韓国経済、【韓進海運破綻】ニューヨーク港を徘徊する韓進マイアミ号
記事要約:今回の記事は実に突っ込み所がある。むしろ、状況説明以外は全文突っ込んでもいいほどだ。だが、そこまで行くとあまりにも進まないので突っ込む数は割愛していく。大体、積み荷の降ろしができなければ140億ドル相当の積み荷での損害賠償が増えていくだけだしな。では、どんどん突っ込んでいくか。
>だが、韓進海運にどの企業も荷物を預けようとしない。韓進海運が破産保護を申請した後、このような予想外の問題が続出している。もちろん政府が用意したという「プランB」にはない状況だ。
韓進海運が破綻して企業が荷物を預けないなんて予想外でも何でもないだろ?素人でもわかることを「予想外」なんて書く記者はもう一度、一般常識を勉強してこいと。超高額負債で倒産した企業に荷物を預けるのが「適当」かどうかをな。100人中100人が答えるだろう。預けるわけないと。後、韓国政府が用意したプランBなんて、鳩山元総理の「腹案がある。トラストミー」以上に信用できない。つまり、そんなものは最初から用意されていなかった。
>米国ニュージャージー破産裁判所のステイオーダー(差し押さえ禁止)決定後1週間が過ぎたが、米国に荷下ろしを終えた韓進海運の船はたった一隻だ。裁判所の決定ですべてが解決できるとの考えは錯覚だった。
さすがにそれは夢を見すぎだ。ステイオーダーの決定はあくまでも差押さえ禁止であって、入港拒否禁止ではない。入港したければ今までの滞納分と港湾使用料をドルで払うしかない。確か500億ウォン支援で港湾使用料を払ったから入港できたのはなかったのか。後の港も払えばいいじゃないか。
>破産保護申請後、韓進海運との取り引きから「後払い」は消えた。韓進海運米州法人側は「船はいつ頃ニューヨーク港に入ってこられるようになるか」という質問に、「ひょっとして送金するという話はなかったか」と問い返した。
話は通じてないが金を払わない限りは入港拒否されている。これに関してはどこでもそうだろう。
>現場からは「会社は破産したが最後のコンテナ一つまでつまずくことなく処理した後に撤収しろとは話になるか」という不満が爆発している。
それが当たり前だ。普通はそうするんだよ。少なくとも積み荷満載で倒産はしない。倒産するのわかっているなら普通は荷物を少なくして影響を軽微なるようにする。以前にスーパーの閉店セールで例をあげたが、倒産するにしてもたたみ方というものがある。それをしないで、総額140億ドル相当の積み荷満載のコンテナを海上放置とかありえないだろうに。だから韓国企業でしかあり得ない斜め上だと述べているのだ。
>外信は韓国政府の「対策のない」破産決定が米国での物流を混乱に陥れているとし、実に驚くべきだという記事を次々と掲載している。
管理人もまさかここまで韓進海運や韓国政府が狂っているなんて想像でもできなかった。実に驚かされた。法定管理に入ることは事前に韓国経済において財閥グループの1部門が倒産するということで管理人はしっかりと追ってはいたが、まさかこんな物流混乱を引き越して、3週間経っても未だに解決できないなんて誰が想像出来るんだ。
8年間、韓国経済を毎日、見てきた管理人が想像出来ないんだからよほどのことだ。しかし、韓国人は最悪な状況から最悪な選択を選ぶという法則だけは成り立つ。これ唯一絶対かもしれないな。
ここから記事はサムスン電子の話になるのだが、管理人から言わせると爆発するスマホなんて世に出した時点でリコールが速かったとかで企業対応が素晴らしいとかではない。そんなんで信頼回復になるわけないだろう。すでに怪我人や車が炎上したり深刻な事態を引き起こしているんだぞ。
サムスン電子を批判できない韓国メディアの事情も察して上げたいが、あまりにもお粗末なんだよな。どう考えても擁護しようがないんだ。スマホが爆発するなんてことは本来は1件たりとも起こしてはいけないのだ。
>サムスン電子は原因を把握して約100万個に達する交換製品を作ってCPSCと協議して使用承認を取り付け、報道発表文の準備と通信会社とのマーケティン グ計画協議まで同時に進めた。残念なことに韓進海運は年末になっても世界の公海上に行き来している14億ドル分の貨物を処理しきれないという懸念の声が出 ている。
サムスン電子が原因を本当に把握したかは後にわかる.管理人はどうせまた爆発すると思うが。ただ早急にリコール対応したことは韓進海運よりは多少はまともだったことはいうまでもない。
韓進海運は年末で14億ドル分の貨物とか述べているが、それも見通しが甘いと思う。このまま支援がなければ荷物は何も動かせないのにどうやって残りの126億ドル分を降ろすんだ.そもそも、もう荷主は3週間も経っているのだからすでに弁護士に相談して訴訟の準備を進めていることだろうに。
>「政府の危機対処能力が特定企業よりも劣るという批判を聞かなければならないのか」。他でもない政府関係者の口から出たため息だ。
韓国政府の危機対処能力てなんだ?何もしてないよな?管理人は韓進海運の一連の物流混乱で韓国政府がやったことは「自助努力が全く足りない」と朴槿恵大統領が批判したことしか覚えてないぞ。プランBはどこいったんだ。
3週間もあれば、普通の国なら政府で600億円を肩代わりし、韓進海運を一時国有化でもして事態は終息していただろうな。600億円払えば140億ドルの賠償はなかったのだ。どう考えても何もしていない。劣る以前の問題だ。韓国経済にとって秋は忙しい時期なのだから。わざわざネタを提供しなくてもいい。世界中に迷惑をかけて嫌われるのは勝手だが、さっさと混乱は解消してくれ。
韓国経済危機の軌跡(過去のメルマガ無料公開(1回~178回)
人気ブログランキング の応援(1日1回クリック)をお願いする
韓国経済、【韓進海運破綻】ニューヨーク港を徘徊する韓進マイアミ号
韓進(ハンジン)マイアミ号は秋夕(チュソク、中秋)連休最終日の18日にも米国ニューヨーク港に入ることができなかった。正確に言うと入ってくるのではなく出ていくことが問題だった。
ニューヨーク港に入港するすべての商船はマンハッタン南端のニュージャージーとニューヨークをつなぐ吊り橋「ベイヨン橋」を通過しなければならない。
マイアミ号が橋の下を無事に通過するためにはニューヨーク港で降ろした分の荷物を再び積まなくてはならない。船が水面下に十分に沈まなければ軽くなった船の上部がベイヨン橋の橋桁にひっかかるためだ。
だが、韓進海運にどの企業も荷物を預けようとしない。韓進海運が破産保護を申請した後、このような予想外の問題が続出している。もちろん政府が用意したという「プランB」にはない状況だ。
◆驚くほど対策のない韓進事態
米国ニュージャージー破産裁判所のステイオーダー(差し押さえ禁止)決定後1週間が過ぎたが、米国に荷下ろしを終えた韓進海運の船はたった一隻だ。裁判所の決定ですべてが解決できるとの考えは錯覚だった。
破産保護申請後、韓進海運との取り引きから「後払い」は消えた。韓進海運米州法人側は「船はいつ頃ニューヨーク港に入ってこられるようになるか」という質問に、「ひょっとして送金するという話はなかったか」と問い返した。
現場からは「会社は破産したが最後のコンテナ一つまでつまずくことなく処理した後に撤収しろとは話になるか」という不満が爆発している。
外信は韓国政府の「対策のない」破産決定が米国での物流を混乱に陥れているとし、実に驚くべきだという記事を次々と掲載している。
ニューヨーク・タイムズ(NYT)は韓進海運事態を2008年9月世界金融危機を触発させたリーマンブラザーズの破産と似ていると批判した。
韓国が5日間の秋夕(チュソク、中秋)連休を楽しんでいる間、韓進海運と共に米国メディアの注目を浴びたもう一つの韓国企業はサムスン電子だった。
ギャラクシーノート7に対する公式リコール命令が下された今月15日、サムスン電子米州法人関係者は「最悪の状況から出た最善の決定」と話した。
◆企業にも劣る韓国政府の業務処理
リコールのためには問題になったバッテリーに代わる製品の使用承認を連邦政府機関である消費者製品安全委員会(CPSC)から取り付けなければならなかった。
サムスンにとっては公式リコールに伴う10億ドル(約1021億円)の費用負担は全く重要ではなかった。一日でもはやく製品交換を終わらせて正常なマーケティングをすることがカギだった。
日系コンサルティング会社関係者は「サムスン電子がこのように迅速に状況を反転させるきっかけを用意するとは予想できなかった」と話した。
2006年にソニーがノートパソコン「バイオ」のバッテリー爆発事故に対する対応の遅さで市場を失ったこととは対照的だと説明した。
サムスン電子と韓進海運、二つの会社米州法人スタッフはともに今月の初めのレイバー・デー連休期間中も非常勤務体制を敷いていた。結果の差はコントロールタワーから違った。現場把握から事態解決まで、迅速に一糸乱れずシステムが動くかどうかが核心だった。
サムスン電子は原因を把握して約100万個に達する交換製品を作ってCPSCと協議して使用承認を取り付け、報道発表文の準備と通信会社とのマーケティング計画協議まで同時に進めた。残念なことに韓進海運は年末になっても世界の公海上に行き来している14億ドル分の貨物を処理しきれないという懸念の声が出ている。
「政府の危機対処能力が特定企業よりも劣るという批判を聞かなければならないのか」。他でもない政府関係者の口から出たため息だ。
※本記事の原文著作権は「韓国経済新聞社」にあり、中央日報日本語版で翻訳しサービスします。
(http://japanese.joins.com/article/806/220806.html)