露わにしているが、トップを入れ替えたぐらいで業績が向上するなら誰も苦労しない。サムスン電子の半導体は馬鹿にしていたSKハイニックスよりも格下の扱いを受けているのだ。

しかも、ここに来て米利下げ観測が長期化しそうな動きがある。それはFOMCの議事要旨である。これをまずはおさえておこう。

【NQNニューヨーク=横内理恵】22日の米株式市場でダウ工業株30種平均は反落し、前日比201ドル95セント(0.50%)安の3万9671ドル04セントで終えた。米連邦準備理事会(FRB)が午後に公表した4月30日〜5月1日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で参加者が強いインフレ警戒の姿勢を示していたことが明らかになった。米主要株価指数が最高値圏にあるなか、足元で上昇が目立っていた景気敏感株の一角などに売りが出た。

FOMC議事要旨で参加者は「最近の指標はディスインフレの過程に想定していたより時間がかかりそうなことを示した」との認識だった。数人の参加者はインフレリスクが高まることなどで適切とされるなら「追加引き締めをいとわない」と指摘していた。前回のFOMCはインフレ鈍化を示した4月の米消費者物価指数(CPI)発表前の開催だったが、「市場ではタカ派的に受け止められた」(シーミス・トレーディングのジョゼフ・サルッジ氏)との声があった。

ダウ平均は前週末に初めて節目の4万ドルを超え、多くの機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数なども前日にかけて最高値を更新した。年内の米利下げ期待や米経済への楽観を背景に相場上昇が続いてきたため、過熱感が意識されやすかった。ダウ平均は一進一退で始まった後、午後に主力株に持ち高調整や利益確定の売りが広がり、下げ幅が300ドルを超える場面があった。

ダウ平均の構成銘柄ではないがエヌビディアが通常取引終了後に発表する2024年2〜4月期決算や5〜7月期見通しを見極めたいとして買いを手控える動きもあった。エヌビディアの業績はデータセンターや人工知能(AI)開発需要の勢いを映し、相場全体やハイテク株全般の先行きに影響を与える可能性がある。エヌビディアは反落して終えた。

ダウ平均の構成銘柄ではないが、小売りのターゲットが大幅下落した。22日朝発表した四半期決算で1株利益が市場予想に届かなかった。決算説明会の幹部コメントなどからも米消費の先行き不透明感が意識され、相場の重荷となった面があった。

NYダウ反落201ドル安 FOMC議事要旨うけ利益確定売り – 日本経済新聞 (nikkei.com)

エヌビディアの決算について市場予想を上回るほど好調だったのだが、その決算発表前でも、FOMCの議事要旨で利益確定売りが先行した。議事要旨を別記事でも見てもFRBは利下げする感じはしない。

(ブルームバーグ): 米連邦公開市場委員会(FOMC)が4月30日-5月1日に開いた会合では、政策金利をより長期に高水準で維持することが望ましいとの認識で当局者が一致した。またインフレ率を当局の目標に下げる上で金融政策が十分に景気抑制的かどうかを巡り、「多く」が疑問を抱いていた。5月22日に公表された議事要旨で明らかになった。

議事要旨によれば、参加者は金融政策が「良い位置にある」と分析。その一方で、正当化されるなら追加引き締めにも前向きだとさまざまな当局者が言及した。

FOMC議事要旨、より長期に高水準での政策金利維持が望ましい(Bloomberg) – Yahoo!ニュース

このような発表があってダウは下落した。問題はこの議事要旨発言を受けてドル円で円がまた下がっているてことだ。一時期は157円まで落ちているがなんとか156円台といったところだ。どう見ても利下げがいつになるかが微妙なところだ。証券市場では米消費者物価指数が少し鈍化したことを受けて、9月だという予想が多くなっているが、彼らの声よりもFRBは利下げに慎重な姿勢を見せているのが明白だ。

さらに酷いのは次の5月23日のダウだ。エヌビディアの決算が発表された後なのに-600ドルも下がっているのだ。この動きも見ておくか。ついでに米購買担当者景気指数も出てくる。

【NQNニューヨーク=稲場三奈】23日の米株式市場でダウ工業株30種平均は続落し、前日比605ドル78セント安の3万9065ドル26セント(速報値)で終えた。下げ幅は一時630ドルを超えた。インフレ圧力の強さから、米連邦準備理事会(FRB)が利下げ転換に慎重になっているとの見方が売りにつながった。主要な株価指数が最高値圏にあるなかで利益確定の売りも出た。

朝発表の週間の米新規失業保険申請件数は21万5000件と、ダウ・ジョーンズ通信がまとめた市場予想(22万件)を下回った。同日にS&Pグローバルが発表した5月の米購買担当者景気指数(PMI)速報値は製造業が50.9、サービス業が54.8と、どちらも市場予想(50.0、51.5)以上だった。米経済の底堅さがインフレの沈静化に影響するとの受け止めは株式相場の重荷となった。

前日公表の4月30日〜5月1日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨を受け、インフレ長期化を警戒するFRBが利下げ開始の判断に慎重になる可能性も意識された。米長期金利の上昇(債券価格の下落)も株式の相対的な割高感につながった。ダウ平均は前週に初めて4万ドル台に乗せており、高値警戒感からの利益確定の売りも出やすかった。「最高値更新が続いた後で、市場全体に調整ムードが広がっていた」(Bライリーのアート・ホーガン氏)との声があった。

ダウ平均の構成銘柄はほぼ全面安だった。ボーイングが一時7.7%安と大きく下げた。23日開催の投資家向け説明会で2024年12月期通期のフリーキャッシュフロー(純現金収支)がマイナスになる可能性を示したと伝わったことが嫌気された。その他にはインテルやマクドナルド、ジョンソン・エンド・ジョンソンも下げが目立った。

ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は続落し、前日比65.511ポイント安の1万6736.033(速報値)で終えた。テスラやメタプラットフォームズなどが下げた。一方、前日夕に好決算を発表したエヌビディアは大幅高だった。

米国株、ダウ大幅続落 下げ幅600ドル超 インフレ圧力意識した売り – 日本経済新聞 (nikkei.com)

これを見ればわかるがどう見てもエヌビディアの一人勝ちなんだよな。まあ、エヌビディアの決算がとても良かったのでこの結果は当然だが、ダウが-600ドル下がって39000ドルを割れそうな数値となっている。これだと日経平均株価が心配だよな。エヌビディアの決算を受けて日経平均株価が461円と大きく上昇したのだが、24日の日経平均株価にどう影響してくるのか。

では、本題に入ろうか。

ダウや日経平均株価は下がっても、まだ39000ドルや39000円と高い数値を維持している。さすがに4万ドルとか、4万円までは遠くなってきているが、日経平均株価は本来は3万円でも凄いといわれていたものだ。それが30年ぶりのバブル超えを果たしたのだから、多少、下がったところでびくともしない。問題は韓国株だ。サムスン電子が振るわないので外国人投資には期待できない。そして、個人も韓国株を売り払って、日本や米国に投資する。それが今の現状だ。

では、記事を引用しよう。

韓国だけが疎外され、個人も株を売り払う

「韓国の証券市場は先がない」

KOSPI(韓国有価証券市場)やコスダック市場に投資する個人投資家らは公然と愚痴をこぼす。韓国政府の証券市場浮揚策にも株価は上がらず、米国などの海外証券市場に目を向ける投資家も少なくないため、韓国の資本市場の基盤が委縮するとの懸念が出ている。

実際、グローバル証券市場とは違った動きの韓国離れ現象は明らかだ。21日、KOSPIは前取引日より0.65%下がった2724.18で取引を終えた。昨年末(2655.28)に比べた上昇率は2.6%だ。同期間にコスダックは逆に2.3%下落した。

海外証券市場の状況は全く違う。企業業績の好調と金利引き下げの期待が証券市場に活力を吹き込み、記録的な強気相場が進んでいる。例えば20日(現地時間)、米ニューヨーク証券市場ではナスダック指数が1万6794.87で取引を終え、終値基準で史上最高記録を更新した。ダウ・ジョーンズ工業株30種平均株価も今月17日、初めて4万台を突破するなど高どまりを続けている。日本の日経平均株価は今年に入って21日までに16.4%上昇した。

事情がこうであるため、韓国の個人投資家らは国内の証券市場から離れている。韓国取引所・預託決済院の資料によれば、今年に入って今月20日までの間に個人投資家らはKOSPI、コスダックの株式9兆690億ウォン(約1兆400億円)分を売り越した。同じ期間に韓国の投資家らが買い入れた海外株式は57億4千万ドル(約7兆8千億ウォン=約9千億円)に達する。韓国銀行は3月に出した報告書「個人投資家の海外証券投資の特徴および評価」で、「民間部門の海外証券投資で個人が占める比重(残額基準)が2019年末の7.3%から昨年末には20%に上昇し、個人は主要機関投資家と肩を並べる投資主体として浮上した」と診断した。

ある資産運用会社の代表は「韓国証券市場は米国などとは異なり急速に成長する企業が見えず、株価変動性が大きい非優良銘柄がむしろ高評価された奇形的な姿」と指摘した。国際金融市場に精通した経済部処の官僚は「投資家の離脱が加速化すれば、企業も投資金調達が容易な米国証券市場に移り、韓国市場の基盤が急速に萎縮する恐れがある」と話した。

「韓国証券市場は先がない」…米国・日本は株価高騰、韓国だけが蚊帳の外(ハンギョレ新聞) – Yahoo!ニュース

なかなか悲惨な状況だよな。そりゃ、個人は儲かりそうな方向へ動くよな。つまり、個人にすら韓国企業の株価に魅力を感じないのだ。だから、この先は空売り禁止が解除されるはずなので、ますます韓国株は売られていくんじゃないか。しかし、空売り禁止にしてもほとんど上がらないコスピ。

半導体が復活して輸出で儲けるとか。アホな期待をしているのは韓国政府だけじゃないのか。投資家というのは一番、この国の経済状況に精通しているからな。その個人や期間が韓国株に魅力が無いと判断したのだから、どうしようもない。後は落ちていくだけだな。空売り禁止が解除されたらナイアガラも見られるかもしれないぞ。

今年に入って今月20日までの間に個人投資家らはKOSPI、コスダックの株式9兆690億ウォン(約1兆400億円)分を売り越した。同じ期間に韓国の投資家らが買い入れた海外株式は57億4千万ドル(約7兆8千億ウォン=約9千億円)に達する。

では、ネットの意見を見ておこうか。

1.一番KOSPIで比率大きいサムスン電子がさっぱり株価伸びて無いからな
そして、伸びる要素も無い。

2.出生率0.6で人類未踏の勢いで確実に萎む国に一体どんな投資価値があるの?
若者世代が主要競技者となるスポーツ界で早くもその行く末が示されてるんだから滅茶苦茶わかりやすいのに。市場云々以前に予選段階で脱落、検討すらされなくなってるんだって。

3.まだ空売り禁止してるのか?
前回は2020年3月16日~2021年5月
まで空売り禁止
 ↓
空売り解禁=サムスン電子株は
98000→54000ウオンに暴落して
信用買いしていた韓国人の個人の多くは
追証地獄だった。

4.日本のライバルはEUで韓国ではない。ってヨーロッパの学者に言われただろw

5.韓国経済低迷の中で、これといって急速に成長する企業もなく、海外投資家らは逃げ、国内投資家らも内情を把握し海外に目を向けている。 投資家らの離脱が加速化すれば、企業の運営資金も枯渇し挙句の果てに行き着くところは、いうまでもない。 委託生産に徹してきた韓国企業は、これといった技術開発もせず、尚更、先端技術開発もできない状況下の中で、先を見込めない企業に投資家らには、魅力がなく密着する理由もないということだろう。 米国や日本には、新技術を開発する技術や能力があり、期待の意味も込めて「株価高騰」に繋がっています。 いずれにしろ、韓国は相当に追い込まれていることの事実を素直に受け止め、何をどうしたら良いか、真の強力関係とはどういうものかを考察し行動しなければ、米日すら支えることもないだろう。

以上の5つだ。

まあ、韓国さんは最近、やってしまったんだよな。あのタマネギ男が日本の竹島に不法侵入したので、もう、韓国議員が訪日して日本から金を借りるのが難しくなった。自業自得といえばそうだが、タマネギ男はムン君の後継者は俺だというアピールするために竹島上陸を試みたのだ。

このために韓国は日本の支援を期待できない。今月末の日中韓の首脳会談で金をせびろうとするが、岸田総理はしっかり断れよ。お前らの議員は日本の竹島へ不法侵入しただろう。通貨スワップ破棄だとかいってくれないかな。ああ、減税したことを給料明細に記載せよとか少ない成果を自慢するアホな岸田総理に期待するのは無意味か。