当サイトが韓国経済を見続けて「10年目」という節目を迎えるに当たり、長期的なサイトの展望
今日は2018年8月30日。その、ちょうど10年前の2008年、管理人はこの頃にサイトで韓国経済というものを特集することにした。
きっかけは、2chの東亜版や三橋先生が述べている韓国経済危機や韓国経済破綻というものが本当なのかと自分で調べてみようという好奇心。それと韓国経済を通してリアルな経済学、日本人は経済に疎いと感じていたので、管理人と一緒に学んで欲しいという些細なものだった。それから色々あって、気が付けば、10年目を迎えることになった。
まずは多くの読者様にこのサイトを閲覧して頂いて感謝を述べたい。このサイトは移転する前のPV数は5000万を超えていたので、今、3400万ぐらい。合わせて8400万という大きなPV数がある。個人が運営しているサイトでは大きなサイトに成長しただろう。しかも、韓国経済という一般の日本人にとって必要かどうかすらわからない、ジャンルを扱うサイトである。
それも全て応援してくれる読者様がいてこそ。管理人は全部のコメントに返信もできないのにたくさんのコメントを書いて頂ける読者様がいてこそである。皆さんが何を求めてこのサイトを閲覧しているかは、管理人はそこまではっきりとわかっていないのだが、ある程度のニーズには答えているとは思っている。
正直なところ、管理人がサイトで行ってることは韓国経済のニュースを紹介しながら、経済的な分析、それに対する突っ込みがほとんどだ。たまに趣味に走って宇宙やロケット打ち上げやゲーム攻略などもするが、基本的にもの凄く自由なサイトである。管理人は束縛されるのが嫌いなので、読者様にもなるべく自由に寛いでもらいたいというのがある。
ただ、自由だからまったく責任がないというわけではない。サイトを運営している以上はまず悪質なデマを流さないようにするというのがある。Twitterなどでたまにソースすらわからない悪質なニュースが出てくる。そういったものも情報であるのだが、一緒になってそれを拡散しようなんてことはない。だが、悪質に言論の自由を脅かすような行為が発覚すれば、それについては取り上げてきたつもりだ。マスコミが隠蔽したがるようなニュースも普通にその対象にしている。
後、管理人は日本の国益というものを常に頭の中に置いて、サイトを運営している。国益なんて難しいと思うかも知れない。でも、簡単に言えば、日本人が幸福で生活できることが、国益といっていい。そこには世界中の国家が幸せに暮らすことができることを望むなんて大それたことは決して言わない。管理人はリアリストであり。誰かの幸せの下に誰かの不幸があることを知っている。
だから、トランプ大統領に対しても、米国国民の国益を重視して、メキシコの国境に巨大な壁を建設しようとか、移民が仕事を奪うなら、その移民を制限しようというような考え方も、イスラムの人々にとっては不幸かもしれない。しかし、イスラムの過激派組織が大規模な無差別テロを世界中に起こしたことは紛れもない事実である。
世の中は綺麗事を述べるメディアが多すぎる。難民を積極的に受け入れて欧州はどうなった。ついにドイツのメルケル首相まで難民の受け入れを反対し始めたではないか。だが、それは難民にとっては不幸だろう。日本でも難民認定されない多くの外国人がいるが、それも不幸かもしれない。
だが、それは日本人の幸福に繋がるなら、結局は最大多数の最大幸福で選択するしかない。難民を簡単に受け入れたことで国が乗っ取られることを欧州は自ら証明してくれたし。それについては日本が付き合う道理は1つもない。だから、管理人が重視するのは日本人の幸せであって、外国人の幸せではない。
もちろん、他国を侵略しようとかそういうことではない。今の価値観において侵略戦争は互いの憎しみを高めるだけに過ぎない。北方領土、竹島などの奪われた領土は取り返すべきだが、それ以上に日本が領土拡張をする必要はない。しかし、防衛は大事だ。残念ながら日本人が思ってるほど世界は平和ではないのだ。
ここ数年、北朝鮮からたくさんのミサイルが日本海へ向けて発射された。1度はJアラートが鳴ったぐらいだ。核実験も行った。今はミサイル発射や核実験などは鳴りを潜めているが、北朝鮮が平和を愛する国家に生まれ変わったわけでもない。
このサイトは日本の防衛を重視している。軍事的な知識はないので、詳しい解説は読者様に任せているのだが、それでも何があったことを知らせることはできる。戦争の火種は何も北朝鮮だけではない。今、1番脅威なのは中国なのだが、そういった動きもサイトでは取り上げてきた。
このように10年を振り返るのはあまりにも長すぎる。そもそも、振り返っていたかすら怪しい。既に結構な長文なのだが、まだ実は述べたいことを半分も書いていない。そうそう。タイトルに書いてあるとおり、今回は「長期的なサイトの展望」がテーマである。とりあえず、先へ進めるためにここで新たな目的を追加させてほしい。
②自分の書きたいことを書く
③ 日本人がより『日本』を誇れるように、嘘や隠蔽された事実を伝え、日本人が教育で植え付けられた自虐的な価値観を壊すこと
④ 日本人の国益を守るブログとして、これからは日本の政治危機を取りあげ、多くの日本人に政治に関心を持つ記事を書いていく。そして、このブログは日本の危機のために存在するブログだということを知ってもらう。
①はサイトの紹介なので、正確に言えば目的ではないので割愛するが、だいたい3つだった。この3つの目的の範囲でサイトを運営しているわけだが、ここで5つめを追加する。
⑤ インターネットの世界的な普及において実現した「集合知」が持つ多くの可能性を伝える。そして、記事を通して全ての日本人が賢くなることをサポートする
ということで10年目からはこの⑤も明確な目的として追加しておく。集合知や全ての日本人が賢くなることをサポートするというのは、既に何度か述べてきたことである。
管理人は常に最悪な状況というものを想定している。特に今では黒歴史そのものである民主党政権時代に危ぶまれた外国人参政権を危惧していた。管理人は民主党など選択した日本人には相当、呆れていたのだが、当時、多くの読者様を得ていた管理人はそこで絶望しただけではなかった。この先、外国人参政権が通った場合、一体、どうすればいいのか。管理人はこの時点で2つの答えを出していた。
1つは保守ネットワークの連携である。集合知を活かして危険な法案などが審議されないように民主党を監視することが目的だった。ただ、自民党に戻ってから、安倍総理が頑張ってくれているおかげで、管理人が構築してきた保守ネットワークの連携そのものはもう、十分な領域にまで到達している。目的は達しているといえよう。
では、もう一つは何なのか。外国人参政権が通った場合、我々はとんでもない危機を迎える事は明白だった。地方参政権がどうとかではない。イギリスのロンドンの市長ような状態になってしまうこともあり得た。明らかなテロ行為をテロとすらいえない。難民に都合の悪い情報は遮断される。欧州ではこうなってしまったのだ。
今の日本でも韓国に都合が悪い情報は遮断される。日本人に政治的な関心を持たせないように国会は常にワイドショーみたいに取り扱われる。政策のほとんどが説明されない。極論を述べれば、テレビメディアは知らせる必要がある情報を隠蔽し、国民全員を馬鹿にして洗脳している。
考える力を養うのではなく、一方的な情報だけを押しつける。平たく言えば公平ではない。偏り過ぎている。テレビなんて見なくても管理人はここ10年は普通に生きている。
結局、必要になるのは「知恵」と「知識」、それに「行動」である。左翼というのはすぐにレッテルを貼る。建設的な意見交換ができない。安倍総理を批判することをしても、一体何が悪いかすら論じられない。そんな左翼が目指す社会とは「服を着た獣」を理想としているわけだ。
だが、管理人はそんな社会を良しとしない。パンとサーカスだけを求める民衆など、ただの衆愚である。それに対抗するには日本人全体が賢くなるしかないのだ。ただ、賢さといっても、知識一辺倒ではなく、論理的な物事を見つめられて、自分で考えること。
ただ情報を鵜呑みにするのではなく、それについても様々な意見を聞く力。賢いのベクトルは色々あるが、管理人が求める賢さとは福沢諭吉先生の「学問のすすめ」と似ていると思う。実際、何度か読んでるのでその影響を受けているだろう。たまに誤解する人はいるが、福沢諭吉先生は学問のすすめで、単純に本を読んで知識を蓄える文学を奨励しているわけではない。
>実生活も学問であって、実際の経済も学問、現実の世の中の流れを察知するものも学問である
つまり、このサイトも立派に学問をしているわけだ。そして、もう一つ、福沢諭吉先生の言葉を借りると次のようになる。
>本を読まなくてはならない。本を書かなくてはならない。人と議論しなくてはならない。人に向かって、自分の考えを説明しなければならない。これらの方法を使い尽くして、はじめて学問をやっている人と言えるのだ。
この時代、誰でも自分の言葉を書けるようになった。しかし、その言葉を書いてる人もまだそこまで多くはない。だが、どんなことでも自分で考えて、それを説明しようとすれば、自分に何が足りないかが見えてくる。そして、その言葉を自分なりの用語で説明が出来たときに初めて「理解」したといってもいい。管理人はこの理解する=賢くなったと考えている。
実際、そこまで行くのは難しい。特に難しい用語を、その分野に精通していない人に説明するのは専門家でも難しい。ただ、ここで賢さの論議をしていると進まないので次に行く。
■日本人全体が賢くなれば、日本人が幸福になれる
どんな絶望的な状況にこの先、陥っても、自分が学んだこと、経験したことは自分の血肉となって役に立つときが来る。この先、日本がどのような時代を迎えるに当たっても、何があっても、絶対的に必要なものが「賢さ」なのだ。
賢ければ選挙に投票して日本を良くしようとする政治家の声が耳に届く。賢ければ重大な選択に悩んだときも、ベターな結果を生み出すことができる。賢さは人を豊かにするもの。それこそ、知恵を身につけた人類の証。もちろん、時には失敗することもあるだろう。大失敗して絶望で人生や周りを恨むことだってある。
だが、それだって、人生におけるたった1つのイベントに過ぎない。そのイベントが長引くかも知れないが、それをどうにかしたいなら、自分で考えるしかない。そして、考えることで周りに頼るべきか。頼らないかの選択肢が出てくる。今の時代、ネットで悩み事を打ち上げることだって多いだろう。
思考することは賢さを向上させる。そして、賢い日本人が増えれば、日本人全体の社会が安定する。安定した社会は幸福をもたらす。できもしないマニフェストに欺されない。目先の利益で国を売らない。外国に貴重な先端技術を渡さない。
これが管理人が民主党政権時代から目標にしている全ての日本人が賢くなることによる得られる最終目標である。それは国家100年の計に似ている。決して、今すぐ実現できるわけでもない。だが、長期的な目的としては有用だ。
このサイトが10年目を迎えて、長期的に管理人が何を目指して運営しているのか。それを今回、長く語ってきた。読むのはもの凄く大変だと思うのだが、これでも書き足りないぐらいなのだが、そこはまたサイトで出てくることだろう。