日別アーカイブ: 2024年2月8日

高齢者バラマキ 「老人憩の家」の無料昼食、介護費の給与化…与野党の高齢者救済競争

高齢者バラマキ まあ、こうなることは予想していたのだ。韓国は昨年から少子高齢化社会に突入して人口減少が始まった。問題は高齢者の数が若者より、多くなっているてことだ。いくら飢えて死にかけの老人出会っても、彼等は選挙権を持っている。

つまり、彼等の票は政治家にとっては喉から手が出るほど欲しい。一方、ここからどんどん少なくなっていく若者の支援などはほとんど出てこない。当たり前だ。若者の数が少ないのだ。何で票が少ない。メリットが少ない若者にバラマキをしなければならないのか。そう、これこそ少子高齢化社会の最大の弊害である。高齢者優遇は若者を疲弊させていくので、社会はどんどん生活がしににくなる。世界最低の出生率0.7だったか。この出生率をますます下げていくことだろう。

そして、米紙のNYTが2050年に韓国が消滅すると警告したわけだが、韓国政治家がやることが今の選挙に勝つことが全てであって、韓国の未来など一㎜も考えてもない。もちろん、政治家は選挙で負ければただの人になり、不逮捕特権など様々な特権も剥奪される。何よりも勝たなければいけない。だから、高齢者の票を取り込もうと必死なのは理解できる。だが、それは国のためにはならない。今、飢えた高齢者を救ったとしても、彼等は子供を産んでくれないし、育ててもくれないのだ。

別にこちらは韓国の高齢者を見殺しにしろと述べているわけではないが、こちらは経済の視点で語るならそうなるのだ。出生率が増えなければ韓国国家が消滅する。その未来は確実にやってくる。しかも、人口減少は選挙票だけではなく、様々な弊害を引き起こす。経済成長だって人口減少に大きく関わる。今まで100人で支えていたことが、90人で支えることになるから当然だ。

といったところで今回はどんなバラマキをしていくかを見ていこうか。

記事を引用する。

与党「国民の力」は7日、全国の「老人憩の家」に毎日無料昼食を提供するという公約を発表した。現在、全体の老人憩の家の4割ほどで週3日程度の昼食が提供されているが、これを週7日に増やし、昼食を提供する老人憩の家の数も段階的に拡大するということだ。これに先立ち最大野党「共に民主党」が「老人憩の家の週5日昼食提供」を総選挙の公約に掲げたが、与党が2日増やして対抗したのだ。

「国民の力」は、介護の負担を減らすとし、療養病院の介護費を給与化し、年末精算で税額控除するという公約も出した。これも昨年末、「共に民主党」が総選挙第1号公約として掲げた介護費の健康保険給与化と重なる。今回の総選挙で初めて「2030」世代の有権者を追い抜いた60歳以上の有権者1399万人を取り込むために、与野党が似たような公約を出しているのだ。

問題は、与野党ともにシルバー公約の履行に必要な財源をどのように調達するのか、悩んだ形跡が見られないという点だ。現行の老人福祉法により、政府と地方自治体は老人憩の家の穀物購入費と冷暖房費用を支援しているが、今年割り当てられた予算は800億ウォンだ。全国約6万の老人憩の家に無料昼食を提供するには数倍の予算増額が必要だが、与野党は財源調達については口を閉ざしている。

介護費の給与化も同様だ。介護費に健康保険を適用すれば、毎年15兆ウォン以上の財源が必要になる。しかも、国会予算政策処などは、健康保険財政が今年赤字に転換し、積立金は2028年から底をつくと予想している。介護費の給与化を健保改革と並行して推進しなければ、現実化は難しいということだ。

目前に迫った高齢者1千万人時代を迎え、高齢者の貧困を解決し、生活の質を高めるための公約競争は必要だ。しかし、財源対策もなく、高齢者の票だけを狙って投じるばらまき公約は、国の財政を圧迫し、世代間の対立を助長するだけだ。08年10万ウォンでスタートし、選挙のたびに上がった基礎年金をめぐって、与野党は40万ウォン引き上げを約束している。コピペ(コピー&ペースト)のようなばらまき攻勢を今や有権者は見極めなければならない。

https://www.donga.com/jp/home/article/all/20240208/4735807/1

これは凄いばらまきがきたな。確かに韓国はハイパーインフレとなってるが、その中でインフレ上昇率が高野は食糧品だ。既に韓国では1ヶ月の食費が一人世帯で100万ウォンほどかかる。日本円で111745円だ。そして、韓国の最低時給でアルバイトをすれば月200万ウォンを稼げるので、まともに食事を取ればなんと食費だけで5割が消えるのだ。ええ?韓国人はどうやっていきているのか?簡単だ。食費を削ってるのだ。

つまり、1日3食の食事で11万円なら、1日2食にすれば、だいたい7万円ぐらいでいける。1日1食ならなんと3万円程度だ。これなら月200万ウォンでも生活が可能だ。しかし、食費を抑えればその分、韓国人はお腹が空いてるのでちょっとしたことでストレスが貯まりやすくなる。食い逃げなど、少額の食べ物を盗むような犯罪も増えてくる。食費が高いため、ほとんどの韓国人は1日1食で生きているのだ。特に高齢者はそれが多い。だから、老人憩いの家なんていうバラマキが横行するのだ。

全国の「老人憩の家」に毎日無料昼食を提供するという公約を発表した。現在、全体の老人憩の家の4割ほどで週3日程度の昼食が提供されているが、これを週7日に増やし、昼食を提供する老人憩の家の数も段階的に拡大するということだ。

このバラマキは凄い。なんと、毎日昼食だけ食事を365日、ずっと提供するだ。これなら飢えることはなくなるし、高齢者は浮いた食費で何か買うことだってできる。凄いじゃないか。まさに「パンとサーカス」に例えるなら、パンの部分だよな。というか。このサービスいいよな。こっちも欲しいぐらいだ。高齢者が1400万人いて、毎日昼食を提供するのにかかるコストがいくらかしらないが、財源なんて政治家が気にするはずない。だが、これだけではないぞ。まだまだバラマキが続くんだ。

「国民の力」は、介護の負担を減らすとし、療養病院の介護費を給与化し、年末精算で税額控除するという公約も出した。これも昨年末、「共に民主党」が総選挙第1号公約として掲げた介護費の健康保険給与化と重なる。今回の総選挙で初めて「2030」世代の有権者を追い抜いた60歳以上の有権者1399万人を取り込むために、与野党が似たような公約を出しているのだ。

なんと介護の負担も減らして税額控除までしてくれるそうだ。しかも、野党の公約丸パクリというやつだ。野党が出した提案に、それなら倍プッシュだ。さすが無能のユン政権だ。韓国が滅びるのも仕方がない。

問題は、与野党ともにシルバー公約の履行に必要な財源をどのように調達するのか、悩んだ形跡が見られないという点だ。現行の老人福祉法により、政府と地方自治体は老人憩の家の穀物購入費と冷暖房費用を支援しているが、今年割り当てられた予算は800億ウォンだ。全国約6万の老人憩の家に無料昼食を提供するには数倍の予算増額が必要だが、与野党は財源調達については口を閉ざしている。

当たり前だ。財源は韓銀から借りるんだよ。だから国の負債である。800億ウォンの数倍なんて楽勝だよな。

介護費の給与化も同様だ。介護費に健康保険を適用すれば、毎年15兆ウォン以上の財源が必要になる。しかも、国会予算政策処などは、健康保険財政が今年赤字に転換し、積立金は2028年から底をつくと予想している。

バラマキをしなければ選挙に勝てない。だが、ばらまけば巻くほど、国の財政が危機的となる。もう、政府債務は1100兆ウォン突破した。危険水域なのだが、それでも高齢者にばらまくことしか選挙に勝てない。まさに衆愚政治が韓国で現在進行形である。しかも、これは今年の公約であって、選挙がある度にバラマキが加速度的に増えていく。

韓国の少子高齢化社会のリアル社会実験に世界中の社会学者は注目している。借金が減るどころか、増えていくしか未来しかないものな。

目前に迫った高齢者1千万人時代を迎え、高齢者の貧困を解決し、生活の質を高めるための公約競争は必要だ。しかし、財源対策もなく、高齢者の票だけを狙って投じるばらまき公約は、国の財政を圧迫し、世代間の対立を助長するだけだ。08年10万ウォンでスタートし、選挙のたびに上がった基礎年金をめぐって、与野党は40万ウォン引き上げを約束している。

良かったじゃないか。どんどん年を追う毎に優遇して貰って。どこまで優遇できるか楽しみだが。だから、若者は子供を産まないだろう?若者は社会に絶望して一攫千金で株や仮想通貨で博打するだろう?もう、韓国は破滅しかない老いた国なのだ。既に世代間対立、こういうのが日常茶飯事となる。若者に対する高齢者のコメントを読めば分かるだろう。

例えばこんな感じだ。

俺たちが苦労して経済成長できた。その恩恵を若者が受けているのだから甘えるな。食費が高い?どうせ見栄のために高級車を乗り回しているんだろう?若者はもっと苦労しろ!今の若者は全然、なってない。

この言葉に韓国の破滅を感じ取ったわけだ。ああ、これはダメだと。こいつら、何も理解していない。同じ船にいるのにマウント争いする連中。優遇ばかりを求める貧困高齢者。一方、散々搾取してきた富裕層は韓国から脱出。税金が安い東南アジアで悠々自適の生活。

これが韓国で起こる未来である。そして、それを止めることは誰にもできないのでバッドエンドルートしかないのだ。しかし、選挙のバラマキは高齢化社会でどんどん増えるなら、10年後にはどうなっているんだろうな。いやいや、もう、高齢者は働かないで毎日の食事を3食、無償提供するぐらいありえそうだ。高齢者だけが住める家が与えられて、60歳以下はその奴隷となると。高い税金を払わされて毎日、馬車馬のような安い労働を強いられる。まさに高齢者天国じゃないか。

韓国有事 北朝鮮の〝韓国奇襲攻撃〟が浮上 ウクライナと中東情勢の悪化、動きづらい米国〝台湾有事〟連動すれば「前代未聞の危機」

韓国有事 もうすぐロシア・ウクライナ戦争が始まって2年目が経過するのだが、戦争は長期化している。ただ、ここに来てロシアが優勢という報道もあって、このままロシアが勝ってしまうと、世界の危機が迫っているといってもいい。なぜなら、ロシアが勝てばアメリカやEU、日本などのG7国が支援して、ロシアに経済制裁してもロシアを倒せないてことになる。

最もロシアが疲弊してないわけではない。だが、ギリギリのところで持ちこたえている。それを可能にしたのが中国と北朝鮮である。しかも、今回の戦争で北朝鮮はロシアにミサイルや弾薬を提供するという盛大な恩を売ったことで、この先、韓国と戦うときに圧倒的に有利となる。しかも、北朝鮮には中国もいる。気がつけば二大強国が北朝鮮側となっているわけだ。

そして、この先、北朝鮮が韓国を攻めてくる可能性についてが取り沙汰された。そのとき、中国の台湾侵攻と一緒に、北が韓国を奇襲する場合、アメリカは「二面作戦」という厄介な事態に追い込まれる可能性を一番危惧していると指摘した。だが、ここに来て中東情勢も悪化して3人の米兵がイランの組織に殺された事でアメリカが報復攻撃に出た。イランとの戦争すら起こりえる。つまり、三面同時作戦もあるてことだ。

戦争ゲームというか。陣取りゲームをプレイすればわかるが、別方面から戦争を仕掛けられると戦力を分散しなくてはいけなくなる。ただでさえ、台湾や韓国はアメリカの本土から遠い場所に存在する。韓国や日本に米軍基地があるにせよ。十分な戦力を維持しながら、その後、補給を定期的に続けるのは難しい。

ここで重要になるのは同時に戦力を展開させるよりは戦力を集中して、一方を先に叩いてから、もう一方を叩くというのが戦略の基本だ。するとアメリカは台湾か北朝鮮のどちらかを先に相手することになる。つまり、アメリカは台湾を取るか。韓国を取るか。この二択に迫られるわけだ。もちろん、叩いてる間は防衛に徹するわけなので、ある程度は持ちこたえるとおもわれる。

でも、この場合はアメリカが先に守るのは「台湾」であることはいうまでもない。つまり、韓国は普通に捨てられる。北朝鮮と中国、どちらが脅威と考えれば誰だって中国と答えるからだ。仮に北朝鮮がソウルを火の海にしたところで、世界経済に与える影響なんてほとんどない。だが、台湾を占領されたら別だ。数百兆ドルとか分けのわからない損失が発生する。

さらに深読みすると台湾が半導体の支援を他国よりも手厚くしてきたことは、こういう有事を想定していた可能性が高い。台湾のTSMCを始め、世界中に影響を与える半導体は国の重要な産業だけではなく、世界から守ってもらえる武器でもあったわけだ。しかし、韓国の場合は違う。確かに半導体を生産しているが、サムスン電子やSKハイニックスの半導体にそこまで代替が効かないものではない。つまり、韓国が北朝鮮に攻められようが、困るのは韓国であって世界経済ではないということだ。

だから、仮に台湾侵攻と北朝鮮侵攻が同時に起これば、韓国はアメリカから捨てられる可能性が極めて高い。在韓米軍基地は防衛するだろうが、北朝鮮が狙うのは韓国軍の基地や拠点だろう。真っ向からアメリカの基地を狙ってくるとは思えない。韓国がアメリカの支援なしで北朝鮮に勝てるか知らないが、今、韓国が置かれている状況は非常に危ういといえる。

ええ?日本はどうするのか?もちろん、高みの見物ですよ。だって、日本の自衛隊が韓国の港に入るだけで、旭日旗がどうとかのブーイングの嵐だからな。当然、支援もしないので頑張ってくださいね。北朝鮮も日本を攻撃することはないだろう。わざわざ大国に戦争吹っかけて勝てるわけないからな。

以上の情勢を踏まえた上で、今回の記事の冒頭を見ていこうか。

北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党総書記が、韓国への軍事的緊張を高めている。最高人民会議(国会に相当)での施政演説(1月15日)で、韓国を「不変の主敵」「朝鮮半島全体を武力で制圧する」などと脅し、南北統一を象徴する高さ約30メートルの「祖国統一三大憲章記念塔」を破壊したのだ。

一方、韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領は、北朝鮮が4月の総選挙を妨害するため、狂気の奇襲攻撃に踏み切ることを警戒している。米国がウクライナや中東での情勢悪化で身動きが取りづらいなか、過熱する南北朝鮮の危険なチキンゲーム。ジャーナリスト、加賀孝英氏が最新情報を報告する。

【スクープ最前線】北朝鮮の〝韓国奇襲攻撃〟が浮上 ウクライナと中東情勢の悪化、動きづらい米国〝台湾有事〟連動すれば…前代未聞の危機(1/3ページ) – zakzak:夕刊フジ公式サイト

北朝鮮と敵対することを選んだユン氏の決断がここに来て試されている。しかし、北朝鮮の対応がユン氏になってから日を追う毎に過激となっている。もはや、ニュース価値にすらならないほど頻発するミサイル発射。韓国に対して「不変の主敵」と教育する指針を発表するなど、もう、北朝鮮への韓国に対する敵意は激しさを増すばかりだ。

数年前、ムン君の時代は北朝鮮は同胞。南北統一だとかいって、核廃棄、平和的なムードすらあったのに、それを全てユン氏がぶち壊した。もちろん、ムン君が北朝鮮を騙していたことで米朝首脳会談が不発に終わり、南北合同連絡事務所爆破という流れもある。その後、コロナが世界的大流行して北朝鮮も対応に追われていて韓国どころではなかった。しかし、今は違う。何より、北朝鮮がロシアや中国を味方に付けたことが大きい。この先、国連軍が機能することはまずない。

では、記事の要点を整理していこうか。

■記事の要点

1.「韓国は厳重警戒態勢に入っている。北朝鮮の正恩総書記が施政演説で、戦時体制宣言を行ったからだ。ジェイク・サリバン米大統領補佐官も1月末、『北朝鮮が戦争準備しているシグナルがある』と記者団に明かした。こうしたなか、北朝鮮の『奇襲攻撃』情報が浮上している」

韓国の尹大統領は1月31日、青瓦台(旧大統領府)で、敵国の侵入に備える「中央統合防衛会議」と、軍幹部を集めた「全軍主要指揮官会議」を開催した。

尹氏はそこで、危機感をあらわに、「北朝鮮の政権は、世界で唯一、『核の先制使用』を法制化した非理性的集団」だと正恩氏を非難した。北朝鮮の攻撃(=軍事攻撃や無人機侵入、サイバー攻撃、虚偽情報の拡散など)に厳重に備えるよう指示した。

2.前出の外事警察関係者は「4月の韓国総選挙(定数300)が標的になっている。尹氏率いる『国民の力』は現有111議席と少数与党だ。負ければ、対北強硬路線の尹政権はレームダック(死に体)になる。北朝鮮が、韓国に潜入させた工作員に『尹与党を壊滅せよという命令を出した』という情報がある。『北朝鮮が計画する奇襲攻撃は、2010年に発生した韓国哨戒艦沈没事件や延坪(ヨンピョン)島砲撃事件を上回る規模』『Xデーが設定された危険がある』という情報もある」と語った。

3.事態は深刻だ。以下、日米情報当局関係者から入手した情報だ。

「北朝鮮の奇襲攻撃に対抗するため、米韓両軍の特殊部隊は北朝鮮に侵入して、正恩政権を一気に制圧する軍事作戦(斬首作戦)の訓練を重ねている。北朝鮮は1月下旬以降、戦略巡航ミサイル『ファサル(矢)2』などを相次いで発射した。イスラム原理主義組織『ハマス』が昨年10月、イスラエルを奇襲した。北朝鮮とハマスはつながっている。北朝鮮はハマス同様、ミサイル攻撃と同時に『青瓦台奇襲作戦』も立てている。韓国軍の一部からは『北朝鮮より先に制圧作戦を決行すべきだ』との声が出ている」

4.さらに大問題がある。中東情勢の悪化だ。

ジョー・バイデン大統領率いる米軍は2日、ヨルダンの米軍施設で米兵3人が死亡した無人機攻撃への報復として、イラクとシリアで125発以上の精密誘導弾を使った報復攻撃を行った。無人機攻撃は、親イラン武装勢力の連合体「イラクのイスラム抵抗運動」が実行したとし、イラン革命防衛隊で対外工作を担う「コッズ部隊」や親イラン民兵組織の7つの施設、85カ所以上の標的を空爆した。超音速戦略爆撃機B1B「ランサー」も参加した。

米国家安全保障会議(NSC)のジョン・カービー戦略広報調整官は「イランとの紛争は望んでいない」と表明した。だが、イスラエルや米国内からは、「イランへの直接攻撃」を求める声が出ている。中東は全面戦争の危機に陥っている。

5.日米情報当局関係者の情報はこう続く。

「バイデン氏の報復攻撃決断は、11月の米大統領選を見据えたものだ。ドナルド・トランプ前大統領が共和党候補になれば勝てない。『バイデン氏が5月、病気を理由に出馬を断念する』という情報まで流れている。バイデン氏は米国民に『強い大統領』を見せて、劣勢挽回を図ろうとしている。ただ、米国は、ウクライナと中東、朝鮮半島の3正面対応は無理だ」

「近く、バイデン氏と中国の習近平国家主席の米中電話首脳会談が行われる。バイデン氏は『北朝鮮の暴走を止めてくれ』と要請するつもりだ。だが、中国と北朝鮮、イラン3カ国は『裏で手を握っている』。ロシアのウラジーミル・プーチン大統領もいる。中国が『台湾有事』『尖閣有事』で連動すれば、米国は動けない。『バイデン外交は大失敗だ』という批判が噴出している」

以上の5つだ。それでは順番に見ていこうか。

まず1だが、これは以前に取り上げたことがあるので軽く読んでおいて欲しい。次に2だ。2は4月の総選挙でユン氏が敗北すれば、レームダックになると。そして、こちらはユン氏が選挙で敗北すると予想している。ここ3年、ユン氏を見ていたが日米に土下座外交していれば、韓国は助けてもらえるとか思い込んでる。だが、答えはノーだ。北朝鮮と中国が同時に軍を動かせば先に助けるのは優先度が高い「台湾」であって、韓国は後回しだ。それで北朝鮮に占領されたら仕方が無い。

でも、占領はまずない。最悪、ソウルが火の海になるだけだ。最大被害でも数十万人の韓国人が死んで終わりだ。まあ、そんなところにいつまでも首都なんて置いてるからだ。アホな韓国人が間抜けなのだ。

次に3だが、これはないな。アメリカが北朝鮮が動く前に先に北を占領して潰す。そんな北朝鮮を奇襲できる情勢ではない。そもそも無能な韓国軍にそんな高度な作戦は取れまい。そもそも、それで失敗すれば全面戦争だ。中国が台湾に侵攻する好機になるじゃないか。ハマスがイスラエルに戦争を仕掛けたのはロシア・ウクライナ戦争でのイランの支援だと思われるが、中東情勢はかなり危うい。イランもアメリカの報復攻撃にいつまで我慢しているかもわからない。

それで4はこれだ。米国家安全保障会議(NSC)のジョン・カービー戦略広報調整官は「イランとの紛争は望んでいない」と表明した。だが、イスラエルや米国内からは、「イランへの直接攻撃」を求める声が出ている。中東は全面戦争の危機に陥っている。

そりゃそうだよな。ハマスの裏側にもイラン支援があるのは確実。紅海、スエズ運河の安全ルートは絶たれた。イランを叩かない限り、それらの問題が解決しないと考えるほうが自然だ。何より米国人が殺された。自国民の命の価値は相手国より重いのだ。だから報復攻撃で相手が何百人死のうがアメリカは攻撃を続ける。それが選挙票目当てのバイデン氏の考えだろう。でも、そのバイデン氏の外交が下手だから窮地に陥ってるんだよな。これも指摘したがアメリカの外交が上手くいかないと世界中に舞いた紛争の種が開花する。しかも、ロシアが国際秩序をぶっ壊した。

だから5の視点は重要だ。

ぶっちゃけて。中国がすでにレームダックのバイデン氏のいうことを聞くとは思えない。そもそも北朝鮮が暴れてくれた方が中国にとってメリットがある。アメリカもバイデン氏が選挙で勝てない情勢ぐらい予測がついているだろう。だとしたら、バイデン氏に恩を売る理由すらない。

では、最後にネットの意見を見ていこうか。

1.日本は高みの見物。

2.アメリカは近年相手の軍事行動が筒抜けだと言うことで抑止する方針だけど、ウクライナ侵攻を止められなかったからなあ。

3.北に戦争を仕掛けるだけの資金があるなら別だけどね。

4.ミサイルと砲弾の見返りに食料と燃料をロシアから提供され、日米は韓国を完全に見放しにかかっていて
おまけにアメリカはウクライナとイスラエルで手一杯。まさに北にとって「今こそ南進の好機」なんだよな・・・

5.あッ!韓国の問題だから日本は関係ないし!進駐もしないし!援護もしないし!

6.日韓共に軍事協力国じゃ無いと言ってるしな あ~ぁ良かった 韓国も安心してるだろ?

7.日本は見てるだけですから、竹島返したら考える。

8.ロシアのウクライナ侵攻と同じで、戦争が始まれば金持ちや支配層は逃げ出し、民衆は平和団体に導かれ降伏し、軍の大半は動かない、と信じて開戦するのでは。

9.核先制以前の問題として、ソウル周辺も普通に北朝鮮軍の火砲の射程圏内だから、戦争になったらソウル周辺の壊滅は避けられんし、韓国はソウル周辺に色々集中してるから、ソウル壊滅したら国全体の危機だろ。戦争になった時、韓国の方が失うものが大き過ぎるぞ。

10.首都があの位置にあるの殴ってください言ってるようなもんだろ。

以上の10コだ。

朝鮮戦争が再開しても日本は高みの見物だが、邦人脱出はなんとかしないとな。北に戦争を仕掛けられる余裕があるんだよな。もう、ロシアから原油や食料を安く買える。4はその通りだ。日米には台湾を守る方が重要だ。韓国が滅んでもたいした影響はない。竹島返すのは当然だから、交渉材料にはならんぞ。8はわりとありえそうだな。そこは韓国内に潜入させている北朝鮮シンパが上手く工作するだろう。9もその通りだ。韓国はソウルが壊滅したら、後は何も出来ない。

今回は真面目に北朝鮮情勢を解説したが、このように韓国は非常に危うい。今年、北朝鮮が軍事行動を起こせば韓国経済は崩壊どころか、ジンバブエ一直線だ。

北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党総書記が、韓国への軍事的緊張を高めている。最高人民会議(国会に相当)での施政演説(1月15日)で、韓国を「不変の主敵」「朝鮮半島全体を武力で制圧する」などと脅し、南北統一を象徴する高さ約30メートルの「祖国統一三大憲章記念塔」を破壊したのだ。一方、韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領は、北朝鮮が4月の総選挙を妨害するため、狂気の奇襲攻撃に踏み切ることを警戒している。米国がウクライナや中東での情勢悪化で身動きが取りづらいなか、過熱する南北朝鮮の危険なチキンゲーム。ジャーナリスト、加賀孝英氏が最新情報を報告する。

「韓国は厳重警戒態勢に入っている。北朝鮮の正恩総書記が施政演説で、戦時体制宣言を行ったからだ。ジェイク・サリバン米大統領補佐官も1月末、『北朝鮮が戦争準備しているシグナルがある』と記者団に明かした。こうしたなか、北朝鮮の『奇襲攻撃』情報が浮上している」

韓国の尹大統領は1月31日、青瓦台(旧大統領府)で、敵国の侵入に備える「中央統合防衛会議」と、軍幹部を集めた「全軍主要指揮官会議」を開催した。

尹氏はそこで、危機感をあらわに、「北朝鮮の政権は、世界で唯一、『核の先制使用』を法制化した非理性的集団」だと正恩氏を非難した。北朝鮮の攻撃(=軍事攻撃や無人機侵入、サイバー攻撃、虚偽情報の拡散など)に厳重に備えるよう指示した。

前出の外事警察関係者は「4月の韓国総選挙(定数300)が標的になっている。尹氏率いる『国民の力』は現有111議席と少数与党だ。負ければ、対北強硬路線の尹政権はレームダック(死に体)になる。北朝鮮が、韓国に潜入させた工作員に『尹与党を壊滅せよという命令を出した』という情報がある。『北朝鮮が計画する奇襲攻撃は、2010年に発生した韓国哨戒艦沈没事件や延坪(ヨンピョン)島砲撃事件を上回る規模』『Xデーが設定された危険がある』という情報もある」と語った。

事態は深刻だ。以下、日米情報当局関係者から入手した情報だ。

「北朝鮮の奇襲攻撃に対抗するため、米韓両軍の特殊部隊は北朝鮮に侵入して、正恩政権を一気に制圧する軍事作戦(斬首作戦)の訓練を重ねている。北朝鮮は1月下旬以降、戦略巡航ミサイル『ファサル(矢)2』などを相次いで発射した。イスラム原理主義組織『ハマス』が昨年10月、イスラエルを奇襲した。北朝鮮とハマスはつながっている。北朝鮮はハマス同様、ミサイル攻撃と同時に『青瓦台奇襲作戦』も立てている。韓国軍の一部からは『北朝鮮より先に制圧作戦を決行すべきだ』との声が出ている」

さらに大問題がある。中東情勢の悪化だ。

ジョー・バイデン大統領率いる米軍は2日、ヨルダンの米軍施設で米兵3人が死亡した無人機攻撃への報復として、イラクとシリアで125発以上の精密誘導弾を使った報復攻撃を行った。無人機攻撃は、親イラン武装勢力の連合体「イラクのイスラム抵抗運動」が実行したとし、イラン革命防衛隊で対外工作を担う「コッズ部隊」や親イラン民兵組織の7つの施設、85カ所以上の標的を空爆した。超音速戦略爆撃機B1B「ランサー」も参加した。

米国家安全保障会議(NSC)のジョン・カービー戦略広報調整官は「イランとの紛争は望んでいない」と表明した。だが、イスラエルや米国内からは、「イランへの直接攻撃」を求める声が出ている。中東は全面戦争の危機に陥っている。

日米情報当局関係者の情報はこう続く。

「バイデン氏の報復攻撃決断は、11月の米大統領選を見据えたものだ。ドナルド・トランプ前大統領が共和党候補になれば勝てない。『バイデン氏が5月、病気を理由に出馬を断念する』という情報まで流れている。バイデン氏は米国民に『強い大統領』を見せて、劣勢挽回を図ろうとしている。ただ、米国は、ウクライナと中東、朝鮮半島の3正面対応は無理だ」

「近く、バイデン氏と中国の習近平国家主席の米中電話首脳会談が行われる。バイデン氏は『北朝鮮の暴走を止めてくれ』と要請するつもりだ。だが、中国と北朝鮮、イラン3カ国は『裏で手を握っている』。ロシアのウラジーミル・プーチン大統領もいる。中国が『台湾有事』『尖閣有事』で連動すれば、米国は動けない。『バイデン外交は大失敗だ』という批判が噴出している」

【スクープ最前線】北朝鮮の〝韓国奇襲攻撃〟が浮上 ウクライナと中東情勢の悪化、動きづらい米国〝台湾有事〟連動すれば…前代未聞の危機(1/3ページ) – zakzak:夕刊フジ公式サイト