高齢者バラマキ まあ、こうなることは予想していたのだ。韓国は昨年から少子高齢化社会に突入して人口減少が始まった。問題は高齢者の数が若者より、多くなっているてことだ。いくら飢えて死にかけの老人出会っても、彼等は選挙権を持っている。
つまり、彼等の票は政治家にとっては喉から手が出るほど欲しい。一方、ここからどんどん少なくなっていく若者の支援などはほとんど出てこない。当たり前だ。若者の数が少ないのだ。何で票が少ない。メリットが少ない若者にバラマキをしなければならないのか。そう、これこそ少子高齢化社会の最大の弊害である。高齢者優遇は若者を疲弊させていくので、社会はどんどん生活がしににくなる。世界最低の出生率0.7だったか。この出生率をますます下げていくことだろう。
そして、米紙のNYTが2050年に韓国が消滅すると警告したわけだが、韓国政治家がやることが今の選挙に勝つことが全てであって、韓国の未来など一㎜も考えてもない。もちろん、政治家は選挙で負ければただの人になり、不逮捕特権など様々な特権も剥奪される。何よりも勝たなければいけない。だから、高齢者の票を取り込もうと必死なのは理解できる。だが、それは国のためにはならない。今、飢えた高齢者を救ったとしても、彼等は子供を産んでくれないし、育ててもくれないのだ。
別にこちらは韓国の高齢者を見殺しにしろと述べているわけではないが、こちらは経済の視点で語るならそうなるのだ。出生率が増えなければ韓国国家が消滅する。その未来は確実にやってくる。しかも、人口減少は選挙票だけではなく、様々な弊害を引き起こす。経済成長だって人口減少に大きく関わる。今まで100人で支えていたことが、90人で支えることになるから当然だ。
といったところで今回はどんなバラマキをしていくかを見ていこうか。
記事を引用する。
与党「国民の力」は7日、全国の「老人憩の家」に毎日無料昼食を提供するという公約を発表した。現在、全体の老人憩の家の4割ほどで週3日程度の昼食が提供されているが、これを週7日に増やし、昼食を提供する老人憩の家の数も段階的に拡大するということだ。これに先立ち最大野党「共に民主党」が「老人憩の家の週5日昼食提供」を総選挙の公約に掲げたが、与党が2日増やして対抗したのだ。
「国民の力」は、介護の負担を減らすとし、療養病院の介護費を給与化し、年末精算で税額控除するという公約も出した。これも昨年末、「共に民主党」が総選挙第1号公約として掲げた介護費の健康保険給与化と重なる。今回の総選挙で初めて「2030」世代の有権者を追い抜いた60歳以上の有権者1399万人を取り込むために、与野党が似たような公約を出しているのだ。
問題は、与野党ともにシルバー公約の履行に必要な財源をどのように調達するのか、悩んだ形跡が見られないという点だ。現行の老人福祉法により、政府と地方自治体は老人憩の家の穀物購入費と冷暖房費用を支援しているが、今年割り当てられた予算は800億ウォンだ。全国約6万の老人憩の家に無料昼食を提供するには数倍の予算増額が必要だが、与野党は財源調達については口を閉ざしている。
介護費の給与化も同様だ。介護費に健康保険を適用すれば、毎年15兆ウォン以上の財源が必要になる。しかも、国会予算政策処などは、健康保険財政が今年赤字に転換し、積立金は2028年から底をつくと予想している。介護費の給与化を健保改革と並行して推進しなければ、現実化は難しいということだ。
目前に迫った高齢者1千万人時代を迎え、高齢者の貧困を解決し、生活の質を高めるための公約競争は必要だ。しかし、財源対策もなく、高齢者の票だけを狙って投じるばらまき公約は、国の財政を圧迫し、世代間の対立を助長するだけだ。08年10万ウォンでスタートし、選挙のたびに上がった基礎年金をめぐって、与野党は40万ウォン引き上げを約束している。コピペ(コピー&ペースト)のようなばらまき攻勢を今や有権者は見極めなければならない。
https://www.donga.com/jp/home/article/all/20240208/4735807/1
これは凄いばらまきがきたな。確かに韓国はハイパーインフレとなってるが、その中でインフレ上昇率が高野は食糧品だ。既に韓国では1ヶ月の食費が一人世帯で100万ウォンほどかかる。日本円で111745円だ。そして、韓国の最低時給でアルバイトをすれば月200万ウォンを稼げるので、まともに食事を取ればなんと食費だけで5割が消えるのだ。ええ?韓国人はどうやっていきているのか?簡単だ。食費を削ってるのだ。
つまり、1日3食の食事で11万円なら、1日2食にすれば、だいたい7万円ぐらいでいける。1日1食ならなんと3万円程度だ。これなら月200万ウォンでも生活が可能だ。しかし、食費を抑えればその分、韓国人はお腹が空いてるのでちょっとしたことでストレスが貯まりやすくなる。食い逃げなど、少額の食べ物を盗むような犯罪も増えてくる。食費が高いため、ほとんどの韓国人は1日1食で生きているのだ。特に高齢者はそれが多い。だから、老人憩いの家なんていうバラマキが横行するのだ。
全国の「老人憩の家」に毎日無料昼食を提供するという公約を発表した。現在、全体の老人憩の家の4割ほどで週3日程度の昼食が提供されているが、これを週7日に増やし、昼食を提供する老人憩の家の数も段階的に拡大するということだ。
このバラマキは凄い。なんと、毎日昼食だけ食事を365日、ずっと提供するだ。これなら飢えることはなくなるし、高齢者は浮いた食費で何か買うことだってできる。凄いじゃないか。まさに「パンとサーカス」に例えるなら、パンの部分だよな。というか。このサービスいいよな。こっちも欲しいぐらいだ。高齢者が1400万人いて、毎日昼食を提供するのにかかるコストがいくらかしらないが、財源なんて政治家が気にするはずない。だが、これだけではないぞ。まだまだバラマキが続くんだ。
「国民の力」は、介護の負担を減らすとし、療養病院の介護費を給与化し、年末精算で税額控除するという公約も出した。これも昨年末、「共に民主党」が総選挙第1号公約として掲げた介護費の健康保険給与化と重なる。今回の総選挙で初めて「2030」世代の有権者を追い抜いた60歳以上の有権者1399万人を取り込むために、与野党が似たような公約を出しているのだ。
なんと介護の負担も減らして税額控除までしてくれるそうだ。しかも、野党の公約丸パクリというやつだ。野党が出した提案に、それなら倍プッシュだ。さすが無能のユン政権だ。韓国が滅びるのも仕方がない。
問題は、与野党ともにシルバー公約の履行に必要な財源をどのように調達するのか、悩んだ形跡が見られないという点だ。現行の老人福祉法により、政府と地方自治体は老人憩の家の穀物購入費と冷暖房費用を支援しているが、今年割り当てられた予算は800億ウォンだ。全国約6万の老人憩の家に無料昼食を提供するには数倍の予算増額が必要だが、与野党は財源調達については口を閉ざしている。
当たり前だ。財源は韓銀から借りるんだよ。だから国の負債である。800億ウォンの数倍なんて楽勝だよな。
介護費の給与化も同様だ。介護費に健康保険を適用すれば、毎年15兆ウォン以上の財源が必要になる。しかも、国会予算政策処などは、健康保険財政が今年赤字に転換し、積立金は2028年から底をつくと予想している。
バラマキをしなければ選挙に勝てない。だが、ばらまけば巻くほど、国の財政が危機的となる。もう、政府債務は1100兆ウォン突破した。危険水域なのだが、それでも高齢者にばらまくことしか選挙に勝てない。まさに衆愚政治が韓国で現在進行形である。しかも、これは今年の公約であって、選挙がある度にバラマキが加速度的に増えていく。
韓国の少子高齢化社会のリアル社会実験に世界中の社会学者は注目している。借金が減るどころか、増えていくしか未来しかないものな。
目前に迫った高齢者1千万人時代を迎え、高齢者の貧困を解決し、生活の質を高めるための公約競争は必要だ。しかし、財源対策もなく、高齢者の票だけを狙って投じるばらまき公約は、国の財政を圧迫し、世代間の対立を助長するだけだ。08年10万ウォンでスタートし、選挙のたびに上がった基礎年金をめぐって、与野党は40万ウォン引き上げを約束している。
良かったじゃないか。どんどん年を追う毎に優遇して貰って。どこまで優遇できるか楽しみだが。だから、若者は子供を産まないだろう?若者は社会に絶望して一攫千金で株や仮想通貨で博打するだろう?もう、韓国は破滅しかない老いた国なのだ。既に世代間対立、こういうのが日常茶飯事となる。若者に対する高齢者のコメントを読めば分かるだろう。
例えばこんな感じだ。
俺たちが苦労して経済成長できた。その恩恵を若者が受けているのだから甘えるな。食費が高い?どうせ見栄のために高級車を乗り回しているんだろう?若者はもっと苦労しろ!今の若者は全然、なってない。
この言葉に韓国の破滅を感じ取ったわけだ。ああ、これはダメだと。こいつら、何も理解していない。同じ船にいるのにマウント争いする連中。優遇ばかりを求める貧困高齢者。一方、散々搾取してきた富裕層は韓国から脱出。税金が安い東南アジアで悠々自適の生活。
これが韓国で起こる未来である。そして、それを止めることは誰にもできないのでバッドエンドルートしかないのだ。しかし、選挙のバラマキは高齢化社会でどんどん増えるなら、10年後にはどうなっているんだろうな。いやいや、もう、高齢者は働かないで毎日の食事を3食、無償提供するぐらいありえそうだ。高齢者だけが住める家が与えられて、60歳以下はその奴隷となると。高い税金を払わされて毎日、馬車馬のような安い労働を強いられる。まさに高齢者天国じゃないか。