韓国経済、9月の消費者物価2.1%上昇 農畜水産物・果物値上がり=韓国

韓国経済、9月の消費者物価2.1%上昇 農畜水産物・果物値上がり=韓国

記事要約:韓国の9月の消費者物価が2.1%上昇したようだ。連休に備えて農畜水産物・果物値上がりによるものらしい。物価が上がるというのはインフレということで、緩やかなインフレは歓迎すべきこと。8月は猛将や集中豪雨といったことで野菜の価格が高騰していたのだが落ち着いた。

■2017年、1月~9月の韓国の消費者物価指数(前年同月比)

1月 2%上昇

2月 1.9%上昇

3月 2.2%上昇

4月 1.9%上昇

5月 2%上昇

6月 1.9%上昇

7月 2.2%上昇

8月 2.6%上昇

9月 2.1%上昇

整理するとこんな感じになる。8月は集中豪雨、猛暑ということで前年より、野菜や果物価格の高騰で2.6%という高い数値だったが、概ね、2%前後で推移している。特にこれといった危険な兆候は感じられない。過度なインフレになったわけでもないので、物価は順調に推移しているんじゃないか。

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〔北朝鮮、韓国、朝鮮半島有事〕のまとめ

韓国経済、9月の消費者物価2.1%上昇 農畜水産物・果物値上がり=韓国

【世宗聯合ニュース】韓国統計庁が28日発表した消費者物価動向によると、9月の消費者物価指数は前年同月比2.1%上昇した。秋夕(中秋節、今年は10月4日)を控え、農畜水産物と果物が大幅に値上がりし、物価全体を押し上げた。消費者物価指数の前年同期比の上昇率は3カ月連続で2%台を維持している。

9月は原油価格の上昇に伴い石油類が同6.1%上がった。

また、秋夕を前に需要が増大する果物、農畜水産物も大幅上昇した。果物の上昇率は21.5%で、6月から20%台が続いている。農畜水産物は同4.8%上昇し、物価全体を0.41ポイント引き上げた。農産物は5.2%、水産物は6.1%それぞれ上がった。

野菜類は4.2%下がり、4カ月ぶりに下落に転じた。統計庁は前年の価格高騰の反動の影響も受けたとの見方を示した。

(http://japanese.yonhapnews.co.kr/economy/2017/09/28/0500000000AJP20170928000700882.HTML)

韓国経済、9月の消費者物価2.1%上昇 農畜水産物・果物値上がり=韓国」への2件のフィードバック

  1. CPIが2%前後アップ。大衆の賃金が低迷する中2%は大きな上昇といえそう。
    企業収益ダウン(除くサムソン)・生産性?失業率高止まり又は悪化。創造的なR&D欠如。
    これらからスタグフレーション化を懸念。
    不動産・株式などの資産価格がもし崩落した場合は、それは明らかにな失業・貧困がやってくる。と思いますが・・・
    今こそ通貨スワップ強化が必要なのだが・・・

    1. コメントありがとうございます。

      サムスン電子が急上昇してから、KOSPIは非常に強いですからね。まだ2350もある。管理人は韓国経済を好調かどうかみるときに2000が目安になると考えているので、今のところ、インフレ2%程度ではそれほど大きな物価上昇につながらないと。日銀のインフレ目標は2%だったところを見れば当面は大丈夫かなと。失業率は高くなっていますが、表向きはまだそれほど深刻ではない。数値で出てこないものを考えると決して、楽観はできませんが、外国人投資家がそこまで見ているとは思えませんので、10月の中韓通貨スワップ協定までは大きな動きはないかと。

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