韓国経済、〔韓国大統領選挙〕文在寅氏、安哲秀氏に執拗な“ネガティブ攻撃” 支持急落したのは
記事要約:韓国大統領選挙は5月9日に行われる。今日は2017年5月1日、日本ではGWに入っている人も多いだろう。管理人はGWは家でサイトの記事を更新しながら遠出はしないと決めている。韓国大統領選挙はしっかり取り上げる予定だ。でも、もう、ほとんどムン・ジェイン氏に決定したかもしれない。まさかテレビ討論の1回でここまで差が開くとはな。
■韓国大統領選挙(4月24日~26日のリアルメーター調査)
文在寅氏:44.4%:1位
安哲秀(アン・チョルス)候補:22.8%:2位
>安氏が支持を落とした背景には、最近行われた候補者のテレビ討論の影響が指摘されている。文氏との事実上の2強対決だったなか、文氏は執拗(しつよう)に「保守派と結託している」と安氏への“ネガティブ攻撃”を続けた。安氏はこれをうまくやり過ごせず、ムキになって反論。その様子は韓国全土に放映された。
このようになってしまった。なんと、14%も安哲秀(アン・チョルス)候補が下げたのだ。しかし、文在寅氏がやったことはネガティブ攻撃という。まあ、実際、相手を批判して怒らせたほうが有利と言うことなのはトランプ大統領が証明したしな。米国人でもそうなのだから、のせられやすい韓国人なら尚更だろう。
でも、この流れは管理人的には悪くない。安哲秀(アン・チョルス)候補だと赤化する速度が遅くなりそうだったからな。ムン・ジェイン氏の方が速度的には速そうだ。太陽政策を復活し、開城工団団地を再開して北朝鮮ミサイル発射に貢献してくれるだろう。
けれども本当に杞憂だったな。朝鮮半島有事で韓国人は自分たちが置かれている状況を再認識して米国必要に舵を取るかとおもいきや、これだもんな。まあ、韓国人の選択を日本人がどうこう述べても仕方がない。赤化したいならそれでいいんじゃないか。しかも、トランプ大統領がTHAAD配備費用を要求したことで面白いことになった。実はこれどうなろうが赤化が推進される極めて巧みな外交戦術である。以前に書いた記事を見直していたら面白いことに気がついた。
>しかし、トランプ大統領によってTHAAD配備について嫌でも韓国大統領選挙の目玉にしないといけなくなった。まさか、トランプ大統領はここまで読んでの設置費用の要求なのか。これは候補者に対する踏み絵でもあるわけか。トランプ大統領って外交上手?
■韓国大統領選挙が赤化推進される理由
実はトランプ大統領によって韓国の大統領選挙は確実に赤化が推進されることに気づいた。例えば、韓国大統領の候補者が「THAAD配備について設置費用を払う」とすれば、韓国人は怒って払わない候補者に票が集まる。なら、反対にTHAAD配備について設置費用を払わない。拒否する」と述べたら、韓国人から票は集まるが、トランプ大統領は激怒して韓国をますます遠ざけるという。
だから、もう、THAAD配備がどうとかじゃない。THAAD配備を容認する=それは設置費用の10億ドルを払うということ。日韓慰安婦合意は10億円だったが、10億ドルなので1100億円ぐらいとなる。つまり、日韓慰安婦合意の100倍の金額を要求されている。1100億円払ってTHAAD配備するとなれば、韓国人が抗議デモするのも必至というわけだ。
これに気づいて管理人は鳥肌がたった。トランプ大統領はどっちに転んでもアメリカが韓国を遠ざける理由を積み重ねているわけだ。凄いよな。韓国を見捨てる手はずも少しずつ整えているということになる。おそらく、これに気づいている韓国人はほとんどいないだろうな。
つまり、払おうが、払わないが地獄であることに変化はない。しかし、トランプ大統領ってメチャクチャ外交上手いな。どっちに転んでもアメリカの利益を追求できる隙を生じぬ2段構え。日本も日韓慰安婦合意でこれをやってくれたので管理人は高く評価したわけだが、本当、やり方次第だよなあ。相当、優秀なブレインが付いているんだろうな。
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韓国経済、〔韓国大統領選挙〕文在寅氏、安哲秀氏に執拗な“ネガティブ攻撃” 支持急落したのは
【ソウル=名村隆寛】韓国大統領選挙(5月9日投開票)の支持率で1位の左派系最大野党「共に民主党」の文在寅(ムン・ジェイン)候補を、小差で追っていた中道左派の第2野党「国民の党」の安哲秀(アン・チョルス)候補の支持率が急落している。
世論調査会社リアルメーターの調査(24~26日)によると、文氏の支持率が44・4%であるのに対し、安氏は22・8%。2週間前の調査結果と文氏はほとんど変化はないが、安氏は約14ポイントも下落した。安氏の支持が下がった分、保守系の旧与党「自由韓国党」の洪準杓(ホン・ジュンピョ)候補らが支持を上げた。
安氏が支持を落とした背景には、最近行われた候補者のテレビ討論の影響が指摘されている。文氏との事実上の2強対決だったなか、文氏は執拗(しつよう)に「保守派と結託している」と安氏への“ネガティブ攻撃”を続けた。安氏はこれをうまくやり過ごせず、ムキになって反論。その様子は韓国全土に放映された。
左派色が強い文氏を敬遠する保守層や無党派層の支持が安氏から離れ始め、選挙戦が折り返しに入ったなか、「文対安」の2強対決構造は崩れつつある。
旧与党から分かれた「正しい政党」では25日に、文氏の当選阻止に向けて他党との大同団結、候補一本化を模索する方針を決めた。しかし、安氏が同党との協力を拒否。同党の劉承ミン候補は最後まで選挙戦を戦い抜くと断言している。
しかも、投票が10日余り後に迫る時点で、候補の一本化は現実的には無理だ。文氏が安定した支持率を維持する一方、安氏ら他の候補は自分の勝利を信じて選挙戦を続けている。
文氏の勝利を阻むには、現時点では保守派や無党派層の票が安氏に流れるしかない。しかし、世論調査結果が示すように、文氏と安氏の差は開くばかりだ。前回大統領選で、左派系政権誕生に危機感を抱き、保守層が結束して文氏を落選に導いたときのような危機感はない。
安氏陣営は支持率の下落を謙虚に受け止めているもようだ。後半に入った選挙戦は、安氏がどれだけ巻き返しを図れるかが最大の焦点となっている。
(http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20170430/frn1704301000002-n1.htm)