「ギャラクシーブーム」カテゴリーアーカイブ

韓国経済、サムスン電子のスマホ、中国市場でシェア0%台のショック…反撃に出たギャラクシー

韓国経済、サムスン電子のスマホ、中国市場でシェア0%台のショック…反撃に出たギャラクシー

記事要約:世界的なシェアではまだまだサムスン電子のギャラクシーの方が中国企業より、多いわけだが、どうやら中国市場ではサムスン電子のスマホのシェアは0%台ということがわかった。つまり、今の中国人はサムスン電子のスマホなんてほとんど誰も使ってないのだ。

 >米市場調査会社ストラテジーアナリティクスが8日に明らかにしたところによると、昨年10-12月期にサムスン電子の中国スマートフォン市場のシェアは0.8%を記録したことがわかった。今年初めに発表した速報値では1.7%だったが確定値でシェアがさらに落ちた。

速報値より、0.9%落ちて0.8%になったと。それで年間だとシェアは2.1%で中国市場では9位のようだ。

>これはプレミアム製品群ではアップルに、中低価格製品群では中国企業に挟まれ「サンドイッチ」になった結果だ。アップルは2016年1-3月期以降初めて昨年10-12月期に11.5%で2桁のシェアを回復した。旧型iPhoneのバッテリー性能をわざと引き下げた別名「バッテリーゲート」に苦しんだが中国のプレミアム消費層はiPhoneを選択した。

中国でもプレミアム製品群ではアップルが強いと。まあ、旧型のバッテリー性能がどうとか、管理人もそれほど気にしてないからな。しかし、アップルだって中国では苦戦している。

>中国ブランドはいわゆる「コストパフォーマンス」を掲げて成果を出した。昨年10-12月期に販売台数10位以内に入ったブランドは5位のアップルを除くとすべて中国企業だ。

今の中国企業のスマホは中国の消費者に受け入れられていると。さらにインド市場でもサムスン電子はシャオミに負けたようだ。アジアで段々と中国製のスマホが出回っていると。

>もちろん世界市場を見れば昨年のスマートフォン市場シェア世界1位はいまだサムスン電子だ。だが両市場での不振はサムスン電子のスマートフォン事業の危機につながりかねないという点で簡単な問題ではない。中国は年間にスマートフォンが4億5000万台以上売れる世界最大の市場だ。インドは最も速く成長する市場で、昨年米国を追い越し世界2位の市場に浮上した。

実際、シェアを維持するのは難しい。爆発事故を引き起こしたにもかかわらず、サムスン電子がまだシェア1位なのは驚くべきことだが、中国やインドでシェアを奪われればいずれは逆転される恐れがある。そして、危機感を抱いているサムスン電子も色々やっているというのが次の記事。

>インドでは低価格製品を中心に市場が形成された点を考慮し、インド市場特化型製品「ギャラクシーオン7」を発売した。4GBのRAMに64GBの内蔵メモリーを備えたモデルは1万4990ルピー(約2万4585円)、3GBのRAMに32GB内蔵メモリーを備えたモデルは1万2990ルピーだ。オンライン流通販売チャンネルも強化した。

値段だけに見れば結構安いのだが、これだけの性能で判断できるものではないだろう。サムスン電子がスマホ販売でシェアを維持できるかは今年は注目のような感じだな。ただ、サムスン電子にはDRAMがあるので、ここが安泰だとたいした痛手はない。その辺がだいぶソニーに似てきているんだよな。ソニーも1分野がダメでも、他で盛り返すというのが良くある。まあ、今のソニーはほとんどの分野でかなり強いのだが。

過去最高益をたたき出したサムスン電子なのだが、実は株価はほとんど伸びていない。株価はだいたい企業の半年後を想定するのでサムスン電子はこのまま現状維持という見方なのだろう。2017年11月の280辺りがピークで、今は246万となっている。それでも、1年前と比べたら割高なわけだが。

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〔北朝鮮、韓国、朝鮮半島有事〕のまとめ

韓国経済、サムスン電子のスマホ、中国市場でシェア0%台のショック…反撃に出たギャラクシー

サムスン電子の中国スマートフォン市場でのシェアが0%台に落ちたという調査結果が出た。

米市場調査会社ストラテジーアナリティクスが8日に明らかにしたところによると、昨年10-12月期にサムスン電子の中国スマートフォン市場のシェアは0.8%を記録したことがわかった。今年初めに発表した速報値では1.7%だったが確定値でシェアがさらに落ちた。

これに伴いサムスン電子のスマートフォンの年間中国市場シェアも速報値では2.4%で8位だったが、確定値では2.1%と9位に落ちた。

これはプレミアム製品群ではアップルに、中低価格製品群では中国企業に挟まれ「サンドイッチ」になった結果だ。アップルは2016年1-3月期以降初めて昨年10-12月期に11.5%で2桁のシェアを回復した。旧型iPhoneのバッテリー性能をわざと引き下げた別名「バッテリーゲート」に苦しんだが中国のプレミアム消費層はiPhoneを選択した。

中国ブランドはいわゆる「コストパフォーマンス」を掲げて成果を出した。昨年10-12月期に販売台数10位以内に入ったブランドは5位のアップルを除くとすべて中国企業だ。

インドでもサムスン電子は四半期別シェアで6年ぶりに1位の座を明け渡した。中国のシャオミは昨年10-12月期にインドのスマートフォン市場でシェア26.2%となり23.9%を記録したサムスンを抜き初めて1位に上がった。シャオミは2017年1-3月期だけでも14.1%のシェアで28.6%だったサムスン電子の半分にも満たなかったが、その後急速にシェアを拡大し結局サムスン電子を抜いた。

もちろん世界市場を見れば昨年のスマートフォン市場シェア世界1位はいまだサムスン電子だ。だが両市場での不振はサムスン電子のスマートフォン事業の危機につながりかねないという点で簡単な問題ではない。中国は年間にスマートフォンが4億5000万台以上売れる世界最大の市場だ。インドは最も速く成長する市場で、昨年米国を追い越し世界2位の市場に浮上した。

危機感を感じたサムスン電子も慌ただしく動いている。サムスン電子は昨年末にギャラクシーSなどに搭載した人工知能(AI)アシスタントサービス「ビクスビー」の中国語バージョンをリリースした。韓国語・英語に続く3番目の対応言語だ。中国法人の責任者を交替し営業を強化するために販売組織も新たに整備した。

先月には中国・広州の海心沙で中国企業とメディア関係者約2500人が参加した中でギャラクシーS9シリーズの発表会を開いた。この発表会でサムスン電子は「バイドゥ、アリババ、モバイクなど中国を代表するIT企業とコラボしてAIとモノのインターネット(IoT)などの革新技術を中国の消費者に合わせ適用したい」と明らかにした。最近では広州にギャラクシーの主要機能を体験できる「ギャラクシースタジオ」をオープンすることもした。

インドでは低価格製品を中心に市場が形成された点を考慮し、インド市場特化型製品「ギャラクシーオン7」を発売した。4GBのRAMに64GBの内蔵メモリーを備えたモデルは1万4990ルピー(約2万4585円)、3GBのRAMに32GB内蔵メモリーを備えたモデルは1万2990ルピーだ。オンライン流通販売チャンネルも強化した。

サムスン電子関係者は、「先月発売されたギャラクシーS9が中国・インド市場でも反応が悪くないだけに1-3月期には再びシェアを挽回するだろう」と明らかにした。

サムスン電子はプレミアム市場ではギャラクシーSとギャラクシーノートで攻略し、新興国中心の中低価格製品需要に対してはギャラクシーJ・Aなどにさらに多様な機能を搭載するツートラック方式で対応する計画だ。

業界ではフォルダブル(折りたたみ)モデルにサムスン電子のスマートフォン事業の未来がかかっているとの見通しが出ている。現在サムスン電子が開発中のフォルダブルモデルは早ければ来年初めにラスベガスで開かれる消費者家電見本市のCESでプロトタイプが公開される見通しだ。

漢陽大学産業融合学部のユ・スンホ教授は「スマートフォンの機能が上向き平準化し、以前のように新製品やマーケティング戦略だけで販売を増やすのには限界がある。各市場に合わせた戦略とともにフォルダブルモデルのようなハードウェアの革新が一緒になされてこそ生き残ることができるだろう」と診断した。

(http://japanese.joins.com/article/383/240383.html?servcode=300&sectcode=320)

韓国経済、「打倒サムスン」豪語するファーウェイ

韓国経済、「打倒サムスン」豪語するファーウェイ

記事要約:確かにスマホの技術的な関係の話ならサムスン電子にHUAWEIが追いついてきたというのは感じることである。ただ、ブランド力ではやはり、サムスン電子のギャラクシーの方に部がある。中国という巨大な市場で楽に売れるHUAWEIは確かに急成長を遂げたわけだが、そこまで海外進出が進んでいるわけではない。サムスン電子の場合は韓国内よりも海外での売上が多い。

そういった意味で今後、どうなるか楽しみだが、打倒サムスンは難しいと思われる。ただ、それが数年後に変わる可能性もなきにしもあらず。ブランド力というのは急に上昇するものではないので、ニーズにあった良い製品を作りながら顧客を獲得して増やすしかないわけだ。

ええ?管理人が突っ込み意外でまともなことを述べていると?いやいや、管理人はいつもまともな記事を書いているつもりだ。

確かにHUAWEIとサムスン電子なら、HUAWEIの方が信用できるが、中国メーカーとしてましという程度だ。結局、管理人はiPhoneしか使わないので、スマホで2社を選ぶことはよほどアップルが酷いことをしない限りはない。毎年、買い換えてるわけではないが、iPhoneSE2には期待している。後はiPadの新しいやつも。

スマホでゲームをしないでニュースや音楽、通話に使うぐらいならそこまでバッテリー消耗は速くない。結局、スマホは通話用とゲーム用の2台にわけたほうが便利ということだ。管理人の場合はスマホではなくタブレットだが。

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「中国の華為(ファーウェイ)が怖い」

久々に会った工学部のJ教授の言葉だ。華為は3月時点で世界の通信設備市場1位、スマートフォン市場3位に浮上したIT企業だ。スマートフォン市場でサムスン電子とアップルを超え、3年後の2021年には首位に立つと公然と豪語してはばからない。

韓国企業と共に自動運転車、スマートフォンを研究するJ教授は、2011年から8年間欠かさずに世界の3大IT展示会である米CES、スペインのモバイル・ワールド・コングレス(MWC)、ドイツのIFAに出向いている。民間の研究者として技術戦争の最前線を見守るJ教授は「最近の展示会を見ると、技術主導権の地殻変動を感じる」と話す。

中国人民解放軍に通信設備を納入してきた華為は、5年前には「サムスンをベンチマーキングする」と話していた。半導体、スマートフォン、通信設備などサムスンが営む事業分野にはとにかく追随した。

そんな流れが覆されたのは最近1-2年のことだという。毎月のように、華為が人工知能(AI)、半導体、スマートフォン、第5世代移動通信(5G)の分野で世界初・世界最高の記録を打ち立てているからだ。J教授は「堰(せき)を切ったような雰囲気だ」と表現した。

実際に華為は昨年9月、ドイツのIFAでAI半導体チップを搭載したスマートフォンを発表した。サムスン電子、LG電子はまだAIチップをスマートフォンに搭載できずにいる。華為が開発したAIプロセッサーには寒武紀科技(カンブリコン)という中国企業の技術が採用された。寒武紀科技は中国科学院のコンピューター研究所を前身とするスタートアップ企業だ。中国政府レベルで集中的に育成したAI技術が民間企業に適用された格好だ。

(http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2018/04/06/2018040601276.html)

韓国経済、サムスン電子の機密情報、韓国政府が公表へ

韓国経済、サムスン電子の機密情報、韓国政府が公表へ

記事要約:サムスン電子がブラック企業で関係子会社や関連企業に無理強いを敷いたり、労働組合がなかったのだったかな。そのせいか、たまに工場の事故で死人や負傷者を出したりしているので韓国政府がそういうのを阻止するために機密情報を公開するという趣旨もわからなくはない。像が大好きな韓国人はサムスン電子の半導体に対するブラックを象徴するために「半導体少女像」を造っていたからな。アレは中々シュールだった。

先に断っておくが管理人は別に忍者の画像を用意したわけではない。これが半導体少女像である。ええ?嘘だと思うかもしれないが本当なのだ。

だが、その範囲はしっかり検討しないとそのノウハウを中国企業がそのまま持っていく。だから、今回はどちらが主要目的かの判断がしづらい。

>サムスン電子の半導体、ディスプレー、スマートフォンなど主力製品の製造工場における生産ラインや工程、使用される化学物質など、経営上の機密とも言える情報が記載された資料を韓国政府が一般に公表することを決めた。

どこまでが機密なのか知らないが、使用される化学物質は公開するべきだな。危険な化学物質を使っているかもしれないしな。

>職業環境測定報告書とは、法令に基づき事業場などが6カ月ごとに作成し、雇用労働部に提出することが義務づけられている資料だ。報告書には工場の構造や生産工程で使用される化学物質の名称、その取扱量などが記載されているため、これによってサムスン電子の半導体やスマートフォンなどに関する情報を直接あるいは間接に把握することができる。

職業環境測定報告書と書いてあるな。ブラック企業の実態が公になるわけか。どちらに利があるかは難しい。それだけ、韓国経済がサムスン電子の一極なのでサムスン電子の株価を下げることは韓国経済全体に影響するのだ。

>今年2月、サムスン電子温陽工場作業員の遺族が訴えた労働災害に関する情報公開請求控訴審で報告書の公開を命じる判決が出たことを受け、雇用労働部は各事業場について情報公開請求を原則として受け入れるよう指示する指針を全国の地方労働庁に下していたという。

やはり、労働災害の観点からか。どこまでブラック企業かを明らかにするのは社会正義でもあるか。

>サムスン電子はこれらの情報が公表された場合、中国などのライバル企業に企業秘密が漏れ出すことから、行政訴訟や行政審判などをすでに起こしている。サムスン電子の担当者は「一連の情報が公開された場合、ライバル企業はサムスンのノウハウを簡単に手にすることができる。これは戦場で自分たちの武器や実弾の数を相手に教えるようなものだ」とコメントした。

サムスン電子の言い分はもっともであるが、サムスン電子がブラック企業なのは韓国人全員が知っていることだ。その実態が改善されるのは韓国庶民にとっては有益なはずだ。生産ラインなどのノウハウを知られて真似されて売上が落ちるぐらいならたいしたことないかもしれないな。

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〔北朝鮮、韓国、朝鮮半島有事〕のまとめ

韓国経済、サムスン電子の機密情報、韓国政府が公表へ

サムスン電子の半導体、ディスプレー、スマートフォンなど主力製品の製造工場における生産ラインや工程、使用される化学物質など、経営上の機密とも言える情報が記載された資料を韓国政府が一般に公表することを決めた。雇用労働部(省に相当)は5日「全国にあるサムスン電子工場の『職業環境測定報告書』について、ある総合編成チャンネルのプロデューサーたちから情報公開請求が出され、これを受け入れることを決めた」と明らかにした。

職業環境測定報告書とは、法令に基づき事業場などが6カ月ごとに作成し、雇用労働部に提出することが義務づけられている資料だ。報告書には工場の構造や生産工程で使用される化学物質の名称、その取扱量などが記載されているため、これによってサムスン電子の半導体やスマートフォンなどに関する情報を直接あるいは間接に把握することができる。今年2月、サムスン電子温陽工場作業員の遺族が訴えた労働災害に関する情報公開請求控訴審で報告書の公開を命じる判決が出たことを受け、雇用労働部は各事業場について情報公開請求を原則として受け入れるよう指示する指針を全国の地方労働庁に下していたという。

サムスン電子はこれらの情報が公表された場合、中国などのライバル企業に企業秘密が漏れ出すことから、行政訴訟や行政審判などをすでに起こしている。サムスン電子の担当者は「一連の情報が公開された場合、ライバル企業はサムスンのノウハウを簡単に手にすることができる。これは戦場で自分たちの武器や実弾の数を相手に教えるようなものだ」とコメントした。

(http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2018/04/06/2018040600895.html?ent_rank_news)

韓国経済、半導体好況に隠されたサムスンの危機

韓国経済、半導体好況に隠されたサムスンの危機

記事要約:韓国メディアはそこに気付いてはダメじゃないか。サムスン電子が半導体以外はほぼ横ばいだったなんて韓国人が知ったら発狂してしまう。しかし、面白いのはそこだけじゃないんだよな。

>上場系列会社の営業利益のうち、サムスン電子の割合は90%だが、半導体部門を除けばサムスン電子の営業利益は5年間で26%減少し、サムスングループの競争力があちこちで揺れる兆しが現れている。

上々系列会社の営業利益の9割がサムスン電子というのは凄いな。後、10%しか全ての上場系列会社の営業利益にしかなってないのか。なんというサムスン一強。てか、どう見てもサムスン帝国ではないか。半導体でどれだけ儲けているかがよくわかるな。でも、その半導体の特需も後数年で終わる。

>サムスン電子は「半導体好況」に患部が包まれている。サムスン電子の営業利益は2012年29兆5000億ウォン、2017年53兆6000億ウォンと、5年間で82%急増した。半導体部門を除けば状況が変わる。2012年24兆9000億ウォンに達した営業利益は18兆4000億ウォンと、むしろ26%減少した。

半導体を除くとサムスン電子の真の問題がクローズアップされると。それはイノベーションが起こせない企業ではその先がないからな。

>サムスン電子映像ディスプレイ事業部は、2006年にワイングラスに似たボルドーTVを掲げて世界の頂点に登った後、昨年までの12年連続1位を守っている。しかし、高価なプレミアム市場だけで計算すればシェアが大きく下落した。日本のソニーとLG電子がサムスン電子にないOLED TVなどを掲げ、サムスン電子の市場をじりじりと奪っている。

安物だけでは無理と。そろそろ液晶ディスプレイの勢力図も世代交代というところか。本当、半導体しかないじゃないか。でも、サムスンなら大丈夫だ。いざとなれば国民の税金を投入するだけだしな。

でも、どれだけ稼ごうがその利益の半分は外国資本が配当金とかでもっていくわけだが。しかし、本当、サムスン栄えて国滅ぶを体現しているのは実に興味深い。でも、サムスン衰えて国滅ぶもあるので、どちらにせよ詰んでいる。サムスン電子に就職できるのは超エリートのみ。

ほとんどの庶民はサムスン電子に就職したくでもできない。でも、韓国の誇りなんだよな。サムスン電子そのものが。搾取され続けて嫉妬や嫌われている側面なんて気にしなくていいか。

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〔北朝鮮、韓国、朝鮮半島有事〕のまとめ

韓国経済、半導体好況に隠されたサムスンの危機

創立80周年「サムスンの手綱」

揺れる競争力

上場系列会社の営業利益のうち、サムスン電子の割合は90%だが、半導体部門を除けばサムスン電子の営業利益は5年間で26%減少し、サムスングループの競争力があちこちで揺れる兆しが現れている。経営陣が「未来の流れを読んで、新しい成長動力を探すことは思いもよらなくなっている」(クォン・オヒョンサムスン電子会長)が心配と恐怖を外部に公然と話すほどだ。

サムスン電子は「半導体好況」に患部が包まれている。サムスン電子の営業利益は2012年29兆5000億ウォン、2017年53兆6000億ウォンと、5年間で82%急増した。半導体部門を除けば状況が変わる。2012年24兆9000億ウォンに達した営業利益は18兆4000億ウォンと、むしろ26%減少した。

主力製品だったスマートフォンも目に見えて力を失った。昨年第4四半期、サムスン電子の中国のスマートフォン市場シェアは1.7%に落ちた。サムスン電子の中国市場シェアは2013年までは19.7%で、独歩的な1位だった。 1位から8位(2017年)に墜落するのにかかった時間はわずか4年に過ぎなかった。

しっかりとした技術力・豊富なグローバル生産拠点… 「100年暁星」導く

サムスン電子映像ディスプレイ事業部は、2006年にワイングラスに似たボルドーTVを掲げて世界の頂点に登った後、昨年までの12年連続1位を守っている。しかし、高価なプレミアム市場だけで計算すればシェアが大きく下落した。日本のソニーとLG電子がサムスン電子にないOLED TVなどを掲げ、サムスン電子の市場をじりじりと奪っている。

他の系列会社も状況が大きく変わらない。サムスン物産、サムスン重工業、サムスンエンジニアリングなど重工業会社の構造調整は、4年連続で横ばいで推移している。サムスン生命、サムスン火災、サムスンカード、サムスン証券などの金融系列会社の市場シェアも低下傾向にある。持株会社への転換などの事業再編は妨げられた状態で、金産分離などの規制まで強化されているからだ。

系列会社間の実績の不均衡で、サムスン電子への依存度はますます高まっている。 16社の上場会社全体の営業利益のうちサムスン電子の営業利益の割合は、2012年81%から昨年90%に上昇した。半導体事業が今後不況局面に入ると、サムスングループ全体が危機に苦しむことになるという心配が出ている理由だ。

(http://news.hankyung.com/article/2018032128191)

韓国経済、サムスン有機EL泣きの涙「アイフォーンX」起爆剤にならず

韓国経済、サムスン有機EL泣きの涙「アイフォーンX」起爆剤にならず

記事要約:サムスン電子のDRAM販売は好調のようだが、もう一つの有機ELはiPhoneXが思ったより、売れなかったことでそこまで大きな成果をあげてないようだ。そして、スマホの有機ELそのものが供給過剰、値下げが懸念されているという。

>アイフォーンXの売り上げは、市場の予想に届かず、関係者によると、有機EL供給で最大手のサムスンは、アップルへの出荷台数が計画の半分程度にとどまると予想しているという。サムスンはコメントを拒否した。

だいたいiPhoneXが売れるという発想が誤りだろう。それなりに売れたと思うが爆発的ではない。そもそも値段が10万円もするのだ。だいたい焼き付きも治ってないだろう。仮に焼き付きが発生したら10万が数ヶ月で寿命を迎えるとか、怖くて手が出せない。詳しいことは有機ELに詳しい読者様が説明してくれることを期待してもう少し踏み込もうか。

>関係者によれば、サムスンは引き続き有機ELに注力しており、まだ値下げ圧力は感じていないという。同社は最新スマホ「ギャラクシーS9」や将来の折り畳みディスプレー搭載モデルの販売成功にも望みをかけている。アップルは、年内に有機EL搭載の大型アイフォーンを発売する計画。

サムスン電子は有機ELの価格を維持したい。そりゃ、工場で造って増産しているわけだから、できるだけ先行した分の投資は回収したい。しかし、スマホに有機ELを採用することで端末価格が上昇した。サムスン電子の現在の株価はこんな感じだ。

iPhoneXが10万円するのは決してアップルだけがぼったくりというわけではない。だから、サムスン電子が有機EL価格を下げたら、iPhoneXの単価も下がる。だが、それはしたくないわけだ。そして、他の機種メーカーも有機ELを採用したいが、サムスン電子の価格維持のために似たような価格設定となる。しかし、iPhoneXの売上を見る限りでは有機ELを採用しにくいわけだ。ユーザーが価格の高さや焼き増し問題で手を出さない恐れがある。

お得意のサムスン電子の大量生産、低価格によるいつもの戦略が使えないため、サムスン電子は決断を迫られている。プレミアム価格を維持するなら、今度は中国勢が大量生産して価格を下げてくるだろう。

付加価値を維持したいが、価格は下げたくない。あっちを立たせようとするとこちらが立たない状態ということになる。今、サムスン電子は岐路に立たされている。これがDRAMとは違う事情ということになる。つまり、管理人が言いたいのは最後は液晶テレビのように低価格になっていくんじゃないかと。

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〔北朝鮮、韓国、朝鮮半島有事〕のまとめ

韓国経済、サムスン有機EL泣きの涙「アイフォーンX」起爆剤にならず

有機ELディスプレーは、液晶よりも画像が鮮明で電池の消費も少ないため、スマートフォンの未来だともてはやされてきた。米アップルが昨年後半に有機EL搭載の「iPhone(アイフォーン)X(テン)」発売の準備を進めていた時、韓国サムスン電子は増産を急いだ。しかし今は、供給過剰や価格下落が懸念されている。

アイフォーンXの売り上げは、市場の予想に届かず、関係者によると、有機EL供給で最大手のサムスンは、アップルへの出荷台数が計画の半分程度にとどまると予想しているという。サムスンはコメントを拒否した。

関係者によれば、サムスンは引き続き有機ELに注力しており、まだ値下げ圧力は感じていないという。同社は最新スマホ「ギャラクシーS9」や将来の折り畳みディスプレー搭載モデルの販売成功にも望みをかけている。アップルは、年内に有機EL搭載の大型アイフォーンを発売する計画。

(https://www.sankeibiz.jp/macro/news/180315/mcb1803150500013-n1.htm)

韓国経済、韓国主要10企業グループ 外国人株主への配当金が過去最高に

韓国経済、韓国主要10企業グループ 外国人株主への配当金が過去最高に

記事要約:韓国の主要10企業グループの外国人株主への配当金が過去最高となったようだ。KOSPIが2割以上の上昇したので配当金が増えるのは当たり前なのだが、だいたいサムスン電子やサムスングループだと思えばいい。

>このうち外国人株主に支払った配当金は同31.4%増の7兆1108億ウォンだった。サムスングループが最も多く、3兆9068億ウォンで45.6%増加した。

外国人への配当が31%増えて7兆ウォン。その中で3兆9億ウォンで45.6%と。サムスン電子が数年前に配当を増やすとも述べていたので、外国人株主がだいたいサムスン電子株を購入してると。100万ウォンから200万ウォン、最高で280万ウォンまで上がったからな。さすがはサムスン電子というところでヘッジファンドが儲けを美味しく頂いたと。

>次いでSKグループが1兆151億ウォン(20.6%増)、現代自動車グループが9938億ウォン(0.3%減)、LGグループが5097億ウォン(18.2%増)などの順。

SKグループか。ここはハイニックスか。LGグループ、LG電子も半導体強かったよな。つまり、韓国の半導体メーカーがこぞって収益を上げたと。それを外国人株主が配当として儲けたと。半導体需要と価格高騰を見ればそれほど予想外ではないか。これが今年いっぱいは続くとみている。来年はわからないか。中国が半導体工場を建設中だしな。以前に触れたが稼働は2018年末、2019年とかいわれている。

半導体が強いのはそれだけアップル製品といった大量にものを売れる商品に使われるからだ。米アップルがサムスン電子にDRAMを依頼している以上はそれだけ1億台ほど売れるわけだからな。iPhoneXでサムスン電子はかなり儲けたようだし。まあ、管理人は爆発さえしなければ、中身に韓国製の部品が使用されていようが、そこまで気にはしないんだが、できれば台湾製にしてほしいところだ。次のiPhoneSE2はそうしてほしいな。

残念ながら今のIT製品でサムスン電子や韓国製のDRAMを排除して購入するというのはかなりの知識がないと難しいんだよな。

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韓国経済、韓国主要10企業グループ 外国人株主への配当金が過去最高に

【ソウル聯合ニュース】韓国の主要10企業グループが外国人株主に支払った配当金が初めて7兆ウォン(約6850億円)を超えた。

財閥情報専門サイト・財閥ドットコムによると、主要10企業グループ系列の上場企業の2017年会計年度(1月1日~12月31日)の配当金は15兆3528億ウォンで前年比27.7%増加した。

このうち外国人株主に支払った配当金は同31.4%増の7兆1108億ウォンだった。サムスングループが最も多く、3兆9068億ウォンで45.6%増加した。

次いでSKグループが1兆151億ウォン(20.6%増)、現代自動車グループが9938億ウォン(0.3%減)、LGグループが5097億ウォン(18.2%増)などの順。

また、韓国政府が配当税の引き下げなど、配当拡大政策を実施した2015年から3年間で外国人株主が主要10大企業グループから受け取った配当金は17兆ウォンを超えた。

(http://japanese.yonhapnews.co.kr/economy/2018/03/04/0500000000AJP20180304000200882.HTML

韓国経済、【半導体売上高】サムスン、半導体で初首位 25年ぶり、インテル陥落 東芝8位、日本メーカーの劣勢ぶりが鮮明に

韓国経済、【半導体売上高】サムスン、半導体で初首位 25年ぶり、インテル陥落 東芝8位、日本メーカーの劣勢ぶりが鮮明に

記事要約:昨日、読者様から韓国経済のこれからの展望について質問があって答えていたわけだが、やはり、半導体が強いということで1.2年の有利さは覆らないと答えていた。それを裏付けるニュースがこれ。サムスン、半導体で初首位。25年ぶりでインテル陥落という。これはわりと大きなニュースである。

東芝はただの自滅であるが、まさかインテルが抜かれるとはな。といった印象である。サムスンの半導体製造装置は日本製が多いとは思うのだが、さすがにこうなってくると喜んでもいられないな。

韓国なんて半導体だけではないという突っ込みはあるとは思うのだが、インテルを抜いて世界一なのは楽観視できるものではないだろう。だいたい、以前はサムスン電子はスマホで7割利益を上げているということで、スマホが転けたら危ないという見方が一般的だった。しかし、実際はスマホで爆弾造ってもこの通り、半導体で株価を2倍にした。

今後の韓国経済の動向を追うには半導体ニュースはわりと重要となっている。

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〔北朝鮮、韓国、朝鮮半島有事〕のまとめ

韓国経済、【半導体売上高】サムスン、半導体で初首位 25年ぶり、インテル陥落 東芝8位、日本メーカーの劣勢ぶりが鮮明に

【ニューヨーク共同】米調査会社ガートナーは4日、韓国のサムスン電子が2017年に半導体の売上高で米インテルを抜き、初めて世界で首位に立ったと発表した。首位の交代は1992年以来、25年ぶりとなり、半導体の世界市場の勢力図が塗り替わった。

サーバーやスマートフォン向けメモリーといったサムスンの主力製品の需要が増えているため。一方、日本勢で最高だった東芝は8位で、日本メーカーの劣勢ぶりが鮮明になっている。

(https://this.kiji.is/321834408683963489)

韓国経済、キム・グンホ社長「韓国経済は『サムスンの呪い』にかかっている」

韓国経済、キム・グンホ社長「韓国経済は『サムスンの呪い』にかかっている」

記事要約:昨年の韓国経済は空前絶後の繁栄といっても決して過言ではない。管理人はサイトを更新して今年で10年目になるのだが、KOSPIが2500を越える何て想像もしていなかった。何しろ、10年前、韓国経済を特集したときはKOSPIは1500ぐらいだったのだ。

それがここまで上昇したのだ。管理人は株価が上がることは良いことだと考えているので、まさに2017年の韓国経済は絶好調だった。成長率も3%超えた。だが、それはただの「錯覚」に過ぎない。

なぜなら、それこそがサムスン電子の半導体によってもたらされたものだからだ。というのが今回の記事である。

>エフエヌガイドのキム・グンホ社長は「韓国経済は『サムスンの呪い』にかかっている」と述べた。エフエヌガイドは韓国企業を数字で分析する会社だ。キム社長は30年以上もこのような仕事を続けてきた。そのキム社長が韓国トップ企業のサムスンを呪いだと表現した。

韓国人でも30年、韓国企業を数字で分析したことあってかなり正確に経済を読み取っている。数値は嘘を付かないものな。何がダメで、何が良かったかを数値を分析すれば自ずと見えてくる。最もどこまで数値が真実かはまた別の問題だ。でも、それを疑うと分析はできないのでここではサイトでは80%は正しいと判断している。

>「錯視が1つ目だ。半導体輸出のようなものが代表的だ。サムスンだけが好調だが、韓国経済が好調だという幻想に陥っている。サムスンのおかげで大きな数字が良いので油断する。浮かれて構造調整や改革・挑戦のような言葉を忘れる。そして半導体景気が急落すれば韓国経済も大きな打撃を受ける。1997年の通貨危機がそうだ。こういうことは一度で十分だが、すでに何度か繰り返している。だから呪いというしかない」。

これは管理人も何度も指摘したことだ。サムスン電子の成長速度が2017年は以上だった。株価が120万ぐらいだったのがいきなり、もう、280万、今は250万ほどある。1年でサムスン電子のような大企業が株価2倍である。この時点でおかしいわけだが、そこには半導体の価格高騰と供給不足が原因である。

>「サムスン電子の今年の平均賃金は1億700万ウォン(約1130万円)だ。製造業の平均4300万ウォンの倍を超える。ここで2つ目の呪い、『嫉視』が生じる。韓国人は空腹は我慢できても妬みは我慢できない。自分もサムスンと同じくらい受けなければいけない。しかしそれは現実的に不可能だ。このためサムスンを非難して引き下ろす。サムスン電子が入社したい企業1位でありながら非難を浴びる企業1位である理由だ。

韓国人は嫉妬深い。よくわかってるな。だから、サムスンの副会長が逮捕されたりするわけだ。どう見てもあれはガス抜きだからな。そして、サムスンを非難したり、邪魔したりして韓国経済に悪影響を及ぼす。だから、サムスン電子は韓国からはどんどん離れていく。しかし、サムスン電子が政府によって多大な支援を受けているのもまた事実。裏では深く繋がっているわけだ。

>3つ目は『斜視』、ゆがんだ目だ。サムスンの好調が自分と何の関係があるのか。サムスン一人が満腹で結構なことだ。こういうゆがんだ視線が財閥全体に広がる。結局『一人勝ちする財閥はなくなればよい』にまで発展する。ねじれた心と反感も長く積もれば国民感情となる。このような呪いを解くことができなければ韓国に、韓国経済に明日はない」

これは管理人と違う意見だな。管理人はサムスン電子がある限り、韓国人はいつまでも搾取続ける構造が永遠に続くと考えている。サムスンを解体することで韓国人は真の労働市場を獲得できるだろう。だが、それには大きな痛みを伴う。韓国人がどれだけサムスン電子に思いを寄せようが、サムスン電子、1社で韓国経済は支えられない。

>半導体錯視の出発はサムスン電子だ。サムスン電子の年間売上高は200兆ウォン、営業利益は30兆ウォンを超える。サムスン電子がなければKOSPI(韓国総合株価指数)の時価総額の21%が消え、雇用16万件、法人税7%(2016年、3兆2000億ウォン)もなくなる。輸出はさらに致命的だ。昨年の韓国の輸出の5分の1(1033億ドル)がサムスン電子で生じた。

この数値は驚異的である。サムスン電子だけで韓国経済の5分の1である。つまり、本来の数値や経済状況はサムスン電子を覗かないと見えてこない。2500のコスピは2割減少して2000となるわけだ。それでも2000あれば好調か。最もサムスン電子が設けても配当の半分は外国人投資家に行くわけだが。

>今年は特に半導体錯視が目立った。SKハイニックスの善戦までが重なり、先月まで全体輸出のうち半導体が16.8%を占めた。このおかげで525の上場企業の営業利益も9月まで26兆ウォン増えた。株価は2500を超え、過去最高値となった。しかしサムスン電子とSKハイニックスを除いた数字は良くない。上場企業523社の営業利益は1000億ウォン増にすぎない。株価は1800にかろうじて達するレベルだ。

ここの視点は中々鋭い。サムスン電子とSKハイニックス以外の上場企業が儲けたのは1000億ウォン、つまり、100億円増加に過ぎないと。KOSPIは2000以下は不調なので、1800ならかなり危機的な状況ともいえる。そして、本来、注目しないといけないのはこっちなのだろう。しかし、サムスン電子ばかりが注目されて韓国経済は絶好調と錯覚させてしまう。

>半導体の好況に油断して予期せぬ危機を迎えないか心配される。すでに前歴がある。1993-95年の前代未聞の半導体好況が終わった後、韓国経済は97年に通貨危機を迎えた。2002-2004年のDRAM好況が過ぎると、2008年に金融危機が訪れた。半導体の好況の中、産業構造改革と斜陽産業の構造調整を先延ばしにして迎えた危機だ。

今後の半導体の動向は中国や台湾にかかっている。これがどうなるのか。大規模な生産工場は既に建設されている。ただ、数年は韓国企業が有利と考えている。これは先に投資をしているからである。追いつくにしても、まだまだ時間はかかる。


 >来年の状況もそれほど変わらないだろう。2-3年周期の半導体好況は来年まで続く見通しだ。今年の世界DRAM市場は供給不足が目立った。人工知能(AI)、自動運転車、ビッグデータのような第4次産業革命に備え、グローバル情報技術(IT)企業がサーバー関連の投資を積極的に増やしたからだ。さらにサムスン電子が一部のDRAMラインをシステムLSIに転換し、供給不足が深刻になった。

半導体を使う製品が増えればそれだけ半導体需要や価格が高騰する。実際、様々な面白い製品が出てきている。管理人は昨年、Amazonエコーを購入した。声で様々なことができるので中々便利である。テレビを付けたり、エアコン付けたり、音楽を流してくれたりと、なんとなく未来はこんな感じかなと。アニメのサイコパスはこんな感じだったと。

あっちは服を選べば自動的に着替えさせてくれるというさらに便利なものだったが。後は物質転送装置を誰か発明してくれたらいいんだが。ええ?無理って。

話が最後にずれたが、2018年も半導体市場は重要な韓国経済の試金石となる。それと有機ELである。これも需要が増えていくと予想されるのだが、五輪も近くになれば4Kテレビなども売れているそうだ。家電の進化を見てるのはとても楽しい。そして、たまにその恩恵を享受したりするのもいい。後は車の自動運転とAIだろうか。未来を想像するときは悲観的なことを考えるより、楽観的であったほうがいい。2018年、面白い製品が登場することに期待している。

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〔北朝鮮、韓国、朝鮮半島有事〕のまとめ

韓国経済、キム・グンホ社長「韓国経済は『サムスンの呪い』にかかっている」

エフエヌガイドのキム・グンホ社長は「韓国経済は『サムスンの呪い』にかかっている」と述べた。エフエヌガイドは韓国企業を数字で分析する会社だ。キム社長は30年以上もこのような仕事を続けてきた。そのキム社長が韓国トップ企業のサムスンを呪いだと表現した。どういうことか。キム社長はサムスンの呪いが「韓国、韓国経済に3つの『間違った目(視)』を持たせた」と話した。

「錯視が1つ目だ。半導体輸出のようなものが代表的だ。サムスンだけが好調だが、韓国経済が好調だという幻想に陥っている。サムスンのおかげで大きな数字が良いので油断する。浮かれて構造調整や改革・挑戦のような言葉を忘れる。そして半導体景気が急落すれば韓国経済も大きな打撃を受ける。1997年の通貨危機がそうだ。こういうことは一度で十分だが、すでに何度か繰り返している。だから呪いというしかない」。

--呪いは逆説的な表現だという意味で理解する。残りの2つは何か。

「サムスン電子の今年の平均賃金は1億700万ウォン(約1130万円)だ。製造業の平均4300万ウォンの倍を超える。ここで2つ目の呪い、『嫉視』が生じる。韓国人は空腹は我慢できても妬みは我慢できない。自分もサムスンと同じくらい受けなければいけない。しかしそれは現実的に不可能だ。このためサムスンを非難して引き下ろす。サムスン電子が入社したい企業1位でありながら非難を浴びる企業1位である理由だ。3つ目は『斜視』、ゆがんだ目だ。サムスンの好調が自分と何の関係があるのか。サムスン一人が満腹で結構なことだ。こういうゆがんだ視線が財閥全体に広がる。結局『一人勝ちする財閥はなくなればよい』にまで発展する。ねじれた心と反感も長く積もれば国民感情となる。このような呪いを解くことができなければ韓国に、韓国経済に明日はない」。

韓国経済の明日が気になった。来年はどうなるのか。サムスンの呪いから解き放たれる元年になるのだろうか。容易ではなさそうだ。しかしすでに変化は始まった。国内外の政治・経済・通商・外交・安保地形がすべて変わっている。来年のサムスンの姿は今年とはかなり違うはずだ。サムスンの来年はまさに険しい道だ。全方向の課題がサムスンの前にある。中では古い支配構造問題と構造調整課題、労治の時代にぶつかり、外では米国の法人税引き下げ、中国のTHAAD(高高度防衛ミサイル)報復にも対抗しなければいけない。サムスンだけでなく韓国経済の課題でもある。どれ一つ容易なことではない。乗り越えればサムスンの呪いを解いて韓国経済が慢性病から抜け出す契機になるだろう。果たして来年の韓国経済には治癒と希望が芽生えるだろうか。サムスンの当面の課題を通じて2018年の韓国経済を診断してみた。分析と展望はユアンタ証券リサーチセンターのサポートを受けた。

◆錯視の目、半導体

半導体錯視の出発はサムスン電子だ。サムスン電子の年間売上高は200兆ウォン、営業利益は30兆ウォンを超える。サムスン電子がなければKOSPI(韓国総合株価指数)の時価総額の21%が消え、雇用16万件、法人税7%(2016年、3兆2000億ウォン)もなくなる。輸出はさらに致命的だ。昨年の韓国の輸出の5分の1(1033億ドル)がサムスン電子で生じた。

今年は特に半導体錯視が目立った。SKハイニックスの善戦までが重なり、先月まで全体輸出のうち半導体が16.8%を占めた。このおかげで525の上場企業の営業利益も9月まで26兆ウォン増えた。株価は2500を超え、過去最高値となった。しかしサムスン電子とSKハイニックスを除いた数字は良くない。上場企業523社の営業利益は1000億ウォン増にすぎない。株価は1800にかろうじて達するレベルだ。

韓国銀行(韓銀)は韓国経済が今年3%、来年も3%前後の成長が可能だと予想した。政府は来年初めに1人あたりの所得が3万ドルを超えると予想した。こうした数字を作り出したのも半導体の好況だ。半導体を除いた韓国経済の本当に体力はみすぼらしい。半導体の好況に油断して予期せぬ危機を迎えないか心配される。すでに前歴がある。1993-95年の前代未聞の半導体好況が終わった後、韓国経済は97年に通貨危機を迎えた。2002-2004年のDRAM好況が過ぎると、2008年に金融危機が訪れた。半導体の好況の中、産業構造改革と斜陽産業の構造調整を先延ばしにして迎えた危機だ。

来年の状況もそれほど変わらないだろう。2-3年周期の半導体好況は来年まで続く見通しだ。今年の世界DRAM市場は供給不足が目立った。人工知能(AI)、自動運転車、ビッグデータのような第4次産業革命に備え、グローバル情報技術(IT)企業がサーバー関連の投資を積極的に増やしたからだ。さらにサムスン電子が一部のDRAMラインをシステムLSIに転換し、供給不足が深刻になった。こうした状況はサムスン電子が供給を増やし始める来年4-6月期まで続くだろう。ユアンタ証券企業分析チームはサムスン電子の2018年の売上高・営業利益をそれぞれ270兆ウォン・68兆ウォンと予想した。DRAMの営業利益は24兆ウォン(前年比16%↑)、NAND部門は16兆ウォン(前年比23%↑)増えると予想した。

半導体周期で見ると来年が好況のピークと考えられる。来年が「錯視の目」を正す最後の時間という意味でもある。半導体錯視のため造船・鉄鋼・建設・石油化学など脆弱産業の構造調整をまた先送りする場合、韓国経済の未来はない。サムスンの呪いも終わらないだろう。

(http://japanese.joins.com/article/994/236994.html?servcode=300&sectcode=300)

韓国経済、クアルコム、サムスンから台湾TSMCに乗り換え

韓国経済、クアルコム、サムスンから台湾TSMCに乗り換え

記事要約:今日は2017年12月30日。今年も残り2日ということで、皆さん、いかがお過ごしだろうか。昨日で仕事納めの人も多かったと思うが、このサイトに年末、正月休みはないのでいつも通りの韓国経済の記事を楽しんでもらいたい。

ただ、最近は経済の話題よりは、日韓慰安婦合意を文在寅大統領が事実上、破棄宣言したことでそっちのほうを中心となっている。ただ、比率は下がるが経済的な話題を取り上げておくのもこのサイトの方針ではある。ということで、わりと興味深い経済ニュース、クアルコム、サムスンから台湾TSMCに乗り換えるというのを紹介しよう。

クアルコムといえば米通信用半導体大手として世界中で知られているわけだが、来年から半導体の受託生産をサムスン電子から台湾TSMCに乗り換えるかもしれないという。米アップルも台湾TSMCに乗り換えたという話しもあるので、これで米国大手の2社からサムスン電子は消えたことになる。ファウンドリー事業に大きな支障がでると。

結構、サムスン電子の株価に影響しそうである。このニュースが出たのは12月29日なので、来年以降となるわけだが、サムスン電子がどこまで半導体で稼げるかに興味がある。

>クアルコムがTSMCに生産委託先を変更したのは、製造プロセスと価格競争力でファウンドリー世界首位のTSMCがサムスンをリードしていると評価したためだ。

半導体価格が世界的に高騰しているので、企業としては死活問題。安いところで受託生産を依頼したい。しかも、サムスン電子より台湾TSMCが製造プロセスでリードしていると。

>サムスン電子は今年、ファウンドリー事業部を社長級組織に格上げし、6兆ウォン(約6300億円)の設備投資を行うなど、集中的に育成している。2022年までにファウンドリー市場でのシェアを25%まで引き上げる計画も発表した。しかし、顧客確保で困難に直面し、今年のファウンドリー事業の売上高は前年比2.7%増の43億9800万ドル(約4963億円)にとどまる見通しだ。

ファウンドリー市場でシェアを拡大したいサムスン電子だが、顧客はそれほどついていない。来年も半導体ニュースは注目だろう。

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韓国経済、クアルコム、サムスンから台湾TSMCに乗り換え

サムスン電子が半導体の受託生産(ファウンドリー)事業の最大顧客である米通信用半導体大手クアルコムをライバルの台湾積体電路製造(TSMC)に奪われることが分かった。アップルに続き、クアルコムまで取引先を変更した場合、サムスン電子のファウンドリー事業に大きな支障が出ることは避けられない見通しだ。

米経済誌フォーブスは27日、クアルコムが来年量産する次世代アプリケーション・プロセッサー(AP・スマートフォン用の中央演算処理装置)である「スナップドラゴン855」の生産をサムスン電子ではなく、TSMCに委託する方針だと報じた。日本の日経アジアンレビューもクアルコムがTSMCとスナップドラゴン855の生産について協議しているとした上で、来年末にも量産に入ると予測した。

クアルコムがTSMCに生産委託先を変更したのは、製造プロセスと価格競争力でファウンドリー世界首位のTSMCがサムスンをリードしていると評価したためだ。2015年からクアルコム向けの半導体を生産してきたサムスン電子は現在、回路線幅10ナノメートル(ナノは10億分の1)の製造プロセスでモバイルチップを生産しているが、TSMCは来年から7ナノメートル技術を実用化すると伝えられている。半導体業界関係者は「クアルコムはTSMCの長年の顧客だ」とした上で、「製造プロセスによって製品の生産性が大きく違ってくるため、技術力でリードするTSMCを選んだものだ」と指摘した。

サムスン電子は今年、ファウンドリー事業部を社長級組織に格上げし、6兆ウォン(約6300億円)の設備投資を行うなど、集中的に育成している。2022年までにファウンドリー市場でのシェアを25%まで引き上げる計画も発表した。しかし、顧客確保で困難に直面し、今年のファウンドリー事業の売上高は前年比2.7%増の43億9800万ドル(約4963億円)にとどまる見通しだ。

(http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2017/12/29/2017122900405.html)

韓国経済、7~9月期の世界DRAM売上高 韓国2社でシェア72%

韓国経済、7~9月期の世界DRAM売上高 韓国2社でシェア72%

記事要約:サムスン電子があれだけ株価が高くなった理由が世界のDRAM需要の急激な増加にあることは既に何度も紹介したわけだが、なんと7~9月期の世界DRAM売上高 韓国2社でシェア72%という。韓国が7割という高いシェアを誇っており、これが今年の経済成長を著しく押し上げた。つまり、韓国経済を分析する上で、DRAMの世界的な需要は外せないと。

実際、これだけメモリーを使った商品が続続と販売されているので、この需要はまだまだ見込めるという見解である。管理人も数年は持つと考えている。しかし、中国が大規模なDRAM工場を建築していることもあり、供給が増えればDRAM価格はさがる。そうなると利益は薄くなる。

>メーカー別のシェアをみると、サムスン電子が44.5%で首位を守り、SKハイニックスが27.9%と続いた。両社の合計は72.3%で、前期(71.8%)から小幅拡大した。3位は米マイクロン・テクノロジーで22.9%。

1位のサムスン電子が44.5%。2位のSKハイニックスが27.9%。これだけあれば世界のDRAMのほとんどは韓国製ということになる。日本勢も頑張って欲しいところだが、東芝は半導体事業を手放した。SKハイニックスも出資者だった気がするしな。

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韓国経済、7~9月期の世界DRAM売上高 韓国2社でシェア72%

【ソウル聯合ニュース】半導体の好況が続く中、世界市場でサムスン電子とSKハイニックスの韓国2社の強さが際立っている。7~9月期も半導体メモリーの売上高を大きく伸ばした。

英調査会社のIHSマークイットは7日までに、7~9月期の世界のDRAM(記憶保持動作が必要な随時書き込み読み出しメモリー)売上高を197億7400万ドル(約2兆2200億円)と集計した。前期比35%増加し、過去最高を更新した。

メーカー別のシェアをみると、サムスン電子が44.5%で首位を守り、SKハイニックスが27.9%と続いた。両社の合計は72.3%で、前期(71.8%)から小幅拡大した。3位は米マイクロン・テクノロジーで22.9%。

サムスン電子の売上高は前期比38.0%、SKハイニックスは34.6%、それぞれ伸び、他社をさらに引き離した。

また、近年需要が急増しているNAND型フラッシュメモリーは、7~9月期の世界売上高が141億7200万ドルで前期比20.6%増加した。

トップのサムスン電子は売上高を28.5%伸ばし、シェアも39.0%と 前期(38.2%)を上回り過去最高を記録した。次いで、東芝(16.8%)、米ウエスタンデジタル(15.1%)、マイクロン・テクノロジー(11.3%)、SKハイニックス(10.5%)。

このうち韓国2社のシェアが49.5%でほぼ半分を占めた。前期から0.7ポイント拡大した。

業界関係者は「自動運転車や人工知能(AI)、モノのインターネット(IoT)、クラウドなど新たな需要が次々生まれており、市場規模は今後も拡大する可能性が高い。来年も半導体メモリーの売上高は大幅に伸びるだろう」と述べた。サムスン電子とSKハイニックスについては「技術力で競合他社を圧倒しており、当分は今の地位が揺らぐ可能性はない」との見方を示した。

(http://japanese.yonhapnews.co.kr/economy/2017/12/07/0500000000AJP20171207000200882.HTML)