韓国 念のために断っておくが、こちらは韓国経済の専門家であって、韓国社会というのはそこまで詳しいわけではない。しかし、ここ最近、韓国で開催されている国際イベント「2023第25回セマングム世界スカウトジャンボリー」についてはちょっとシリーズ化しておいたほうが良い案件だと考えている。
その理由についてはいくつかあるんだが、これを語っておくことで韓国経済に関わることなんだと納得してもらえるはずだ。まず、こちらが注目している3つだ。
1.既に1000億ウォン以上もかけて、ユン氏大統領や首相すら動く巨大なプロジェクト。
2.このプロジェクトは2017年に韓国誘致が決まって6年ものの時間があったこと
3.経済効果が6000億ウォン以上と試算されていること。
この3つをこちらは重視している。1000億ウォンを今の日本円に直せば、108億円ぐらいになるのだが、それだけ大がかりな予算で作られた施設はシャワー室は丸見えで,トイレは汚い。テントを張る環境も最悪。大量の蚊が発生して食事は腐ったゆで卵とか。ええ?100億円?1億円以下といっても信じられるようなレベルである。
そもそも45000人集まることがわかってて、こんな低レベルの計画を6年もかけていたのかと思えば、絶対,嘘だとわかる。なぜかって?簡単だ。だってこの5日間で韓国政府の対応は税金をフル活用して、冷房バス130台のほかに104台を追加で配置した。国防部は3715平方メートルの敷地に日陰テントなどを設置した。こういうことが5日でできるんだ?6年あってもほとんどできてないのに5日もあればできるておかしくないか?
この計画にどのような闇が隠されているか実に興味深い。いくら大統領の命令があったとしても、数日でできることが6年かけても出来ないんだから、これは相当、何か裏があるだろう。108億円かけたとか絶対,嘘だ。どれだけポッケナイナイに消えて現場に残されているのか。実際、現場に回ったのは1億円以下なんじゃないか?
そして、こんなお粗末なレベルで経済効果が6000億ウォン以上あるそうだぜ。イギリス、米国、シンガポールのスカウトは帰って行ったわけだが、他は残ってるのが現状だ。しかも、未だに韓国の文化を味わってもらうとか。KPOPがどうとか。なんで地獄のサバイバルを抜けきって、知りもしないKPOPコンサートみなきゃいけないんだよ。せめてBTSぐらいだせよ。ええ?そんな予算ないって?そこは大統領命令だろう。
以上の3つだ。これだけ語れば経済的なテーマだと理解されたことだろう。つまり、終わってからが面白いと思うんだよな。何しろ与党からすれば、6年前のムン君の負の遺産であるからな。さすが、ムン君だよな。こんな面白い隠し球を用意しているとか。
では、記事の冒頭を見ていこうか。
米国、英国などの参加国が早期離脱を決めた中、「2023セマングム世界スカウトジャンボリー」は猛暑に備えた施設の拡充、文化体験プログラム準備などの対策を急きょ取り、運営正常化に乗り出した。尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は5日にハン・ドクス首相とイ・サンミン行政安全部長官に対し、観光プログラムを緊急追加するよう指示している。
https://news.yahoo.co.jp/articles/844d29eaef7bce52f810071f3cc63123af0c0ab3
こちらはさっさと中止にして、心配している親御さんに少年、少女を帰した方がいいと思うんだが、何故か、続行だもんな。そして、やることは「観光プログラムを緊急追加」だ。はぁ?あの。スカウトってこちらもそこまでよく知らないが,別に韓国に観光しにきたいんじゃないよな?よくわからないが大自然の素晴らしさを身近に味わうためにテントをはってるんだよな?そこそこのホテルに泊まって観光したいとか、全然、目的が違う。
もはや、韓国政府が率先して国の恥の上塗りを注ごうと努力しているようだが、そこまで必死になったところで何の評価もかわらない。6年間、100億円あってもできないことが,実はすぐ出来ることが証明されているだけという。ええ?じゃあ、6年間?何していたんですか!運営委員は100億円の予算があっても、6年で何したんですか?
といったところで記事の要点を見ていこうか。
■記事の要点
1.イ・サンミン長官は6日、全羅北道扶安郡(プアングン)のジャンボリープレスセンターで行われた会見で、「(参加者が)様々な経験を積み思い出を作れるよう、全国各地で観光プログラムを準備している」とし「17市・道の協力を得て計90本のプログラムを追加で用意した」と述べた。追加プログラムは忠清南道保寧(ポリョン)のマッドフェスティバル▽忠清北道清州(チョンジュ)の青南台観光▽韓国の伝統寺院でのテンプルステイ▽慶尚北道慶州(キョンジュ)、栄州(ヨンジュ)の紹修書院、安東(アンドン)の陶山書院などでの文化・歴史体験▽企業や産業現場訪問などで、文化体験が主となる。
2.夕方に会場に戻って来る予定だ。組織委はバスを用いて参加者をプログラム会場に移動させる計画だ。地方自治体もジャンボリー参加者向けのプログラムを独自に打ち出している。ソウル市はこの日発表した報道資料で「現在ソウル各地で行われている夏祭りにスカウト隊員が参加できるよう支援する」と表明した。ひとまず12日までの予定となっていた「光化門広場ソウルサマービーチ」フェスティバルの閉場日を15日に延期したうえで、水遊び場を追加設置してジャンボリー終了後にソウルを訪れる隊員たちも楽しめるようにする計画だ。
3.外部での文化観光プログラムにスケジュールを変更したことについては、スカウトのチャレンジ精神と合わないという声が一部からあがってもいる。組織委のある関係者は「単に外部プログラムを増やすのは、スカウト精神が損なわれる面がある」とし、「ただし国際的に恥をかいたこの状況では、残された期間に青少年たちに思い出を作る機会を提供してはじめて、有終の美が飾れるだろう」と話した。
4.猛暑対策施設の不足、非衛生など、劣悪な施設も批判されている。これに対し組織委は、冷房バスを132台追加して計262台を運用しているほか、日よけ幕も69張を追加設置している。また、会場内シャトルバスは2倍の24台を10分間隔で運行。水遊び施設も8カ所設置した。清掃人員はさらに930人を投入し、1400人あまりが活動中だ。
5.一方この日、休暇中の尹大統領はハン・ドクス首相とイ・サンミン長官からジャンボリーの現場状況について報告を受け、「猛暑での衛生管理に手抜かりのないようにしてほしい」と指示した。ジャンボリー現場を3日連続で訪問したハン首相は、参加者が不便だと指摘した会場の外郭施設を点検後、
キム・ヒョンスク女性家族部長官と全羅北道の関係者らに「机に座っていないで現場に出ていって改めて措置を取ってから報告せよ」と指示した。
以上の5つだ。なんと17市・道の協力を得て計90本のプログラムを追加で用意したそうだ。おいおい、6年あってもできないのに、わずか数日で90本の追加プログラムを用意したとか。もはや、6年,何もしていませんでしたと暴露しているようなものじゃないか。
しかも、スカウトの本来の目的とはかけ離れた韓国文化へのアプローチ。もう、道が外れすぎて笑うしかないという。それスカウト関係ないですよね?ただの観光じゃないですか?という声はないのか。ああ、なさそうだよな。無能だから。
次に2もみればわかる。なんでソウルの夏祭りにスカウト隊員が参加しないと行けないのだ。だから、スカウト隊員は「スカウト」目的でやってきて、観光目的ではない。本当、何も理解しないという。しかも、やればやるほど必死さ伝わってくる。でも、いいのか?それ?
スカウト隊員の感想文でもあれば、スカウトとして行動はPTSD、つまり、トラウマレベル。その後、わけのわからないうちに韓国文化への強制観光。彼等は何しに来たんだよ!普通、考えれば観光とスカウトは違うのだから,追加支援するにも、スカウトの目的にあったものでなければならない。根本的に間違っている。
そして3が大事だ。
外部での文化観光プログラムにスケジュールを変更したことについては、スカウトのチャレンジ精神と合わないという声が一部からあがってもいる。組織委のある関係者は「単に外部プログラムを増やすのは、スカウト精神が損なわれる面がある」とし、「ただし国際的に恥をかいたこの状況では、残された期間に青少年たちに思い出を作る機会を提供してはじめて、有終の美が飾れるだろう」と話した。
まさに無能をとってつけたようなレベルだ。それスカウトの思い出じゃないよな?ただの韓国観光で有終の美が飾れる?誰だよ.頭の悪いことを実行しているのは。ああ、韓国政府でしたね。なあ?今の韓国政府って目の前のことにしか集中できないから、本来の目的を忘れて爆走して自滅していくのだ。彼等は無駄な税金を使って、スカウトに韓国観光を押しつけようとしているだけ。スポーツに例えるなら、野球しに来たのに、サッカーやらされるようなものだ。それで楽しかったになるわけないだろう!
4は読んでおけばいいが、次の5が面白い。
ジャンボリー現場を3日連続で訪問したハン首相は、参加者が不便だと指摘した会場の外郭施設を点検後、キム・ヒョンスク女性家族部長官と全羅北道の関係者らに「机に座っていないで現場に出ていって改めて措置を取ってから報告せよ」と指示した。
なんか首相が働いているように見えるだろう?でも、こちらからすれば一度、視察すればわかることに対して、6年間の時間もあって何も出来てないことが実に笑えるという。そして、首相が出てきる時点で、やっていることは災害対策レベルなんだ。もはや、単なる国際大会ではない。どちらにせよ。小さな国際大会に政府が関与しすぎなんだよな。
ということで、こんな面白いことになってるワケだが、ネットの突っ込みを見ておくか。
1.しかしなんでここまでして継続にこだわるんだ?人が死んでからじゃ遅いんだぞ。
2.今から用意するって…6年間の準備期間があっただろ。それに元々半島にはまともな文化がないから伝統文化でもない最近のKポップなんかをメインにしてたんじゃないの?
3.肝心のスカウト活動があれではな。ただの観光旅行じゃないんだからさ。
4.釜山万博誘致の為に国際社会に向けて実績が欲しいんだよ。これだけのイベントを成功させたってな。だからジャンボリー全体に報道制限敷いて内情がバレないように隠してる、手遅れだけど。
5.韓国政府が中止の判断ができるのかな。今日明日に決断しないと大混乱は確定。
以上の5つだ。4の視点はなかなか面白いな。でも、韓国に国際的な行事を運営するのは無理だろう。アメリカ、イギリス、シンガポールは間違いなくそう思ったから、帰った。そして、さっきから突っ込んでるが、スカウト体験にきたのに、観光旅行に成り果てているてことだ。それで台風について心配している声があるが、これには追加ソースを出そう。
台風6号が韓半島(朝鮮半島)に北上すると予想され、2023セマングム世界スカウトジャンボリー隊員が野営地を離れることにした。
世界スカウト連盟は7日、ホームページ公示を通じて「韓国政府は早期に現場を離れることにした代表団に支援を拡大し、参加者が韓国の別の地域でジャンボリー経験を継続できるよう約束したことを確認した」と明らかにした。
続いて「こうした困難の中でもキャンプ場の参加者と韓国の別の地域に移った参加者に対してはホスト(政府)と共に引き続き支援する」と伝えた。
https://japanese.joins.com/JArticle/307503
台風が来ているのに、これから別の地域でなにかやるとか。それ、ただの観光ですよね!台風来る前に帰した方がいいんじゃないか。しかし、台風は未知数なのでなんともいえないよな。ただ。テントなんて張っていたら全滅なので、どこかに避難させる必要はあるだろう。もっとも、45000人をどうやって避難させるのか。一体いくら韓国政府は追加予算を注ぎ込んで,恥の上塗りをしていくのか。実に楽しみじゃないか。そして、後で請求書見て思うんだ。すぐ中止にしておけば良かったと!
米国、英国などの参加国が早期離脱を決めた中、「2023セマングム世界スカウトジャンボリー」は猛暑に備えた施設の拡充、文化体験プログラム準備などの対策を急きょ取り、運営正常化に乗り出した。尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は5日にハン・ドクス首相とイ・サンミン行政安全部長官に対し、観光プログラムを緊急追加するよう指示している。
イ・サンミン長官は6日、全羅北道扶安郡(プアングン)のジャンボリープレスセンターで行われた会見で、「(参加者が)様々な経験を積み思い出を作れるよう、全国各地で観光プログラムを準備している」とし「17市・道の協力を得て計90本のプログラムを追加で用意した」と述べた。追加プログラムは忠清南道保寧(ポリョン)のマッドフェスティバル▽忠清北道清州(チョンジュ)の青南台観光▽韓国の伝統寺院でのテンプルステイ▽慶尚北道慶州(キョンジュ)、栄州(ヨンジュ)の紹修書院、安東(アンドン)の陶山書院などでの文化・歴史体験▽企業や産業現場訪問などで、文化体験が主となる。
ジャンボリー組織委は7日からプログラム申込みを受け付ける。参加者たちは昼にプログラムに参加し、
夕方に会場に戻って来る予定だ。組織委はバスを用いて参加者をプログラム会場に移動させる計画だ。地方自治体もジャンボリー参加者向けのプログラムを独自に打ち出している。ソウル市はこの日発表した報道資料で「現在ソウル各地で行われている夏祭りにスカウト隊員が参加できるよう支援する」と表明した。ひとまず12日までの予定となっていた「光化門広場ソウルサマービーチ」フェスティバルの閉場日を15日に延期したうえで、水遊び場を追加設置してジャンボリー終了後にソウルを訪れる隊員たちも楽しめるようにする計画だ。
外部での文化観光プログラムにスケジュールを変更したことについては、スカウトのチャレンジ精神と合わないという声が一部からあがってもいる。組織委のある関係者は「単に外部プログラムを増やすのは、スカウト精神が損なわれる面がある」とし、「ただし国際的に恥をかいたこの状況では、残された期間に青少年たちに思い出を作る機会を提供してはじめて、有終の美が飾れるだろう」と話した。
事故に対する懸念から、主要行事の日程も変更された。ジャンボリーの「文化交流の日」に設定されている6日の午後8時に行われる予定だった「Kポップ・スーパーライブ」は11日に延期された。
ー中略ー
猛暑対策施設の不足、非衛生など、劣悪な施設も批判されている。これに対し組織委は、冷房バスを132台追加して計262台を運用しているほか、日よけ幕も69張を追加設置している。また、会場内シャトルバスは2倍の24台を10分間隔で運行。水遊び施設も8カ所設置した。清掃人員はさらに930人を投入し、1400人あまりが活動中だ。
一方この日、休暇中の尹大統領はハン・ドクス首相とイ・サンミン長官からジャンボリーの現場状況について報告を受け、「猛暑での衛生管理に手抜かりのないようにしてほしい」と指示した。ジャンボリー現場を3日連続で訪問したハン首相は、参加者が不便だと指摘した会場の外郭施設を点検後、
キム・ヒョンスク女性家族部長官と全羅北道の関係者らに「机に座っていないで現場に出ていって改めて措置を取ってから報告せよ」と指示した。