中国 投資家は嘆き「ハイエナに食い尽くされた…」中国ノンバンクで〝消えた8兆円〟「共産党幹部が特権を駆使して裏で手回し」

中国 こんな酷いことを中国共産党幹部がしてるなら、それは投資家は中国株なんかに投資するわけがない。しかし、中国のノンバンクで8兆円が消えたとか。しかも、それで平然としているとか。いやあ、さすが中国さんですね。8億円ではないぞ。桁が異なる。8兆円だ。わけのわからない金額が消えているという。

中国で何がおきているのか。例のシャドウバンク大手「中植企業集団」の破産申請である。中国恒大や、碧桂園はなぜか、無理矢理にでも存続させているのにここだけが破産申請した理由である。しかも、投資家の抗議活動を国家権力で介入して、さあに主要メディアに報道しない自由を駆使しててきたと。あまりにも実態が酷くて投資家に同情したい気持ちもあるが、チャイナリスクを考えないのはダメだ。

だが、さすがに破産申請したら投資家回収できるのが1兆円程度はないだろうに。これ、どれだけの投資家が電車を止めることになるのか。これは元本の2割程度しかかえってこないだろうに。では、

記事を引用しよう。

中国では、金融機関の経営破綻を地雷の爆発になぞらえる。北京市の裁判所は5日、ノンバンク最大手「中植企業集団」(本社北京)の破産申請を受理した。中国の新年は「巨大爆雷」で明けた。

これにより同集団の清算が始まるが、消失する投資家の資産は日本円換算で8兆円を超すとみられている。日本では、平成バブル末期、1990年に表面化した戦後最大の金融スキャンダル「イトマン事件」では闇に消えたカネが3000億円程度とみられるが、実にその数十倍の規模である。

本欄は、中植集団とその傘下にある中融国際信託が元利払いを中止した昨年8月初め以来、節目ごとにいち早く報じてきた。中植・中融への投資家は中国全土の富裕層を中心に約20万人に上り、8月以降北京、上海など主要都市にあるオフィスには投資家たちが抗議に押し寄せる。習近平政権は各地の公安警察に命じて投資家個人個人の身元を突き止め、電話やネットでの通信を傍受し、深夜、早朝を問わず刑事が自宅に踏み込んで威圧してきた。党の指令下に置かれている人民日報をはじめとする新聞、テレビの主要メディアは中植・中融問題を控えてきた。

中植は昨年11月22日、投資家向けの書簡で、債務は最大で4600億元(約9兆2000億円)、資産は2000億元(約4兆円余り)とした。単純に計算すると債務超過額は5兆円余りになるが、資産の大半は不動産で、急いで売却しようとすれば、十数%程度に値下げするしかないとの見方が多いという。とすると、投資家に返済される額は1兆円にも満たなくなる。

(一部省略)中植は不動産ばかりではなく、中小企業への貸し付けも行っており、経済活動の萎縮は資産の回収をますます困難にする。

数億円を中植に投じた上海在住のB氏は、「元本の7割くらいは戻ると思っていたが、これでは老後の資金がすべて消える」と電話の向こうで嘆く。Bさんがそもそも中植を信用したのは、その経営幹部の顔ぶれだ。筆頭株主は中国国家機械工業公司の100%子会社の大手繊維機械メーカーだ。経営陣は、中国政府インターネット情報センター、国家外国為替管理局、中国証券監督管理委員会、北京市税務局、公安部経済犯罪捜査局、最高人民法院(最高裁)の幹部OBたちである。Bさんら多くの投資家は、習政権の介入で少なくても元本が返還されると信じ、中植に乗り込んでも、周りの投資家とともに中国共産党をたたえ、革命歌を唱和する始末だった。

8兆円を超えそうな「消えたカネ」はどこに行ったのか。Bさんは、「推測の域を出ないが、中植の金融商品を買った共産党幹部の多くが特権を駆使して裏で手を回し、この数カ月のうちに、資産を回収し、残りかすを私たちに残した。ハイエナに食い尽くされたのです」と語った。 (産経新聞特別記者・田村秀男)

https://www.zakzak.co.jp/article/20240112-BNRGU5OUENO4HI2HQK43S4FRVM/2/

習近平政権は各地の公安警察に命じて投資家個人個人の身元を突き止め、電話やネットでの通信を傍受し、深夜、早朝を問わず刑事が自宅に踏み込んで威圧してきた。

投資家にこんな脅迫を国家がしているのだから、投資家なんて自分らが肥える餌としか考えてないと。

Bさんら多くの投資家は、習政権の介入で少なくても元本が返還されると信じ、中植に乗り込んでも、周りの投資家とともに中国共産党をたたえ、革命歌を唱和する始末だった。

見事に裏切られたと。アホだな。共産党連中なんて信じる時点で終わっている。彼等は自分らの資産管理が1番であり、投資家なんて圧力で屈服させればいいとしか思ってない。だから、資金回収している間は売らせないようにして数ヶ月ほど監視していた。そして、資金回収し終えたら破産申請と。

8兆円を超えそうな「消えたカネ」はどこに行ったのか。Bさんは、「推測の域を出ないが、中植の金融商品を買った共産党幹部の多くが特権を駆使して裏で手を回し、この数カ月のうちに、資産を回収し、残りかすを私たちに残した。ハイエナに食い尽くされたのです」と語った。

ハイエナじゃない。中国共産党幹部ろグルになっている連中である。こんな国で投資をしようなんていう考えが甘い。まさに中国に投資したら凍死したと。ああ、ヤマダ君。サブトンを持って行かないでください。

其れではネットの意見を見ておくか。

1.負債の二割しか資産が無いんだから全部返済に回したって二割しか戻ってこない。不良債権処理ってのはそういうもんだ。さっさとやれや。

2.資産も命も失った富裕層多数。革命ってのはそういうものよ。貧者が資産家から富を奪うから共産主義革命なのぢゃ。えっ、1948年の話じゃないって?2024年富める共産党員が市井の民から富を奪ってるのぢゃと!資本主義以上に悪辣非道な搾取をする共産主義が誕生するとはマルクス兄弟もびっくり。

3.国人富裕層なんてしょせんこんなものですよね。

4.独裁国家は、これがあるからな。人民元をふくむ金融関連は、永遠に信用されない。

5.色んな意味で中国共産党幹部は人を食い物にしてるなぁ。

このように中国で起きている現実はまだまだ面白くなる。もっとも、最後はジンバブエ化する未来しかないのだが。少なくともこの一件だけでも外資が一斉に逃げ出す案件だからな。

中国 投資家は嘆き「ハイエナに食い尽くされた…」中国ノンバンクで〝消えた8兆円〟「共産党幹部が特権を駆使して裏で手回し」」への1件のフィードバック

  1. おれは若い頃、っていっても37才の時代。中国は上海の公安警察にいったことがある。別に若い女に整形でもいいから結婚してくれ~~と、しつこく、「恋」を迫ったわけではない。オレのは落とし物の問い合わせなんだけど、いやぁ親切じゃなかったな。言葉が不自由なのは、仕方がないけどヤル気がない。しかし、上からの命令には忠実で何時間でも、身動きしないで微動だにしない。上海外灘の外れにロシア大使館の衛兵なんて、地蔵だったな。警察でこんな感じ。財政建て直しなんて規模がデカすぎて無理、無理、、あとは、上層部を盲信する、軍部の暴発をどうするかだけど、日本の至宝、当麻恒男に最前列でたたかってもらおう。

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