韓国経済、ウォンが対ドルで上昇…2カ月ぶりに1ドル=1150ウォン台に
記事要約:韓国のウォンが対ドルで上昇したのが先週の動きだが、どうやら今週もそうなっているようで2ヶ月ぶりに1ドル=1150ウォン台と、適正レートに戻ってきた。韓国の適正レートは1100~1150までの間。つまり、1150ウォンまで戻れば何の心配もなくなる。
もっとも、これは米中貿易戦争の緩和がG20での米中会談で進展するのではないかという期待からのドル高という見方が強い。だから、G20まではほとんどの投資家は様子見だと思われる。韓国ウォンもそんな感じなのでまだ安心という状況にはほど遠い。結局、米中次第てことになる。
2週間のチャートの動きを確認しておく。管理人は1180ウォン台を維持するかと思っていたら、米中貿易戦争の緩和するかもしれない期待感と米国の利下げの噂まででてきて、韓国経済には良い材料が重なった感じだ。
それだけで一気に30ウォンも下がるのは作為的な気がするが、この時期に韓国銀行が政策金利引き下げに動けるかに注目だ。管理人は利下げするタイミングはもう遅いぐらいだと思っている。
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韓国経済、ウォンが対ドルで上昇…2カ月ぶりに1ドル=1150ウォン台に
為替相場が急激なウォン高ドル安傾向を継続し、2カ月ぶりに1ドル=1150ウォン台までドル安が進んだ。この5取引日の間に30ウォン下がった。
24日のソウル外国為替市場で為替相場は7.50ウォンのウォン高ドル安となる1ドル=1156.50ウォンで取引を終えた。終値基準で1150ウォン台までウォンが上昇したのは4月29日の1158.50ウォン以来。
為替相場は先月17日に米中貿易紛争や輸出不振の懸念などが重なり1ドル=1195.70ウォンでドルが年初来高値を記録した。しかしその後は急激なドル高への負担から調整を受け、今月中旬以降には米中首脳会談に対する期待と米連邦準備制度理事会(FRB)の金利引き下げ見通しなどが反映され急速なドル安に転じた。FRBは19日に政策金利と関連した声明書で「忍耐心」という文言を削除した。
サムスン先物のチョン・スンジ研究員は「米国の利下げへの期待とともに輸出企業がこの日売りを浴びせドルの下げ幅が大きくなった」と説明した。
https://japanese.joins.com/article/795/254795.html?servcode=300§code=300