日別アーカイブ: 2024年1月14日

紅海物流危機 スエズ運河は反乱軍、パナマ運河は干ばつ…危機の世界的通商ルート

紅海物流危機 昨日、東亜日報の記事で紅海物流危機について取り上げたのだが,残念ながら、想定以上に状況が悪化している。一体何がどうなっているのか。紅海、スエズ運河がまともに通過できる日はいつやってくるのか。

しかも、これによってアメリカとイランの対立がどんどん激しくなってきている。おいおい、スエズ運河の反乱軍がアメリカとイギリスが攻撃しているわけだが、イランのフーシ派の組織なので背景にイランがいるのは見てのとおり。そこに中国までどさくさ紛れて米国へのは批判を繰り返す。

国際社会の視点からすれば、正義や大義があるのはアメリカやイギリスであることは言うまでもないのだが,国際政治や外交というのは極めて複雑であり、ここにパレスチナ問題まで関わってくるとなれば、世界はきな臭い方向へと向かっている。あまり考えたくないのだが第三次世界大戦だって起こらないとはいえないのだ。

なぜなら、アメリカとイギリスの空爆にイランが反発しており、このままだとホルムズ海峡が「封鎖」という最悪な事態まで想定されるからだ。韓国経済が気がつけば国際経済の範疇に入ってるのだが、元々,韓国経済というのは米国と中国に左右されるので、だいたいは大きな枠組みを見ていくことが重要となる。だからこそ、韓国経済を知れば知るほど国際経済にも詳しくなれるのだ。そうですよ。奥さん!ここがポイントですよ。韓国経済そのものでマイナージャンルであるが、その繋がりはたくさんありますよ。

では、記事の冒頭を見ていこうか。

世界的通商ルートが危険だ。世界経済が低成長・高物価・供給網などの問題で疲弊する中で世界的な地政学的ウィークポイントと呼ばれるスエズ運河とパナマ運河の稼動が同時に脅威を受ける緊張する状況が広がっている。軍事的緊張の高まりと干ばつによりその役割をできずにいるのだ。

スエズ運河は反乱軍、パナマ運河は干ばつ…危機の世界的通商ルート(2) | Joongang Ilbo | 中央日報 (joins.com)

今回の記事はスエズ運河が中心であるが、パナマ運河の干ばつについても触れてある。しかし、なんで国際的な重要ルートがこうもあっさり塞がるんだろうな。干ばつは仕方ないにしても、武装派の組織に攻撃されて迂回させられるとか。空爆は有効手段であっても決定打にはならないてことなんだろうな。

それで、今回の記事は長文であるのだが、今後の国際情勢理解において必見の内容なのでしっかり読んで頂きたい。では、記事の要点を整理していく

■記事の要点

1.BBC、CNN、ニューヨーク・タイムズなどによると、スエズ運河をめぐる危機は昨年10月7日に始まったイスラエルとハマスの戦争の余波でイエメンの親イラン派武装組織のフーシ派が運河につながる紅海南側入口のバブエルマンデブ海峡近くを航行する船舶を威嚇して始まった。バブエルマンデブ海峡はアラビア半島のイエメンと東アフリカのジブチ、エリトリアに囲まれた最大幅約50キロメートル、最小幅約26キロメートルの狭い海域だ。フーシ派掌握地域であるイエメン西部がこの海峡に接している。

イランの軍事支援を受けているとされるフーシ派は2014年から中央政府と内戦を行っている。サウジアラビアとアラブ首長国連邦(UAE)などはスンニ派連合軍を結成して内戦に参戦し中央政府を支援してきた。9年間で37万人以上の死亡者を出したイエメン内戦はイランとサウジアラビア、UAEなどの代理戦と評価されてきた。

1990年代にイエメンで結成されたイスラム教シーア派の政治・軍事組織であるフーシ派は、イラン革命の影響を受け「神は偉大だ。米国に死を。イスラエルに死を。ユダヤ人に呪いを。イスラムに勝利を」という政治スローガンを掲げている。フーシ派はイスラエルとハマスの戦争が勃発するとパレスチナ武装組織のハマス(スンニ派)に対する連帯を強調しながらイスラエルと西側を威嚇した。

2.1990年代にイエメンで結成されたイスラム教シーア派の政治・軍事組織であるフーシ派は、イラン革命の影響を受け「神は偉大だ。米国に死を。イスラエルに死を。ユダヤ人に呪いを。イスラムに勝利を」という政治スローガンを掲げている。フーシ派はイスラエルとハマスの戦争が勃発するとパレスチナ武装組織のハマス(スンニ派)に対する連帯を強調しながらイスラエルと西側を威嚇した。

フーシ派はイスラム世界の他の組織と違い脅しにとどまらなかった。10月19日にイスラエル南部へ弾道ミサイルとドローンを発射して軍事攻撃を始めた。最初の攻撃は紅海で作戦中の米海軍駆逐艦とイスラエルの防空網がミサイルとドローンの迎撃に出て阻止された。世界的な物流の急所である紅海とスエズ運河が突然に「危険なルート」になった格好だ。

3.こうした状況でフーシ派はスエズ運河とつながるされるバブエルマンデブ海峡を航行する船舶を威嚇し始めた。すると世界2位の海運会社であるデンマークのマースクと英国のエネルギー企業BPなどは自社船舶の紅海運航を中断した。顧客貨物の安全な輸送が生命である海運会社としてはこの航路を避けるほかない。

昨年約1万9000隻の船舶が通過したスエズ運河は欧州の輸入物量の約15%、世界のコンテナ運送量の約30%が通過する世界海運の急所だ。特に欧州で必要とする中東産石油とガスを船舶で輸送するには必ず通過しなければならない。韓日中などアジアの製造業強国が欧州に輸出する自動車や機械類などの核心輸送ルートでもある。韓国とも関連が大きいという話だ。

4.問題はアジアから欧州へ向かう船舶がバブエルマンデブ海峡、紅海、スエズ運河を迂回するにはアフリカ南端の喜望峰を経て大西洋に戻らなければならないという事実だ。ロンドン~シンガポール航路を基準として距離は約9500キロメートル、運送期間は約2週間追加される。これによりアジア~欧州の物流コストは上昇するほかない。これは保険や造船などに連鎖反応を起こす可能性もある。

米国は紅海で英国などと多国籍軍を結成しフーシ派が発射する弾道ミサイルとドローンを迎撃している。近隣のアデン湾に配備された韓国の清海(チョンヘ)部隊の駆逐艦の参加もいつ求められるかわからない。だがフーシ派だけでなくイスラエルとハマスの戦争解決のカギを握っているイスラエルと米国などが国連安全保障理事会や国連総会の決議に目もくれない状況で事態の早期解決は期待しにくい状況だ。

5.注目すべき点はイランの変数だ。フーシ派が使う弾道ミサイルとドローンはイランが支援しているとされる。フーシ派は2014年以降、イエメン内戦に参戦したサウジアラビアとUAEに向かってこれを使ってきた。その後イスラエルとハマスの戦争が始まってからはイスラエルと西側だけでなく公海である紅海とバブエルマンデブ海峡を通過する貨物船も攻撃対象としている。

フーシ派は中東でイランの代理人として反サウジアラビアに続き反イスラエル・反西側の旗手の役割を務める格好だ。米国をはじめとする西側が事態の背後にあるイランに対する政治的・経済的圧迫を強化する可能性が大きくなる理由だ。西側は単純にフーシ派を懲らしめる水準を超えその背後と目星をつけているイランに対する圧迫を強化する可能性が大きい。これに対抗してイランは世界のエネルギー海上輸送路の急所となっているイランとオマーンの間にあるホルムズ海峡に対する封鎖をちらつかせて対応する可能性も排除することはできない。

以上の5つだ。それでは順番に見ていこうか。

まず1はと2イランのフーシ派について基礎知識のおさらいだ。紅海物流危機はなぜ起きているのか。フーシ派とは何なのか。読んでおくだけでいいだろう。

さて、フーシ派は10月19日にイスラエル南部へ弾道ミサイルとドローンを発射して軍事攻撃を始めた。今の時代は武装派組織ですらミサイルとドローンを持っていると。

そして3が大事だ。

昨年約1万9000隻の船舶が通過したスエズ運河は欧州の輸入物量の約15%、世界のコンテナ運送量の約30%が通過する世界海運の急所だ。特に欧州で必要とする中東産石油とガスを船舶で輸送するには必ず通過しなければならない。韓日中などアジアの製造業強国が欧州に輸出する自動車や機械類などの核心輸送ルートでもある。韓国とも関連が大きいという話だ。

つまり、ここを経由しなければ喜望峰ルートで回ることになるので、自動車や機械類などの輸送に本来の到着日より。2週間以上かかることになる。2週間も到着が遅れるなら、もう、これは大問題である。今までの工場での製造工程ルートそのものを見直すことにもなるだろう。何しろ機械や部品届かないと製造できないからな。もちろん、原油とガスの輸送も遅れるし、海運コストも上がるので韓国の輸入物価上昇も避けられない。

次に4だが、米国は紅海で英国などと多国籍軍を結成しフーシ派が発射する弾道ミサイルとドローンを迎撃している。近隣のアデン湾に配備された韓国の清海(チョンヘ)部隊の駆逐艦の参加もいつ求められるかわからない。韓国さん、出番あるんですかね。まあ、実際、多国籍軍にならざるを得ないんだよな。アメリカとイギリスだけの問題ではないからな。

だがフーシ派だけでなくイスラエルとハマスの戦争解決のカギを握っているイスラエルと米国などが国連安全保障理事会や国連総会の決議に目もくれない状況で事態の早期解決は期待しにくい状況だ。

そもそも国連が中国とロシアが反発するから機能しないからな。今回の件だってそうだ。中国は何をしているのか。中国外交部の毛寧(もう・ねい)報道官が次のように述べている。

中国は紅海情勢の緊張が高まることを懸念している。関係各方面に冷静さと自制を保ち衝突がエスカレートしないよう呼びかける。紅海は物資やエネルギーの重要な国際輸送ルートであり、関係各方面が地域の安全と安定の維持に建設的かつ責任ある役割を果たすことを望む。これは国際社会の共通の利益に合致している。

中国、紅海の緊張激化を懸念 (msn.com)

つまり、両方とも冷静になれとかいいながら、実はアメリカをもっと攻撃しろと思っていると。そもそも中国だってスエズ運河が通れないのは困るんじゃないのか。アメリカ主導は気に入らないらしい。

そして、最後の5だ。

米国をはじめとする西側が事態の背後にあるイランに対する政治的・経済的圧迫を強化する可能性が大きくなる理由だ。西側は単純にフーシ派を懲らしめる水準を超えその背後と目星をつけているイランに対する圧迫を強化する可能性が大きい。これに対抗してイランは世界のエネルギー海上輸送路の急所となっているイランとオマーンの間にあるホルムズ海峡に対する封鎖をちらつかせて対応する可能性も排除することはできない。

実はこんな記事がある。

米政府は12日、香港とアラブ首長国連邦(UAE)の海運会社2社と両社が保有する4隻の船舶に制裁を科すと発表した。イエメンの親イラン武装組織フーシ派を支援する企業に代わってイラン産原油を輸出し、フーシ派の資金調達を助けていたとしている。米国内の資産を凍結し、米企業との取引を禁止する。

 米財務省によると、香港の海運会社はイラン産原油であることを隠した偽装書類を使って中国へ原油などを輸出していた。売却による利益は、紅海の商船に対する攻撃を繰り返すフーシ派に流れていた。

 米国は2021年に、イラン産原油の輸出でフーシ派を支援するイラン企業を制裁対象に加えた。香港とUAEの海運会社は、輸出が難しくなったこの企業の支援を受けイラン産原油などの輸出を続けていた。

 ネルソン財務次官は「あらゆる手段を使ってフーシ派の活動と国際的な商取引への脅威を食い止める」と声明で述べた。

アメリカ、イラン産原油輸送の2社に制裁 売却利益がフーシ派に (msn.com)

このようにフーシ派に繋がる組織の金の流れを止めていると。問題はこの程度で痛手になるわけがないてことだ。このように紅海物流危機はアメリカとイランの対立を激化させている。そもそも、その裏にイスラエル・ハマスの戦争があったりするからややこしいんだよな。

さて、ややこしいといえば台湾選挙である。中国の応援していた候補は敗北したが、野党が勝ったのでねじれ状態てやつだ。民進党の頼清徳候補は台湾独立派である。それで日本が祝辞を送ったら中国が大激怒しているという。つまり、中国にはこの結果は気に入らない。多数の裏工作したところで、台湾の人々の民意まで動かすことはできないと。

13日に行われた台湾総統選挙で、民進党の頼清徳候補が勝利した直後、中国のソーシャルメディア(SNS)では関連ニュースに対するネットユーザーの関心が急増した。

英BBCによると、この日中国のSNSでは「台湾選挙」というハッシュタグは検閲されたが「台湾」「台湾地域」などのハッシュタグは活発に使われている。特に「台湾」のハッシュタグは1900万件以上のアクセス数を記録し大幅に上昇している。

BBCは「(選挙結果が)驚くことではない。(台湾では)4年ごとにこうしたことが起きる。それで台湾の人がどう思うのか知ることができる」というある中国のネットユーザーが選挙結果に関するニュースに投稿したコメントを紹介した。

一部ネットユーザーは台湾政治に関し中国メディアで聞いた内容に対し疑問を提起した。あるネットユーザーは「わが国のメディアは常に正反対の話をしている」とし、「(メディアで)台湾の人が嫌いだと話す人が常に(選挙で)勝利する。メディアは嘘をついているようだ」と話した。

BBCは「台湾は救われない」という内容のコメントもたくさんつけられていると伝えた。

「わが国のメディアはなぜ嘘?」…頼清徳氏当選に見せた中国ネットユーザーの反応(中央日報日本語版) – Yahoo!ニュース

中国メディアは国民を洗脳するために存在するのだから,真実を語るなんてことはない。だから、選挙は正反対の結果になるわけだ。普通の中国人は気づいているだろうな。

世界的通商ルートが危険だ。世界経済が低成長・高物価・供給網などの問題で疲弊する中で世界的な地政学的ウィークポイントと呼ばれるスエズ運河とパナマ運河の稼動が同時に脅威を受ける緊張する状況が広がっている。軍事的緊張の高まりと干ばつによりその役割をできずにいるのだ。

BBC、CNN、ニューヨーク・タイムズなどによると、スエズ運河をめぐる危機は昨年10月7日に始まったイスラエルとハマスの戦争の余波でイエメンの親イラン派武装組織のフーシ派が運河につながる紅海南側入口のバブエルマンデブ海峡近くを航行する船舶を威嚇して始まった。バブエルマンデブ海峡はアラビア半島のイエメンと東アフリカのジブチ、エリトリアに囲まれた最大幅約50キロメートル、最小幅約26キロメートルの狭い海域だ。フーシ派掌握地域であるイエメン西部がこの海峡に接している。

イランの軍事支援を受けているとされるフーシ派は2014年から中央政府と内戦を行っている。サウジアラビアとアラブ首長国連邦(UAE)などはスンニ派連合軍を結成して内戦に参戦し中央政府を支援してきた。9年間で37万人以上の死亡者を出したイエメン内戦はイランとサウジアラビア、UAEなどの代理戦と評価されてきた。

1990年代にイエメンで結成されたイスラム教シーア派の政治・軍事組織であるフーシ派は、イラン革命の影響を受け「神は偉大だ。米国に死を。イスラエルに死を。ユダヤ人に呪いを。イスラムに勝利を」という政治スローガンを掲げている。フーシ派はイスラエルとハマスの戦争が勃発するとパレスチナ武装組織のハマス(スンニ派)に対する連帯を強調しながらイスラエルと西側を威嚇した。

フーシ派はイスラム世界の他の組織と違い脅しにとどまらなかった。10月19日にイスラエル南部へ弾道ミサイルとドローンを発射して軍事攻撃を始めた。最初の攻撃は紅海で作戦中の米海軍駆逐艦とイスラエルの防空網がミサイルとドローンの迎撃に出て阻止された。世界的な物流の急所である紅海とスエズ運河が突然に「危険なルート」になった格好だ。

こうした状況でフーシ派はスエズ運河とつながるされるバブエルマンデブ海峡を航行する船舶を威嚇し始めた。すると世界2位の海運会社であるデンマークのマースクと英国のエネルギー企業BPなどは自社船舶の紅海運航を中断した。顧客貨物の安全な輸送が生命である海運会社としてはこの航路を避けるほかない。

昨年約1万9000隻の船舶が通過したスエズ運河は欧州の輸入物量の約15%、世界のコンテナ運送量の約30%が通過する世界海運の急所だ。特に欧州で必要とする中東産石油とガスを船舶で輸送するには必ず通過しなければならない。韓日中などアジアの製造業強国が欧州に輸出する自動車や機械類などの核心輸送ルートでもある。韓国とも関連が大きいという話だ。

問題はアジアから欧州へ向かう船舶がバブエルマンデブ海峡、紅海、スエズ運河を迂回するにはアフリカ南端の喜望峰を経て大西洋に戻らなければならないという事実だ。ロンドン~シンガポール航路を基準として距離は約9500キロメートル、運送期間は約2週間追加される。これによりアジア~欧州の物流コストは上昇するほかない。これは保険や造船などに連鎖反応を起こす可能性もある。

米国は紅海で英国などと多国籍軍を結成しフーシ派が発射する弾道ミサイルとドローンを迎撃している。近隣のアデン湾に配備された韓国の清海(チョンヘ)部隊の駆逐艦の参加もいつ求められるかわからない。だがフーシ派だけでなくイスラエルとハマスの戦争解決のカギを握っているイスラエルと米国などが国連安全保障理事会や国連総会の決議に目もくれない状況で事態の早期解決は期待しにくい状況だ。

注目すべき点はイランの変数だ。フーシ派が使う弾道ミサイルとドローンはイランが支援しているとされる。フーシ派は2014年以降、イエメン内戦に参戦したサウジアラビアとUAEに向かってこれを使ってきた。その後イスラエルとハマスの戦争が始まってからはイスラエルと西側だけでなく公海である紅海とバブエルマンデブ海峡を通過する貨物船も攻撃対象としている。

フーシ派は中東でイランの代理人として反サウジアラビアに続き反イスラエル・反西側の旗手の役割を務める格好だ。米国をはじめとする西側が事態の背後にあるイランに対する政治的・経済的圧迫を強化する可能性が大きくなる理由だ。西側は単純にフーシ派を懲らしめる水準を超えその背後と目星をつけているイランに対する圧迫を強化する可能性が大きい。これに対抗してイランは世界のエネルギー海上輸送路の急所となっているイランとオマーンの間にあるホルムズ海峡に対する封鎖をちらつかせて対応する可能性も排除することはできない。