脱韓国 中国で存在感失う輸入相手国・韓国…30年前の水準まで後退

脱韓国 韓国ではユン政権になってから中国を冷遇してきたことで、外交関係はもちろん、経済でも韓国は中国からスルーされはじめた。いわゆる中国人の脱韓国というやつだ。しかし、韓国は逆に企業も個人も中国依存が逆に増えている。例えば、EVや二次電池などに使用する鉱物のほとんどは中国産だ。中国産キムチに代表するようにスーパーには安い中国産が並べられている。しかも、最近はアプリで中国からの個人輸入まで増えている。

韓国企業が米国との関係で中国産の原料や素材を使用した製品は米国では補助金対象外となることで、それらの鉱物や部品などはだんだん使えなくなってきているが、問題はそれらの鉱物が使えなくなったら、韓国製の価格は引きあげざるを得ないてことだ。安い中国製部品や素材で韓国は価格競争力を維持してきた。だが、それも終わりを迎えつつある。

さらに重要なのは中国企業が韓国の得意とする分野の技術に追いついて、中国ではもう半導体以外は売れない。この先、中国企業の中国内のシェアが拡大することで、韓国製は淘汰されていく。既に自動車やスマホでは韓国勢のシェアは1%だ。現代自動車は中国にある工場を売却して、サムスン電子も中国の工場を売却を検討しているというニュースが出てきた。もう、現代自動車もサムスン電子も中国ではオワコンなのだ。

韓国はますます中国依存を増やすのに、中国は脱韓国を急拡大させる。これは一体、どういうことなのか。それが今回のテーマとなる。中国で存在感失う輸入相手国「韓国」とあるが、そもそも韓国製なんて技術を奪われたら即ポイじゃないか。もう、中国で韓国製が駆逐される未来しかない。

では、記事の冒頭を見ていこうか。

昨年の中国による輸入に占める韓国の割合が6%台に低下したことが分かった。韓中国交正常化翌年の1993年(5.2%)以来の30年間で最低だ。中国の国・地域別輸入先でも韓国は3位に後退した。

これは中国市場で韓国製品が競争力を失い、中国が韓国製品を求めていないことを示しており、韓国の対中輸出不振の現状を物語っている。昨年の対中貿易赤字は過去最高の180億ドルを超えた。米中貿易摩擦で生じたサプライチェーン(供給網)の大転換と中国製造業の競争力向上が重なった結果だ。

https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2024/02/01/2024020180137_2.html

韓国産。すぐ隣にある中国で韓国製の割合が6%台とか。どれだけ韓国製はいらない子、扱いされているんですかね。30年間で最低とか。どれだけ韓国が中国依存しているかがわかるよな。でも、朝鮮日報すら、中国市場で韓国製品が競争力を失い、中国が韓国製品を求めていない。昨年の対中貿易赤字は過去最高の180億ドルと述べている。もう、韓国メディアですら中国が韓国をいらない子として扱ってることを指摘するようになったと。

理由は米中貿易摩擦で生じたサプライチェーン(供給網)の大転換と中国製造業の競争力向上が重なった結果とかあるが、重要なのは後者だよな。しかも、ここから韓国勢がまともに商売できるのは半導体だけ。後の韓国製は年々シェアを下落している状態で、この先、対中貿易黒字となるのか。そもそも韓国の1月輸出は回復しているとか述べても、貿易黒字はわずか3億ドルだった。少し見ておくか。

1月の輸出額は546億9千万ドルで、前年同月比18.0%増。1月の輸入額は543億9千万ドルで、前年同月比7.8%減。

不振に陥っていた対中国輸出は20カ月ぶりに増加傾向に転じた。1月の対中国輸出は107億ドルで、前年比16.1%増。対中国輸出で最も大きな割合を占める半導体の業況が改善され、対中国輸出の回復傾向もけん引したものと分析される。

対中半導体輸出は昨年10月に増加傾向に転じ、1月の増加率は35.3%にのぼる。半導体の他に、ディスプレー、一般機械、パソコンなどの商品の輸出も2桁の増加傾向を示した。ただし、対中貿易収支は1月も17億ドルの赤字となった。  

主要輸入品であるエネルギーの輸入額が大幅に減少(-16.3%)した影響だ。これで1月の貿易収支は3億ドルの黒字となった。月間貿易収支は昨年6月から8カ月連続で黒字を記録した。

このように韓国の輸出は前年同月比が18%増加とあるが、そもそも2023年1月が輸出低迷していた時期なのでたいしたことはない。しかも、中国だけを見れば対中貿易収支は1月も17億ドルの赤字である。しかも、エネルギー価格の下落で輸入額が16%減ったことで、なんとか3億ドルの貿易黒字だ。

これでとても良い成績のように韓国メディアは述べているが、これは在庫処理しながら輸出が増えて、輸入が減る典型的な不況型黒字だ。つまり、輸出が回復するかはまだまだ様子見てところだ。もっとも、回復しても大きく伸びることはない。なぜなら、中国が以前のように買ってくれないためだ。

では、記事の要点を整理していこう。今回の記事は2ページもあるのでわりと長めだ。

■記事の要点

1.韓国貿易協会によると、中国による昨年の韓国からの輸入額は1625億ドルだった。前年に比べ18.8%減少し、中国の輸入全体に占める割合は6.3%に低下した。中国の国・地域別輸入先で韓国はこれまで2位だったが、昨年は台湾(7.8%)、米国(6.5%)に次ぐ3位に後退した。韓国が中間財を輸出し、それを中国が加工した完成品を販売する国際分業体制が崩壊し、石油化学、鉄鋼、石油製品など韓国の主力輸出品目に対する需要が減少したことで、「メードインコリア」は中国市場で存在感が薄れた。

中国がかなりの品目で競争力を付け、自給率を高める中、昨年は韓国輸出を支えてきた半導体景気まで低迷し、中国の輸入に占める割合は7%を割り込んだ。韓国は2013年から2019年まで7年連続で中国にとって最大の輸入先だった。しかし、韓国製スマートフォンや自動車、ディスプレーなどが中国市場から徐々に締め出され、シェアは2017年の9.9%、2019年の8.4%、2022年の7.4%と毎年減少を続けた。チョ・サンヒョン国際貿易通商研究院長は「韓中貿易の構造が激しい競合関係となり、新成長産業に対する集中投資と同時に、中国内需市場攻略のための戦略づくりが急がれる」と話した。

2.中国が2010年代半ばから「中国製造2025」を掲げ、製造業育成に取り組んだ結果、先端半導体と一部ディスプレー製品を除けば競争力を保つ韓国製品はほとんどなくなったと分析されている。中国では代表的な中間財である石油化学製品は中間原料やベースオイルのような汎用製品の自給率が90%以上に高まり、2013年に235億ドルに達した対中輸出が昨年は170億ドルにまで減少した。コロナ前まで中国の自給率は60%前後だったが、ここ数年間で生産設備の増強が続き、もはや韓国製品を必要としなくなった。 

 B2C(企業と一般消費者の取引)製品もかつて中国市場で大きな人気を集めた化粧品の不振が続いているほか、昨年の輸出額が709億ドルに達し、過去最大を記録した韓国車も中国市場での販売額は3億ドルにとどまった。二次電池は韓国が中国から83億ドルを輸入し、韓国からの輸出額(5億ドル)の16倍に達した。

3.このように競争力の低下が続く中、昨年はコロナ下で拡大した世界的なIT需要まで冷え込み、対中輸出の支えてきた半導体の輸出が昨年、韓国は前年比30.6%減の361億ドルにとどまった。半導体輸出急減を受け、中国の韓国からの輸入は2022年の2002億ドルから昨年は1625億ドルへと18.8%も減少した。

中国企業の需要が集中するメモリー半導体などの競争力を維持し、中国内需市場でも競争力を持つことができる新産業を育成しすることは喫緊の課題だ。依然として韓国の輸出の20%近くを占める最大輸出相手国であり、経済成長率が5%に達する中国市場を直ちに放棄することはできない。産業研究院のパク・ソングン動向分析室長は「今年は半導体景気が回復すると見込まれることは希望的だ」とした上で、「米中の覇権争いの中でまず韓国が優位に立っている半導体で格差を維持する戦略が求められ、脱中国戦略を持ち続けるとしても、中国市場を無視してはならない」と指摘した。

以上の3つだ。それでは順番に見ていこうか。

まず1からだが、中国による昨年の韓国からの輸入額は1625億ドルだった。前年に比べ18.8%減少。中国の輸入全体に占める割合は6.3%に低下。韓国が中間財を輸出し、それを中国が加工した完成品を販売する国際分業体制が崩壊した。

この国際分業体制というのが成り立つのはその企業に代替先の技術がない場合であって、韓国企業から輸入しなくても、自国内で部品や素材などを調達できるようになれば、当然、自国産の使うだろう。なんでわざわざ韓国から輸入しないといけないのか。

中国がかなりの品目で競争力を付け、自給率を高める中、昨年は韓国輸出を支えてきた半導体景気まで低迷し、中国の輸入に占める割合は7%を割り込んだ。

昨年で韓国と中国の立場は完全に逆転↓。韓国は中国からの依存を増やし、中国は韓国製を駆逐する。それは国内市場だけではない。海外市場でもだ。そもそも、韓国の現代自動車はEV売れたとか述べているが、何で中国ではEV売れてないんですが?この時点で、韓国製がただ安いだけの劣化製品だと思われているのだろう。ああ、もちろん、日本でEVを売ってもシェアを落としてましたね。さっさと日本と中国から撤退することをオススメするというが、数年後にはそうなる。

しかし、韓国製スマートフォンや自動車、ディスプレーなどが中国市場から徐々に締め出され、シェアは2017年の9.9%、2019年の8.4%、2022年の7.4%と毎年減少を続けた。

これが韓国製の実態だ。韓国が得意とする産業そのものが中国に取って代わられる。韓国は作っても売れない製品を薄利多売するしかないが、それも韓国の電気代値上げで製品価格に上乗せすることになるので、利益はほとんどでない。ああ、でも、韓国には黒い半導体があるじゃないか。韓国ノリを中国で大々的に売ってみてはどうだろうか。そういえば中国で韓国製食品の話題はあまり聞かないので、話題にならないほど売れてないんだろうな。

それで専門家が中国内需市場を攻略とか。未だに寝言をほざいている。もう、撤退するしかないんだよ。この先、韓国製なんて中国人は見向きもしないんだから。そもそも売れないのはブランド価値がないからだ。サムスン電子はAIスマホがどうとかいうまえに中国でそれを売ってみろよ。100%売れないから。

次に2だが、コロナ前まで中国の自給率は60%前後だったが、ここ数年間で生産設備の増強が続き、もはや韓国製品を必要としなくなった。これはその通りだ。そして、好調のはずの自動車産業はどうだ。

B2C(企業と一般消費者の取引)製品もかつて中国市場で大きな人気を集めた化粧品の不振が続いているほか、昨年の輸出額が709億ドルに達し、過去最大を記録した韓国車も中国市場での販売額は3億ドルにとどまった。二次電池は韓国が中国から83億ドルを輸入し、韓国からの輸出額(5億ドル)の16倍に達した。

すげえな。おいおい販売額は3億ドルだって。709億ドルの3億ドルって0.5%程度しか貢献してないよな。さっさと撤退しろよ。しかも、二次電池産業も完全に中国勢が強い。もっとも、二次電池もEVオワコンなので今年は厳しいだろうな。それで3はまとめだ。

このように競争力の低下が続く中、昨年はコロナ下で拡大した世界的なIT需要まで冷え込み、対中輸出の支えてきた半導体の輸出が昨年、韓国は前年比30.6%減の361億ドルにとどまった。半導体輸出急減を受け、中国の韓国からの輸入は2022年の2002億ドルから昨年は1625億ドルへと18.8%も減少した。

2024年、完全に脱韓国をしている中国に対して、韓国は中国依存から抜け出せない。でも、好調な自動車ですら、わずか3億ドル程度の販売額なら確実に中国市場では赤字だよな。

依然として韓国の輸出の20%近くを占める最大輸出相手国であり、経済成長率が5%に達する中国市場を直ちに放棄することはできない。

放置することができない?既に中国から韓国が切られているのですが。なんだろうな。この違和感。韓国はまだ自分がお得意様だと思ってるのか。もう、韓国は常連客でも、中国に「ぶぶ漬け」を出されている状態だぞ。さっさと中国からいなくなれよとな。

産業研究院のパク・ソングン動向分析室長は「今年は半導体景気が回復すると見込まれることは希望的だ」とした上で、「米中の覇権争いの中でまず韓国が優位に立っている半導体で格差を維持する戦略が求められ、脱中国戦略を持ち続けるとしても、中国市場を無視してはならない」と指摘した。

そして、この上から目線だ。だから、逆だろう?もう、韓国の立場は逆転した。中国は韓国がなくても生きていけるが、韓国は中国がなければまともな生産活動すら成り立たない。そして、半導体をいつまで中国に売れるんですかね?アメリカは米国製チップの密輸をそのまま許してくれるとでも?抜け穴があるなら、早速潰してくるよな。

中国企業の需要が集中するメモリー半導体などの競争力を維持し、中国内需市場でも競争力を持つことができる新産業を育成しすることは喫緊の課題だ。依然として韓国の輸出の20%近くを占める最大輸出相手国であり、経済成長率が5%に達する中国市場を直ちに放棄することはできない。産業研究院のパク・ソングン動向分析室長は「今年は半導体景気が回復すると見込まれることは希望的だ」とした上で、「米中の覇権争いの中でまず韓国が優位に立っている半導体で格差を維持する戦略が求められ、脱中国戦略を持ち続けるとしても、中国市場を無視してはならない」と指摘した。

昨年の中国による輸入に占める韓国の割合が6%台に低下したことが分かった。韓中国交正常化翌年の1993年(5.2%)以来の30年間で最低だ。中国の国・地域別輸入先でも韓国は3位に後退した。これは中国市場で韓国製品が競争力を失い、中国が韓国製品を求めていないことを示しており、韓国の対中輸出不振の現状を物語っている。昨年の対中貿易赤字は過去最高の180億ドルを超えた。米中貿易摩擦で生じたサプライチェーン(供給網)の大転換と中国製造業の競争力向上が重なった結果だ。

韓国貿易協会によると、中国による昨年の韓国からの輸入額は1625億ドルだった。前年に比べ18.8%減少し、中国の輸入全体に占める割合は6.3%に低下した。中国の国・地域別輸入先で韓国はこれまで2位だったが、昨年は台湾(7.8%)、米国(6.5%)に次ぐ3位に後退した。韓国が中間財を輸出し、それを中国が加工した完成品を販売する国際分業体制が崩壊し、石油化学、鉄鋼、石油製品など韓国の主力輸出品目に対する需要が減少したことで、「メードインコリア」は中国市場で存在感が薄れた。

中国がかなりの品目で競争力を付け、自給率を高める中、昨年は韓国輸出を支えてきた半導体景気まで低迷し、中国の輸入に占める割合は7%を割り込んだ。韓国は2013年から2019年まで7年連続で中国にとって最大の輸入先だった。しかし、韓国製スマートフォンや自動車、ディスプレーなどが中国市場から徐々に締め出され、シェアは2017年の9.9%、2019年の8.4%、2022年の7.4%と毎年減少を続けた。チョ・サンヒョン国際貿易通商研究院長は「韓中貿易の構造が激しい競合関係となり、新成長産業に対する集中投資と同時に、中国内需市場攻略のための戦略づくりが急がれる」と話した。

中国が2010年代半ばから「中国製造2025」を掲げ、製造業育成に取り組んだ結果、先端半導体と一部ディスプレー製品を除けば競争力を保つ韓国製品はほとんどなくなったと分析されている。中国では代表的な中間財である石油化学製品は中間原料やベースオイルのような汎用製品の自給率が90%以上に高まり、2013年に235億ドルに達した対中輸出が昨年は170億ドルにまで減少した。コロナ前まで中国の自給率は60%前後だったが、ここ数年間で生産設備の増強が続き、もはや韓国製品を必要としなくなった。 

 B2C(企業と一般消費者の取引)製品もかつて中国市場で大きな人気を集めた化粧品の不振が続いているほか、昨年の輸出額が709億ドルに達し、過去最大を記録した韓国車も中国市場での販売額は3億ドルにとどまった。二次電池は韓国が中国から83億ドルを輸入し、韓国からの輸出額(5億ドル)の16倍に達した。

 このように競争力の低下が続く中、昨年はコロナ下で拡大した世界的なIT需要まで冷え込み、対中輸出の支えてきた半導体の輸出が昨年、韓国は前年比30.6%減の361億ドルにとどまった。半導体輸出急減を受け、中国の韓国からの輸入は2022年の2002億ドルから昨年は1625億ドルへと18.8%も減少した。

中国企業の需要が集中するメモリー半導体などの競争力を維持し、中国内需市場でも競争力を持つことができる新産業を育成しすることは喫緊の課題だ。依然として韓国の輸出の20%近くを占める最大輸出相手国であり、経済成長率が5%に達する中国市場を直ちに放棄することはできない。産業研究院のパク・ソングン動向分析室長は「今年は半導体景気が回復すると見込まれることは希望的だ」とした上で、「米中の覇権争いの中でまず韓国が優位に立っている半導体で格差を維持する戦略が求められ、脱中国戦略を持ち続けるとしても、中国市場を無視してはならない」と指摘した。