韓国経済、韓国航空宇宙産業(KAI)、活気がない株価に流動性問題も浮上
記事要約:韓国航空宇宙産業(KAI)といえば、例のスリオン一件で不正疑惑が取り沙汰されている。詳しくはリンク先で確認してほしい。
https://kankokukeizai.kill.jp/wordpress/2017/09/%e5%bf%85%e8%aa%ad%ef%bc%81%e9%9f%93%e5%9b%bd%e7%b5%8c%e6%b8%88%e3%80%81%e3%80%94%e9%9f%93%e5%9b%bd%e8%bb%8d%e4%ba%8b%e3%80%95%e6%ac%a0%e9%99%a5%e3%82%92%e4%b8%8d%e6%ad%a3%e3%81%ae%e3%82%88%e3%81%86/
そのスリオンの製造で不正疑惑が取り沙汰されたことで、航空宇宙株が伸び悩んでいるというのが今回の記事。この記事は管理人が韓国語だったのをエキサイト翻訳しただけなので所々読みにくいのだが、要点を整理するとこうなる。
1.スリオンの不正疑惑で航空宇宙株関連が伸びない
2.韓国航空宇宙は外部資金調達が必要な状況
3.政府と納品再開協議がなされなければ納品遅延によりずっと遅延賠償金負担が発生する可能性がある
4.直ちに急なのは流動性問題だ
5.“不確実性が緩和される前まで都市銀行などから追加与信(女神)確保が難しい展望”
以上の5つとなる。前半はそのままだが、4と5は説明がいるだろう。
>韓国航空宇宙は去る26日600億ウォンを始め10月600億ウォン、11月600億ウォン、12月1100億ウォンなど年末まで合計2900億ウォンの企業手形(CP)満期が到来する。 施設貸し出し800億ウォンなどその他借入れ金まで合わせれば今年まで満期が到来する借入れ金だけ4000億ウォン規模だ。 捜査が簡単に終わらなくなっているところに運営資金まで不足するというのに年末までCPを償還することは手にあまることもある。
何か難しいこと書いてあるとおもうが、用は借金の返済期限が迫っていると。それが年末までに400億円ほどあると。
>足元の火を消すために韓国航空宇宙は9月に入り短期借入金限度設定を既存4566億ウォンから1兆1566億ウォンに増やして企業手形1100億ウォンを調達した。 だが、今回調達した企業手形は全6ヶ月満期で来年3月一度に満期が到来するので結局流動性問題は持続する展望だ。
では、どうしたのか。韓国航空宇宙は短期借入金を1兆1566億ウォンに増やして、企業手形1100億ウォン調達したと。これで年末の借金400億円は払えるが、来年の3月に110億円を返済しないといけないと。だから、流動性問題は持続すると。
流動性問題とは何ですか?これを経済の初心者さんに説明するとわり難しい用語かもしれない。なるべくわかりやすくかみ砕くと、流動性というのは直ちに貨幣にかえることができる可能性の度合いをいう。例を出そう。
例えば、1年満期で100万の手形と6ヶ月満期で50万の手形があるとしよう。この2つの手形はどちらが流動性に優れているか。
この場合、いつ債権者お金を入手出来るかを考えればいい。1年後に100万。6ヶ月で50万。1年待てば同じなのだが、半年後に50万入手できれば、その50万をまた違うものに使えるわけだ。これを機会損失という。だから、正解は6ヶ月満期で50万の手形ということになる。
流動性問題というのは用は商品は売れたのだけど、そのお金がいつ支払われるかだ。借金5000万ありました。でも、1億円の機械が売れました。しかし、払ってもらえるのは数年後では企業は倒産するわけだ。そこでどこからかお金を借りて一時凌ぐ。今回は企業手形で1100億ウォン調達したわけだ。
つまり、企業手形1100億ウォンを調達しても来年の3月に返済しないといけないので手元にお金がない状態は続く。ここで重要なのが3である。
>問題は政府と納品再開協議がなされなければ納品遅延によりずっと遅延賠償金負担が発生する可能性があるということだ。また、今回の修理オン品質イシューが持続すれば3次量産事業・上陸機動ヘリコプター事業など現在進行中の後続事業にも影響を及ぼして足をとられることができる。
翻訳が読みにくいのだが、つまり、スリオンみたいな不具合が発見されたら、当然、納期は遅れるので遅延賠償金負担金というもの発生する。また、スリオンだけではなく、他の物にも品質問題が発生する。そうなると、他の事業にも影響が出てくると。
例えば、スリオン以外にも、韓国航空宇宙(KAI)はインドネシアとのKFX、すなわち韓国型戦闘機開発事業を8兆ウォンですすめている。この契約はインドネシアが20%、つまり、1600億円を投資して完成したKFXを1台、もらうという契約である。しかし、ここで「流動性問題」が発生したらどうなるのか。例えば、インドネシアが予算が足りずに期限までにその代金を払わなければどうなるのか。
長々と説明してきたわけだが、今回の管理人は最後を説明するためにこの記事を取り上げて、流動性問題を解説した。勘の良い読者様なら気づいているとおもうが、管理人がただインドネシアを例に上げるわけがないんだよな。つまり、もう「それが」発生したのだ。次回はそれを追っていく。記事構成としては前編みたいなものだと思って頂ければいい。
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〔北朝鮮、韓国、朝鮮半島有事〕のまとめ
韓国経済、韓国航空宇宙、活気がない株価に流動性問題も浮上
韓国航空宇宙が相次いだ悪材料に苦労している。 ‘防衛産業(放散)不正’疑惑で大変な苦労をして株価が気が許せなくなっている状況で、資金調達不確実性まで大きくなって流動性憂慮まで提起されている。
27日金融監督院によれば今年の始め7万ウォン線に留まった韓国航空宇宙の株価は8月に入り4万ウォン線に落ちた以後なかなか上昇の勢いを見せられずにいる。 株価が気が許せなくなっている理由は‘防衛産業(放散)不正’疑惑で修理オン量産事業が支障をきたして実績に影響を及ぼしたためだ。 上半期韓国航空宇宙は429億ウォンの当期純損失を記録した。 704億ウォンの修理オン2次量産事業工事遅延違約充当借金を設定したうえにその他懸案のための追加充当借金積み立て141億ウォンが営業赤字の主な原因だ。
世伝・利子支給全(前)利益(EBITDA)また、2015年4693億ウォンで今年上半期143億ウォンで30分の1程度で縮んだ。 EBITDAは企業が営業活動により稼いだ現金創出能力を現わす収益性指標だ。 韓国航空宇宙の場合、営業収益性が顕著に低下して自らの現金創出能力だけでは運営資金用意が容易ではなくて外部資金調達が必要な状況だ。
韓国航空宇宙の純借入れ金依存度は2015年15.1%から今年上半期25.8%で10%ポイント近く高まった。 その場は短期制借入れ金に対応するのに大きい無理がないという分析だが、防衛産業(放散)不正疑惑が解決されなければ営業創出現金を上回る運営資金負担が持続的に現れることができるという憂慮が出てくる。
問題は政府と納品再開協議がなされなければ納品遅延によりずっと遅延賠償金負担が発生する可能性があるということだ。 また、今回の修理オン品質イシューが持続すれば3次量産事業・上陸機動ヘリコプター事業など現在進行中の後続事業にも影響を及ぼして足をとられることができる。
直ちに急なのは流動性問題だ。 韓国航空宇宙は去る26日600億ウォンを始め10月600億ウォン、11月600億ウォン、12月1100億ウォンなど年末まで合計2900億ウォンの企業手形(CP)満期が到来する。 施設貸し出し800億ウォンなどその他借入れ金まで合わせれば今年まで満期が到来する借入れ金だけ4000億ウォン規模だ。 捜査が簡単に終わらなくなっているところに運営資金まで不足するというのに年末までCPを償還することは手にあまることもある。
足元の火を消すために韓国航空宇宙は9月に入り短期借入金限度設定を既存4566億ウォンから1兆1566億ウォンに増やして企業手形1100億ウォンを調達した。 だが、今回調達した企業手形は全6ヶ月満期で来年3月一度に満期が到来するので結局流動性問題は持続する展望だ。
ナイス信用評価は“金融監督院の精密監理以後会社に対する金融圏全般(前半)の信任度が低下した状況”としながら“不確実性が緩和される前まで都市銀行などから追加与信(女神)確保が難しい展望”と説明した。
ソースは韓国語なのでエキサイト翻訳
(http://www.asiatoday.co.kr/view.php?key=20170928010014259)