韓国経済、【日欧EPA】あす2月1日発効 韓国輸出企業への影響は限定的=KOTRA

韓国経済、【日欧EPA】あす2月1日発効 韓国輸出企業への影響は限定的=KOTRA

記事要約:一般の日本人もわりとわくわくしているんじゃないだろうか。明日からいよいよ日欧EPAが発効される。つまり、世界最大級の貿易圏が誕生する。これによって韓国輸出企業への影響についてKOTRAが「限定的」だと述べているのだが、管理人は「希望的観測」だと思う。

さて、その記事に突っ込むのはいいのだが、とりあえず、EPAで一般人の日本人はどんな影響を受けるのか。これを確認していく。

まず、ワイン好きには朗報だ。欧州産のワインの関税がゼロとなるので安くなる。一体どれだけ安くなるのか。今までは1リットル当たりに125円、または価格の15%のいずれか低い方にかかっていた。つまり、単純に考えても125円ぐらいは余裕で安くなると。後、チーズも安くなるのだが、これについては徐々に関税を取り払うので明日からゼロになるわけではないが、チーズ好きの管理人としては嬉しい。

ここからは真面目な話だが、まず、自動車部品の関税が発効と同時に取り払われる。自動車そのものの関税は段階的である。他にも、緑茶、日本酒、しょうゆなども関税も即時撤廃されるので欧州に輸出しやすくなる。

このようにEPA発効で色々と面白い変化が起きる。それで韓国輸出にはどうなのかを見ていこう。

>韓国のEU向け輸出は2017年に563億ドル(現在のレートで約6兆1300億円)、日本からの輸出は774億ドルだった。両国の輸出は機械、自動車、自動車部品、電子、光学・医療機器など多くの品目で競合する。 

競合するとかではない。ただの日本の技術の劣化コピーだからな。韓国製がEPA発効でどのように淘汰されていくことになるかは楽しみの1つだ。この辺りの輸出地図が一気に塗り替える可能性もあるだろう。

> 両国ともに主力の自動車の場合、韓国がEUに無関税で輸出できるのに対し、日本は10%の関税を課せられてきた。だが、EPAが発効すれば日本に対する関税は7年後に撤廃される。自動車部品に対する現行の3~4.5%程度の関税も、91.5%の品目はEPA発効とともに関税が即時撤廃となる。ただ、報告書は「(韓国の)自動車は日本車に対する関税引き下げで一部影響を受けるだろうが、韓日とも現地生産の割合が高いため影響は限定的」と分析した。 

自動車については段階的なのでそこまで大きく影響はすぐには見られない。だが、自動車部品はすぐになのでこれが数年後にどうなっているかだな。急に切り替えるような事はしないとおもうので、ここから日本企業がしっかりEUに売り込みを始めて行くことだろう。まあ、すでにやってはいるとはおもうが。

韓国の自動車部品が日本の自動車部品と競合すれば品質では絶対に勝てない。価格差もだいぶなくなるとすれば選ぶのはどっちになるか。米国の今の自動車市場を見ればわかるんじゃないか。これが本当に限定的かはこれからわかる。

> 報告書はその一方で、市場を巡る状況が今後変化する可能性もあるとし、「長期的には(韓国企業の)競争力強化に向け、環境配慮やデジタル化などEUの新産業需要に積極的に対応する必要がある」と提言した。 

世界のGDP3割の貿易圏。それが日欧EPA。これだけ巨大な経済市場が誕生して、状況が限定的で済むはずはない。一体どのように変化するかは未知数だが、TPP11と共に日本はようやく韓国よりも有利に輸出することが可能となる土台が出来たわけだ。

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韓国経済、【日欧EPA】あす2月1日発効 韓国輸出企業への影響は限定的=KOTRA

【ソウル聯合ニュース】大韓貿易投資振興公社(KOTRA)は31日公表した報告書で、日本と欧州連合(EU)の2月1日の経済連携協定(EPA)発効により自動車など一部品目で日本企業の輸出競争力が強化されるものの、短期的に韓国企業の輸出全般に与える影響は限られると分析した。 

韓国のEU向け輸出は2017年に563億ドル(現在のレートで約6兆1300億円)、日本からの輸出は774億ドルだった。両国の輸出は機械、自動車、自動車部品、電子、光学・医療機器など多くの品目で競合する。 

韓国は日本より先にEUと自由貿易協定(FTA)を結んだため、欧州で韓国企業の価格競争力は日本を上回っていたが、この効果が日本とEUのEPA発効により打ち消される恐れがある。 

 両国ともに主力の自動車の場合、韓国がEUに無関税で輸出できるのに対し、日本は10%の関税を課せられてきた。だが、EPAが発効すれば日本に対する関税は7年後に撤廃される。自動車部品に対する現行の3~4.5%程度の関税も、91.5%の品目はEPA発効とともに関税が即時撤廃となる。ただ、報告書は「(韓国の)自動車は日本車に対する関税引き下げで一部影響を受けるだろうが、韓日とも現地生産の割合が高いため影響は限定的」と分析した。 

 機械、医療機器、電気機器もおおむね、韓国企業の輸出に対する影響は限られるとの見方を示した。 

 報告書はその一方で、市場を巡る状況が今後変化する可能性もあるとし、「長期的には(韓国企業の)競争力強化に向け、環境配慮やデジタル化などEUの新産業需要に積極的に対応する必要がある」と提言した。 

 KOTRAのキム・サンムク経済通商協力本部長は「(日本とEUの)EPAが韓国の輸出に及ぼす影響を綿密に検討し、韓国・EU間FTAによる先取りの効果を失わないよう、早めに対応すべきだ」と述べた。 

(https://m-jp.yna.co.kr/view/AJP20190131001400882?section=japan-relationship/index)

韓国経済、【日欧EPA】あす2月1日発効 韓国輸出企業への影響は限定的=KOTRA」への5件のフィードバック

  1. あの国はつい最近もFTAでEUから取り決めを守ってないと批判されてましたね。正に泣きっ面に蜂って所でしょうか。価格差はダンピングで広げるのが常套手段でしたが、それもどこまで通用するやら。

    輸入といえば、チーズだけじゃなくて生ハムも好きなんですよね。あまり頻繁に食べるモノではありませんが、たまに食べると美味い。

  2. チーズ大好きです。特にカマンベールチーズ。北海道産を食べるようにしていますが、安くなるなら、たまにはフランス産など試してみたい。

    日本酒。ワインが最高のお酒だと考える国で、日本酒がおいしくてカッコいい飲み物になるといいなあ。

    さて、韓国。欧米人が食べられる韓国産のおいしいものって何だろう・・・

    1. 考える値打ちもありませんよ。たとえその場では美味しくても、菌や虫で腹を壊したり、辛さで脳を壊したりするんですから。原材料をバキュームカーで運ぶ国ですよ?

  3. 韓国の食品危ないですから売れなくなるのでは?何せ、糞尿垂れ流しの地域で海産物取ってるらしいですし…

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