中国軍20機、台湾の防空識別圏に入る…米台協力に反発か

中国軍20機、台湾の防空識別圏に入る…米台協力に反発か

記事要約:最近、中国と台湾を巡る争いが過激化している傾向にあり、米国が台湾をNATOplusに加入させる法案が米下院で提出されたりと慌ただしい。米台協力が強化されると、中国は反発するわけだが、今回の中国軍20機が台湾の防空識別圏に入ったのもそれが理由のようだ。爆撃機など一部は台湾南東沖まで飛行した。昨年以降、1日の機数としては最も多いそうだ。

>米国と台湾の窓口機関は25日、ワシントンで、海上警察活動での相互協力を目的としたワーキンググループを設置する覚書に調印した。今回の進入はそれに対する反発とみられる。

しかし、これは明らかにおかしい。台湾は独立国家であって国家の運営は台湾当局が決める。中国が台湾を支配しようとしているのは見ての通りだが、異様な光景が昨年から常態化している。台湾もそれに対抗して、アメリカから武器の調達などに動いてるが、アメリカのアキリーノ太平洋艦隊司令官が、中国の台湾侵攻について多くの人が理解しているより切迫した状態だと述べている。台湾情勢は深刻化している。

我々が日本人が出来ることは少ないが、台湾産のパイナップルを買って応援したり、台湾にもっと関心を払うことだろう。サイトで台湾情勢を取り上げていくこともきっと何かに貢献できるはずだ。

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中国軍20機、台湾の防空識別圏に入る…米台協力に反発か

【台北=杉山祐之】台湾の国防部(国防省)によると、中国軍の戦闘機、爆撃機など計20機が26日、台湾南西部の防空識別圏に入った。爆撃機など一部は台湾南東沖まで飛行した。中国軍機の防空識別圏進入が常態化した昨年以降、1日の機数としては最も多い。

米国と台湾の窓口機関は25日、ワシントンで、海上警察活動での相互協力を目的としたワーキンググループを設置する覚書に調印した。今回の進入はそれに対する反発とみられる。

20機のうち戦闘機は12機で、「殲(J)16」が10機、「殲10」が2機だった。爆撃機「轟(H)6」は4機が入った。ほかに対潜哨戒機「運(Y)8」や早期警戒機「空警500」なども加わった。

https://news.yahoo.co.jp/articles/8eacceb8761c4fb982ba6f256c4b330567fc1ab8

中国軍20機、台湾の防空識別圏に入る…米台協力に反発か」への1件のフィードバック

  1. 偶発的トラブルから偶発的な戦闘に発展するのも時間の問題なのかな?中国側の戦闘機の性能&訓練度にもよるのだろうけど、米軍が出張ることが有れば、ね。
     台湾を守ることは、既に米国の国益にかなう状況にも成りつつあるし。台湾の半導体メーカーが米国内に製造工場を作り、雇用も増やしてくれるわけですし。台湾一企業のリスク分散ではなく、安全保障上の動きとも連動してるのですね。
     日本にとっても、台湾を守ることは安全保障上の国益に十分繋がるはずなのに。中共に毒づかれて直ぐにビビる反応するから舐められて付け込まれるわけで、毅然と突っぱねれば、良いのにね。日本政府にも独立国としての矜持を示してもらいたいものです。

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