日別アーカイブ: 2024年1月13日

韓国経済 スエズ運河が塞がれて希望峰を経由、輸出企業には物流コストの新たなリスク

韓国経済 今、中東では主に3つの大きな問題が起きている。一つは全く終わりが見えない「ロシア・ウクライナ戦争」。二つめは「イスラエル・ハマスの戦争」。3つめが「紅海におけるイランのフーシ派による民間船への攻撃」である。

こちらは最後の紅海におけるフーシ派についてはアメリカが動いて空爆にまで踏み切ったので、そのうち終わると考えていたのだがどうもそうでもないような情勢である。まずはここの最新情報を見ておこう。今回の記事でもこれが重要な問題となってくる。

【ワシントン時事】米軍は12日、前日に続いてイエメンの親イラン武装組織フーシ派の拠点を空爆したと発表した。紅海で相次いでいる商船への攻撃に対する報復で、空爆は2日連続となった。一方、フーシ派の反撃も確認されており、国際海運の大動脈の紅海周辺では緊張が高まっている。

 発表によると、前日の空爆は英軍と共同で実施したが、今回は米軍が単独で踏み切った。紅海に展開している米海軍の駆逐艦「カーニー」が巡航ミサイル「トマホーク」で、フーシ派のレーダー施設を攻撃した。

 中東の衛星テレビ局アルジャジーラは、イエメンの首都サヌアで複数回の爆発音が聞こえたと伝えた。サヌア近郊のダイラミ空軍基地が標的だったとの情報もある。

 米英両軍は11日、戦闘機や潜水艦、軍艦などを出動させ、フーシ派の拠点28カ所を攻撃していた。フーシ派報道官はこの攻撃で少なくとも5人が死亡、6人が負傷したと主張した。

 これに対し、バイデン米大統領は12日、東部ペンシルベニア州で記者団の質問に応じ、「民間人の被害者は出ていないと思う」と強調。「非道な行いを続けるのであれば、同盟国と共に必ず対応する」とさらなる空爆を示唆していた。 

米軍、連日のフーシ派空爆=紅海周辺で緊張高まる (msn.com)

このようにアメリカやイギリスが軍炎や戦闘機を出動させてフーシ派の拠点を攻撃。このように攻撃しているのは前回にも説明したが紅海にはスエズ運河という重要な交易路があるためだ。世界の海運の15%が紅海を通過するため、ここが安全に通れなくなれば、喜望峰ルートで迂回する必要があることは以前の動画で取り上げた。すると海運コストが3割ほど上昇する。

紅海で主に運んでるの原油であるが、それ以外にも多くの貨物がこのルートで運ばれている。欧州に進出している韓国企業も韓国や中国から部品を運んで現地の工場で組み立てるために紅海やスエズ運河を通っているわけだから、ここのルートが通れなくなれば製品単価に大きく影響してくる。

つまり、韓国企業にとってもイランのフーシ派が紅海で民間船を襲い続けるのは大きな痛手となるのだ。これはアメリカの企業だってそうだし、日本だってそうだ。物流というのは普段ルートが開通していれば、災害などがなければ普通に通れるのだが、このような海賊行為なのか。テロ行為で道が危険だとなれば、途端に大きな問題となってくる。しかも、紅海が通れないなら原油価格も高騰するからな。長期化すればするほど世界中の企業にとって痛い問題だ。

では、記事の冒頭を見ていこうか。

米国と英国が12日(現地時間)、イエメンの武装組織フーシ派に対する大々的な空襲を開始し、中東地域をめぐる戦雲が産業界にも影響を及ぼしている。

12日、関連業界によると、紅海と欧州を結ぶスエズ運河は、韓国家電業界全体の海上運送量の約10%を担っている。三星(サムスン)電子は、欧州にポーランドやハンガリー、スロバキアの現地工場を運営している。LG電子は、エジプトとポーランド工場を構えている。

主に韓国と中国、東南アジアからスエズ運河を通じて部品を調達後、現地で組み立てている。現代(ヒョンデ)自動車・起亜(キア)自動車も、紅海を通じて韓国から自動車を欧州市場に輸出している。代替航路である希望峰を経由し、これらの企業の運送距離は約40%伸びることになった。

スエズ運河が塞がれて希望峰を経由、輸出企業には物流コストの新たなリスク | 東亜日報 (donga.com)

このように韓国企業が代替航路の喜望峰ルートだと、運送距離は約40%伸びると。これが製品価格に上乗せされるわけだ。韓国家電業界全体の海上運送量の約10%を担っている。なんで家電だけなんだろうな。もっと色々な業種に影響あるだろうに。

では、記事の要点を整理していく。

■記事の要点

1.グローバル物流指標である上海コンテナ運賃指数(SCFI)は、今月5日基準で1896.65へと高騰した。フーシ派の攻撃でマスクが初めて紅海運航を中断した昨年12月15日(1093.52)より73.4%も高騰した。家電業界の関係者は、「パンデミック当時、物流大乱でサプライチェーンが撹乱されたように、紅海発の物流大乱が深刻化すれば、景気回復の傾向にも水を差すことになるだろう」と懸念した。

2.HMMは10日、欧州地中海路線に臨時船舶4隻を緊急投入すると発表した。しかし、事態が悪化しても追加の船舶投入は短期間では難しい状況だ。NH投資証券のチョン・ヨンスン研究員は、「第1四半期(1~3月)のコンテナ運賃や一部企業の物流コストの上昇は避けられない」とし、「ヨーロッパ発の運賃が高騰し、中東地域などに投入される船舶も一部再配置が起きるなど、運賃引き上げは特定路線だけに限られない様子となっている」と分析した。

3.国際原油価格が乱高下し、エネルギーの不安も産業界の大きな変数となっている。同日、主要産油国の海上進出路であるホルムズ海峡までが危険にさらされると、ブレント油とウェスト・テキサス・インターミディエイト(WTI)、ドバイ油の3つの油種とも一斉に値上がりした。大韓石油協会によると、国内に導入される原油の70%ほどが中東産であり、その大半がホルムズ海峡を通じて入ってくる。

産業通商資源部は同日、輸出緊急対策会議を開き、現在基準での輸出物品の船積みおよび石油・天然ガスなどのエネルギー導入は正常に行われていることが分かったと明らかにした。産業部のキム・ワンギ貿易投資室長は、「今後の事態を予断しにくいだけに、綿密なモニタリングと共に機関間の有機的協力を基に輸出およびエネルギーの需給に否定的な影響を最小化できるよう最善を尽くす」と明らかにした。

以上の3つだ。それでは順番に見ていこうか。

まず1だが、上海コンテナ運賃指数(SCFI)は、今月5日基準で1896.65へと高騰した。海運航を中断した昨年12月15日(1093.52)より73.4%も高騰した。ヤバいな。これ最新の数値も確認しておこうか。なんと1月12日現在で2206.03である。

一週間でおよそ310もあがっている。つまり、もう100%以上、急騰していると。 問題が解決しない限りは運賃はまだまだ上がるんだろうな。紅海発の物流大乱が深刻化すれば、景気回復の傾向にも水を差すことになる。そんなこといってる場合か。これは原油が届かなくて韓国人の凍死案件だぞ。

次に2だが、「ヨーロッパ発の運賃が高騰し、中東地域などに投入される船舶も一部再配置が起きるなど、運賃引き上げは特定路線だけに限られない様子となっている」と分析した。対応するのに追加の船を出しても、今度は喜望峰ルートで順番待ちになるわけだ。他国も喜望峰ルートで迂回しようとするからな。すると他の路線にも影響するので、全体的な海運コストが上昇。

ただ、アメリカのCPIとPPIが発表されたのだが、これが思ったより良くなくて利下げ観測が強まっている。そのため、バルチック海運指数については昨日、1460.-6%と大きく下げている。ついでにCPIとPPIも確認しておこうか。

総合CPIは前年同月比3.4%上昇-3カ月ぶりの大きな伸び市場予想は3.2%上昇11月は3.1%上昇前月比では0.3%上昇-市場予想0.2%上昇11月は0.1%上昇

食品とエネルギーを除いたコア指数は前年同月比3.9%上昇市場予想は3.8%上昇11月は4.0%上昇前月比では0.3%上昇-予想と一致11月も0.3%上昇、

米労働省が12日発表した2023年12月の卸売物価指数(PPI、最終需要向け財・サービス)は前月比0.1%下落と、市場予想(0.1%上昇)に反し下落した。財(モノ)の価格が下落する一方、サービスの価格は変わらずだった。

CPIは上昇して、PPIが下がるという真逆の結果。判断が難しいところだ。

最後は3だ。大韓石油協会によると、国内に導入される原油の70%ほどが中東産であり、その大半がホルムズ海峡を通じて入ってくる。このように韓国にとっても紅海は生命線であり、状況が悪化すれば備蓄が少ない韓国は原油不足に陥る。

それでは最後は中国経済の話題だ。すでに2023年の下半期からEVがオワコンというデータがどんどん出てきたわけだが、これがEV大国である中国でも出ていた。理由は簡単だ。大寒波と豪雪である。

電気自動車(EV)をテコに「自動車大国」の道を駆け足で登ってきた中国でEVの弱点が露呈し、EV化の流れに逆風が吹き始めた。

世界一のEVメーカーとなったBYDを擁し、昨年1年間に輸出した自動車の総台数でも、日本を抜いて世界1位になることが確実な中国で、なぜEVを見直す動きが目立ち始めたのか。

EVの弱点が発覚したきっかけは昨年12月中旬、1週間にわたって中国東北部一帯を襲った大寒波と大雪だった。中国東北部は黒竜江省、吉林省、遼寧省からなり、緯度が岩手県に近い首都・北京よりはるか北に位置していため冬は寒いことで知られている。

12月中旬、東北部から内モンゴル、中国最西端に位置するウイグル自治区を襲った寒波は尋常でなかった。黒竜江省のハルビン、吉林省の長春市、遼寧省瀋陽市、ウイグル自治区のウルムチは軒並み最低気温が氷点下40度以下に。玄関を出たら目の前は高さ2メートルを超える雪の壁だったというから災害級だ。

この大寒波と豪雪こそ、中国のEVに大きな影響をもたらしたのだ。

中国は習近平政府が「大気汚染大国」の汚名をそそごうと、「脱炭素社会の構築」を世界に先駆けて掲げ、電気自動車の普及に力を入れたため、地方を含めた中国全土にEVが浸透している。ところが、今回の大寒波と豪雪が「電力の消費を加速させる」「航続距離がガクンと落ちる」などと電気自動車の弱点をさらけ出したのだ。

一般的に中国の電気自動車は1回の充電で400~500㎞の走行が可能とされているが、中国東北部の寒冷地では性能が落ち、暖房を節約しても半分の200~250㎞しか走れず、スピードを出すとさらに航続距離は短くなる。しかも、酷寒のために電気駆動システムが作動しないトラブルも多発したのだ。

例えば、スマートフォンや指紋認証で始動させるスマートキーが作動せず、そのため路上に放置された車が目立ったという。その結果、SNSには「EVの夢に騙された。次に購入するのはガソリン車だ」と訴える投稿が増えている。

こうした中で注目されているのが、中国の正月である春節(2月10日)だ。およそ8連休となり数億人がマイカーで1000㎞以上の道のりを里帰りのため大移動する。そのため、EVのトラブルや不満が中国全土に伝播する可能性があるからだ。

これらが中国のEV政策にどんな影響を与えるのか、見守りたい。

(団勇人・ジャーナリスト)

弱点がボロボロ露呈…「EV大国」中国に急ブレーキをかけた大寒波 (msn.com)

今回の大寒波と豪雪が「電力の消費を加速させる」「航続距離がガクンと落ちる」などと電気自動車の弱点をさらけ出したのだ。

ええ?わかってなかったの?EVが電気自動車である限り、電力消費が増える冬は地獄だぞ。しかも、酷寒のために電気駆動システムが作動しないトラブルとか。さらにEV充電すればするほど電気消費量も増える。中国の火力発電所は石炭が足りるんですかね。

米国と英国が12日(現地時間)、イエメンの武装組織フーシ派に対する大々的な空襲を開始し、中東地域をめぐる戦雲が産業界にも影響を及ぼしている。12日、関連業界によると、紅海と欧州を結ぶスエズ運河は、韓国家電業界全体の海上運送量の約10%を担っている。三星(サムスン)電子は、欧州にポーランドやハンガリー、スロバキアの現地工場を運営している。LG電子は、エジプトとポーランド工場を構えている。主に韓国と中国、東南アジアからスエズ運河を通じて部品を調達後、現地で組み立てている。現代(ヒョンデ)自動車・起亜(キア)自動車も、紅海を通じて韓国から自動車を欧州市場に輸出している。代替航路である希望峰を経由し、これらの企業の運送距離は約40%伸びることになった。

グローバル物流指標である上海コンテナ運賃指数(SCFI)は、今月5日基準で1896.65へと高騰した。フーシ派の攻撃でマスクが初めて紅海運航を中断した昨年12月15日(1093.52)より73.4%も高騰した。家電業界の関係者は、「パンデミック当時、物流大乱でサプライチェーンが撹乱されたように、紅海発の物流大乱が深刻化すれば、景気回復の傾向にも水を差すことになるだろう」と懸念した。

HMMは10日、欧州地中海路線に臨時船舶4隻を緊急投入すると発表した。しかし、事態が悪化しても追加の船舶投入は短期間では難しい状況だ。NH投資証券のチョン・ヨンスン研究員は、「第1四半期(1~3月)のコンテナ運賃や一部企業の物流コストの上昇は避けられない」とし、「ヨーロッパ発の運賃が高騰し、中東地域などに投入される船舶も一部再配置が起きるなど、運賃引き上げは特定路線だけに限られない様子となっている」と分析した。

国際原油価格が乱高下し、エネルギーの不安も産業界の大きな変数となっている。同日、主要産油国の海上進出路であるホルムズ海峡までが危険にさらされると、ブレント油とウェスト・テキサス・インターミディエイト(WTI)、ドバイ油の3つの油種とも一斉に値上がりした。大韓石油協会によると、国内に導入される原油の70%ほどが中東産であり、その大半がホルムズ海峡を通じて入ってくる。

産業通商資源部は同日、輸出緊急対策会議を開き、現在基準での輸出物品の船積みおよび石油・天然ガスなどのエネルギー導入は正常に行われていることが分かったと明らかにした。産業部のキム・ワンギ貿易投資室長は、「今後の事態を予断しにくいだけに、綿密なモニタリングと共に機関間の有機的協力を基に輸出およびエネルギーの需給に否定的な影響を最小化できるよう最善を尽くす」と明らかにした。

韓流ごり押し 「紅白歌合戦」最低視聴率でも評価悪くないワケ YOASOBIとK-POPアイドルの圧巻のパフォーマンス

韓流ごり押し なるほどな。こちらはある事実に気づいてしまった。おそらく次のようなシナリオが出来上がっている。まず、2023年の紅白で韓流7組も出したのはNHKだけの戦略ではなく、他の主要メディアに金を回した韓国の戦略だった。そして、日本人に韓流7組を披露した後、2024年にあの紅白に出場した韓流が日本デビューとか、また宣伝して日本で売ろうとしているわけだ。つまり、第〇〇韓流ブームとか、マスメディアに作らせる宣伝工作と。

ええ?まだ2024年がスタートしかばかりなのにそこまでわかるのか?って。いや、このマスメディアの意味不明な擁護、KPOP良かったという無理な擁護はすべて金をもらって書いてるだけの記事にしか思えない。だって最低視聴率で評価悪くない。あの視聴率最低というのは過去の紅白で中で1番見られてないんですよ?しかも、その中でKPOPが出てきた明らかに視聴率が激減しているデータを前回に出した。

それで評価が悪くない?一体誰の評価なんだよ?もはや、無理な擁護に突っ込む方が面白いぞ。しかし、そういう裏工作をすればするほど、日本人は幻滅していくという。しかし、必死にKPOP擁護、ジャニーズ不在だから視聴率落ちたという工作指令でも出ているのか。どの記事を見ても似たような感じだ。

では、記事を引用しよう。

年が明けた途端、不幸な災害が続き早くも忘れられつつあるが、2023年大晦日のNHK「紅白歌合戦」は旧ジャニーズ事務所(以下、J事務所)のタレントが出演しない紅白として注目された。

すでに報じられている通り、ビデオリサーチ発表の世帯視聴率は第1部が29.0%、第2部も31.9%と過去最低となった。

やはりJ事務所の影響なのだろうか。そこを探るために2022年と2023年の性年齢別の個人視聴率をスイッチメディア社のTVALという視聴分析ツールを使って比較してみた。(注:TVALはビデオリサーチ社の視聴率とは調査パネルが違うので、数値も違ったものになる)

■2022年と2023年の個人視聴率の変化

まず女性から、2022年と2023年の個人視聴率を比べてみる。

女性はどの世代でも視聴率が大きく下がっている。FC(女性:4-12歳)は17.7%から16.1%と下げ幅が小さいが、その上はFT(女性:13-19歳)が26.0%から22.7%、F1(女性:20-34歳)は21.8%から18.2%、F2(女性:35-49歳)は22.8%から19.8%、F3-(女性:50-64歳)が31.1%から28.3%、F3+(女性:65歳以上)が26.6%から23.1%と、いずれも3%前後大きく下がってしまった。

J事務所が抜けたことが、女性にいかに強い影響を与えたかよくわかる結果だ。

次に男性も比較してみると、女性とは少々違う結果が出てきた。

まずMC(男性:4-12歳)が15.7%から11.0%へと大きく下がっている。女性よりも下げ幅が大きいのが興味深い。

次にMT(男性:13-19歳)は19.3%から18.8%、M1(男性:20-34歳)は16.0%から15.9%、M2(男性:35-49歳)は19.0%から18.6%と下がったものの差は0.5%以内で、女性と比べるとさほどではない。ところがM3-(男性:50-64歳)は25.3%から23.2%、M3+(男性:65歳以上)は24.5%から21.7%と2~3%程度下がっているのだ。

つまり男性ではC層(=子ども)が極端に下がったもののMT~M2の若い層はほとんど下がっておらず、高年齢のM3-、M3+はまた大きく下がっていたのだ。

男性についてはJ事務所の影響がほとんどなく、C層と3層は別の理由で大きく下がったと言えるのではないだろうか。

つまり2023年の紅白はJ事務所が抜けたため女性の視聴率が下がった一方で、高齢者が好む歌手がほとんどいなくなったためこの層の視聴率も減った、と解釈できる。

■紅白の「これまでと異なる点」

さてここからは、今回の紅白についての私の印象と評価を述べてみたい。実は元々、当然下がるであろう視聴率を示した後、もはや紅白歌合戦は時代に求められなくなったのだから、終了年を決めて番組を終わらせる決断をすべきだと書くつもりだった。公共メディアを標榜していく中で、惰性で続けてきた紅白歌合戦はもう不要だと主張する予定でいた。

ところが2023年の紅白歌合戦に、私は惹きつけられた。

音楽番組として楽しんだだけでなく、そこにNHKが今後目指すべき公共性の一つの姿が見えた気がしたのだ。報道や情報だけでなく、音楽を届けることにもこれまでとは違うNHKの新しいミッションがあると感じた。

実際、今回の紅白は視聴率が最低と報じられても、内容を批判する伝えられ方はあまりしていない。

ここ数年は、視聴率最低記録更新、もはや存在意義なしと罵るような記事が目立ったものだ。またネットでの評判も決して悪くなく、いくつかのシーンに心を動かされたとの投稿も多くみた。

私が感じたのは、紅白はJ事務所と訣別することで、これまでとはまったくちがうエンターテインメントの新たな地平に立てたのでは、ということだ。

それを象徴したのがクライマックスでYOASOBIがグローバルでもヒットした「アイドル」を歌い、次々に登場するグループが目を奪われるほどレベルの高いダンスパフォーマンスでステージを彩った場面だ。

https://news.yahoo.co.jp/articles/2568239f0bfac2886196e041ff10f1cc8713502c?page=1

こんな記事を書いて恥ずかしくないんですかね?NHK目指す公共性なんて誰も求めてないから最低視聴率なんだろう?評価が悪くないのは韓国から金をもらって書いてるから悪く書けないんだろう?これから日本で活躍させたい韓流を悪く言うわけにはいかないものな。どこのマスコミも書けないということは、口止め料があったと考えた方が自然だ。

ネットでは最低紅白の原因が韓流ごり押しだということは誰の目でも数値上で明らかなのに、それがNHKの失敗だったという理由にすらならないとか。どうみておかしいんだよ。おかしいことに突っ込むのがジャーナリズムじゃないのか。日本のマスメディアにジャーナリズムを期待するだけ無駄。だから、こちらはジャーナリズムを駆使して突っ込んでいくのだ。

ここ数年は、視聴率最低記録更新、もはや存在意義なしと罵るような記事が目立ったものだ。またネットでの評判も決して悪くなく、いくつかのシーンに心を動かされたとの投稿も多くみた。

そこには韓流いなかったものな?記事が目立ったのはジャニーズ以外は叩いても大丈夫だったからだよな。またネットでの評判も決して悪くない?どう見ても皆、韓流ごり押しがウザいと述べていますが。

いくつかのシーンに心を動かされたとの投稿も多くみた。そりゃそうだろう。有名な歌手が歌っているんだから、それは見る人によって心を動かすシーンだってあるだろう。ないほうがおかしいわ。

では、評価が悪くないというネットの意見を見ていこうか。

1.今後の売り込みが紅白込みで決まっているから、失敗を絶対に認めないという、すんごい意志を感ずる。

2.必死な擁護笑える。数字が全てなんだよ。

3.視聴率低いこと自体よりもK-POPでもの凄い視聴率の谷間になってることが問題なんだよね。谷間どころか大渓谷。

4.確かにYOAOSOBIそのものは良かった。バックダンサーの有象無象のK POPが邪魔だったけど。

5.始まる前からどんなに視聴率悪くてもKpopだけは無理やりでも必死に擁護すると思った。むしろ視聴率も関係ないて言ってまで誉めちぎるとこまで皆予想してたやろ。

以上の5つだ。このようにネットの意見を見れば一目瞭然だろう。YOAOSOBIは後ろのKPOPは邪魔だったと。そして、残念ながら数値が全てなんだよ。数値が良かったからこそ、紅白は長年続けて来れたんだろう?いい加減、理解しろよ。

しかも、韓流を歌わせるのも、人気アーティストの後ろにしてあるのも意図的な工作である。まとめて7組を出したら、そこだけチャンネル変えられるのはわかっていたからな。つまり、分散して視聴率低下を防ごうとしたわけだ。そんな無駄な努力するなら最初から出すなよ。

しかし、このような提灯記事がどこまで続くんだろうな。

中国 投資家は嘆き「ハイエナに食い尽くされた…」中国ノンバンクで〝消えた8兆円〟「共産党幹部が特権を駆使して裏で手回し」

中国 こんな酷いことを中国共産党幹部がしてるなら、それは投資家は中国株なんかに投資するわけがない。しかし、中国のノンバンクで8兆円が消えたとか。しかも、それで平然としているとか。いやあ、さすが中国さんですね。8億円ではないぞ。桁が異なる。8兆円だ。わけのわからない金額が消えているという。

中国で何がおきているのか。例のシャドウバンク大手「中植企業集団」の破産申請である。中国恒大や、碧桂園はなぜか、無理矢理にでも存続させているのにここだけが破産申請した理由である。しかも、投資家の抗議活動を国家権力で介入して、さあに主要メディアに報道しない自由を駆使しててきたと。あまりにも実態が酷くて投資家に同情したい気持ちもあるが、チャイナリスクを考えないのはダメだ。

だが、さすがに破産申請したら投資家回収できるのが1兆円程度はないだろうに。これ、どれだけの投資家が電車を止めることになるのか。これは元本の2割程度しかかえってこないだろうに。では、

記事を引用しよう。

中国では、金融機関の経営破綻を地雷の爆発になぞらえる。北京市の裁判所は5日、ノンバンク最大手「中植企業集団」(本社北京)の破産申請を受理した。中国の新年は「巨大爆雷」で明けた。

これにより同集団の清算が始まるが、消失する投資家の資産は日本円換算で8兆円を超すとみられている。日本では、平成バブル末期、1990年に表面化した戦後最大の金融スキャンダル「イトマン事件」では闇に消えたカネが3000億円程度とみられるが、実にその数十倍の規模である。

本欄は、中植集団とその傘下にある中融国際信託が元利払いを中止した昨年8月初め以来、節目ごとにいち早く報じてきた。中植・中融への投資家は中国全土の富裕層を中心に約20万人に上り、8月以降北京、上海など主要都市にあるオフィスには投資家たちが抗議に押し寄せる。習近平政権は各地の公安警察に命じて投資家個人個人の身元を突き止め、電話やネットでの通信を傍受し、深夜、早朝を問わず刑事が自宅に踏み込んで威圧してきた。党の指令下に置かれている人民日報をはじめとする新聞、テレビの主要メディアは中植・中融問題を控えてきた。

中植は昨年11月22日、投資家向けの書簡で、債務は最大で4600億元(約9兆2000億円)、資産は2000億元(約4兆円余り)とした。単純に計算すると債務超過額は5兆円余りになるが、資産の大半は不動産で、急いで売却しようとすれば、十数%程度に値下げするしかないとの見方が多いという。とすると、投資家に返済される額は1兆円にも満たなくなる。

(一部省略)中植は不動産ばかりではなく、中小企業への貸し付けも行っており、経済活動の萎縮は資産の回収をますます困難にする。

数億円を中植に投じた上海在住のB氏は、「元本の7割くらいは戻ると思っていたが、これでは老後の資金がすべて消える」と電話の向こうで嘆く。Bさんがそもそも中植を信用したのは、その経営幹部の顔ぶれだ。筆頭株主は中国国家機械工業公司の100%子会社の大手繊維機械メーカーだ。経営陣は、中国政府インターネット情報センター、国家外国為替管理局、中国証券監督管理委員会、北京市税務局、公安部経済犯罪捜査局、最高人民法院(最高裁)の幹部OBたちである。Bさんら多くの投資家は、習政権の介入で少なくても元本が返還されると信じ、中植に乗り込んでも、周りの投資家とともに中国共産党をたたえ、革命歌を唱和する始末だった。

8兆円を超えそうな「消えたカネ」はどこに行ったのか。Bさんは、「推測の域を出ないが、中植の金融商品を買った共産党幹部の多くが特権を駆使して裏で手を回し、この数カ月のうちに、資産を回収し、残りかすを私たちに残した。ハイエナに食い尽くされたのです」と語った。 (産経新聞特別記者・田村秀男)

https://www.zakzak.co.jp/article/20240112-BNRGU5OUENO4HI2HQK43S4FRVM/2/

習近平政権は各地の公安警察に命じて投資家個人個人の身元を突き止め、電話やネットでの通信を傍受し、深夜、早朝を問わず刑事が自宅に踏み込んで威圧してきた。

投資家にこんな脅迫を国家がしているのだから、投資家なんて自分らが肥える餌としか考えてないと。

Bさんら多くの投資家は、習政権の介入で少なくても元本が返還されると信じ、中植に乗り込んでも、周りの投資家とともに中国共産党をたたえ、革命歌を唱和する始末だった。

見事に裏切られたと。アホだな。共産党連中なんて信じる時点で終わっている。彼等は自分らの資産管理が1番であり、投資家なんて圧力で屈服させればいいとしか思ってない。だから、資金回収している間は売らせないようにして数ヶ月ほど監視していた。そして、資金回収し終えたら破産申請と。

8兆円を超えそうな「消えたカネ」はどこに行ったのか。Bさんは、「推測の域を出ないが、中植の金融商品を買った共産党幹部の多くが特権を駆使して裏で手を回し、この数カ月のうちに、資産を回収し、残りかすを私たちに残した。ハイエナに食い尽くされたのです」と語った。

ハイエナじゃない。中国共産党幹部ろグルになっている連中である。こんな国で投資をしようなんていう考えが甘い。まさに中国に投資したら凍死したと。ああ、ヤマダ君。サブトンを持って行かないでください。

其れではネットの意見を見ておくか。

1.負債の二割しか資産が無いんだから全部返済に回したって二割しか戻ってこない。不良債権処理ってのはそういうもんだ。さっさとやれや。

2.資産も命も失った富裕層多数。革命ってのはそういうものよ。貧者が資産家から富を奪うから共産主義革命なのぢゃ。えっ、1948年の話じゃないって?2024年富める共産党員が市井の民から富を奪ってるのぢゃと!資本主義以上に悪辣非道な搾取をする共産主義が誕生するとはマルクス兄弟もびっくり。

3.国人富裕層なんてしょせんこんなものですよね。

4.独裁国家は、これがあるからな。人民元をふくむ金融関連は、永遠に信用されない。

5.色んな意味で中国共産党幹部は人を食い物にしてるなぁ。

このように中国で起きている現実はまだまだ面白くなる。もっとも、最後はジンバブエ化する未来しかないのだが。少なくともこの一件だけでも外資が一斉に逃げ出す案件だからな。