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韓国経済、韓国製造業の在庫率、2008年金融危機当時の水準まで上昇

韓国経済、韓国製造業の在庫率、2008年金融危機当時の水準まで上昇

記事要約:在庫処分を今年、結構したと思っていたらまだまだ残っているようだ。ということは、今年も大幅な貿易黒字確定だな。良かったな韓国。貿易黒字連続記録が伸びる良いニュースじゃないか。まさか、管理人はまだ2008年当時の水準とは思ってなかった。さらに在庫は増えるのだから、そんな当時の水準なんて楽に抜いてしまえば良い。貿易黒字でガンガン外貨を稼げば良い。

>大信経済研究所のパク・ヒョンジュン研究員は「経営難の一部企業が存続のために製品価格を値下げし、シェアを拡大しようとした結果、優良企業の収益性も悪化した」と指摘した。

まさにこの言葉が全てを物語っている。サムスン電子のことだろうな。

2011年 韓国経済危機の軌跡(週間 韓国経済)

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韓国経済、韓国製造業の在庫率、2008年金融危機当時の水準まで上昇

韓国統計庁によると、韓国製造業の在庫率指数が2010年以降急速に上昇し、昨年8月には129.6を記録。世界的な金融危機のピークだった2008年12月(129.9)以来の高水準に達した。その後、昨年9-11月も120台後半で推移している。

在庫率とは月末の在庫指数を当月の出荷指数で割って算出するもので、売れずに倉庫に残っている商品の割合を表す。在庫率の上昇は、世界的な需要減少で輸出が低迷していることが原因だ。

大信経済研究所は「昨年時点の在庫と出荷の不均衡は(アジア通貨危機当時の)1997年と並ぶほどだ。過去5年間に内需と輸出がほとんど伸びていないにもかかわらず、企業が生産を続け、在庫が増え続けた」と分析した。

在庫増加で在庫投資(在庫の一定期間における増加分)の成長寄与度が大きく上昇した。韓国銀行によると、14年の経済成長率(3.3%)のうち、在庫による成長寄与度は0.55ポイントだった。

これに対し、昨年の経済成長率予測値(2.6%)のうち、在庫による成長寄与度は0.8-0.9ポイントに達したと推定される。在庫の成長寄与度が高いことは、生産から消費へとつながる景気循環が円滑ではなく、経済が不健全な状態にあることを示している。

在庫率上昇は必ずしも悪い現象とは言えない。景気回復に備え、商品を増産しているのであれば「良い在庫」と判断できる。しかし、輸出低迷で在庫が増えるのは「悪い在庫」だ。良い在庫は製造業の稼働率を高めるが、昨年11月の製造業の平均稼働率は前月を1.2ポイント下回る72.7%だった。

09年4月(72.4%)以降で最も低い水準だ。格付け会社のムーディーズも昨年8月、「急激な在庫調整があれば、韓国の成長率がさらに低下する可能性がある」と指摘している。

在庫率上昇の最大要因は世界的な需要低迷だ。韓国経済研究院のキム・チャンデ研究委員は「世界的な景気低迷だけでなく、2000年代半ば以降、民間消費の伸びが鈍るなど消費パターンが構造的な変化を示していることも原因だ」と指摘した。

今回の在庫率上昇現象は、韓国経済が過去に経験した危機よりも長期化しているのが特徴だ。2001年のITバブル崩壊、03年のクレジットカード債務危機、08年の世界的金融危機など景気低迷期ごとに在庫と出荷は不均衡を示したが、長期化はしなかった。金融危機当時に在庫率が120を超えたのは、08年11月から3カ月だけだった。しかし、今回は昨年4月に在庫率指数が121を記録して以降、これまで3カ月を除き、いずれも120を超える数値が続いている。

一部には在庫と出荷のアンバランスが低金利によるものだとの見方もある。資金を低コストで借り入れられるため、企業が販売不振でも生産を継続しているからだ。そうした不健全な企業の延命は優良企業にも悪影響を与える。大信経済研究所のパク・ヒョンジュン研究員は「経営難の一部企業が存続のために製品価格を値下げし、シェアを拡大しようとした結果、優良企業の収益性も悪化した」と指摘した。

(http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2016/01/21/2016012100891.html)

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