韓国経済 ここ最近、中国経済の動向を色々と追ってきたわけだが、ここで韓国の最新輸出を見ておくと、横が繋がってくる。韓国輸出から得られるデータは、世界的に景気を見る上の先行指標としても役立つので、韓国輸出は振るわないなら、それは世界的に景気は良くないことになる。特に中国という国は統計の信憑性がほとんどないので、こういった他国との輸出を見ておくのは重要だ。
そして、韓国政府は毎回、韓国輸出は上低下高と上半期はダメだが、下半期は急回復だと何度も述べてきた。しかし、それをこちらは真っ向から否定した。根拠のない楽観論だと。その1つとして中国輸出が回復しないことを述べた。そして、一連の中国経済が崩壊しそうなほど酷いニュースの数々。ええ?それで韓国さん。下半期の輸出はどうやって回復するんですか?楽しみですねー
では、記事の冒頭を見ておこうか。
10-12月期のプラス転換を狙う韓国の輸出に赤信号が灯った。最近中国経済が揺れて「最大市場」である中国への輸出減少幅も再び大きくなっているためだ。
https://japanese.joins.com/JArticle/308068?servcode=300§code=300
あらあら、中央日報さん。もう、諦めたんですか?おかしいな。韓国の輸出は「順調」に回復しているように中央日報は書いていたよな?半導体も回復して、下半期は急成長を遂げるんですよね。だから言ったじゃないか。中国経済に赤信号が灯った瞬間、韓国の貿易構造は全て崩壊するとな。ここ10年、中国が韓国の輸出を3割引き受けてくれたおかげで、韓国輸出は好調だった。でも、もうその圧倒的なアドバンテージがない。むしろ、中国輸出は8月に28%急減である。
中国が転ければ、韓国は凍死すると何度も述べてきたが、どうやら、その真の意味がそのうち見られるようだな。別にそんなサービスしなくていいんですよ?そんなことしなくても秋から韓国経済は地獄を迎えるのだから。しかし、ここまで見事に予想が的中してしまうと、逆に怖いよな。
といったところで記事の要点を整理していこう。
■記事の要点
1.韓国関税庁が21日に明らかにしたところによると、今月1~20日の韓国の輸出額は合計279億ドルで前年同期比16.5%減少した。輸入額は314億ドルで27.9%減った。20日間の貿易収支は35億7000万ドルの赤字を記録した。今年の累積貿易赤字は284億ドルと集計された。15カ月連続赤字を経て6~7月には黒字を記録したが、再びマイナスに転じる可能性が大きくなった。
輸入は原油が37.4%減、ガスが45.2%減、石炭が49.1%減と3大エネルギー源を中心に1年前より大幅に減った。だが輸出がなかなか回復せず貿易戦線には暗雲が立ち込めている様相だ。このような輸出推移が月末まで続けば11カ月連続マイナス成長だ。
2.特に1~7月の全輸出額の19.6%を占める中国が尋常でない。デフレの懸念に不動産危機まで重なり輸出に悪材料だけ重なっている。先月の中国の消費者物価指数と生産者物価指数は2年8カ月ぶりにともに下落し、小売り販売も市場見通しを下回った。大型不動産企業の碧桂園の債務不履行(デフォルト)の懸念も大きくなっている。
実際に今月に入り対中輸出額は1年前より27.5%減少した58億7000万ドルにとどまった。米国の7.2%減、欧州連合(EU)の7.1%減、ベトナムの7.7%減など他の主要市場より減少幅がはるかに大きい。縮小していた輸出減少率も2カ月連続で拡大する様相だ。6月に19%と今年最も小さい減少率を見せたが、先月の25.1%を経て今月にはさらに悪化する状況が有力だ。
3.10月以降の中国の経済再開、半導体景気回復などにともなう輸出増加を期待する韓国政府の苦心も深まる。まず中国に対する貿易依存度を低くするため輸出品目と地域の多角化を強調して出た。だが最大市場である中国の状況が悪化を続ければ半導体など核心中間財の輸出も打撃を受け、輸出全般の回復も遅くなる危険が大きい。先月の対中メモリー半導体輸出が前年同期比50.3%減と半減したのが代表的だ。
4.専門家らも中国発危機の余波で当分は「上低下高」に代表される輸出反騰基調が揺らぎかねないと指摘した。漢陽(ハニャン)大学経済学部のハ・ジュンギョン教授は「中長期的に『脱中国化』するというが、当面は中国内需が回復してこそ半導体輸出なども増える。中国は不動産リスクで成長鈍化を耐えるほかなく、韓国も経済再開効果を期待するのは難しくなった」と明らかにした。延世(ヨンセ)大学経済学部のキム・ジョンシク名誉教授も「中国経済沈滞で韓国の輸出も当初予想ほどには増えにくくなった。中国が不動産バブル問題をどのように解決するかがカギ」と話した。
以上の4つだ。しかし、韓国てバカなのか?こんな状態で未だに他国頼りの考えしかないのか。この先、韓国は中国輸出では稼げなくなったことが絶望的であり、中国以上の市場は世界中にどこを探しても見当たらない現実にまだ気づかないのか。
だから、ユン氏は中国冷遇なんてすればどうなるかを何度も解説してきたのだ。そのユン氏は無能過ぎて、アメリカや日本に土下座しておけば助けてもらえるとか思い込んでる。典型的な無能である。でも、いくら米国や日本が韓国への輸出を増やしても微々たるものだ。そもそも、日本は韓国と競合している分野が多いのに、輸出を増やすわけないんだよな。
ユン氏の無能ぶりが来年の選挙に大きく影響する。そこで与党が徹底的に負けて、ローソクデモが活性化して、ユン氏は退陣に追い込まれる。これはこちらが考えるユン氏退陣のシナリオだ。現時点での可能性は30%ぐらいだ。そこまで高くない。
では、1から見ていくか。
今月1~20日の韓国の輸出額は合計279億ドルで前年同期比16.5%減少した。輸入額は314億ドルで27.9%減った。8月も輸出も輸入も大幅減。経済規模がどんどん縮小していると。しかも、20日間の貿易収支は35億7000万ドルの赤字。あれ?韓国は輸入が大幅に減ったのにどうして貿易赤字なんだ?しかも、今年の累積貿易赤字は284億ドルと集計。あれ?もしかしたら、今年も貿易赤字は300億ドル超えですか。寒くなればエネルギー需要が増えるからな。
次に2だ。特に1~7月の全輸出額の19.6%を占める中国が尋常でない。なんと、昨年までは3割ほど占めていた中国輸出が2割程度まで落ちている。もう、この時点で韓国さん、終了の鐘が鳴っているぞ。2の内容は何度も過去の記事で出てきたと思われる。
次に3だがしっかり読んでおこう。まず中国に対する貿易依存度を低くするため輸出品目と地域の多角化を強調して出た。だが最大市場である中国の状況が悪化を続ければ半導体など核心中間財の輸出も打撃を受け、輸出全般の回復も遅くなる危険が大きい。先月の対中メモリー半導体輸出が前年同期比50.3%減と半減したのが代表的だ。
本当、壊れたテープレコーダみたいに貿易の多角化を強調しかできてないのか。さすが無能のユン政権だな。しかし、先月の対中メモリー半導体輸出が前年同期比50.3%減て酷いな。昨年の8月は半導体特需も終わっていたはずなんだが。で、韓国半導体は中国以外にどこに売るんだよ?ええ?売れてない?在庫の処理はできたんですよね?
そして、ここで重要となるのが23日に出てくるエヌビディア決算である。つまり、明日のワケだが、今朝のダウはエヌビディアが売られているんだよな.そして、ダウも-200ドルと反落。これはパウエル議長の講演が、利上げ終了は接近しているものの、あと若干の追加利上げと、その後の高水準での金利維持の可能性を示唆する内容になるとの見方が広がっているためのようだ。
ええ?まだ米国は利上げするのか。しかも、高金利を維持するとか。韓国さん、どうするんですか?金利下げられないまま、韓国企業は来年も過ごすことになるぞ。輸出も輸入も激減していて、韓国企業が不調。普通なら金利を下げたいのに、それが米韓金利差でできない。しかし、このままだと債務の利息支払いできなくて、韓国企業、自営業の倒産ラッシュがやってくる。
ダメじゃないか。そうだ。韓国にはまだ半導体回復という希望がある。では、8月のBSIを引用しておこう。
半導体景気の回復が遅れ、8月の製造業の景況感が悪化した。
韓国銀行が23日発表した「8月企業景気判断指数(BSI)および経済心理指数(ESI)調査結果」によると、今月製造業業況BSIは前月より5ポイント(p)低い67を記録した。今年2月(63)以来、6カ月ぶりの最低水準だ。
製造業業況BSIは5月と6月共に73を示し、7月72、8月67で2カ月連続で下がった。
BSIは現在の経営状況に対する企業家の判断と展望を土台に算出された統計だ。否定的な回答が肯定的な回答より多ければ、指数が100を下回る。
業種別に見ると半導体価格の回復遅延・受注減少の影響で電子・映像・通信装備(-8p)の景況感が悪化した。
1次金属(-12p)、化学物質・製品(-8p)も振るわなかった。1次金属は中国鉄鋼の需要不振、供給増加で価格競争力が弱まり、化学物質・製品は中国の内需回復の遅延、供給増加の懸念が高まった。
製造業業況BSIを企業規模・形態別に見ると、大企業(-2p)と中小企業(-8p)、輸出企業(-4p)と内需企業(-5p)がいずれも下がった。
韓国銀行のファン・ヒジン統計調査チーム長は「電子・映像・通信装備業種で半導体設備、基板製造などを行う中小企業の業況BSIが大きく悪化した」と述べた。
8月の非製造業の業況BSI(75)は前月比1p下落した。
非製造業の中では前方産業の不振により需要が減少し、専門、科学・技術サービス業(-8p)の業況が悪化した。
原材料価格の上昇で住宅部門の収益性が悪化し、建設業(-3p)が下がった。海外旅行の需要増加で国内旅行の需要が減ったために芸術、スポーツ・余暇関連サービス業(-11p)の景況感も悪化した。
製造業と非製造業を総合した全産業業況BSIは、8月は71で7月に比べて3p下落した。全産業業況BSIも2カ月連続で下がった。
9月の業況に関するBSI(73)は前月と同じだった。製造業(69)と非製造業(76)はいずれも前月から変化がなかった。
ファンチーム長は展望について「景気の不確実性が大きく、中国発リスク、輸出回復遅延などによる主力事業の不振が続いている」とし、「反騰の兆しがあるかはもう少しモニタリングする必要がある」と述べた。
https://japanese.joins.com/JArticle/308153?servcode=300§code=300
おかしいな。7月はBSIが回復していて、韓国経済はこのまま回復するという流れだったのに、製造業はさらに落ち込んで、非製造業も好調にも陰りが見えてきた。海外旅行の需要増加で国内旅行の需要が減った。
これは日本に来る韓国人が多いからだ。自分らの国に内需に貢献しないで、嫌いな国に遊びに来る韓国人、日本の内需に微々たるでも貢献してくれるわけだ。バカだよな。こういう連中が韓国の内需をダメにするんだよ。日本に来るやつは韓国内需からすれば裏切り者なんだが、彼等は何も理解してない。それで日本に勝ったとか言い出すんだぜ。もう、日韓の今年の成長率は上半期だけでも大差がついてますが?
しかも、気がついたら反騰の兆しが消えた。ええ?当たり前だ。だって中国が酷い状態だ。中国が今後、ますます悪化するのに韓国経済が上向くはずないんだよな。だから、一蓮托生だと。ああ、そういえば中国の習近平さんがナイスジョークを述べてたな。見ておくか。
[22日 ロイター] – 中国の習近平国家主席は22日、新興5カ国(BRICS)に対し、中国経済には耐性があり、長期成長に向けたファンダメンタルズは変わっていないと述べた。
事前に用意された声明で「中国経済には力強い耐性、途方もない潜在力、そして大きな活力がある」と指摘。中国は「超大型市場」や本格的な産業システム、豊富かつ優秀な労働力などの経済的優位性を享受しているとし、「中国経済という巨大な船は、風に乗り、波を切り、前進し続ける」と語った。
米国のサリバン大統領補佐官(国家安全保障担当)は22日、過去数カ月、中国の基本的な経済指標に関する透明性が低下していると指摘した。また、中国政府がこれらの指標を発表する国内の団体を取り締まっており、そのような行動は無責任だと非難した。
https://jp.reuters.com/article/brics-summit-china-xi-idJPKBN2ZX1OU
「中国経済という巨大な船は、風に乗り、波を切り、前進し続ける」とか。いやあ、どこの次元を見ているんですか?どう見ても沈みかけてますよ?その巨大な船体はそのうち真っ二つに折れて、海底に沈んでいく。深い深い海の底。もう、日も当たらない真っ暗闇に。そこに巻き込まれていく韓国船。これが「チャイタニック」である!
10-12月期のプラス転換を狙う韓国の輸出に赤信号が灯った。最近中国経済が揺れて「最大市場」である中国への輸出減少幅も再び大きくなっているためだ。
韓国関税庁が21日に明らかにしたところによると、今月1~20日の韓国の輸出額は合計279億ドルで前年同期比16.5%減少した。輸入額は314億ドルで27.9%減った。20日間の貿易収支は35億7000万ドルの赤字を記録した。今年の累積貿易赤字は284億ドルと集計された。15カ月連続赤字を経て6~7月には黒字を記録したが、再びマイナスに転じる可能性が大きくなった。
輸入は原油が37.4%減、ガスが45.2%減、石炭が49.1%減と3大エネルギー源を中心に1年前より大幅に減った。だが輸出がなかなか回復せず貿易戦線には暗雲が立ち込めている様相だ。このような輸出推移が月末まで続けば11カ月連続マイナス成長だ。
特に1~7月の全輸出額の19.6%を占める中国が尋常でない。デフレの懸念に不動産危機まで重なり輸出に悪材料だけ重なっている。先月の中国の消費者物価指数と生産者物価指数は2年8カ月ぶりにともに下落し、小売り販売も市場見通しを下回った。大型不動産企業の碧桂園の債務不履行(デフォルト)の懸念も大きくなっている。
実際に今月に入り対中輸出額は1年前より27.5%減少した58億7000万ドルにとどまった。米国の7.2%減、欧州連合(EU)の7.1%減、ベトナムの7.7%減など他の主要市場より減少幅がはるかに大きい。縮小していた輸出減少率も2カ月連続で拡大する様相だ。6月に19%と今年最も小さい減少率を見せたが、先月の25.1%を経て今月にはさらに悪化する状況が有力だ。
10月以降の中国の経済再開、半導体景気回復などにともなう輸出増加を期待する韓国政府の苦心も深まる。まず中国に対する貿易依存度を低くするため輸出品目と地域の多角化を強調して出た。だが最大市場である中国の状況が悪化を続ければ半導体など核心中間財の輸出も打撃を受け、輸出全般の回復も遅くなる危険が大きい。先月の対中メモリー半導体輸出が前年同期比50.3%減と半減したのが代表的だ。
専門家らも中国発危機の余波で当分は「上低下高」に代表される輸出反騰基調が揺らぎかねないと指摘した。漢陽(ハニャン)大学経済学部のハ・ジュンギョン教授は「中長期的に『脱中国化』するというが、当面は中国内需が回復してこそ半導体輸出なども増える。中国は不動産リスクで成長鈍化を耐えるほかなく、韓国も経済再開効果を期待するのは難しくなった」と明らかにした。延世(ヨンセ)大学経済学部のキム・ジョンシク名誉教授も「中国経済沈滞で韓国の輸出も当初予想ほどには増えにくくなった。中国が不動産バブル問題をどのように解決するかがカギ」と話した。