韓国経済、〔米韓対立〕米国、南北鉄道着工合意に「制裁履行」

韓国経済、〔米韓対立〕米国、南北鉄道着工合意に「制裁履行」

記事要約:南北首脳会談での平壌宣言の一部で南北鉄道の年内に着工合意が決められたわけだが、これについて米国との打ち合わせもなく、事前に知らせたのは2日前だということが明らかにされて、米国はそのような合意に対して、遠回しに国連安全保障理事会の制裁決議違反だと述べている。

>国務省の報道官室関係者はこの日、南北高官級会談の合意内容に対する国内外メディアの問い合わせに「我々はすべての加盟国が国連安全保障理事会決議によって禁止された分野別製品を含めた国連制裁を完全に履行することを期待する」と述べた。これは、鉄道・道路の連結に関連して、北朝鮮に物資を搬入する場合、物資の内容によっては国連制裁違反になり得ることを迂回的に言及したものと分析される。

管理人は遠回し的に述べるより、それをやったら国連制裁違反で韓国も制裁対象に追加すると述べた方が良いと思う。なぜなら、韓国人ははっきり言われないと理解しないからだ。もっとも、はっきりいっても理解しないと突っ込まれそうだが。

そもそも、南北鉄道を急がせて開通させようとする理由が犯罪的な匂いしかしない。どう考えても輸出禁止になっている物を北朝鮮へ秘密裏に輸送、それとも、逆に北朝鮮が隠しておきたい物資を韓国に輸送するなどといった輸送路にしか使われないだろうに。

既に瀬取りや、北朝鮮石炭輸入とかの前例がたくさんあるからな。まさか、韓国政府は関与してないなんて言い訳がいつまでも通じるとは思っているなら、韓国はそのまま北と心中すればいい。

>国連安保理決議2397号は、北朝鮮にあらゆる種類の産業用機械類や輸送手段、鉄鋼などを供給してはいけないと明示している。着工式を行うには米国や国連軍司令部などから確実な制裁免除や制裁猶予措置を取り付けなければならないが、韓国統一部・外交部当局者は米国側が着工式を事前に保障したかどうかについては回答しなかった。 

むしろ、如何なる理由で米国側が事前に保障するというのか。するわけないだろうに。もちろん、この年内での着工式も不可能だ。強行すれば韓国は制裁決議違反として世界中からその対象となる。管理人はそっちのルートでも良いのだが、いくら愛しい北朝鮮の愛が溢れている韓国でも米国と国連を敵に回すような度胸はないだろう。

>外交部当局者は16日、記者団の質問に「協議を継続していく」とだけ明らかにした。青瓦台(チョンワデ、大統領府)関係者は「政府は米国に対して一生懸命説明しているが至難の過程」としながら「米国も賛否に揺れている。(韓米間で)心理戦はある」とその雰囲気を伝えた。

こういう当局者の伝聞はだいたい、賛否に揺れてないんだよな。明確にノーとしか言われてない。協議しようが制裁決議違反であることは明確ではないか。上の国連安保理決議2397号に書いてあるじゃないか。輸送手段は供給してはならないとな。これ米国だけでどうにかできる問題じゃないだろう。国連で制裁解除が認められない限り、駄目なレベルだ。可能性は0に近いと。最後は北のスポークスマンである文在寅大統領がフランスへ行ってマクロン大統領と会談した時の話。既にコメントにもあったが。

文在寅大統領「北朝鮮の非核化が後戻りできない段階に来たという判断に立つなら、国連の制裁緩和を通じて非核化をさらに促進していくべき」

マクロン大統領「安保理決議案を全面的に遵守する中で、明確な基底の上に対話を構築すれば、我々はいかなる状況にあろうとも弱くならず思い通りの対話をすることができる」

以上。フランスに行って北朝鮮への制裁解除を提案したが、あっさり、拒否されたと。まあ、どちらが正論かなんて一目瞭然だよな。対話を引き出したのはトランプ大統領の圧力と国連での制裁を続けてきたから。なら、制裁を続けながら対話したほうが有利なのは言うまでもない。どのみち支援しなければ滅びるだけだしな。

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〔北朝鮮、韓国、朝鮮半島有事〕のまとめ

韓国経済、〔米韓対立〕米国、南北鉄道着工合意に「制裁履行」

南北協力と北朝鮮制裁をめぐり韓米間のすれ違いがまた露呈した。南北が今月15日に高官級会談を開いて、東海(トンへ、日本名・日本海)と西海(ソヘ、黄海)では鉄道・道路の連結着工式を11月末~12月頭に開くことで合意すると、米国務省が「南北関係の改善は北核プログラムを解決していくことと切り離して進展させることはできない」と改めて強調した。

国務省の報道官室関係者はこの日、南北高官級会談の合意内容に対する国内外メディアの問い合わせに「我々はすべての加盟国が国連安全保障理事会決議によって禁止された分野別製品を含めた国連制裁を完全に履行することを期待する」と述べた。これは、鉄道・道路の連結に関連して、北朝鮮に物資を搬入する場合、物資の内容によっては国連制裁違反になり得ることを迂回的に言及したものと分析される。

国連安保理決議2397号は、北朝鮮にあらゆる種類の産業用機械類や輸送手段、鉄鋼などを供給してはいけないと明示している。着工式を行うには米国や国連軍司令部などから確実な制裁免除や制裁猶予措置を取り付けなければならないが、韓国統一部・外交部当局者は米国側が着工式を事前に保障したかどうかについては回答しなかった。

外交部当局者は16日、記者団の質問に「協議を継続していく」とだけ明らかにした。青瓦台(チョンワデ、大統領府)関係者は「政府は米国に対して一生懸命説明しているが至難の過程」としながら「米国も賛否に揺れている。(韓米間で)心理戦はある」とその雰囲気を伝えた。

国務省のこの日の言及は、ドナルド・トランプ大統領が10日に韓国政府の北朝鮮に対する独自制裁である5・24措置の解除の可能性をめぐり「我々の承認なしではできない」と発言したことに続いて出てきた。

米政府は制裁の手綱を緩めないための国際社会の取締りにも着手した。スティーブン・ビーガン北朝鮮担当特別代表は、16日(現地時間)からモスクワとパリ、ブリュッセル欧州連合(EU)本部を回り始めた。

ワシントンの外交消息筋は「南北の制裁緩和の声に対して『非核化が行われるまで制裁の緩和はない』という米国政府の強硬論を伝達するためのもの」と明らかにした。こうした中、北朝鮮は制裁解除を前面に出して、韓米の異見がさらに深まるような状況を作っている。16日も朝鮮中央通信を通じて「米国が制裁を継続するということは関係改善を止めるということ」と主張した。

制裁に関連して、欧州を歴訪中の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は15日(現地時間)、パリで開かれたエマニュエル・マクロン仏大統領との首脳会談で「北朝鮮の非核化が後戻りできない段階に来たという判断に立つなら、国連の制裁緩和を通じて非核化をさらに促進していくべき」と提案した。

しかし、マクロン大統領は夕食会の挨拶で「安保理決議案を全面的に遵守する中で、明確な基底の上に対話を構築すれば、我々はいかなる状況にあろうとも弱くならず思い通りの対話をすることができる」と述べ、制裁を維持しながら対話を続けていく意向を明らかにした。

(https://japanese.joins.com/article/132/246132.html?servcode=A00&sectcode=A20&cloc=jp|main|top_news)

韓国経済、〔米韓対立〕米国、南北鉄道着工合意に「制裁履行」」への2件のフィードバック

  1. 在日アメリカ軍が韓国人の訪問を管理しはじめた。いままでは同盟国ということでスルーされていたが、これからは中国やロシアとおなじ扱いになるわけだ。良かったな韓国、、これでレッドチームと認定されたわけで米韓同盟も確実に消滅に向かっているな!そうなれば日本もアメリカに気を使う事なく、韓国とは疎遠になれる。平たく言えばもう我慢しなくていいって事だ。あとは在日のカスを処分するだけ。楽しみだ!

  2. 以前も投稿したが、国連決議違反。
    そして米国財務省から云々というニュースがあったと思うが、これはつまり南朝鮮の銀行関係者に制裁するよ、と直接伝えたという事だろうか?関わった銀行や企業・個人などに凍結だろうか?対象をどこにどこまで実施かも含め興味深い。

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