日別アーカイブ: 2023年12月20日

韓国ウォン安爆速!ウォンを投げ捨ててドルと円に買いが殺到!ー中国 上海総合指数が過去最低更新して外資撤退が止まらない!西欧諸国「中国デフレは大歓迎!」と馬鹿にする

韓国 昨日、日銀政策決定会合があって、簡単にいえば現状維持で終わったわけだが、それからドル円の動きが半端ないという。現状維持だから円安になっているのでは?と思うかもしれない。だが、それは事実とは異なる。なぜなら円高が進んでいるからだ。

■動画はこちら

とりあえず、昨日から今日までチャートを確認しておこう。

このように昨日の19時46分の144.921をピークにして円は上がり出す。そして、現在は143.695といったところだ。日銀金融緩和は現状維持でも、144円までしか下がらず、それから上がり出す。一体何が起きてるのか。この動きを先に確認しておこう。今回の記事にも関わってくるからだ。

[東京 20日 ロイター] – 午後3時のドルは、前日のニューヨーク市場終盤(143.82/85円)から小幅にドル安/円高の143円半ばで推移している。前日の日銀金融政策決定会合の政策現状維持を受けたドル買い/円売りが一服。ドルは実需の売りに押されたほか、時間外取引の米長期金利の低下を受けて弱含んだ。

ドルは五・十日に伴い仲値にかけて国内輸入企業による買いが入った一方、「国内輸出企業の売りも相応に出た」(国内銀行セールス担当)とみられ、売り買いが交錯した。ドルは上値の重さから、145円付近では実需の売りが断続的に出やすいとみられている。

前日の日銀金融政策決定会合では政策の現状維持が決定し、その後の植田和男日銀総裁の会見でもマイナス金利の解除時期は示されなかった。市場の早期政策修正への期待を背景とした行き過ぎた下落の反動もあり、ドルは一時144.95円付近まで上昇。その後は米利下げ観測の広がりや利益確定売りの動きが出たとみられ、足元では143円半ば付近で推移している。

足元のドル/円は「144-146円を中心としたコアレンジになる」と、SBIリクイディティ・マーケットの金融市場調査部長、上田真理人氏は予想する。12月の米連邦公開市場委員会(FOMC)のハト派はサプライズだったことから、ドル円のレンジは切り下がった一方、日銀によるマイナス金利解除の時期など先行きの金融政策に対する不透明感から、極端な円高にも触れにくいとみる。

市場では日銀による早期の政策修正期待は後退したものの、来年のどこかのタイミングでマイナス金利解除に踏み切るとの見方は根強い。

みずほ銀行のチーフマーケットストラテジスト、鈴木健吾氏は「金融引き締めを進めた米連邦準備理事会(FRB)と金融緩和を継続する日銀という、ここ2年の構図ではなくなっている」とし「ドル/円のトレンドは下方向に向きやすい」との見方を示す。

テクニカル的には、今年の1月から10月にかけてのドル/円の上昇トレンドは、145円を下回った際に壊れたとみられる。去年の3月と今年の安値を結んだトレンドは維持しているものの、直近の安値の140.95円付近を下回れば、去年と今年の2年間のトレンドも壊れていくという。

午後3時のドルは小幅安143円半ば、実需の売りや米金利低下で|ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト (newsweekjapan.jp)

テクニカル的なことは知らないが、重要なのは今後、円高に動きやすいてことだ。実際、来年になればアメリカの利下げ、日本のマイナス金利解除というイベントはやってくるだろう。なら、今のうちにドルを売って円を買っておけという動きだ。でも、極端な円高にも振れにくいそうだ。

来年になれば円高になりやすい素人でもわかるとおもう。問題はそんな素人でわかるようなドル安、円高の動きになるのか。どちらにせよ。来年に円がどう動くのか。デフレは脱却できるのか。韓国経済を中心に見ていくが、その辺りを時間が許す限り、取り上げていくつもりだ。それよりも、今、中国がヤバいんだ。

さっき、上海総合指数を見たらいくらだとおもう?驚いたぞ。なんと2902.11だ。つまり、2900割れ目前。地震があったのはわかるが、それだけここまで下がるわけないよな。中国がどんどんヤバい状態になる。今、16時過ぎだが上海総合指数が今年の最安値を更新してて,その関連ニュースを待っているところだ。

では、先に今回のメインの話題を見ていこうか。記事の冒頭はどうだ。

先月の韓国居住者の外貨預金が74億6000万ドル増え2カ月連続で増加傾向を見せ過去最大値を再び塗り替えた。

韓国銀行が19日に発表した「居住者外貨預金動向」によると、11月末基準で外国為替銀行の居住者外貨預金残高は1017億6000万ドルで前月より74億6000万ドル増加した。

韓国、先月の日本円預金「過去最大」…円安で投資と日本旅行需要増加 | Joongang Ilbo | 中央日報 (joins.com)

これはあれなんだろう。もう、ウォンは信用できないから、円やドルに交換しているてことだろう。しかも、2ヶ月連続で増加傾向を見せて過去最高と。11月末基準で外国為替銀行の居住者外貨預金残高は1017億6000万ドルと。これは円安で投資と日本旅行需要増加でウォンを売って,ドルや円に換えている動きだ。

このように円高になりやすいと感じれば、円テク、円投資が増えると。まあ、円を買ってくれるなら別にいいんじゃないか。

では、記事の要点を整理していく。

■記事の要点

1.通貨別に見ると円預金残高が11月末基準99億2000万ドルで前月比13億1000万ドル増加した。月間増加幅では関連統計が作成された2012年6月以降で最大だった。将来の円価値上昇による為替差益目的と日本株投資などが増加したのに伴ったものと分析される。居住者外貨預金は韓国人と韓国企業、韓国に6カ月以上居住する外国人、韓国進出外国企業などの韓国内外貨資金を指す。

2.韓国銀行関係者は「証券会社の投資家預託金と個人預金が増加した。円安にともなう投資が増え、日本旅行需要増加にともなう両替も増えた影響と分析される」と説明した。米ドルが838億3000万ドルで59億5000万ドル増、ユーロが55億1000万ドルで1億8000万ドル増、人民元が11億6000万ドルで2000万ドル増加した。預金主体別では企業の預金残高が65億4000万ドル増え862億4000万ドル、個人預金が9億2000万ドル増え155億2000万ドルとなった。

以上の2つだ。それでは順番に見ていこうか。

今回の記事はとりあえず、円テクの話なので、まあ、読んでおけばわかるような内容だ。

まず1だが、将来の円価値上昇による為替差益目的と日本株投資などが増加したのに伴ったものと分析される。円安が進んで、日経平均は33000円を超えてる理由が外国人が安い円で日本株を買っているてことだ。これは以前にも指摘した通りだ。ただ、これが円高になれば、日本株が急に売られていくのかというのが次の問題になるが、現状ではそうでもなさそうだ。

詳しくは今日のウォンニャス速報で日経平均を見ていくと思うが、33675円と、また今年の高値を更新間近である。しかも、円は143円台なのだから、まだまだ投資家は円安だと見ているわけだ。日経平均が34000円、35000円と行くかは知らないが、来年はそこが気になるよな。

それで2は韓国人がウォンより、外貨預金を好んでいると。米ドルが838億3000万ドルで59億5000万ドル増、ユーロが55億1000万ドルで1億8000万ドル増、人民元が11億6000万ドルで2000万ドル増加した。

ここで重要なのはほとんど人民元が増えてないところだよな。人民元安だから、中国の経済が回復すれば、元も上昇する可能性があるし、そもそも、元安なら中国に投資が増えてもいいのに、それが日本株へ向かっている。今の中国を外資がどう見ているかがよくわかるだろう。

では、その中国の話題を見ていこう。

記事を引用する。今回の記事は西側諸国が中国のデフレを歓迎する理由という、思わず笑えるタイトルである。確かにこちらも中国のデフレを歓迎したい。むしろ、あと、30年以上、デフレをやってくれよ。

  • 11月の中国の消費者物価指数が、前年比0.5%の下落となり、パンデミック以来最低となった。
  • だが、これは西側諸国にとっては良い知らせであり、デフレの一部を自国に「輸入」できる可能性があると、アナリストは見ている。
  • 中国のデフレ問題は、西側諸国にとっては歓迎すべきインフレ抑制効果があるという。

中国は経済的困難が続き物価が再び下落しているが、中国政府の苦悩は西側諸国の勝利につながる可能性があるとアナリストは語っている。

これは、中国のデフレ傾向が、アメリカのような必要以上の物価上昇を抑えるかもしれないからだ。

「中国が国際貿易を通じて世界にデフレを輸出するのではないかという懸念が高まるため、中国経済が回復を示せない期間が長くなるほど、西側諸国のインフレの期待は下がる可能性が高くなる」とマッコーリー(Macquarie)のストラテジストのティエリー・ウィズマン(Thierry Wizman)は述べた。

11月、中国の消費者物価指数は前年比で0.5%下落し、パンデミック以来の最低となった。2023年初頭には物価がマイナスから再び上昇したが、回復への期待は裏切られた。

一方、世界的に見ると、同期間におけるアメリカの消費者物価指数は3.1%で、前月の3.2%から若干落ちた。

アメリカの金融市場はインフレ鈍化を歓迎しているが、依然として連邦準備制度理事会(FRB)の目標の2%を上回っている。アメリカの投資家はFRBがいつ金利引き下げを開始するかを推し測っているため、これらのインフレの数値に大きな注目が集まっている。

中国のデフレを西側諸国が歓迎する理由 (msn.com)

つまり、中国がデフレで苦しめば苦しむほど、西側諸国はインフレを抑えることが出来てラッキーということだ。実際、その通りだ。日本の失われた30年と是非とも、体験してくれよ。30年後に4つに分裂しているかもしれないが。それで、やっと上海総合指数の結果が出てきた。

【NQN香港=福井環】20日の中国・上海株式相場は反落した。上海総合指数の終値は前日に比べ30.2812ポイント(1.03%)安の2902.1096と、2022年10月31日以来およそ1年2カ月ぶりの安値を付けた。朝方は上昇する場面もあったが、中国景気の先行きへの根強い不安から、時価総額の大きい銘柄を中心に次第に売りが優勢になった。

上海株大引け 反落、1年2カ月ぶり安値 根強い景気不安で – 日本経済新聞 (nikkei.com)

景気刺激策を行うとか発表したのに、不動産関連はスルーしたので失望売りだという。まあ、どうしようもないものな。

後はついでに不動案関連だ。そこら中で綱渡りしかしてないという。

(ブルームバーグ): 中国の不動産開発会社、華南城はドル建て社債の利払い不履行を回避した。債権者が支払期限の延長と利率引き下げに応じた。同社には広東省深圳市が出資している。

2024年7月償還債(表面利率9%)の保有者は満期日を27年8月に変更することと利率を4.5%と半分の水準に引き下げることに合意した。華南城が20日、香港取引所に届け出た。同社債の元本残高は2億3500万ドル(約338億円)。

利払いの猶予期間が20日に終了予定だったため、デフォルト(債務不履行)は取りあえず回避できた。ただ、華南城が同時に交渉しようとしていた他のドル建て債4本については合意に達せず、社債保有者との話し合いが長期化しそうだ。

深圳市特区建設発展集団が出資している華南城は、中国の不動産セクターで最初に公的救済を受けた企業の1社。

中国不動産開発の華南城、ドル建て債デフォルト回避-交渉は継続 (msn.com)

まあ、債権者は延長して金利で儲けられるとおもっているようだが、本当にその金利が支払われるのか。あと、他のドル建て4本はどうするんだ。

先月の韓国居住者の外貨預金が74億6000万ドル増え2カ月連続で増加傾向を見せ過去最大値を再び塗り替えた。韓国銀行が19日に発表した「居住者外貨預金動向」によると、11月末基準で外国為替銀行の居住者外貨預金残高は1017億6000万ドルで前月より74億6000万ドル増加した。

先月の韓国居住者の外貨預金が74億6000万ドル増え2カ月連続で増加傾向を見せ過去最大値を再び塗り替えた。

韓国銀行が19日に発表した「居住者外貨預金動向」によると、11月末基準で外国為替銀行の居住者外貨預金残高は1017億6000万ドルで前月より74億6000万ドル増加した。

通貨別に見ると円預金残高が11月末基準99億2000万ドルで前月比13億1000万ドル増加した。月間増加幅では関連統計が作成された2012年6月以降で最大だった。将来の円価値上昇による為替差益目的と日本株投資などが増加したのに伴ったものと分析される。居住者外貨預金は韓国人と韓国企業、韓国に6カ月以上居住する外国人、韓国進出外国企業などの韓国内外貨資金を指す。

韓国銀行関係者は「証券会社の投資家預託金と個人預金が増加した。円安にともなう投資が増え、日本旅行需要増加にともなう両替も増えた影響と分析される」と説明した。米ドルが838億3000万ドルで59億5000万ドル増、ユーロが55億1000万ドルで1億8000万ドル増、人民元が11億6000万ドルで2000万ドル増加した。預金主体別では企業の預金残高が65億4000万ドル増え862億4000万ドル、個人預金が9億2000万ドル増え155億2000万ドルとなった。