日別アーカイブ: 2023年12月1日

韓国の絶望的な現状、生産・消費・投資のトリプル減少! 一方、日本は全産業経常利益20%増加!

韓国経済 これは韓国に限ったことでないのだが、経済を見る上で重要なのは生産・消費・投資である。特に景気回復で重要なのは「設備投資」である。企業において現状維持というのは他国のライバルメーカーが存在する限り、それは「後退」や「衰退」といっていい。

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だから、経済指標を見るときにどの国でも設備投資というものが重要となっている。設備投資が増えれば増えるほど、企業の将来において売上や利益を伸ばすことに繋がる。そして、韓国が終わった理由を取りあげるコラムの第二回目で「企業債務」を取りあげて、韓国企業の債務が世界第3位の規模であることを解説したのを覚えているだろうか。今回の話でも重要となるので復習しておこう。

国際金融協会(IIF)が19日に出した世界負債最新報告書によると、7-9月期基準で主要34カ国(ユーロ地域は単一統計)の国内総生産(GDP)比の非金融企業負債比率を調査した結果、韓国は126.1%で3位だった。1位の香港が267.9%、2位の中国が166.9%だった。

さらに、韓国企業の不渡り増加率は前年比約40%)でオランダの約60%に続き2位。後、韓国企業の負債増加速度も同じく世界第2位である。

このように韓国の企業債務も家計債務と同じで雪だるま式に増加しており、これも韓国が終わっている理由になりえるものだ。来年に少々、輸出が回復したところで企業債務が減るはずもない。もっと増える可能性の方が高い。

コラムで企業債務が急増している理由について解説したが、問題は企業債務が増えれば増えるほど韓国企業は投資を減少させることに繋がるてことだ。儲かってないのに多額の投資をしたくても、その資金が調達できない。しかし、それでも設備投資をしなければ企業の成長はない。すると企業債務がまた増えるわけだ。

確かに企業が設備投資をするために負債をある程度抱えることは、将来の売上と利益に繋がるので、むしろ、推奨されることではある。しかし、それには限度というものがある。韓国企業はもう負債を抱えて設備投資したくても、その利子に押しつぶされてしまい。借金を増やすことが倒産に繋がるまで至った。

彼等がやることは自転車操業であり、一度でもペダルを漕ぐのをやめてしまえば、それで破産に一直線である。しかも、企業というのは材料や部品などで横同士が繋がっているので、一つの企業からの売上がなくなれば、それを当てにしていた企業が途端にピンチとなる。これが設備投資が減少した理由だ。

では、生産と消費についてどうだろうか。韓国は製造業で食べている国であるため、消費者が物価高・不景気だと財布の紐を固く閉めると消費が減る。消費が減れば、企業は生産しても在庫を抱えることになるので、生産はどんどん減少していく。結局、消費者が消費活動をしない限り、韓国企業は儲からないので、生産を減らすわけだ。

では何故、9月の生産・消費・投資の3大指標は増えたのに、10月は落ちたのか。簡単だ。韓国には秋夕(チュソク)という大型連休がある。これは日本のお盆に当たる行事と思えばいい。

つまり、韓国の消費者はチュソクに合わせて色々と消費を増やすことは毎年、予想されるので、その前に商品を大量に生産しておく必要があった。それが9月29日である。だから9月は伸びたわけだ。しかし、チュソクも終われば10月に消費が減るのは当たり前だ。

これはサムスン電子の新型スマホが毎年、3月頃に発売されるが。その前に生産が増えることも同じような理由だ。このようなサイクルはたまにでてくる。では、記事の冒頭を読もう。

9月に一斉に増えた生産・消費・投資の3大指標が10月に入って再び同時に減少した。今年韓国統計庁が発表した10回の「産業活動動向」でトリプル変動(増加・減少)が起きたのは今回ですでに6回目だ。昨年トリプル変動が一度だけだったのと比べると異例の状況で、それだけ景気変動幅が大きくなったものという分析が出ている。

韓国の不景気がずっと続いてることがよくわかる。トリプル変動が6回も起きている。順調に景気が回復するなら、緩やかな流れでも増加していくわけだが、毎月、山と谷になっているわけだ。

では、具体的な3大指標の最新データを確認しておこうか。記事の要点を整理する。

■記事の要点

1.30日、統計庁が発表した「10月の産業活動動向」によると、前月比生産(全産業生産)は1.6%、消費(小売販売)は0.8%、投資(設備投資)は3.3%減少した。産業活動を示す3大指標が全て減少したのは7月以来で3カ月ぶりのことだ。

生産動向を示す全産業生産については2020年4月(-1.8%)以来3年6カ月ぶりの最大幅減少となった。8~9月連続でプラスを示し好調を継続していたが、減少に転じた。

2.特に製造業を含めた鉱工業(-3.5%)で生産が大幅に下落し、全体生産指数を下げた。政府は半導体部門の生産減少の影響が大きいと見ている。半導体生産は8月(13.5%)と9月(12.8%)連続で二桁の増加を見せたが、10月には前月比11.4%減少した。半導体の出荷も29%減少した。

3.統計庁のキム・ボギョン経済動向統計審議官は「半導体生産と出荷が四半期末に集中し、四半期初めには反対効果で減少する様相を見せている」と述べた。

政府は今回、主要構成指標が下落したのは基底効果による一時的な動向に過ぎず、景気回復の流れは続いていると線を引いた。企画財政部のイ・スンハン総合政策課長は「全産業生産が2カ月連続で1%以上増加した事例は2000年統計調査の開始以来、計12回だけだったが、このうち2回を除いて3カ月目にはいずれもマイナスを示した」とし、今回も同じ流れだと説明した。すなわち、8月(1.9%)と9月(1%)に全産業の生産が大幅に増えた分、今回もその基底効果で自然に減少せざるを得なかったという意味だ。

4.しかし、専門家は産業指標の変動性が大きくなった部分は憂慮すべき点だと指摘した。今年発表された産業活動動向で1・7・10月は「トリプル減少」が、2・5・9月は「トリプル増加」が続いた。統計庁の説明のように半導体の生産・出荷サイクル通りに変動幅が続いている形だ。

漢陽(ハニャン)大学経済学科のハ・ジュンギョン教授は「以前はこのような流れが見られなかったのに出ているということは、他の指標が半導体の変動幅を相殺できていないということ」と指摘した。

以上の4つだ。それでは順番に見ていく。

まず1だが、3大指標の10月の成績だ。全産業生産は1.6%、消費(小売販売)は0.8%、投資(設備投資)は3.3%減少した。韓国は製造業で食べている国なのに、全生産は減り、設備投資も大きく減少。全産業生産が8~9月連続でプラスを示し好調を継続していたが、減少に転じた。

この全産業生産が減ったのはわりと異例である。これでは製造業に何かが起きている兆候だ。それが2だ。特に製造業を含めた鉱工業(-3.5%)で生産が大幅に下落し、全体生産指数を下げた。政府は半導体部門の生産減少の影響が大きいと見ている。半導体生産は8月(13.5%)と9月(12.8%)連続で二桁の増加を見せたが、10月には前月比11.4%減少した。半導体の出荷も29%減少した。

これが半導体輸出が回復してきているというデータとは真逆なんだよな。つまり、これは何かが起きたから半導体が急に買われたてことだ。それで考えれば時期的に対中半導体規制だろうな。つまり、駆け込み需要てことだろう。

これはどうなんだろうな。半導体輸出は回復してきた。ただの駆け込み需要なのか。思ったより早く回復しているというのは嘘なのか。これは11月の輸出を見ないとなんともいえないな。判断は保留させていただく。

次に3だが、「半導体生産と出荷が四半期末に集中し、四半期初めには反対効果で減少する様相を見せている」という。なんとも疑わしいことを述べているな。半導体生産の出荷が四期末て。新商品を売るならクリスマス商戦に間に合うように生産すべきだと思うんだが。それで政府の見解が書いてあるんだが、韓国政府の言うことは信用ならないのでパスだ。

では、最後の4は専門化の意見だ。

しかし、専門家は産業指標の変動性が大きくなった部分は憂慮すべき点だと指摘した。今年発表された産業活動動向で1・7・10月は「トリプル減少」が、2・5・9月は「トリプル増加」が続いた。統計庁の説明のように半導体の生産・出荷サイクル通りに変動幅が続いている形だ。

でも、毎年、そうなら、何故、今年だけ変動幅が大きいのかの説明ができてない。それが次だ。ハ・ジュンギョン教授は「以前はこのような流れが見られなかったのに出ているということは、他の指標が半導体の変動幅を相殺できていないということ」と指摘した。

まあ、この意見が正しいような気がするな。結局、不景気で韓国企業が儲かってないのが数値に出てきていると。

それではネットの意見を見ておこうか。

1.KPOPで乗り切れよ万国博覧会みたいに。

2.中国に技術力で追い抜かれたのに、研究開発費を削減してるんだから、伸びる要素はもう無いだろ。半導体も投資するだけの資金力が無いから、現行製造までの需要。その後は他国に移って終了。出生率、間もなく0.6以下とか。もう現状維持すら困難だろ。

3.日本人より平均給与高いらしいしケンチャナヨ。

4.つい先日海苔とキムチの輸出が絶好調!自慢した記事を出したばかりだろ。

5.デフレに行かずにスタグフレーションからハイパーインフレだな。

万国博覧会はサウジに決まったよな。善戦している!手応えある。結果はサウジに90票も差が付いて惨敗である。あれで韓国新聞は韓国のアピールになったとか。そうだよな。サウジを卑下するようなPR動画を作って公式に批判殺到したものな。本当、韓国人ってクズだよな。だいたい、BTSって一部のファンだけで他は興味ないことを理解しない。

2の指摘は中々鋭い。韓国は終わった国である。3は真っ赤な嘘だが。そうそう。4については輸出が増えたそうだぞ。良かったな。5はどうだろうな。デフレ行かないかな。こちらはデフレになってハイパーインフレになるとおもうが。

では、最後の日本の現状を見ていこうか。消費者の実質賃金が大きく上がるところまでに至ってないが、日本企業は順調に儲けている。

財務省が1日発表した7~9月期の法人企業統計調査によると、全産業(金融業と保険業を除く)の経常利益は前年同期比20.1%増の23兆7975億円となった。増益は3四半期連続。非製造業がけん引し、金額は7~9月期として過去最高となった。

新型コロナウイルスの感染症法上の分類が「5類」に移行したことで人流が回復し、非製造業が大幅増益となった。一方、海外の景気減速の影響で製造業は減益だった。

非製造業の経常利益は40.0%増と、2021年4~6月期以来の高い伸び。小売業が客足の回復や新規出店効果で好調だった。電気業は燃料価格下落で黒字に転じた。

製造業は0.9%減と2期ぶりに減益。半導体などの供給制約の影響が和らいだ輸送用機械は伸びたが、海外を中心にパソコンやスマートフォン向けの需要が減少した情報通信機械が60.7%減。業務用機械も海外需要減で41.3%減だった。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2023120100296&g=eco

このように非製造業を中心に経常利益が20.1%増加である。ただ、世界的な景気後退の影響を受けて製造業は減益となっていると。韓国に売っている半導体素材や部品などの輸出も減ってるだろうしな。

円安・企業の値上げなどで日本企業は売上や利益を伸ばしているのに、韓国の内需はチュソクが終わればご臨終だったということ。日本は韓国みたいに輸出だけで食べているわけでもなく、日本国内での消費も大きい。この良い流れが続いて来年の春闘で大きく賃金アップして、実質賃金や実質成長率がプラスとなればいいのだが、来年の日本経済はどうなるのか。

因みに日銀は金融緩和路線を維持することにした。これによってドル円が148円に戻ってきた。

9月に一斉に増えた生産・消費・投資の3大指標が10月に入って再び同時に減少した。

今年韓国統計庁が発表した10回の「産業活動動向」でトリプル変動(増加・減少)が起きたのは今回ですでに6回目だ。昨年トリプル変動が一度だけだったのと比べると異例の状況で、それだけ景気変動幅が大きくなったものという分析が出ている。

30日、統計庁が発表した「10月の産業活動動向」によると、前月比生産(全産業生産)は1.6%、消費(小売販売)は0.8%、投資(設備投資)は3.3%減少した。産業活動を示す3大指標が全て減少したのは7月以来で3カ月ぶりのことだ。

生産動向を示す全産業生産については2020年4月(-1.8%)以来3年6カ月ぶりの最大幅減少となった。8~9月連続でプラスを示し好調を継続していたが、減少に転じた。

特に製造業を含めた鉱工業(-3.5%)で生産が大幅に下落し、全体生産指数を下げた。政府は半導体部門の生産減少の影響が大きいと見ている。半導体生産は8月(13.5%)と9月(12.8%)連続で二桁の増加を見せたが、10月には前月比11.4%減少した。半導体の出荷も29%減少した。

統計庁のキム・ボギョン経済動向統計審議官は「半導体生産と出荷が四半期末に集中し、四半期初めには反対効果で減少する様相を見せている」と述べた。

政府は今回、主要構成指標が下落したのは基底効果による一時的な動向に過ぎず、景気回復の流れは続いていると線を引いた。企画財政部のイ・スンハン総合政策課長は「全産業生産が2カ月連続で1%以上増加した事例は2000年統計調査の開始以来、計12回だけだったが、このうち2回を除いて3カ月目にはいずれもマイナスを示した」とし、今回も同じ流れだと説明した。すなわち、8月(1.9%)と9月(1%)に全産業の生産が大幅に増えた分、今回もその基底効果で自然に減少せざるを得なかったという意味だ。

しかし、専門家は産業指標の変動性が大きくなった部分は憂慮すべき点だと指摘した。今年発表された産業活動動向で1・7・10月は「トリプル減少」が、2・5・9月は「トリプル増加」が続いた。統計庁の説明のように半導体の生産・出荷サイクル通りに変動幅が続いている形だ。

漢陽(ハニャン)大学経済学科のハ・ジュンギョン教授は「以前はこのような流れが見られなかったのに出ているということは、他の指標が半導体の変動幅を相殺できていないということ」と指摘した。