韓国経済、【ディスプレイ】アップル、画面自社開発か 米報道、日韓企業に打撃も
記事要約:米アップルが将来の製品のディスプレーとして使用する予定の次世代パネル「マイクロLED」の設計と生産を始めたとブルームバーグが報じているようだ。これはわりとジャパンディスプレイ(JDI)とサムスン電子にとって死活問題になるおそれがある。技術的なことはわからないが、ソニーが確かこの手の技術を確立していたんじゃなかったか。
>米ブルームバーグ通信は18日、IT大手の米アップルが将来の製品のディスプレーとして使うため、次世代パネル「マイクロLED」の設計と生産を始めたと報じた。現在は試験段階で、少量を生産し、実際に製品に使われるまでには数年かかる見込みという。
以前にスマホの有機ELがサムスン電子の寡占状態で値段を下げていないという話をした。アップルは値段を下げないサムスン電子を揺さぶろうと自社で技術開発に乗り出しとなれば、アップルそのものがわりとサムスン電子を危険視しているということか。でも、ジャパンディスプレイはやばいな。いきなり技術開発が上手くいくとは思えないが、アップルに生殺与奪を握られていることにかわりはない。
>アップルが技術開発を自社で行い、量産は外部の企業に委託する可能性があるという。
仮にできたら、全然、相手に支払うコストが変わってくるからな。設計と量産をお願いするのと。量産だけお願いするなら倍近く安くされてもおかしくない。まだ、この話はボヤ程度であるが、今後、気になる動きである。
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韓国経済、【ディスプレイ】アップル、画面自社開発か 米報道、日韓企業に打撃も
米ブルームバーグ通信は18日、IT大手の米アップルが将来の製品のディスプレーとして使うため、次世代パネル「マイクロLED」の設計と生産を始めたと報じた。現在は試験段階で、少量を生産し、実際に製品に使われるまでには数年かかる見込みという。
アップルが自らマイクロLEDの量産技術を確立すれば、同社にディスプレーを納入している経営再建中の中小型液晶パネル大手ジャパンディスプレイ(JDI)や、韓国のサムスン電子などに影響が及ぶ可能性もある。東京証券取引所第一部では19日午前、JDIの株価が下落した。
マイクロLEDを使えば画面をより明るくすることができるほか、製品をより薄くしたり、電力消費を少なくしたりすることもできるとされる。
アップルが技術開発を自社で行い、量産は外部の企業に委託する可能性があるという。(共同)
(https://www.sankeibiz.jp/business/news/180319/bsj1803191302004-n1.htm)
ディスプレイのリスク回避の可能性は高いですが、あえて見方を変えて考えると、マイケル・ポーターが提唱するファイブ・フォース分析の「供給業者の脅威の低減策」とも考えられます。もしかして次のアップルワールドが想像できず、現実的な経営に移ってきているのかもしれません。なおこの考え方を実践していると考えられる例として、「掃除機のダイソンと高速モーター」があります。ただしディスプレイの設備投資は、半端ないはずですが・・・。まあ自分は、アップルには興味ないので、他人事として注目したいです。