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韓国経済、韓国政府が、1兆6500億円超の景気対策 MERSの打撃緩和

韓国経済、韓国政府が、1兆6500億円超の景気対策 MERSの打撃緩和

記事要約:韓国政府が1兆6500億円の景気対策を行うようだ。これはMERSの打撃緩和も含まれているらしい。具体的にやることは次の通り。

>景気対策の具体的な中身は今後詰めるが、輸出や投資分野では主に新市場への輸出を検討する中小企業を念頭に、 政府系の韓国輸出入銀行を通じた資金支援を検討する。アジアインフラ投資銀行(AIIB)の発足をにらみ、中国や東南アジアで膨らむインフラ需要の受注獲得に向けて官民の協力拡大を促す取り組みも進める。

内需の活性化では、建設投資の拡大を狙って年金基金や民間資本、政府系の韓国産業銀行などが共同でインフラ事業に投資する仕組みをつくる。零細自営業者の経営安定化に向けた支援策や、非正規労働者を正規労働者に転換した企業に優遇策を与える制度の導入なども盛り込む。

昨年8月に始め、7月末に期限を迎える不動産融資規制の緩和策はさらに1年延長して不動産市場を下支えする。一方で、融資規制の緩和や韓銀の相次ぐ利下げを受けて、3月末で1099兆ウォンと過去最高のペースで膨らむ家計負債の抑制策もまとめる計画だ。<

わりと中身はまともな内容だと思われる。ただし、それが本当に実行できるのか。1兆6500億円で成長率3%台を維持できるのか。管理人は無理だと思う。MERSの影響がなくても、今、中国の景気後退は加速している。中国依存である韓国企業もただでは済まない。

中国についてはかなりの情報統制が敷かれているようで、株価が暴落したニュースぐらいしか入ってきていないが、最近の中国は色々と焦っている感が見られるし、AIIBなんて中国が好き勝手にできるものだった。予想通りであるが、韓国が思っていた以上に酷い現実が出てきそうだ。

ただ、この景気対策には金利云々は書かれてない。この先、金利を維持するか、引き下げるかでも大きく違ってくる。しかし、景気対策するにはいいが、韓国政府にはそんな予算を組めるほど余裕があるのか。増税まったなしの現状において。

2011年 韓国経済危機の軌跡(週間 韓国経済)

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