韓国経済、韓国人、ほぼ毎日WHO基準超過の「第1級発ガン性物質」吸う

韓国経済、韓国人、ほぼ毎日WHO基準超過の「第1級発ガン性物質」吸う[

記事要約:ついに書いてしまったか。中国の黄砂やPM2.5のせいにしても自分たちの環境が酷いことに何も変わらない。しかも、この前の調査では大気汚染はこの数年で更に悪化していた。でも、韓国人はそれほど気にしていないようだから酷い環境でも生きていけるという証左なのだろう。ほぼ毎日、基準超過の第1級発ガン性物質吸ってもこうして生きてるんだから、むしろどんな環境でも生きていけるな。

この調査で大事なのは韓国に行けばガンになる危険性が高まるということ。つまり、間違っても何かの旅行経由(トランジット)でも訪れない方がいいわけだ。

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韓国経済、韓国人、ほぼ毎日WHO基準超過の「第1級発ガン性物質」吸う[

ソウルをはじめとする韓国の粒子状物質汚染は果たしてどの水準だろうか。最近、世界保健機関(WHO)と米国のエール・コロンビア大学の研究チームが出した環境成果指数(EPI)報告書を基に比較してみると他国に後れを取っている。特に経済協力開発機構(OECD)加盟国の中で韓国の大気汚染は最悪だ。

12日、WHOは世界103カ国・約3000都市の粒子状物質汚染度を発表した。この報告書を基に中央SUNDAYが世界96カ国の首都のPM2.5(微小粒子状物質)の年平均汚染度を比較した結果、ソウルは年平均24マイクログラム毎立方メートルで中間程度の55位だった。

だがOECDの34加盟国の首都だけを比較した結果、ソウルは30位を記録した。OECD加盟国の首都の中でソウルよりも汚染が激しいのはトルコのアンカラとチリのサンティアゴ、ポーランドのワルシャワ、ハンガリーのブダペストだけだった。最もきれいなニュージーランドのウェリントンは、6マイクログラム毎立方メートルでソウルの4分の1に過ぎなかった。

またエール・コロンビア大学で16日に発表した世界各国のEPI報告書によれば、韓国の全体評価は80位だった。だが大気汚染部門に限ってみると180カ国中173位にとどまった。
韓国よりも大気汚染が激しいと評価された国はミャンマー・パキスタン・ラオス・インド・中国・バングラデシュだった。韓国はOECD加盟国の中で最下位だった。EPI報告書はエール大などが2年ごとに各国の環境汚染と環境政策などを評価して出す。

大気汚染部門で韓国が特に低い評価を受けたのは大気汚染自体が激しいこともあるが、都市化がかなり進行したためだ。WHO基準を超過する大気汚染にさらされている人口比率が高いということだ。
実際に2014年全国のすべての測定所で得た年平均粒子状物質(PM10)濃度はWHOの年平均基準20マイクログラム毎立方メートルを超過した。韓国人の100%がWHO基準を超過した粒子状物質を吸って暮らしているということだ。

WHOは粒子状物質を第1級の発ガン性物質としている。

先月29日英国バーミンガム大学応用健康研究所のニール・トーマス博士チームは「がん疫学・生体標識・予防」に発表した論文を通じて「大気中の粒子状物質が10マイクログラム毎立方メートル増加すれば、いかなる形でもがんで死亡する確率が22%高まる」と明らかにした。この研究は1998~2001年香港に居住する65歳以上の高齢者6万6280人を募集し、2011年まで大気中の粒子状物質濃度とともに追跡して分析した結果だ。

国内でも粒子状物質汚染による健康被害を警告している研究結果は多様にある。中央SUNDAYが入手した「自動車の大気汚染物質露出人口を考慮した危害性評価の研究報告書」によれば、ソウル市内では道路周辺の粒子状物質(PM10)にさらされることによって月平均1179人、年間1万4000人余りが超過死亡すると推定された。

この報告書は延世(ヨンセ)大学環境公害研究所で作成して環境部傘下の「オートオイル(Auto-Oil)委員会」に提出したもので、道路周辺の粒子状物質汚染度と流動人口数を基に超過死亡者を推定した。

韓国環境政策評価研究院(KEI)のペ・ヒョンジュ博士は2014年の韓国環境保健学会誌に掲載した論文で、ソウル地域のPM10濃度が10マイクログラム毎立方メートル増加すれば、全体の死亡率は0.44%、心血管系疾患による死亡率は0.95%増加すると明らかにした。

またPM2.5の濃度が10マイクログラム毎立方メートル増加すれば全体の死亡率は0.76%、心血管系疾患死亡率は1.63%増加すると分析された。ペ博士は論文で「65歳以上の高齢集団でPM10とPM2.5による超過死亡リスクが高いことが分かった」として「2026年に65歳以上の人口比率が20.8%で超高齢社会に入ると予想されるだけに対策準備が急務だ」と指摘した。

特にソウル地域のPM10やPM2.5が健康に及ぼす影響がますます大きくなるという研究結果もある。高麗(コリョ)大学のイ・ジョンテ教授(環境保健学科)らが昨年、国際学術誌「環境研究(Environmental Research)」に掲載した論文によれば、PM10が10マイクログラム毎立方メートル増加する時のソウル地域の超過死亡率が2002~2006年には0.16%だったが2007~2011年には0.26%と現れた。PM2.5の場合は0.35%から0.48%に増加した。

研究チームは粒子状物質の毒性が強くなった可能性もあり全体の大気汚染度とは違って一人ひとりが実際にさらされる汚染度は悪化する恐れもあるためこのような結果が出たと推定した。

一方で国連環境計画(UNEP)は24日に出した「大気汚染改善のための実行(Actions of Air Quality)」報告書を通じて各国政府の大気改善政策の現況を評価した。

韓国については「全般的に大気の質が改善されたが、石炭火力発電所、重工業が先導する経済成長、自動車の増加、黄砂などによって脅威を受けている」として「韓国は環境問題よりも経済を優位に置く傾向がある」と指摘した。(中央SUNDAY第481号)

(おわり)

(http://japanese.joins.com/article/285/216285.html)