韓国 昨日、サムスン電子の元幹部がサムスン電子の最先端技術と技術者を中国に売り渡していたことを紹介いた翌日、また同じような記事を取り上げることになるとは夢にも思わなかった。だが、これはある意味、最先端半導体技術より酷い。なぜなら、「大宇造船の潜水艦設計図面」を台湾に売却である。本当、韓国人は金のためなら平気で自国の「軍事機密」すら売り渡すのかよ。
まず、台湾に流出したということは、ほぼ中国にも図面は行き渡っているだろう。これは二重の意味でヤバイ。一つは中国の潜水艦技術の向上に役立つこと。もう一つは韓国の潜水艦技術がそのまま中国に露呈されたこと。当然、その図面で作られた潜水艦の弱点まで相手に把握されたことになる。
サムスン電子もそうだが、今度は大宇造船。韓国企業ってセキュリティーガバガバじゃないのか。むしろ、盗んでくださいと鍵をかけずに置いといたんだろう?それぐらい重要機密の安全管理が酷すぎる。潜水艦の設計図といえば、シャーロックホームズにも出てきただろう。覚えているだろうか。シャーロックホームズの短編シリーズ「ブルースパーティントン設計書」である。
すこしあらすじを紹介しよう。
1895年11月第3週の火曜日、ウーリッジの兵器工場に勤める青年カドガン・ウェストが、ロンドン地下鉄の線路脇で死体となって発見された。死体の服のポケットに入っていたのは、イギリス国家の最高機密とされ、ウェストが勤める兵器工場の金庫室に厳重に保管されていたはずの最新鋭兵器「ブルース・パーティントン型潜水艦」の設計書10枚の図面のうち7枚であった。行方不明となった3枚の図面は潜水艦の設計書の中でも特に重要な部分で、その3枚が敵国に渡ればイギリスが重大な危機にさらされることは明白であり、政府の内部は大騒ぎとなった。
このように潜水艦の設計図というのが国の最高機密。どれだけ国の存亡に大きく関わるのか。イギリスの重大な危機にすら発展するような事件だったのだ。それを台湾に売り渡している時点で、責任を問うとか。そんな生優しいレベルじゃないんだよな。
では、記事の冒頭を読んでいく。
韓国造船大手の大宇造船海洋(現ハンファオーシャン)が開発した潜水艦の設計図面が台湾に流出し、警察が捜査している。ハンファオーシャン側は技術流出事件に対して「断固として責任を問う」という立場を明らかにした。
大宇造船の潜水艦設計図面、台湾に流出…会社側「断固として責任を問う」 | Joongang Ilbo | 中央日報 (joins.com)
流出した時点で、もう、相手に最高機密が知れ渡っている。韓国の潜水艦を丸裸にされるだけの情報が相手に行き渡ったのだ。この時点で、韓国海軍の力は半減したといえる。断固として責任を問う。流出した人間を処刑にしようが盗まれた技術は返ってこない。技術を盗まれるというのは本当、やっかいなのだ。売った犯人を捕らえて、相手を突き止めても何ら意味もないからな。もう、売った後ならいくらでもデータが複製されているだろうに。
しかも、この潜水艦はインドネシアも受注していて、インドネシア海軍も使っているようだ。つまり、インドネシアの潜水艦もこれで役立たずと。
それと元々、韓国の潜水艦はドイツの技術をパクってるようだ。だから、ドイツが韓国に怒るべきだよな。
では、記事の要点を整理していく。
■記事の要点
1.4日、警察によると、慶南(キョンナム)警察庁は元大宇造船海洋職員Aら2人を内部技術を流出した容疑(不正競争防止および営業秘密保護に関する法律違反)で不拘束立件して調査している。Aらは大宇造船海洋在職当時、潜水艦の設計図面を入手した後、潜水艦開発コンサルティング会社のB社に離職した。警察はその後、Aらが図面を台湾側に渡したとみている。
2.台湾に流出した潜水艦設計の図面は大宇造船海洋が2011年インドネシアから11億ドル(約1兆4393億ウォン)で3隻を受注した「DSME1400」モデルだ。この潜水艦は2019年インドネシアに引き渡された。
警察はB社が台湾国際造船公社(CSBC)とともに潜水艦を建造する過程でこの図面が流出したとみている。この図面は台湾政府初の国産潜水艦「海鯤」の開発に使われたという。
B社は昨年海鯤の生産過程に使われる部品などを無断で海外に持ち出した容疑で裁判を受けている。昨年8月1審裁判部は対外貿易法違反容疑でB社役員に懲役1年6月・執行猶予2年を、B社には罰金10億ウォン(約1億円)を宣告した。
3.これについてハンファオーシャンはこの日「国家核心技術保護に最善を尽くしていて、再発防止のために国家情報機関と共助および協業システムを構築している」とし「技術流出に関しては過去の大宇造船海洋時期も含めて犯罪関連者には断固かつ厳重な責任を問う」という立場を出した。
以上の3つだ。何度も元社員に技術を売られて、再発防止のシステムがどうとか。アホじゃないのか。そんなシステムを作ろうが、そいつが裏切って技術を中国に売るのが韓国人だろう。本当、自分らで技術を売っただけではなく、今度は国の最高機密である潜水艦の設計図まで売っているという。一体、どれだけの国益が損なわれたと思っているのだ。国家存亡の危機となる流出事件だぞ。
それでは順番に見ていこうか。
1は経緯なのでそのまま読んでおけばいい。2についてだが、台湾に流出した潜水艦設計の図面は大宇造船海洋が2011年インドネシアから11億ドル(約1兆4393億ウォン)で3隻を受注した「DSME1400」モデルだ。この潜水艦は2019年インドネシアに引き渡された。
さっきも少し突っ込んだが、インドネシアもこの潜水艦を使用していると。ただ、韓国の潜水艦技術なんて先進国と比べてはたいしたことない。ただ、中国軍の潜水艦が凄いとも言い切れない。どっちもたいしたことないとおもうが、軍事技術は機密なので、どこまで本当かは難しいところだよな。
それで、この図面は台湾政府初の国産潜水艦「海鯤」の開発に使われたという。まあ、この設計図を見て、何処が悪いかをチェックするには役だったかもしれないと。
では、ネットの意見を見ておくか。
1.台湾「ギャグ漫画として読んでる」
2.欠陥だらけの沈水艦だとバレるのが嫌だったか
3.韓国もいろいろあるんだなぁ。かつては自分達がやってたことなのに注意しなかったのか。
4.韓国じゃ日本の図面を盗むと英雄扱いなんだろ。
5.相手の技術力の低さを確認するのも重要な戦略
以上の5つだ。ネットでは韓国の潜水艦の図面なんて盗んだところで、ギャグ漫画とか、技術力の低さがわかって爆笑とか。そんな突っ込みだ。でも、相手の技術力を知るには格好の図面だろうな。
では、次の話題を見ていく。韓国で消費がついにマイナスとなったようだ。いずれ、韓国はデフレになると予測しているが、その兆候が出ていると。
過去数年間、「魂を揺さぶる」ローンと「負債から投資へ」は予想外の高金利に見舞われ、致命的な結果をもたらしてきました。家計が貸付金の元利の返済に苦慮する中、家計の支出余力が低下し、消費が低迷し、経済全体の成長エンジンが低下しました。
韓国統計庁と韓国銀行が5日発表した「小売売上高指数」は昨年(1~11月)前年同月比1.4%減少した。「小売売上高指数」は、2020年(100)年の小売売上高を基準に、消費がどの程度増減したかを示す指標です。指数が前年比で低下したのは、為替危機の1998年(-17.1%)と、クレジットカード危機で消費が凍結した2003年(-3.1%)のみである。昨年は20年ぶりに消費が再び落ち込みました。
業態別にみると、百貨店は昨年11月時点の小売売上高指数が144と活況を呈していましたが、飲食店などの小売店(81.5)やスーパーマーケットなどの雑貨店(81.3)など、中小企業経営者が運営する小売業を中心に2020年比で大きく低下しました。19年ぶりに2年連続で高インフレ率が3%を超え、家計の支出力が縮小した。
実際、家計の金利負担は過去最高水準にあります。2022年時点で、家計の非消費支出に占める支払利息は前年比18.3%増の247万ウォンで、関連統計開始以来最高となった。韓国統計庁の国家統計ポータルとマイクロデータによると、昨年第2四半期(4~6月)のチャーター世帯の支払利息は月平均21万4319ウォンで、2年前の2021年第2四半期から110%増加した。
消費は、今年の韓国経済の成長率が1%台に落ち込むか、2%台に落ち込むかを決める重要な変数になると予想されます。国内総生産(GDP)の決定要因である輸出と投資は、今年は低迷から脱却すると予想され、消費はパンデミック時よりも伸びが鈍化すると予想されます。韓国銀行(BOK)は、今年上半期の個人消費は前年比1.5%増にとどまったが、今年は年率1.9%増となり、下半期は2.2%増と微増すると予測している。
「利息に使うお金がない」…20年ぶりのマイナス消費 (chosun.com)
今年、韓国の輸出と投資は伸びる予想。でも、消費は落ち込むと。「小売売上高指数」は昨年(1~11月)前年同月比1.4%減少した。消費が落ち込むのに投資が伸びるというどういう話なんだろうな?消費が増えなければ企業は儲からない。割引セールしていくんじゃないか。しかも、小売売り上げが減るということは自営業もますます厳しくなる。
それで最後は中国の話題だ。
米ブルームバーグ通信は6日、米情報機関の分析として、中国軍で核ミサイル部隊を管轄するロケット軍の戦力に疑義が生じていると報じた。広がる汚職を背景に、ミサイルに燃料ではなく水を注入するなどの問題があり、習近平国家主席が数年内に大規模な軍事行動を検討する可能性は、以前よりも低くなったという。
2015年に陸海空軍と同格の組織として新設されたロケット軍を巡っては、大規模な汚職疑惑が取り沙汰され、司令官ら幹部の不自然な交代人事などの異変が続いた。
ブルームバーグによると、米情報機関の分析を知る関係者は問題の事例として、水を詰めたミサイルのほか、中国西部にあるミサイル格納庫のふたが機能せず、効果的な発射ができない不備を挙げた。(共同)
中国ロケット軍戦力に疑義 ミサイルへ水、汚職背景か – 産経ニュース (sankei.com)
これが本当なら台湾有事の可能性が低くなったことにあるが、確かに今年の台湾を巡る選挙への工作を見ていれば、内部から崩していくという作戦の切り替えた可能性はあるな。しかし、中国も韓国も軍は汚職まみれで役に立たないとか。まさに張り子の虎ってやつか。
韓国造船大手の大宇造船海洋(現ハンファオーシャン)が開発した潜水艦の設計図面が台湾に流出し、警察が捜査している。ハンファオーシャン側は技術流出事件に対して「断固として責任を問う」という立場を明らかにした。
4日、警察によると、慶南(キョンナム)警察庁は元大宇造船海洋職員Aら2人を内部技術を流出した容疑(不正競争防止および営業秘密保護に関する法律違反)で不拘束立件して調査している。
Aらは大宇造船海洋在職当時、潜水艦の設計図面を入手した後、潜水艦開発コンサルティング会社のB社に離職した。警察はその後、Aらが図面を台湾側に渡したとみている。
台湾に流出した潜水艦設計の図面は大宇造船海洋が2011年インドネシアから11億ドル(約1兆4393億ウォン)で3隻を受注した「DSME1400」モデルだ。この潜水艦は2019年インドネシアに引き渡された。
警察はB社が台湾国際造船公社(CSBC)とともに潜水艦を建造する過程でこの図面が流出したとみている。この図面は台湾政府初の国産潜水艦「海鯤」の開発に使われたという。
B社は昨年海鯤の生産過程に使われる部品などを無断で海外に持ち出した容疑で裁判を受けている。昨年8月1審裁判部は対外貿易法違反容疑でB社役員に懲役1年6月・執行猶予2年を、B社には罰金10億ウォン(約1億円)を宣告した。
これについてハンファオーシャンはこの日「国家核心技術保護に最善を尽くしていて、再発防止のために国家情報機関と共助および協業システムを構築している」とし「技術流出に関しては過去の大宇造船海洋時期も含めて犯罪関連者には断固かつ厳重な責任を問う」という立場を出した。