日別アーカイブ: 2023年11月1日

韓国 売れ行き振るわない電気自動車、納車まで1年待ちのハイブリッドカー トヨタは 世界生産・販売台数が過去最高で純利益過去最高の3.9兆円!

韓国 最初からこちらはEVが世界的に普及して自動車の覇権を握るなんていうシナリオには懐疑的だった。しかし、日本のマスメディアはひたすら時代はEV、EVの世界的な流行に乗り遅れるな!とか、まるでどこからか金をもらってるかのように連日、報道している。

そして、日本のトヨタは苦戦する。いますぐEVにシフトしろとか。ずっと述べてきた。その手の関連ニュースは世界中を巻き込んだが、日本人は意外と冷静だった。EVのメリットやデメリットをしっかり把握しながら、車選びをしていた。

そもそも、EVに莫大な補助金で普及させようというの世界的な国家ぐるみアシストがなければEVはここまで普及してないだろう。だが、EVの需要は頭打ちになってきたことで、ようやくそのEVからの熱が冷めてきた。しかも、それが現代自動車はEVで好調だったはずの韓国で顕著になってきたのが面白い。

今回のタイトルの前半「韓国 売れ行き振るわない電気自動車、納車まで1年待ちのハイブリッドカー」となっているが、これは明らかに韓国ではEVが売れてない。逆にハイブリッドカーは納車が1年待ちで大人気だと読み取れるわけだ。

そして、今週にトヨタの決算報告があった。トヨタは 世界生産・販売台数が過去最高。しかも、2024年3月期の純利益過去最高の3.9兆円だ。因みにサムスン電子の営業利益は今年、半導体が大苦戦で1兆円届くかも怪しい。つまり、トヨタは円安とコロナ禍から脱出した車需要もあって約4兆円という利益を見込んで大幅上方修正である。

これを見てトヨタが苦戦しているなんて書いていたジャーナリストは恥ずかしくて、人前に出られないレベルだろうな。しかも、EVが普及するといいながら、中国や米国ですら補助金ありきの現実を垣間見ようとしない。

因みに秋の新作アニメ「MFゴースト」というのが配信されているが、あれはイニシャルDの作者が原作であり、しかも、レースものであって、EVは一切、登場しない。ガソリン車だけというレギュレーションである。確かにガソリン車の独特のエンジン音があってこそ、レースだよな。EVは静かだものな。車好きなら間違いなくはまるので、視聴してみてほしい。もちろん、イニシャルDとサイバーフォーミュラーもオススメだ。

話がずれてきたな。では、記事の冒頭を見ていくか。

韓国の電気自動車市場がマイナス成長に転じた。1~9月に韓国で販売された電気自動車は11万5007台で前年同期の11万7235台と比較して2228台減った。電気自動車発売が続いた2021年以降で韓国の電気自動車販売台数がマイナスに転じたのは今年7-9月期が初めてだ。韓国の電気自動車販売台数は5月の1万1648台から昨年の販売台数を超えることができず鈍化し始めた。

https://japanese.joins.com/JArticle/310743?sectcode=320&servcode=300

韓国さん。現代自動車は3年後にトヨタを抜くとかいってませんでしたか。その自信作の韓国製EVが自国で全く受けいられてないんですが、それで、どうやって過去最高の販売・売上、純利益3.9兆円見込みのトヨタを抜くんですか?

確かに韓国輸出が振るわない中、現代自動車が善戦していただろう。それはずっと見てきたこと。だが、善戦したからとトヨタが抜けるわけではない。なぜなら、トヨタだって企業努力をして成長していくからだ。しかし、韓国のEVはすぐに炎上して、車庫にも入れられない恐ろしいものだよな。そんな欠陥品を売りつけられても、韓国人は買わなくなったと。

つまり、もう電気自動車のイケイケムードは終わりを迎えてるかもしれない。あれだけ値下げしたテスラだって業績が伸びてないものな。生産工場ストップ、ストライキとか言い訳しているが、EVがこのまま未来の自動車の代名詞になるとは考えにくい。だから、EUは20235年にガソリン車廃止をとりやめたのだったか。

このように韓国内ですらEV不振となった時点で、1年後にはEVがもっと拡大しているというのは机上の空論かも知れない。

といったところで今回の要点を整理していく。

■記事の要点

1.電気自動車の穴はハイブリッドが埋めた。1-9月に韓国で売れたハイブリッドカーは26万1309台で前年同期の19万356台と比較すると37.3%増加した。ハイブリッド人気は出庫待ち期間にも現れる。ヒョンデの10月の納期表によると、「アバンテ・ハイブリッド」は12カ月以上待たなくては納車されない。

「サンタフェ・ハイブリッド」は納車待ちが10カ月、「ソナタ・ハイブリッド」は7カ月以上必要という。これに対し電気自動車の大部分は納車待ちが1カ月前後と短い。「アイオニック5」は新車出庫まで4週間、と「アイオニック6」は3週間待てば良い。ジェネシスの電動化モデル「G80」は出庫待ち期間が1カ月にすぎない。

2.ハイブリッドの好調は世界市場でも明確だ。エコカー政策が強力な欧州市場が代表的だ。欧州では電気自動車成長は急だが絶対的な販売台数ではハイブリッドが電気自動車を大きく上回る。欧州自動車工業協会(ACEA)によると、1-9月の欧州のハイブリッドカー販売台数は199万8921台だ。ここにプラグインハイブリッドカーの販売台数59万7376台を加えると欧州だけで259万6297台のハイブリッドカーが売れた。

これに対し1-9月の欧州の電気自動車販売台数は111万2192台でハイブリッド モデルの半分に満たなかった。勢いに乗るハイブリッドカーはガソリン車にまで追いつきそうだ。1-9月に欧州で売れたガソリン車は287万8365台だったが欧州のハイブリッドカーの年間成長率が28%水準であることを考慮すれば今後1~2年間でガソリン車の販売台数を超えるものとみられる。

3.サムスン証券のイム・ウニョン氏は「電気自動車需要が振るわないという認識が拡散しハイブリッドカーに対する関心が急増している。ハイブリッドに対する消費者の関心は米国と韓国市場で高いとみられる」と話した。

ハイブリッドカーが善戦し市場を先導する日本の自動車メーカーの株価は上がっている。2月に1800円水準にとどまっていたトヨタの株価は9月には2800円を超えた。トヨタ自動車の豊田章男会長は25日にジャパンモビリティショーで記者らと会い、人々がようやく電気自動車の現実を見ているとして最近の電気自動車沈滞に対する意見を表明した。彼は普段から「電気自動車が炭素排出量を減らす唯一の方法ではない。ハイブリッドカーを大量に販売すれば短期的な効果を出すことができ、こうした選択肢を制約してはならない」と話した。

4.専門家らは当分ハイブリッドカーと電気自動車の主導権争いが続くと予想した。大林(テリム)大学未来自動車学部の金必洙(キム・ピルス)教授は「電気自動車補助金下落と充電インフラ不足など悪材料が累積し世界市場でハイブリッドカーが人気なのは事実。『半額電気自動車』など価格を低くした電気自動車発売が続けばまた別の競争局面に入り込むだろう」と話した。

以上の4つだ。しかし、これだけハイブリッドカーのほうが圧倒的なのにまだEVが主導権争いとか、専門家は述べるのか。しかも、安くなれば売れるとか。それハイブリッドカーも同じですよね。だいたい値段しかメリットないんですか。

では、順番に見ていこう。

まず1だが、現代車のハイブリッドカーとEVの納車期間だ。ハイブリッドカーは1年かかるのに、EVは1ヶ月でいける。つまり、単純に考えて人気に12倍差があると。

次に2だが、これは知らなかったが、実は欧州でも、EVより、ハイブリッドカーの方が人気だという。欧州では電気自動車成長は急だが絶対的な販売台数ではハイブリッドが電気自動車を大きく上回る。欧州だけで259万6297台のハイブリッドカーが売れた。一方、EVは111万2192台と。このようにEVの2.5倍ぐらい売れている。しかも、勢いに乗るハイブリッドカーはガソリン車にまで追いつきそうだとか。

そして、3が気になるよな。

サムスン証券のイム・ウニョン氏は「電気自動車需要が振るわないという認識が拡散しハイブリッドカーに対する関心が急増している。ハイブリッドに対する消費者の関心は米国と韓国市場で高いとみられる」と話した。

なんと米国でのハイブリッドカーの関心は高い。あれ?米国はテスラがEV売りまくっているんじゃないのか?

そして、トヨタの予想通りと。トヨタ自動車の豊田章男会長は25日にジャパンモビリティショーで記者らと会い、人々がようやく電気自動車の現実を見ているとして最近の電気自動車沈滞に対する意見を表明した。

さすがトヨタだよな。でも、これだけ過去最高の実績が出ていて、それがハイブリッドカーが好調なら、確かにEV一辺倒だった人々の認識が変わりつつあると。まあ、日本人は最初から懐疑的だったんですけど。

そして、最後の4は専門家の意見だ。この専門家の意見はEVがもっと安くなれば売れるはずということだ。本当にそうなのか。全くそうは思えないが。では、韓国人はトヨタの売れ行きについてどう見ているのか。引用しよう。

トヨタ自動車の発表によると、同社の23年4~9月の世界新車生産台数は505万8248台で、前年同期より12.8%増加した。過去最多だった19年度上半期(455万台)を上回り、過去最高記録を更新した。記事は「車両用半導体不足の緩和と生産施設の拡充が寄与した」と分析している。

また、上半期の世界販売台数も9.1%増加の517万2387台で、上半期の実績として過去最高を記録した。やはり過去最多だった19年度上半期(495万台)を超えたという。

海外販売台数は6%増加の438万2219台で過去最多となった。北米で9%、欧州で7%増加。中国ではハイブリッド車の販売が伸び、前年水準を維持しているという。アジアではタイ、インドネシアが前年より落ち込んだが、インドで24%の大幅増加を記録した。

トヨタは20年に5年ぶりで世界自動車販売台数1位に返り咲き、以来、昨年まで3年連続1位を維持している。

この記事に、韓国のネットユーザーからは
「やっぱりキングトヨタ」
「上半期だけで500万台?」
「500万台。韓国の道路が全部埋まる」
「現代自動車も好調だし、自動車業界は大好況だね
」などの声が寄せられている。(翻訳・編集/麻江)

https://www.recordchina.co.jp/b922913-s39-c20-d0195.html

このように韓国人も驚いているようだな。しかし、中国はEVじゃないのか。ハイブリッド車の販売が伸びとかあるな。これを見るかぎりではEVが覇権を握るとは考えにくいぞ。

さて、現代と言えば日本に再進出したわけだが、最近はどうなのか。なんと700台も売れたそうだ。もちろん、今年8月までにだ。そこだけ引用しておく。

昨年2月、日本市場への再参入を宣言した現代自動車は、今年8月までの間に700台を販売した。以前、現代自動車は2004年までは韓流ブームに乗って年間2500台余りを販売したが、その後下落傾向が続き、2010年には日本市場から一時撤退したものの、その後、アイオニック5を前面に出して日本のEV市場に挑戦している。

現代自動車のチョ・ウォンサン日本法人長(常務)は「日本は軽自動車が40%を占め、輸入車は5.4%しかないなど、非常に閉鎖的な市場」だとし「特にEVブランドはEVだけを販売してはならない。高速充電器と充電インフラまで(販売に)含まれるため、本社と協力を進めている」と語った。

https://news.yahoo.co.jp/articles/ec6adfcc37f3c5d70c58326bc55a0f16aab69329

だから、さっさと撤退しろよ。日本じゃ売れないことはわかるよな?韓国者の墓場といわれている日本市場を攻略しようなんて、砂漠で小さい針を探すようなものだ。いい加減、無駄なことしてないで撤退したほうがいい。だいたい、輸入車が5.4%の市場でヒュンダイは0.1%でも取っているのか?700台なら0.1%もなさそうだよな。

韓国の電気自動車市場がマイナス成長に転じた。1~9月に韓国で販売された電気自動車は11万5007台で前年同期の11万7235台と比較して2228台減った。電気自動車発売が続いた2021年以降で韓国の電気自動車販売台数がマイナスに転じたのは今年7-9月期が初めてだ。韓国の電気自動車販売台数は5月の1万1648台から昨年の販売台数を超えることができず鈍化し始めた。

電気自動車の穴はハイブリッドが埋めた。1-9月に韓国で売れたハイブリッドカーは26万1309台で前年同期の19万356台と比較すると37.3%増加した。ハイブリッド人気は出庫待ち期間にも現れる。ヒョンデの10月の納期表によると、「アバンテ・ハイブリッド」は12カ月以上待たなくては納車されない。「サンタフェ・ハイブリッド」は納車待ちが10カ月、「ソナタ・ハイブリッド」は7カ月以上必要という。これに対し電気自動車の大部分は納車待ちが1カ月前後と短い。「アイオニック5」は新車出庫まで4週間、と「アイオニック6」は3週間待てば良い。ジェネシスの電動化モデル「G80」は出庫待ち期間が1カ月にすぎない。

ハイブリッドの好調は世界市場でも明確だ。エコカー政策が強力な欧州市場が代表的だ。欧州では電気自動車成長は急だが絶対的な販売台数ではハイブリッドが電気自動車を大きく上回る。欧州自動車工業協会(ACEA)によると、1-9月の欧州のハイブリッドカー販売台数は199万8921台だ。ここにプラグインハイブリッドカーの販売台数59万7376台を加えると欧州だけで259万6297台のハイブリッドカーが売れた。

これに対し1-9月の欧州の電気自動車販売台数は111万2192台でハイブリッド モデルの半分に満たなかった。勢いに乗るハイブリッドカーはガソリン車にまで追いつきそうだ。1-9月に欧州で売れたガソリン車は287万8365台だったが欧州のハイブリッドカーの年間成長率が28%水準であることを考慮すれば今後1~2年間でガソリン車の販売台数を超えるものとみられる。

サムスン証券のイム・ウニョン氏は「電気自動車需要が振るわないという認識が拡散しハイブリッドカーに対する関心が急増している。ハイブリッドに対する消費者の関心は米国と韓国市場で高いとみられる」と話した。

ハイブリッドカーが善戦し市場を先導する日本の自動車メーカーの株価は上がっている。2月に1800円水準にとどまっていたトヨタの株価は9月には2800円を超えた。トヨタ自動車の豊田章男会長は25日にジャパンモビリティショーで記者らと会い、人々がようやく電気自動車の現実を見ているとして最近の電気自動車沈滞に対する意見を表明した。彼は普段から「電気自動車が炭素排出量を減らす唯一の方法ではない。ハイブリッドカーを大量に販売すれば短期的な効果を出すことができ、こうした選択肢を制約してはならない」と話した。

専門家らは当分ハイブリッドカーと電気自動車の主導権争いが続くと予想した。大林(テリム)大学未来自動車学部の金必洙(キム・ピルス)教授は「電気自動車補助金下落と充電インフラ不足など悪材料が累積し世界市場でハイブリッドカーが人気なのは事実。『半額電気自動車』など価格を低くした電気自動車発売が続けばまた別の競争局面に入り込むだろう」と話した。