韓国 サムスン、半導体赤字1兆6500億円で過去最大

韓国 今、韓国メディアはひたすらサムスン擁護に必死である。その理由は簡単だ。サムスンが完全に落ち目なのが2023年にばれてしまったためだ。スマホでは米アップルに1位のシェアが奪われて、半導体ではインテルにシェアを負ける。力を入れてるファウンドリー部門では台湾のTSMCにシェアをさらに引き離される始末。韓国サムスン電子が得意とする半導体とスマホ分野でのシェア1位から落ちたのだ。そして、2024年はその差は顕著となる。

なぜなら、韓国サムスン電子は次世代分野において何も産業を育成ができていない。半導体が転ければ終わり。実際、昨年のサムスン電子は半導体不調で辛うじて営業利益を7000億円を出したに過ぎない。そして、半導体部門では1兆6500億円で過去最大の赤字となったようだ。おいおい、半導体が売れないのにどれだけ量産していたんだよ。

まあ、実際、半導体が売れないのに減産に応じないのはサムスン電子だけだったものな。さて、今回は半導体の成績を見ていこう。

記事を引用しよう。

【ソウル=細川幸太郎】韓国サムスン電子が31日発表した2023年12月期の事業別業績で、半導体部門の営業損益は14兆8800億ウォン(約1兆6500億円)の赤字(前の期は23兆8200億ウォンの黒字)だった。半導体部門の赤字は15年ぶりで、過去最大の赤字を計上した。

同部門の売上高は同32%減の66兆5900億ウォンだった。そのうちメモリー売上高は36%減の44兆1300億ウォン、受託生産(ファウンドリー)などの「その他の半導体」の売上高は25%減の22兆4600億ウォンだった。

巨額赤字の主因は半導体市況の悪化だ。パソコンやスマートフォンの販売低迷によって主力の半導体メモリーの在庫水準が供給網全体で上昇。22年秋から販売価格が下落し、サムスンはじめ大手各社が減産に踏み切ったものの在庫解消に時間がかかった。

足元で市況は底を打って緩やかに回復し始めた。サムスン半導体部門の23年10〜12月期の営業赤字は2兆1800億ウォンと、7〜9月期の3兆7500億ウォンから赤字幅を縮小した。韓国証券会社の業績予想では24年1〜3月期はわずかに黒字転換するとの見方が多い。

半導体と並ぶ主力のスマートフォン部門の23年通期の売上高は前の期比7%減の112兆4100億ウォン、営業利益は14%増の13兆100億ウォンだった。

ディスプレー部門の営業利益は6%減の5兆5700億ウォン、家電部門の営業利益は7%減の1兆2500億ウォンだった。他部門の営業利益は前の期とほぼ同水準だったため、営業損益が前の期比で38兆7000億ウォンも悪化した半導体部門の減益分を補えなかった。

サムスン電子全社の23年12月期の売上高は前の期比14%減の258兆9400億ウォン、営業利益は85%減の6兆5700億ウォンだった。営業利益は15年ぶりの低水準に落ち込んだ。純利益は72%減の15兆4900億ウォンだった。同社は1月9日に決算速報値として全社の売上高と営業利益のみを発表していた。

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM30DFN0Q4A130C2000000/

サムスン半導体部門の23年10〜12月期の営業赤字は2兆1800億ウォンと、7〜9月期の3兆7500億ウォンから赤字幅を縮小した。これは普通に減産している効果が出たのだろうか。韓国証券会社の業績予想では24年1〜3月期はわずかに黒字転換するとの見方が多い。この根拠はどこからくるのか。既にアメリカの半導体メーカーが24年の1月~3月期も苦しいという見方をしていた。インテルやAMDについて確認したが、実際、他の半導体メーカーも同じようなことを述べている。

そして、最新の半導体価格を見ておくか。

TrendForceによると、2021年第4四半期以来8四半期にわたって続いてきたDRAM契約価格の下落は、2023年第4四半期に反転に転じたほか、NANDについても4四半期連続の下落から、2023年第3四半期に上昇に転じた。2024年もこれらのメモリ価格が上昇し続けるかについては、サプライヤ各社が製造ラインの稼働率を継続的かつ効果的に管理できるかどうかに関わってくると見られるとしている。

TrendForceの調査担当上席副社長であるAvril Wu氏によると、2024年第1四半期も価格は上昇基調となっており、例えばDRAMの契約価格は前四半期比で約13~18%の上昇、 NANDについても同18~23%の上昇見込みとしている。また、2024年第2四半期以降も市場需要については保守的な見通しとしつつも、一方でDRAMならびにNANDサプライヤ各社は2023年第4四半期末以降、稼働率を引き上げ始めており、NANDのバイヤーサイドは2024年第1四半期より在庫の拡充を進める動きを見せており、こうした稼働率の上昇と購買意欲の増加により、2024年第2四半期もDRAMならびにNANDの契約価格は同3~8%の上昇率となるものと予測している。

さらに、2024年第3四半期については季節的なピークシーズンとなることと、北米のCSP(クラウドサービスプロバイダ)が主要コンポーネントの補充をより積極的に進めることが予想されるため、DRAM/NANDの契約価格は上昇を継続。サプライヤがまだ稼働率に余力を持たせた状態を維持した場合(まだフル稼働していない場合)、前四半期比で8~13%ほどの上昇率となる可能性があり、中でもDRAMは、DDR5とHBMの普及率の上昇が全体の平均価格(ASP)を押し上げることとなり、それに伴って契約価格の上昇率がより高まる可能性があるとしている。

2024年第4四半期についても、サプライヤ各社が生産量をコントロールすることができれば、全体的に価格上昇傾向が続くことが予想され、結果としてDRAMの契約価格は同約8~13%ほどの上昇率と予想されるが、個別製品やDDR5など、製品によっては価格が下落する可能性もあるともしている。このことについてTrendForceでは、2024年のDRAM契約価格の全体的な上昇は、あらゆるタイプのDRAMチップで進むわけではなく、製品構成の変化を反映したものであることを意味しているとする。一方のNANDについては同0~5%ほどの上昇率となると予測している。

https://news.mynavi.jp/techplus/article/20240201-2874277/

今回のトレンドフォースの情報は2024年2月1日に出てきた記事なのでほぼ最新動向である。重要なのは確かに半導体価格は上昇傾向だが、大きく上昇する可能性については言及していない。以前に取りあげた時に半導体価格の30%以上が上昇すれば損益分岐点だとあった。つまり、今の段階は減産していても赤字なことにかわりない。そして、1年後には30%程度は上がってるような予測が出ているが、それでようやくトントンだ。利益を出すにはあと20%ほど価格上昇が足りない。

しかも、あらゆるタイプのDRAMチップで進むわけではなく、製品構成の変化を反映したものである。これは生成AI需要のチップは伸びるが、他はそこまで伸びないてことだろうか。だとしたら、サムスン電子が半導体で黒字になるのは難しいんじゃないか。

トレンドフォースの予想については半導体関連で取りあげているが、2024年に半導体特需がくるような予測はしていない。実際、2023年よりはましだが、それで大量増産に踏み切るというよりは、減産しながらなんとか半導体価格を上げていきたいてことだろう。

結局、中国がサムスンの半導体を買ってくれないと、サムスンの半導体は大赤字を出すと。

だから、裏ではチップを横流しをしていたのだ。既にSKハイニックスがいきなりの黒字転換したことは取りあげたが、その中で中国にSKハイニックスのチップを裏で売っていたのではないかと疑った。それで、裏でチップを横流していたというのは本当である。これもついでにみておこうか。

では、記事を引用しておく。

戦略物資に分類される米国製の半導体集積回路(IC)チップを国内用に輸入した後、中国への密輸に関与した流通会社幹部を地元税関当局が逮捕した。外国製半導体を中国に輸出する際の中継ルートとして韓国を税関が利用したことが判明したのは初めての例となる。

ソウル本税関は25日、韓国で海外電子部品を販売するA社の40代の社長と役員らを外国法違反の疑いでソウル中央地検に在宅送検したと発表した。通商法、関税法、犯罪収益隠蔽等の規制に関する法律。

税関によると、これらの人物は2020年8月から昨年8月までA社を経営し、国内の通信機器開発会社を通じて米国の著名半導体企業製の通信用半導体ICチップを国内用に輸入して購入した。その後、彼らはこれらのチップを税関に申告せずに航空輸送で送り、これらのチップを中国に144回密輸した。 2020年に戦略物資に指定されたこれらのチップは、通信リレーでアナログ信号をデジタルに変換するもので、大量破壊兵器の製造に使用される可能性があるため、政府の許可なしに輸出入規制の対象となっている。

捜査の結果、A社を通じて半導体ICチップ9万6000個(約139億ウォン(約1160万米ドル)相当)が密輸され、このうち5万3000個(118億ウォン相当)が戦略物資に指定されたことが判明した。問題のICチップは米国に本拠を置く半導体メーカーが製造しており、国内では韓国の正規代理店を通じてのみ供給されており、エンドユーザー証明書と流通管理のための輸入業者からの再輸出禁止の約束が求められている。したがって、A 社のようなエンドユーザー以外の事業体による輸入は通常不可能です。

A社は、国内の通信機器開発会社に韓国の正規代理店を通じて必要以上のICチップを輸入させ、余った分を密輸することでこの規制を回避した。チップは産業通商資源部長官から必要な輸出許可を得ることなく、少量ずつ再包装され、サンプル製品と偽って中国に出荷された。

彼らの利益を上げる計画は綿密に計画されていました。わずか400万ウォン相当の半導体部品を香港に輸出する際に価値を75億ウォンに水増しし、税関に虚偽申告し、銀行に捏造書類を提出して密輸代金を受け取った。残りの資金はマネーロンダリングなどの違法な手段を通じて国内に持ち込まれた。

출처 : Businesskorea(https://www.businesskorea.co.kr)

https://www.businesskorea.co.kr/news/articleView.html?idxno=210248

このように韓国から中国には半導体チップが密輸されていた。チップの中身がSKハイニックスなのか。サムスン電子なのか知らないが、急な業績回復するSKハイニックスを見れば、そちらのほうが可能性は高いだろうな。しかし、わずか400万ウォン相当の半導体部品を香港に輸出する際に価値を75億ウォンに水増しとか。凄いことしているな。

しかし、この密輸がファーウェイの新作スマホにSKハイニックスの半導体チップを使用されていたことでの答え合わせだ。だが、このルートは氷山の一角だろう。SKハイニックスの急回復を見れば、もっと裏でチップ密輸をしている。しかも、それを韓国政府が北朝鮮の瀬取りと同じで、裏で容認しているだろうしな。

でも、中国による韓国の扱いは今年も変わらないだろうが。チップを密輸した功績は褒めてやるが、それとこれとでは話は別だ。習氏の訪韓など永遠にやってこないだろう。少なくともユン氏の間ではな。だいたい、今年初めにやるとか日中韓外相会談はいつなんだよ。4月の選挙まであと2ヶ月しかないんだが。と思って調べたら見つけた。どうやら5月以降になるらしいぞ。ああ、ユン氏の目論見終わったな。

日本、中国、韓国3カ国が早期実施で合意した首脳会談の開催時期が、5月以降になる公算が大きくなった。岸田内閣の支持率低迷や、議長国を務める韓国で4月に予定される総選挙をにらみ、中国が日韓両国の政権の求心力を見極めていることが影響している。複数の外交関係者が1日、明らかにした。調整は停滞しており、開催時期は不透明になりつつある。

韓国 サムスン、半導体赤字1兆6500億円で過去最大」への2件のフィードバック

  1. かつてのSAMSUNGであれば、日本の技術退職者を雇い、開発事業に従事させつつ、技術をパクっていたけども、扱いの酷さも知られ応じる人材がいるのだろうか。基礎技術がないから、新規の開発ができない。おまけにコンプライアンスがしっかりしていないから、技術を売り渡す社員がでてくる。サムスン転ければ韓国は沈む。日本にすりよるだろうが、売国議員が跋扈しているから、不安ではある。昨日だっけか?韓国と日本は切っても切れない関係だかなんだかほざいていたけど、欲に駆られた経済界の爺がガンなのだ。断交一択だぞ!

  2. ①クビだけが理由でしょうか
    会えなくなるよと精々すると
    嬉しくなるよ。今日は宴会です。
    会社挙げての宴会です。
    物理に哲学に資格自慢
    本当に不快です。
    バカなのに、なに自慢しているの
    アホなのに、笑いが止まりません
    バカなのに、アホなのに
    溜め息ばかりです。
    ②自慢話は、本当かどうか
    分からないけど、つまらなくて
    アンタの話は、受け売りばかり
    妄想性人格障害直してください
    診断書はお金がかかるから
    マッサージは止めてください
    受け付けが悦びますよ
    財布にも優しくなります
    迷惑が、迷惑が、減りますまた一つ
       柏原芳恵「春なのに」
       当麻恒男「冬なのね」

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