近年のアメリカでは「メリークリスマス」の代わりに「ハッピーホリデー」と言うのが主流…トランプ氏はこの風潮に異議

近年のアメリカでは「メリークリスマス」の代わりに「ハッピーホリデー」と言うのが主流…トランプ氏はこの風潮に異議

記事要約:メリークリスマス!管理人はキリスト教ではないのだが、こうやって12月24日にメリークリスマスといっている。24日にいうのか、25日にいうのか。詳しくは知らないがそれについてはごく自然と述べることでチキンやらケーキを食べる習慣があるわけだ。商業主義に流されている気もしないでもないが、経済サイトを運営している人間が商売の否定をするのはナンセンスだ。だから、いつも通り、12月24日はメリークリスマスと述べている。

しかし、近年のアメリカでは「メリークリスマス」の代わりに「ハッピーホリデー」というのは主流だそうだ。これは近年、移民が増えてきて12月24日と25日がキリスト教のお祭りとして祝いにくくなっていることが原因らしい。グローバル社会の弊害だな。他国にある文化を尊重せずに自分たちの国や宗教はこうだから「ハッピーホリデー」といえと。こういうの管理人は大嫌いだ。

そこで長年「メリークリスマス」と言われ続けた言葉を変えるなんて、人々の思いを踏みにじることだ。そういうのはやってはいけないと思うんだ。別に管理人はハッピーホリデーといいたいやつに言わせれば良いとおもうが、それを強制してはいけない。日本で例えるなら初詣に神社に行くなという感じだろう。

そういえば、日本でも除夜の鐘がうるさいと苦情を述べるアホがいたな。管理人は除夜の鐘というのが108の煩悩を洗い流して新年を迎える大切な行事だということを知っている。だが、今のアホな日本人はたった数時間の鐘の音すら許容できないらしい。何百年という伝統の重みを全く知らない自己中。それは別に日本人だけではないということだ。

話がずれているが、こんなふざけたことに対してトランプ氏はこう述べたらしい。

>しかしトランプは、ポリティカル・コレクトネスに縛られて言いたいことが言えなくなったアメリカに真っ向から異を唱えて当選した。彼のスローガン「アメリカを再び偉大に」には、「アメリカが再び『メリークリスマス』と言える国に」という意味も込められている。

先週もウィスコンシン州での遊説で、トランプはこう語った。「18カ月前、私はウィスコンシンの聴衆にこう言った。いつかここに戻って来たときに、我々は再び『メリークリスマス』と口にするのだと。……だからみんな、メリークリスマス!」

そりゃ当選するわ。管理人だってこれを知っていたら読者様に伝えたわ。一体どっちがまともじゃないのか。明らかな言葉狩りを平気で押しつけられる大衆にとってはこの言葉はまさに砂漠で水を得たように身体に染み渡ったことだろう。日本にいる管理人でさえ、感動した。

メリークリスマスにここまで感動を覚えたのは初めてだ。しかし、本当にトランプ氏はアメリカ国民の救世主になるかもしれないな。少なくとも管理人はまともな感性を持っていると思う。何がハッピーホリデーだ。長年親しんできたメリークリスマスがいえないアメリカが自由と挑戦の国なんて管理人は認めない。堂々と、メリークリスマスといってほしい。

グローバルリズムの弊害がここまで酷いとはな。日本でも左翼がひたすら言葉狩りを現状を見ている限りでは他人事ではないな。

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近年のアメリカでは「メリークリスマス」の代わりに「ハッピーホリデー」と言うのが主流…トランプ氏はこの風潮に異議

<近年のアメリカでは「メリークリスマス」の代わりに「ハッピーホリデー」と言うのが主流。
だがそれも今年で終わるかもしれない。トランプ次期大統領が「メリークリスマス」のタブー化に異を唱えているからだ>

ニューヨークの冬と言えば、クリスマス。11月末の感謝祭を過ぎると街の至るところにクリスマスツリーが飾られ、サンタクロースやクリスマスソングが溢れかえる。そんなクリスマスムード一色のこの街で、日本にいた時よりも耳にしない言葉がある。「メリークリスマス(Merry Christmas)」だ。

どうやら近年のアメリカでは、「メリークリスマス」は気軽に使ってはいけない言葉のようだ。

理由は、クリスマスが宗教的な行事である以上、キリスト教徒でない相手に対してキリスト教の祝い事を押し付けるのはよろしくないという考え方が広まったから。

キリスト教徒に対して言う分には問題ないので、相手がキリスト教徒だとあらかじめ分かっている家族間や親しい間柄同士では今も普通に使われる。

一方でさまざまな宗教の人が混在するような公の場では、「メリークリスマス」の代わりに「ハッピーホリデー(Happy Holidays)」と言うのが主流化してきた。特に多民族の街ニューヨークでは、この時期になると店のスタッフや会社の同僚と交わす挨拶として「ハッピーホリデー」は決まり文句だ。

先日も会社で「クリスマスパーティー」ならぬ「ホリデーパーティー」が開催されたし、仕事相手から届くのは「メリークリスマス」ではなく「ハッピーホリデー」と書かれたカード。「祝・クリスマス」に沸くニューヨークからは、「クリスマス」という言葉だけが奇妙に消し去られている。

だが、この風潮も今年を機に変わるかもしれない。ドナルド・トランプ次期大統領が「メリークリスマス」のタブー化を終わらせると宣言しているからだ。

そもそも「ハッピーホリデー」は、「ポリティカル・コレクトネス」を推進しようという流れの中から出てきた言葉だ。ポリティカル・コレクトネスとは、差別や偏見に基づいた表現を「政治的に公正」なものに是正すべきという考え方のこと。

主に人種や性別、性的嗜好、身体障害に関わる用語や認識から差別をなくそうという動きで、20世紀後半のアメリカでは「インディアン」を「ネイティブアメリカン」、「黒人」を「アフリカ系アメリカ人」、「ビジネスマン」を「ビジネスパーソン」に変えるなど、用語上の差別が撤廃されてきた。

しかしトランプは、ポリティカル・コレクトネスに縛られて言いたいことが言えなくなったアメリカに真っ向から異を唱えて当選した。彼のスローガン「アメリカを再び偉大に」には、「アメリカが再び『メリークリスマス』と言える国に」という意味も込められている。

先週もウィスコンシン州での遊説で、トランプはこう語った。「18カ月前、私はウィスコンシンの聴衆にこう言った。いつかここに戻って来たときに、我々は再び『メリークリスマス』と口にするのだと。……だからみんな、メリークリスマス!」

(http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2016/12/post-6608.php)