韓国経済、日本の対外純資産が349兆円…対米投資は過去最高の53兆円に

韓国経済、日本の対外純資産が349兆円…対米投資は過去最高の53兆円に

記事要約:日本の対外純資産がまた増えて349兆円となったそうだ。しかも、これ26年連続で世界最大の純債権国なんだよな。まあ、日本人はあまり知らないことだが、これは円高と円安とか関係なく失われた20年とかいわれながらも、日本は海外投資をずっと行ってきたことになる。

これ面白いのは対米投資が53兆円と増えていることだが、それよりもリスク分散の視点からすると多いところで7%しかないということ。韓国みたいに過度な集中投資をしているわけではなく、世界中に満遍なく日本企業は投資を続けていることになる。

しかも、この記事は中央日報なのだが、珍しく韓国のことは書いてないんだよな。韓国は2008年頃から数年は純債務国で2014年は-43億ドル。最近はなんとか純債権国家だったような気がするが、たいした額ではなかった。

純債権国と純債務国との違いは色々あるが、簡単に言えば、日本の企業がそれほど貿易赤字で慌てないのもこの債権が多いから。日本は海外資産を資産運用すればそれなりの利益を稼ぐことができる。一方、韓国は資産運用するほどの対外債権がない。むしろ、債務の方が多い。さらにいえば、短期債権が多い。運用するには難しい。

つまり、日本の知的財産権と同じである。韓国は物を作って売らないと儲からないが、日本はもの作らなくても特許料を入手することで稼げるという話。これが技術のある国とない国との差である。

今、韓国は輸出が増加しているのだが、同時に韓国企業の債務も増加している。いくら稼いでも借金が増えたらそれはただの自転車操業である。

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〔北朝鮮、韓国、朝鮮半島有事〕のまとめ

韓国経済、日本の対外純資産が349兆円…対米投資は過去最高の53兆円に

日本が26年連続で世界最大の純債権国の座を守った。

26日、日本財務省によると、日本の対外純資産は2016年末の時点で前年比2.9%となる349兆1120億円だった。

日本企業の海外M&A(企業の合併・買収)等が加速して直接投資が増え、国内投資家の外債投資も拡大した。

対外資産残高は前年末比5.0%増となる997兆7710億円、対外負債残高は6.2%増となる648兆6580億円と7年連続で増加した。

特に、日本の国別対外投資額のうち、米国に対する直接投資の残高は53兆1842億円で過去最高水準を記録した。

(http://japanese.joins.com/article/514/229514.html?servcode=300&sectcode=300)

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