韓国経済、中国、米海軍艦艇の香港寄港を拒否
記事要約:この先の東亜情勢を見るうえで管理人は台湾や香港が重要になっていくとみている。だから、たまに台湾や香港の話題を米国の動きを中心に取り上げて来た。米国は台湾や香港を支援して中国とは別の道を歩ませたいという意思が感じ取れる。しかし、当然、中国はそれに反発する。今回、中国が米海軍艦艇の香港寄港を拒否したのもそういうことだろう。
>中国政府は米海軍の強襲揚陸艦「ワスプ」による香港寄港を拒否した。米側は10月の寄港に向け事前申請を行っていた。米軍関係者が24日明らかにした。中国は米国での海軍高官級会議も取りやめている。米中の間では軍事面や経済面でさまざまな対立が生じ、緊張が高まっている。
これも米中貿易戦争の関連なのかは微妙なところであるが、米中対立という視点でならその範疇だと思われる。今の香港を作ったのは間違いなくイギリスなので、今の中国人とはおそらく考えたそのものが合わないだろう。しかも、香港は豊かな経済都市でもある。だからこそ、中国はイタリアのカタルーニャみたいに独立するのを恐れている。実際、香港が独立するかは今の時点では出てないが、民衆が中国人を快く歓迎しているとは思えないな。
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韓国経済、中国、米海軍艦艇の香港寄港を拒否
【ワシントン】中国政府は米海軍の強襲揚陸艦「ワスプ」による香港寄港を拒否した。米側は10月の寄港に向け事前申請を行っていた。米軍関係者が24日明らかにした。中国は米国での海軍高官級会議も取りやめている。
米中の間では軍事面や経済面でさまざまな対立が生じ、緊張が高まっている。
米国務省は先週、ロシアから最新鋭戦闘機「SU(スホイ)35」と最新型地対空ミサイルシステム「S400」を購入したとして、中国軍の兵器管理部門に制裁を科した。これを受け、中国は米国大使館の駐在武官代理に正式に抗議…
(https://jp.wsj.com/articles/SB10409681559895564521504584492953159123962)
「台湾や香港が重要になっていくとみている」……台湾に関しては日本が米国の台湾関係法の日本版などがあると日米安保と台湾関係法の擦り合わせもより容易になるのだが。
香港というと英国の影響……香港での情報収集能力は今尚も英国が抜きん出ているともいうが、軍事的なプレゼンスは難しい。近年、EU離脱する英国が日本へ接近してるのはTPP参加検討も含め経済面も大きいが、香港での影響維持とかもあるのかな?日露戦争前同様(露国が中国になっているが)、中国周辺の権益や安全保障を英国が考えようとすれば日本と友好を結ぶのは順当というか、結ばざるを得ない位かも。
米国も日米安保なければ朝鮮半島の米軍の維持も不可能。南シナ海やインド洋方面へも同様に困難。
英国海軍艦船が日本に寄港したりもしてる(訓練や北朝鮮対策という理由もあるし、仏国艦船も日本に寄港してるが当然対中国対策でもある)。香港の独立派政党への活動禁止命令の報道も日本の反日メディアはいかにもな報道姿勢だが。
米国に2036年まで貸与延長した英国領ディエゴガルシア島を持つ英国は、自国の金融の為にもTPPだけでなくセキュリティダイヤモンドへのより踏み込んだ関与があってもいいと思う。
もしかしたら、日英米台vs中国の紛争がはじまるかもな。インドはこちらでロシアは様子見か。北朝鮮と韓国はどちらもいらない子で、オーストラリアもこちら側。あぁ負けるなぁ。中国。友達いないじゃん。戦争にまで発展すれば世界地図大分変わる。中国はいくつかに分割になるし、でも核があるからな。友達のいない中国がどこまでアメリカにたいして突っ張るか?貿易戦争と台湾問題はチベットとウイグルの弾圧問題にまで波及するといいな。