韓国物価高騰 以前、韓国の物価が高騰して、ランチ代の平均価格が日本の2倍以上になったことを取りあげた。だが、上がっているのはランチ代だけではない。どうやら韓国人のキムチの好きに大好きなチキンが凄まじくインフレを起こしている。チキンインフレなんていう言葉をはじめてきいたが、最近、鳥インフルエンザが起きてないから、韓国では安いチキンが手に入らないんだろうな。
しかも、ニワトリを飼うにも飼料価格が急上昇しているので、餌代が高い。餌代が高くなればチキン一羽の価格も高騰する。そして、チキン価格はなんと20%以上も値上がりしているようだ。今、韓国では預金金利が5%のわけだが、チキンは20%も上昇。後で取りあげるがリンゴやネギの価格も高騰も凄まじい。月の飲食費がどんどん増えていくので、韓国人は食費を抑えて飢えを凌ぐので、いつもお腹を空かしている。そして、お腹が空けば人はイライラしやすくなる。ストレスがたまるてことだ。
空腹というのはストレスがたまる。お腹空いたときに満足に食事ができないときは誰でもあるだろうが、韓国人は物価高騰で、毎月、値上がりする食糧品にどんどん手が出せなくなってきた。だから、韓国では高すぎるチキンのために、政府にこれ以上、チキン価格を引きあげさせるなという声が高まった。でも、実際はチキン価格は上昇しており、チキン需要は減っていった。
そして、韓国チキンは海外市場に目を向けるそうだ。アホなのか。海外で韓国チキンなんか買ってくれるわけないだろう。
では、記事の冒頭を見ていこう。
「1人1羽」のフライドチキン注文はもう昔話だろうか。昨年から続いた「チキンインフレ」の余波がチキンの出前需要減少につながっている。主要フランチャイズのチキン1羽の価格が2万ウォン(約2200円)を超え、消費者は出前の代わりに冷凍チキンなど代替材に目を向けているからだ。物価上昇で加盟店の収益悪化に悩むチキンフランチャイズ業界は海外新市場開拓にスピードを出している。
https://news.yahoo.co.jp/articles/baa0ca7e97b29d37a5797137aed566dc10a6103f
凄いよな。チキン一羽の価格が2万ウォン以上だ。そして、消費者はもう出前でチキンを頼まない。代わりに冷凍チキンで済ませると。その冷凍チキンもどんどんあがっていきそうだが。
でも、凄いのはチキンインフレで需要が減少しているのに、フランチャイズは値下げしないところだよな。海外に新市場開拓するより値下げすればいいんじゃないか。ああ、値下げしたらフランチャイズは儲からないものな。でも、チキン屋は続々と倒産していってるんじゃないか。まあ、履いて捨てるほど韓国にはチキン屋がたくさんあり、コロナ禍でチキンの出前で商売好調だったらしい。
これは日本でもそうだ。日本でもコロナ禍で出前のチキンが好調でチキン屋の出店が全国でも拡大した。そして、こちらも近くの商店街に行けば、チキン屋が3つぐらいあったが、今はそのチキン屋は1つしかない。日本でもチキン屋は廃れていった。結局、一時的な流行では店は続かないてことだ。実際、チキンを食べたければ国産チキンを提供するケンタッキーでいいからな。
ケンタッキーのチキンはたまに食べるが美味いものな。1ヶ月1回ぐらいセールしているので、その時にチキンを食べておけばいい。ケンタッキーが遠くて出前がないなら、ローソンのからあげクンでも別に構わない。セブンイレブンはチキンはどうだろうな。たまに買っていたが、セブンイレブンに最近は行かないからな。
まあ、実際、チキン屋は難しい。チキンはどこでも売っているからな。韓国のチキンはメニューを見るとボリュームが多い印象はあるが、出前で頼んだことはないな。
では、記事の要点を整理しよう。
■記事の要点
1.韓国統計庁が28日に明らかにしたところによると、昨年12月のチキンの生活物価指数は120.13だった。基準年度の2020年よりチキン価格が20%以上上がったという意味だ。1年前と比較しても4%以上高い。昨年12月にbhcがチキン価格を引き上げ、主要フランチャイズのチキン価格が一斉に2万ウォン台に上がった理由だ。企業は「注文・出前手数料、人件費、賃貸料など固定費の上昇で加盟店の収益が悪化しやむをえず価格を調整しなければならなくなった」と説明する。
チキンの注文も負担になり消費者は高い出前チキンの代わりに家庭内の冷凍・冷蔵肉に目を向けている。農村振興庁が昨年12月に発表した家禽肉消費調査によると、家禽肉の年間推定消費量は国民1人当たり鶏肉16.5キログラムで2020年より0.74キログラム増えた。家庭内鶏肉出前消費量は2020年の3.29キログラムから3.10キログラムに減ったが、これに対し鶏肉インスタント食消費量は1.91キログラムから2.19キログラムに増えたためだ。
2.昨年7-9月期のチキン専門店の外食産業景気動向指数は76.34で、前四半期の79.72より下落した。この数値は100以上なら売上額、顧客数、従業員数などが成長し、100未満なら萎縮したことを意味する。チキン専門店の景気動向指数はピザ、ハンバーガー、サンドイッチなど類似飲食店業の86.62よりも低かった。大型マート関係者は「外食物価があまりに高いためチキンも冷凍製品の需要が増加している。電子レンジやエアフライヤーで調理するフライドチキン製品は出前チキンの半分の価格水準なので人気が伸びている」と話す。
3.内需の成長に限界を感じたチキンフランチャイズ業界は市場を育てるため海外進出にスピードを出している。海外加盟店事業に最も積極的なのはジェネシスBBQだ。2003年に中国・上海をはじめ米国、カナダ、日本、ベトナムなど57カ国で700店以上を運営している。12日には米国50州のうち27番目となるテネシー州に店舗を開いた。新たにオープンしたテネシー州クラークスビル店は167平方メートル、40席規模で、流動人口が多い住宅街に位置している。BBQ関係者は「年内に米国すべての州に展開し、パナマやコスタリカなど中南米に進出するのが目標。韓国料理需要を攻略し世界市場で売り上げを増やす計画」と話した。
4.タイ進出を準備してきたbhcグループは27日にバンコクの複合ショッピングモール、セントラルワールドに新規店舗を開いた。アップルやナイキなど500以上の世界的ブランドショップが出店しており、20~30代の流動人口が多い繁華街だ。bhcセントラルワールド店は179平方メートル、90席規模で、カップルや家族連れを狙いファミリーレストランの雰囲気で演出したのが特徴だ。昨年下半期にはマレーシアに3店舗を開き、台湾進出に向け現地外食専門企業とフランチャイズ協約を結ぶなどアジア市場に力を入れている。韓国料理に対する現地の関心を反映し、トッポッキなどチキンと合う韓国料理メニューを一緒に販売したのが特徴だ。校村F&Bは昨年台湾に3店舗を開き、グッネチキンも香港、マカオ、日本、ベトナムなど東南アジアを中心に加盟店を拡大するなど海外市場拡張に乗り出している。
これらは韓国カルチャー人気を追い風に韓国スタイルのチキンメニューに注力しているが、同時に現地化メニューにも力を入れている。米国では1人用チキンセット、チキンバーガーとビールセット、台湾ではチキン炒めめんセットなど各国の外食文化に合わせて現地を攻略している。チキンフランチャイズ業界関係者は「韓国より成長潜在力が高い海外市場を積極的に攻略しようという趣旨。現地の好みを反映したメニューを開発し新たな外食文化トレンドを作りたい」と説明した。
以上の4つだ。
結論を最初に述べると、国内で成功しないチキン屋が、海外で成功するわけないんだよな。そもそもチキン大国のアメリカに進出するとか。勝てると思ってるのか。ケンタッキーの本場だぞ。カーネルサンダーズに挑むとか無謀すぎるだろうに。
では、記事を順番に見ていく。
基準年度の2020年よりチキン価格が20%以上上がったという意味だ。
凄いな。2020年なら米金利はあがってない。韓国の金利はまだ低い時期だよな。何で、どんどん値上げしているんだよと思うかも知れない。でも、よく考えてほしい、むしろ、値上げは当然だ。なぜなら、最低賃金が大幅に引きあげられたのだ。そう、経済の大天才である文在寅前大統領にな。つまり、最低賃金が急上昇して人件費が高騰。チキン屋は値上げしないと利益がでなくなったと。
結局、韓国の自営業は安い人件費が土台にあったから成り立つものだった。だから、韓国の自営業は全就業者数で、ムン君の時代は25%ほどあったが、ユン氏の時代には20%まで減った。コロナ、最低賃金引き上げによって打撃を受けたところに、高金利や高物価などが押し寄せてトドメを刺したと。
この功績だけでもムン君は素晴らしい仕事をしたとおもう。
チキンの注文も負担になり消費者は高い出前チキンの代わりに家庭内の冷凍・冷蔵肉に目を向けている。韓国人も高い出前チキンなんていらない。冷凍で十分だと。
昨年7-9月期のチキン専門店の外食産業景気動向指数は76.34。これは酷いな。この指数は100が基準になるので、76だと、24%ほど落ちていることになる。どこまで人気がなくなってるんだよ。チキン専門店の景気動向指数はピザ、ハンバーガー、サンドイッチなど類似飲食店業の86.62よりも低かった。物価高騰でマクドが値上げしても、それなりに指数はましなのにチキンだけが76なのか。
電子レンジやエアフライヤーで調理するフライドチキン製品は出前チキンの半分の価格水準なので人気が伸びている」と話す。なるほど。半額で食べれるのか。そりゃ、手間暇を考えても冷凍一択じゃないか。うん、これは韓国のチキン屋は全滅コースだな。
次は3だ。内需の成長に限界を感じたチキンフランチャイズ業界は市場を育てるため海外進出にスピードを出している。
でも、確か日本で韓国の有名なチキン屋のフランチャイズは潰れていたよな。海外進出したところでその値段で売っていくなら客足は伸びないだろうな。
4については海外事業の説明だ。これは読んでおけばいいだろう。その戦略が当たるかどうかは難しいとおもうが。
では、最後はリンゴやネギが高騰している話を見ておく。
【01月30日 KOREA WAVE】韓国で先月の生鮮食品の生産者物価指数(PPI)が前年同期比17.3%も上昇したことがわかった。特にリンゴとネギはほぼ2倍に跳ね上がっていた。
PPIは、生産者が出荷した製品や原材料などの販売価格の変動を調査して算出する経済指標だ。
韓国銀行によると、昨年12月のPPIは前月比0.1%上がり、3カ月ぶりに上昇に転じた。前年同月比では1.2%の上昇で、5カ月連続のアップとなった。
特に生鮮食品が急騰しており、12月の指数の上昇率は前月比13.9%、前年同月比17.3%だった。
韓国銀行経済統計局のユ・ソンウク物価統計チーム長は「12月の生産者物価は工業製品が下がったが、農林水産品やサービスが前月より上がった。生鮮食品はイチゴやリンゴなど果実類が年末の需要増加と作況の不振で上昇した」と説明した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/435d50e2cb3892900c1d68762ed992867deace13
特に生鮮食品が急騰しており、12月の指数の上昇率は前月比13.9%、前年同月比17.3%だった。もう、韓国では果物は高級品なのだ。しかし、韓国はどう見ても物価高騰が再び加速しているように思えるが、やはり、ハイパーインフレなのか。以前、韓国人の若者が無料で果物を提供してくれる高齢者の福祉サービスに群がって、果物もらえて嬉しいとか述べていた。今年の韓国物価もやばそうだな。
「1人1羽」のフライドチキン注文はもう昔話だろうか。昨年から続いた「チキンインフレ」の余波がチキンの出前需要減少につながっている。主要フランチャイズのチキン1羽の価格が2万ウォン(約2200円)を超え、消費者は出前の代わりに冷凍チキンなど代替材に目を向けているからだ。物価上昇で加盟店の収益悪化に悩むチキンフランチャイズ業界は海外新市場開拓にスピードを出している。
◇人気低迷する出前チキン
韓国統計庁が28日に明らかにしたところによると、昨年12月のチキンの生活物価指数は120.13だった。基準年度の2020年よりチキン価格が20%以上上がったという意味だ。1年前と比較しても4%以上高い。昨年12月にbhcがチキン価格を引き上げ、主要フランチャイズのチキン価格が一斉に2万ウォン台に上がった理由だ。企業は「注文・出前手数料、人件費、賃貸料など固定費の上昇で加盟店の収益が悪化しやむをえず価格を調整しなければならなくなった」と説明する。
チキンの注文も負担になり消費者は高い出前チキンの代わりに家庭内の冷凍・冷蔵肉に目を向けている。農村振興庁が昨年12月に発表した家禽肉消費調査によると、家禽肉の年間推定消費量は国民1人当たり鶏肉16.5キログラムで2020年より0.74キログラム増えた。家庭内鶏肉出前消費量は2020年の3.29キログラムから3.10キログラムに減ったが、これに対し鶏肉インスタント食消費量は1.91キログラムから2.19キログラムに増えたためだ。
昨年7-9月期のチキン専門店の外食産業景気動向指数は76.34で、前四半期の79.72より下落した。この数値は100以上なら売上額、顧客数、従業員数などが成長し、100未満なら萎縮したことを意味する。チキン専門店の景気動向指数はピザ、ハンバーガー、サンドイッチなど類似飲食店業の86.62よりも低かった。大型マート関係者は「外食物価があまりに高いためチキンも冷凍製品の需要が増加している。電子レンジやエアフライヤーで調理するフライドチキン製品は出前チキンの半分の価格水準なので人気が伸びている」と話す。
◇内需から海外に目を向ける
内需の成長に限界を感じたチキンフランチャイズ業界は市場を育てるため海外進出にスピードを出している。海外加盟店事業に最も積極的なのはジェネシスBBQだ。2003年に中国・上海をはじめ米国、カナダ、日本、ベトナムなど57カ国で700店以上を運営している。12日には米国50州のうち27番目となるテネシー州に店舗を開いた。新たにオープンしたテネシー州クラークスビル店は167平方メートル、40席規模で、流動人口が多い住宅街に位置している。BBQ関係者は「年内に米国すべての州に展開し、パナマやコスタリカなど中南米に進出するのが目標。韓国料理需要を攻略し世界市場で売り上げを増やす計画」と話した。
タイ進出を準備してきたbhcグループは27日にバンコクの複合ショッピングモール、セントラルワールドに新規店舗を開いた。アップルやナイキなど500以上の世界的ブランドショップが出店しており、20~30代の流動人口が多い繁華街だ。bhcセントラルワールド店は179平方メートル、90席規模で、カップルや家族連れを狙いファミリーレストランの雰囲気で演出したのが特徴だ。昨年下半期にはマレーシアに3店舗を開き、台湾進出に向け現地外食専門企業とフランチャイズ協約を結ぶなどアジア市場に力を入れている。韓国料理に対する現地の関心を反映し、トッポッキなどチキンと合う韓国料理メニューを一緒に販売したのが特徴だ。校村F&Bは昨年台湾に3店舗を開き、グッネチキンも香港、マカオ、日本、ベトナムなど東南アジアを中心に加盟店を拡大するなど海外市場拡張に乗り出している。
これらは韓国カルチャー人気を追い風に韓国スタイルのチキンメニューに注力しているが、同時に現地化メニューにも力を入れている。米国では1人用チキンセット、チキンバーガーとビールセット、台湾ではチキン炒めめんセットなど各国の外食文化に合わせて現地を攻略している。チキンフランチャイズ業界関係者は「韓国より成長潜在力が高い海外市場を積極的に攻略しようという趣旨。現地の好みを反映したメニューを開発し新たな外食文化トレンドを作りたい」と説明した。