韓国経済、〔干ばつ〕飲み水すら足りないのに…ソウルで恒例の「水鉄砲祭り」開催めぐり大論争
記事要約:韓国の深刻な水不足でご近所づきあいも難しくなりつつあるこの頃。ソウルでは恒例の「「水鉄砲祭り」の開催で色々な問題が起きているようだ。水不足で苦しんでいる韓国人がいる中で水を豊富に使うイベントを巡ってどうかということらしい。
だが、ほとんどが批判的な意見なんだよな。管理人は他国のことなので肯定も否定もしないが、韓国人が空気を読めないことを理解している。
>韓国国内の降雨量は今年に入って平年の半分ほどにとどまっており、国民安全処によると、22日の時点で全国3017ヘクタールの農耕地が干ばつ状態にあるほか、1万4794人の住民が断水や給水制限下にあるという。
日本では梅雨の時期ということで雨がたくさん降りそうな感じなのだが、韓国では日照り・干ばつが続いている。全国3017ヘクタールが多いかどうかは数字だけ見てもよくわからないが、1ヘクタールはいくらかというと、1アールの100倍、つまり、10000平方メートル。でも、これではイメージしにくい。そこで良く出てくるのが東京ドームだ。
東京ドームの面積をグーグルで調べるとこのように出てくる。最近のグーグル先生は凄い。それで、平方メートルに直すと、46,755㎡となる。つまり、ヘクタールだと4.67ぐらいだろうか。まあ、計算面倒なので4.7にしておこう。後はこれを3017ヘクタールで割れば良いはずだ。
3017÷4.7==641.91489….となり、だいたい東京ドームが641個分が今の韓国の農耕地の干ばつ状態ということになる。これは結構酷いな。東京ドーム641個分か。確かにここまでの干ばつなら断水や給水制限下が来てもおかしくない。このような水鉄砲祭りに批判が起きることは仕方がない。でも、一部では街を活性化させることなどの肯定意見もある。
>国会安全行政委員会・正しい政党のホン・チョルホ議員室によると、ソウル市は同イベントに対して昨年2億5000万ウォン(約2400万円)を支援し、今年は2億2000万ウォン(約2100万円)を割り当てているそうだ。これは水田25ヘクタールに水をためられる量の用水路を通せる金額だという。さらに、イベントで使用される水は約5万リットルと、178人の1日の使用量に相当する。
イベントで金を使うなとかはいわないが、それなりの経済効果がソウルに出ているなら、管理人は良いと思う。ただ、この水鉄砲祭りが今年だけなくなったところで経済効果が目に見えて落ちることもないとおもうがな。そんなことで文句いってたらプールもお風呂もだめになるからな。いや、もう給水制限下ではもうなっているのか。
そもそも恒例とかいいながらまだ4回しかやってないじゃないか。でも、管理人は空気を読めとかいうなら、多分、水を一切無駄にするなと言う話しになるとおもう。こうなってくると殺伐とするので少ない水を節制なんてしないで思いっきり使えば良いんじゃないか?飲み水は輸入すればいいんじゃないか。そのうち雨が降れば解決するさ。このまま雨が降らないのであれば、もう神罰だと思うしかない。
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韓国経済、〔干ばつ〕飲み水すら足りないのに…ソウルで恒例の「水鉄砲祭り」開催めぐり大論争
2017年6月23日、韓国・東亜日報によると、韓国で深刻な干ばつが続く中、ソウルの夏の恒例行事となった「新村(シンチョン)水鉄砲祭り」の今年の開催をめぐり大論争が勃発している。
韓国国内の降雨量は今年に入って平年の半分ほどにとどまっており、国民安全処によると、22日の時点で全国3017ヘクタールの農耕地が干ばつ状態にあるほか、1万4794人の住民が断水や給水制限下にあるという。
そうした中で、水鉄砲祭り開催には厳しい声が寄せられている。大学キャンパスが多く若者が多い街と知られるソウル都心の新村で、手持ちの水鉄砲に消防車も動員し皆で水浴びをして一時を涼もうと始まったこのイベント、第5回となる今年は7月8日に開催が予定されている。しかし地方では深刻な干ばつ。今のところソウルでの給水制限はないものの、農村地域からは開催に疑問の声が上がっている。またこのイベントには、以前からも「水不足国家の現実に合っているのか」という否定的な世論があったという。
しかし一方で、「イベントが街を活性化させる」など肯定的な意見も根強い。新村は1990年代まで大学商圏の中心地だったが、2000年代以降、弘益(ホンイク)大学前や梨泰院(イテウォン)一帯が若者層を吸収して名声は薄れ、商業地としても低迷していた。そんな中、新村に遊べるイベントを開催して人を集めようというアイデアから始まったのが「水鉄砲祭り」なのだ。
国会安全行政委員会・正しい政党のホン・チョルホ議員室によると、ソウル市は同イベントに対して昨年2億5000万ウォン(約2400万円)を支援し、今年は2億2000万ウォン(約2100万円)を割り当てているそうだ。これは水田25ヘクタールに水をためられる量の用水路を通せる金額だという。さらに、イベントで使用される水は約5万リットルと、178人の1日の使用量に相当する。
イベント企画会社のハン・ギルウ監督は「干ばつにより良くない世論もあるということは理解している。管轄の西大門区と随時議論しており、イベントによる収益を干ばつ被害が深刻な農村に寄付することも考えている」と話している。
この報道に韓国のネットユーザーからは6000件近くものコメントが集まっているが、イベント開催には反対の声が圧倒的なようだ。
「開催するなら雨がたくさん降ってからにして」
「お祭りもいいけど、空気を読みながら開催すべき」と一定の条件下での開催に理解を示すコメントは少数派で、
「今年は開催しないで!」
「こういう時だからこそ水を節約しよう」
「常識的に考えようよ」
「お金を寄付したところで水が出てくるわけでもないんだし、今は節水する時」
といった声が目立った。
またソウル市に対し
「ソウル市はちゃんと考えてやってるの?」
「情けない!血税がもったいない」
など、昨今の市行政の実例を挙げて批判する声があちこちで上がった。
(http://www.recordchina.co.jp/b182139-s0-c30.html)