韓国経済の専門家であるジンボルトと一緒に「韓国経済」を看取りませんか? 2
今回は「日本は支援拒否!韓国企業が全滅寸前で売れるのは「工場」だけと通貨危機時より最悪!」を特集します。
韓国 昨日、韓国の内需を扱う企業は全滅コースだという記事を紹介したが、実際、韓国の内需はハイパーインフレで酷いことになっている。しかも、今日、面白い記事を見つけた。記事の本題にはいる前の息抜きとして見ていこうか。それは韓国では量が多い商品を売れ行きがいいてことだ。
確かにローソンでも、期間限定で量がパンや弁当や洋菓子などの量が30%アップするような商品が人気になってSNSなどで話題になることがある。こちらも、それなら一つぐらい買いにいったら売り切れていることが多い。でも、韓国はスケールが違う。なんと800%だ。つまり、8倍だ、
はあ?確か日本でも特大サイズのペヤングの量が3倍とかで売っているが、実際、あれ一人で食べるのは難しい。せいぜい2倍までだ。でも、韓国ではとある事情がからビッグサイズが飛ぶように売れているのだ。ええ?その理由はなんだって?もちろん、飲食費の高騰である。つまり、韓国では大盛りカップ麺がごちそうなのだ。
では、記事を引用しよう。
韓国ではこのところ、巨大な容器に通常の8倍の麺が入れられたカップ麺や、通常の6.6倍の重量のクリームパンなど、食品業界で「巨食」戦略が目立つという。中国メディアの環球網は、状況を紹介し「巨食」がもてはやされる理由を分析する記事を発表した。
韓国では1980年代から2010年までに生まれた世代が「MZ世代」と呼ばれる。昨年から目立つようになった「特大サイズ」の食品は、この「MZ世代」をターゲットにした商品とされる。例えば韓国のコンビニエンスストアチェーンのGS25は2023年に通常の8倍のサイズの食品を発売し、24年1月までに販売点数は200万点を超えたという。特に「8倍サイズラーメン」と「8倍サイズジャージャー麺」は発売と同時に人気を集め、即席麵の中での売り上げが1位と2位になり、従来型製品のシェアが「食われてしまった」ほどという。GS25はこの種の食品を長期的に販売し続ける意向とされる。
食品企業のSPC三立は、クリームパン発売60周年を記念して、通常の6倍から6.6倍の重さの500グラムのクリームパンを発売した。価格も通常の6倍だが「バースデーケーキにもなる」として人気で、一時は品切れになることもあった。
スターバックスは韓国進出24周年を記念して、887ミリリットルの特大サイズのドリンクや既存製品の5〜6倍の量のポップコーン、重さ1キロの菓子パックを発売した。
韓国で「特大サイズ」食品が流行している理由は二つある。まず景気後退が深刻化するほど、人々は大きなサイズの商品を好むようになる。次に、「特大サイズ」の食品を購入することでネットユーザーや周囲の人の注意を引くことができる。特に限定版の「特大サイズ」の場合には、差別化された体験を重視する若者の消費傾向に合致している。
韓国では物価の上昇が続いており、飲食関係も値上がりが続いている。韓国メディアの「亜洲経済」は7日、韓国における2月の外食価格の上昇率は物価の平均上昇率をさらに上回ったと報じた。
食品関連企業にとっても、材料やエネルギー関連のコスト上昇は厳しい状況をもたらす。どのような業界でも新規商品の開発は経営にとっての追い風をもたらすことが期待できるが、食品関連企業にとっては新規商品を開発するよりも「特大サイズ」を発売する方がコスト安で、しかもマーケティング効果も高い。そのため、「特大サイズ」の食べ物の流行は当面続くと見られている。(翻訳・編集/如月隼人)
8食分カップ麺に6.6倍のパン、韓国で「巨食」がもてはやされる訳―中国メディア (recordchina.co.jp)
この記事を見つけて読んだときは大笑いした。ついに、韓国庶民はここまで追い込まれてるのか。
特に「8倍サイズラーメン」と「8倍サイズジャージャー麺」は発売と同時に人気を集め、即席麵の中での売り上げが1位と2位に
これ通常の8倍サイズのラーメンとジャージャー麺が人気ということは、もはや、それがレギュラー化していることになる。つまり、ラーメンやジャージャー麺などといった麵だけ増やすのは企業的にも新商品開発よりもコストが安いてことだ。増量したらコストが増えるなんて思ってるのは消費者だけということだ。
確かに知らない新商品より、食べ慣れている商品の方がいい。それが増量なら嬉しいとはおもうが、さすがに8倍サイズのラーメンなんて伸びるだけだろう。2倍でも最後辺りは伸びているからな。それか、韓国人は8倍サイズのラーメンを買って家族数人で分けて食べているのか。ああ、そっちの方が正解だろうな。本当、カップ麵がごちそうまできたのか。普通に食費が1日10万ウォンかかるものな。
でも、8倍サイズのカップ麵がいくらか知らないが、500円ぐらいだとしても、4人で食べれば125円だ。確かに食費は浮く。野菜や果物が高すぎて手が出ないことを既に以前の動画で紹介した。ジャガイモが世界一高い、タマネギが世界2位とかカボチャがクーポンとか。恐ろしいハイパーインフレになっている。
では、ネットの意見を見ておこうか。
1.消費が冷え込んでるからね。苦肉の策だね。
2.大きいカップ麺を食べるより、カップ麺とおにぎりにする方が満足感あるでしょうに。
3.なぜ一人で食うと思う。あの人たちはシェアするのに。
4.日本でも結構見るけど、韓国はそれ以上なのか。日本の場合はメーカーが調子に乗ったやらかしなのか、あんまり売れてはいないっぽいけど。
5.こういうのはネタなんだから発売しますってニュースかと思ったら、売上1位とか頭おかしいんじゃないの?
6.韓国人にはインスタントラーメンが御馳走なのか。経済で日本を超えたんだろ。
7.ペヤングのパクリやんけ。
8.デフレが始まる予感からだろ。
9.兵役あるくせに国民の60%が小太りなんだよな。
10.クリームパンは日帝残滓。
以上の10コだ。そりゃそうだ。日本人がコンビニで量が多いの買うというのはただの珍しい。期間限定というもので飛びついているが、韓国人の場合は毎日の食費が高すぎてそれしか選択肢がないのだ。だから、普通サイズでは家族でシェアできない。8倍サイズを買って、それを食べて1日1食を安く済ませている。企業はそれを知っているから、ビッグサイズとかいって売り出すと。値段は知らないけどな。
そもそも、6倍の重さ、500グラムのクリームパンなんて想像するだけで食べたくないぞ。クリームパン1個食べるのもしんどいからな。バースデーケーキになる?いや、ならんだろう。そんなものをバースデーケーキにして子供の誕生日を祝ったらトラウマ案件じゃないのか。バースデーケーキは特大のクリームパンでした。値段は数百円程度なんだろうな。
甘い物が嫌いというわけではないが、大量に食べるのは難しい。まあ、そこは個人差はあるが、韓国人は飢えとの戦いで必死ということだ。
思ったより色々突っ込んでたら面白かったが本題は自営業の融資、3ヶ月以上延滞が50%増と急増していることだ。もう、3ヶ月経過して返せないなら,それは一生、返せないだろう。韓国の自営業はおそらく、今、韓国が建国されて一番苦しい時期だと思われる。これもムン君の偉大なる功績だ。最低賃金大幅上昇させたことで、自営業はスリム化した。全就業者数で25%の割合だった自営業が20%まで落ちました。数年で5%も落ちたのだ。
では、記事を引用しよう。
新型コロナパンデミック以後、雪だるま式に増えた自営業者向け融資が急速に不良化していることが分かった。
4日、信用評価機関ナイス評価情報が国会企画財政委員会のヤン・ギョンスク議員(共に民主党)に提出した「個人事業者融資現況」資料によれば、2023年末基準で金融圏の個人事業者への融資の長期延滞率は2.5%で、2022年末(1.7%)に比べて0.8ポイント上がったと集計された。これは個人事業者の企業融資と家計融資の残額の合計のうち、元利金を90日以上延滞した借主が保有する融資額全体の割合を示したものだ。3つの銀行に融資残高がある借主が1つの銀行融資を延滞しても、残りの2つの銀行融資残高まで延滞したものとして計算したという意味だ。通常、金融界では3カ月以上延滞された債権は返済の可能性が低いとみている。
自営業者の長期延滞率は昨年、急速に上昇した。2018年と2019年末にそれぞれ2.9%、2.8%を記録したが、2020~2022年までは1.4~1.7%に低下した。2020年からコロナ禍の被害を受けた自営業者を対象に貸付満期の延長と元利金返済猶予措置が施行された影響だ。そして昨年12月末には2.5%に上がったが、これは昨年9月に元利金返済猶予措置が終了し、一部債権の元利金返済が始まったことが影響を与えたとみられる。
延滞金額の増加傾向を見ても、不良の兆候ははっきりしている。昨年末、自営業者全体の融資残高は約1110兆ウォン(約128兆円)で、前年比2.5%(27兆ウォン)増えた一方、長期延滞(3カ月以上)の融資残高は27兆ウォンで前年比50%(9兆ウォン)増えた。
自営業者のうち、3カ所以上の金融機関から融資を受けた多重債務者数も、昨年末基準で173万1283人で、1年前より5万119人(2.98%)増えた。多重債務者の延滞融資残高は昨年末22兆ウォン、延滞率は3.2%で、前年に比べいずれも上昇傾向を示した。多重債務者は一般借主と比べて返済能力が劣り、債権不良化のリスクがさらに大きい。
特に、20代と60代の多重債務者数が昨年大きく増加した。昨年末、20代の多重債務者数は4万4110人、60代は37万4231人で、前年比それぞれ9.29%、10.15%増加した。平均増加率(2.98%)をはるかに上回る水準だ。
韓国、自営業者向け融資「3カ月以上延滞」1年で50%増加 : 経済 : hankyoreh japan (hani.co.kr)
通常、金融界では3カ月以上延滞された債権は返済の可能性が低いとみている。昨年末、自営業者全体の融資残高は約1110兆ウォン(約128兆円)で、前年比2.5%(27兆ウォン)増えた一方、長期延滞(3カ月以上)の融資残高は27兆ウォンで前年比50%(9兆ウォン)増えた。
自営業は自転車操業しないといけないので、ひたすら金融機関から金を借りて回し続けているが、それも金利が高くなれば資金が焦げ付いてくる。そして、長期延滞が前年比で50%も増えた。これはいよいよ自営業も全滅コースに突き進んでいるな。不良債権処理で、銀行まで巻き込んで銀行破綻まであるかどうかはしらないが、銀行もバカではない。債権回収できないなら次は審査を厳しくして貸さなくなる。つまり、貸し渋りだ。でも、それは自営業からすれば資金繰りが悪化するしかない。最後は法外な利息のヤミ金に金を借りるようになり、人生終了と。
特に、20代と60代の多重債務者数が昨年大きく増加した。昨年末、20代の多重債務者数は4万4110人、60代は37万4231人で、前年比それぞれ9.29%、10.15%増加した。平均増加率(2.98%)をはるかに上回る水準だ。
20代はどう見ても、出来るだけ借金して投資した結果、大損失となったと。そりゃ、素人が投資の世界で勝つのは難しいからな。しかし、20代で多重債務とか,本当、人生詰んでるよな。残念ながらコリアリセット、徳政令はないぞ。なんせ、韓国政府には金がない。金がないのに老人にばらまきをしないと、老人票が取り込めない。若者はそのまま最低賃金で働いて収入の7割を利息に充てて、8倍サイズのカップ麵を食べていく運命だ。
そして、最後は中国経済の話題だ。どうやら、ムーディーズが中国の不動産開発会社、万科企業の格付けを投資適格級からジャンク級に引き下げたそうだ。つまり、恒大、壁桂園に並んで,次のデフォルトターゲットである。
(ブルームバーグ): ムーディーズ・レーティングスは中国の不動産開発会社、万科企業の格付けを投資適格級からジャンク級に引き下げ、さらなる格下げの可能性を警告した。住宅販売の落ち込みと資金調達の不確実性により、信用メトリクスと流動性が悪化するとみている。
11日夜の発表資料によると、ムーディーズは万科の発行体格付け「Baa3」を取り下げ、「Ba1」のコーポレートファミリー格付け(CFR)を付与した。同社の全ての格付けを引き下げ方向で見直しているという。
ムーディーズのシニアバイスプレジデント、曾啓賢氏は今回の格付け変更について、「中国における不動産市場の低迷が長期化する中、万科の売買契約が減少し、資金調達へのアクセスを巡る不確実性が高まっていることから、今後1年から1年半の間に同社の信用メトリクスと財務の柔軟性、流動性バッファーが弱まるとのムーディーズの予測を反映している」と説明した。
S&Pグローバル・レーティングとフィッチ・レーティングスでは、万科の格付けはなお投資適格級にとどまっている。両社のいずれかがジャンク級に引き下げれば、万科はいわゆる「堕天使」となり、高格付け債の投資家による持ち分売却につながる可能性がある。
最近の債務返済を巡る懸念から、万科の株価と社債は記録的な安値水準に落ち込んでいる。
中国不動産開発の万科をジャンク級に、一段の格下げも-ムーディーズ(Bloomberg) – Yahoo!ニュース
格付け機関が企業をジャンク級にしたら、もう、それは投資適格対象ではない。投資不適格ということだ。だから、ジャンク級の境目が重要なのだが、中国不動案企業は軒並みジャンク級扱いになっていると。因みに不動産大手企業でナンバー2らしいので、これがデフォルトになれば、さらに中国不動産バブルや不良債権は爆増する。中国経済も目が離せないという。