韓国経済、崖の前に立たされた韓国経済…長い呼吸が必要だ
記事要約:韓国経済は今年、正念場を迎えている。だが、勘違いしないで欲しいのは急に韓国経済が悪くなったわけではない。むしろ、2008年当時の危機から韓国経済のGDP順位は上がってもいないのだ。ウォン安で輸出が増えて過去最高の1兆ドルを達した数年前でもそう。そして、昨年、今年と大幅な輸出と輸入の減少。すなわち、経済規模の縮小である。広げすぎた設備投資、稼動させることもできなくなった工場。何もかもが韓国経済危機の深刻さを示している。だが、延命策はない。
記事には色々書かれているが、根本的に財閥優遇策がある限り、韓国に未来はない。財閥から搾取されて、安い中国製のキムチを食べるしか韓国人には残されていないのだ。しかも、これはまだ序幕にすぎない。リーマン・ショック後より、酷い状況ということは、今後、何か世界的な危機が起きたとき、真っ先に韓国は死ぬということ。
管理人は、延命治療ばかりで先を見通せない韓国経済構造の欠陥を何度も指摘した。しかし、一つも改善されていないんだよな。政府の経済対策はひたすら借金を増やしただけ。そのおかげで家計、企業、銀行すらも危うい。朴槿恵政権の無能ぶりは歴代随一だろう。こんな無能な大統領では国が滅ぶ。だが、読んで思うにはこの記事はあと5年ほど速く書くべきだったな。
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韓国経済、崖の前に立たされた韓国経済…長い呼吸が必要だ
韓国経済が崖の前に立った。生産・消費・投資・輸出など実体部門がすべて下り坂で経済心理指標も大きく落ちた。統計庁の「産業活動動向」によると産業生産は前月比1.2%、設備投資は6%減少した。
消費回復力を示す小売り販売も1.4%減り、工場稼動率72.6%は経済危機当時の水準だ。2月の輸出は前年同期比12.2%減り過去最長となる14カ月連続の減少を記録した。
企業の体感景気を示す韓国銀行の企業景況感調査指数(BSI)は先月63で7年来の最低値だ。消費者心理指数も100以下で昨年のMERS事態当時の水準に冷え込んだ。
韓国政府は1~3月期の財政早期執行と今年に入り中断していた個別消費税引き下げを2月から再開するなど短期対策を打ち出した。だが勢いを失った景気を生き返らせるには手に余る状況だ。
昨年は輸出不振の中でも内需が持ち堪えたが、輸出依存度が大きい経済構造のため輸出の長期沈滞は韓国の景気全般で活力を引き下げる要因に挙げられる。いまは輸出が力を出さなくてはならない。もちろん世界的な景気低迷など対外環境は悪い。
これだけではなく韓国の主力品目である造船海洋プラント・自動車・石油化学など重厚長大産業が退潮し、最大市場である中国市場が製造からサービス中心に経済成長政策を転換し中間財輸出も限界にぶつかった。
だが化粧品・食品・ベビー用品など消費財輸出が大きく膨らむなど輸出構造の変化により抜け穴も見えている。
業界ではいまは輸出戦略をもう少し細かい市場分析と各市場に合わせた品目展開、マーケティング技法開発などミクロ的戦略に変わらなければならないと指摘する。
短期対策と押し出しではこれ以上競争力を維持するのは難しい状況であるだけに過去と違った発想と戦略でアプローチしなければならないということだ。
専門家らは「いまは長い呼吸で産業構造調整と韓国経済の体質改善など静かに構造的競争力を強化して景気上昇期に備えなければならない」と口をそろえる。いまは劇的な経済回復対策より中長期的競争力確保に努力しなければならない時だ。
(http://japanese.joins.com/article/757/212757.html)
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