【メキシコ】麻薬組織の首領の正体、前大臣だった 国防相として麻薬犯罪対策を指揮しながら、自身も麻薬組織のトップとして君臨
記事要約:アメリカのドラマ、プリズンブレイクで似たような展開があったが、まさか、現実にこんなことになってるとはな・・・そりゃ、麻薬組織が壊滅するわけないわな。なんと、メキシコの麻薬組織の首領の正体が前大臣だったそうだ。国防相として麻薬犯罪対策を指揮して、自身も麻薬組織のトップだったらしい。
メキシコの麻薬マフィアが相当強いと言われていたが、まさか、政府の中核だったとはな。そりゃ、警察もさじ投げるレベルだよな。
>メキシコのサルバドル・シエンフエゴス前国防相が16日、麻薬密売などの罪で米国の検察に起訴された。前政権時の国防相として麻薬犯罪対策を指揮しながら、自身も麻薬組織のトップとして君臨し、「エル・パドリーノ」(ゴッドファーザー)の異名で呼ばれていたとされている。
それはトランプ大統領もメキシコに壁を作りたくなるわな。
>メキシコや米国のメディアによると、シエンフエゴス前国防相は15日、家族旅行で米ロサンゼルスの空港に降り立ったところ、米麻薬取締局(DEA)に身柄を拘束された。コカインやヘロインなどの麻薬密売のほか、資金洗浄の疑いももたれている。DEAは「エル・パドリーノ」と呼ばれるメキシコの麻薬組織の首領の行方を追っていたところ、シエンフエゴス前国防相だと判明したという。
DEAすごいな。どうやったらメキシコの前大臣が麻薬王なんていう証拠にたどり着くんだ。メキシコの警察とか、そういうレベルですらないからな。
中南米から米国への主要な麻薬密輸ルートにあたるメキシコでは、密輸を取り仕切る複数の麻薬カルテルが対立。縄張り争いなどの抗争で治安が悪化し、軍が介入する「麻薬戦争」が行われてきた。シエンフエゴス前国防相は取り締まりを指揮する立場だったが、賄賂を受け取ってカルテルの活動を妨げないように調整したり、仲間の被害が少なくなるようにしたりしていたという。
しかも、賄賂を受け取ってカルテルの活動を妨げないように調整したり、仲間の被害が少なくなるようにしていたとか。マジで黒幕じゃないか。しかも、前大臣だぞ。組織が腐るとここまで酷くなるんだな。麻薬組織の黒幕が大臣とか、映画のような展開だが、それを逮捕できるアメリカもすごい。メキシコは全く手が出せなかったんだろう。
[blogcard url=”https://kankokukeizai.com/archives/6456″]
【メキシコ】麻薬組織の首領の正体、前大臣だった 国防相として麻薬犯罪対策を指揮しながら、自身も麻薬組織のトップとして君臨
メキシコのサルバドル・シエンフエゴス前国防相が16日、麻薬密売などの罪で米国の検察に起訴された。前政権時の国防相として麻薬犯罪対策を指揮しながら、自身も麻薬組織のトップとして君臨し、「エル・パドリーノ」(ゴッドファーザー)の異名で呼ばれていたとされている。
メキシコや米国のメディアによると、シエンフエゴス前国防相は15日、家族旅行で米ロサンゼルスの空港に降り立ったところ、米麻薬取締局(DEA)に身柄を拘束された。コカインやヘロインなどの麻薬密売のほか、資金洗浄の疑いももたれている。DEAは「エル・パドリーノ」と呼ばれるメキシコの麻薬組織の首領の行方を追っていたところ、シエンフエゴス前国防相だと判明したという。
中南米から米国への主要な麻薬密輸ルートにあたるメキシコでは、密輸を取り仕切る複数の麻薬カルテルが対立。縄張り争いなどの抗争で治安が悪化し、軍が介入する「麻薬戦争」が行われてきた。シエンフエゴス前国防相は取り締まりを指揮する立場だったが、賄賂を受け取ってカルテルの活動を妨げないように調整したり、仲間の被害が少なくなるようにしたりしていたという。
メキシコの歴代政権は麻薬組織の壊滅を掲げてきたが、政府高官や警察との癒着も次々と明らかになり、政治腐敗が問題となってきた。19年12月には、「麻薬戦争」を始めたカルデロン政権のガルシア・ルナ公安相がシナロア・カルテルから賄賂を受け取っていたとして、米テキサス州で逮捕された。
麻薬対策を担ってきた軍・治安当局の大臣が相次ぎ米国の捜査により拘束されたことで、メキシコ国内では、当局の捜査能力や自浄作用のなさに批判が出ている。また、腐敗した当局こそ治安悪化の原因だったとして、数万人の死者を出した過去の麻薬対策への疑念も広がっている。
https://www.asahi.com/articles/ASNBK775FNBKUHBI020.html?iref=sp_ss_date