韓国経済、ギャラクシーノート7の力…サムスン電子株が過去最高値
記事要約:最近、KOSPIが2000台を回復して2050まで上がったのはどうやら格付けの引き揚げだけではなく、サムスン電子が1枚噛んでいることがわかった。サムスン電子のギャラクシーノート7が好調らしく、サムスン電子株は過去最高値を更新している。しかし、サムスン電子の株価がKOSPI全体の18%を占めているてすごいな。
つまり、サムスン電子を抜けば1800ぐらいしかないわけか。といっても、KOSPIを引き揚げているのは事実のようで、サムスン電子の好調が韓国経済の追い風となっているようだ。今のうちにチャートを見ておこうか。
これがサムスン電子の5年間の動き。注目なのは韓国経済がどうとか関係なく上がっているということ。しかも、韓国経済の不調の時期とはピークもずれているし、なんだかんだいってサムスン電子はまだまだ健在というところだ。管理人もスマホ不審で低迷すると思っていたが、まさかDRAMでここまで売上を伸ばすとは考えてなかった。それにスマホも盛り返してきている。日本じゃ話題にすらならないギャラクシーS7とか、一体どこで売れているんだろうな。もうちょっと詳しい情報が欲しいと思っていると思うので少し解説しておく。
サムスン電子は4月~6月期における世界のスマートフォン市場で7700万台を出荷している。その市場占有率は21.4%を記録しており、前年同月比より0.1%増えた。反対にアップルが市場占有率を-2.4%に落として8.8%となっている。アップルがシェアではダブルスコアで負けているのが今の市場シェア争いである。
ただ、サムスンのシェアを狙うのはアップルだけでは中国勢も台頭している。特に中国のファーウェイはシェアを拡大しており、アップルに迫る勢いである。この先、中国のスマホといえば、ファーウェイとシャオミ辺りをが良く出てくるようになると思われる。特にファーウェイはサムスン電子と特許訴訟で争っているので管理人も注目している。
結果的に見るとサムスンが頑張ったというよりは、アップルが期待されてない印象の方が強かったような感じだった。今後、シェア争いがどうなるかわからないが、アップルのiPhone7でどこまで巻き返せるかは注目だろう。9月以降にでると思われるが,今のところ、そんな凄い情報はないんだよな。スマホの機能もこれ以上、進化させるのは難しい感じだろうか。
今でも十分便利だしな。一体,人類はこれ以上何を求めるんだろうか。ジョブズ氏が生きていればそのこたえを教えてくれたかもしれないが、それは叶わぬ願いである。ああ、でも、アップルにはまだサウンドやカメラがあるな。ハイゾレ音源を取り入れるとかしないだろうか。まあ、それはSONYがやっているか。しかし、SONYは九州地震の影響で工場の完全復旧が難しい。イメージセンサーを造るにしても数は用意できないか。
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韓国経済、ギャラクシーノート7の力…サムスン電子株が過去最高値
サムスン電子がギャラクシーノート7を発売した19日、株価が過去最高の167万5000 ウォンに上昇した。前日比3万5000ウォン(2.13%)値上がりし、2日連続の最高値更新となった。これを受け、サムスン電子の時価総額(普通株基 準)は237兆ウォン(約21兆円)に増え、KOSPI(韓国総合株価指数)全体の時価総額の18%を占めた。コスダック全体の時価総額(213兆ウォ ン)を超えた。日本株式市場の代表株であるトヨタ自動車の時価総額(約225兆ウォン)も超えた。
ユジン投資証券のイ・ジョン企業分析第1チーム長は「サムスン電子が前年10-12月期から連続で市場の予想を上回る実績を出し、企 業の価値が高く評価された」とし「スマートフォンギャラクシーS7の成功に続き、この日発売されたギャラクシーノート7も消費者の反応が良く、株価にさら に弾みがついた」と述べた。サムスン電子株の上昇を受け、この日、KOSPIは前日比0.77ポイント(0.04%)高の2056.24で取引を終えた。
この日、サムスン電子のギャラクシーノート7は韓国・米国など世界10余カ国で一斉に発売された。国内移動通信3社は代理店とオンラ イン売り場を通じて正式販売に入った。事前予約は約40万台で、これはサムスン電子が今年3月に発売した「ギャラクシーS7」の倍以上。