日別アーカイブ: 2024年2月25日

韓国経済 韓国人がハイパーインフレ&貧困で韓国のダイソー(100円ショップ)が大人気!

韓国経済 日本も30年以上、デフレが続いていたとき、ダイソーといった100円ショップが生活に定着した。今の100円ショップは100円以外の品物も売られているが、それでも、普通の店よりは安いことが最大の人気である。そして、先日、ダイソーの創業者である野博丈前会長(80)が亡くなった。

彼が亡くなってからいくつか興味深いエピソードを知ったのだが、彼が100円ショップというものを作って大成功したのは、やはり、日本においてデフレという時代があってこそだ。デフレとは物の値段が下がる。物価が下落するといった意味があるが、大事なのはデフレを続けていけば消耗するしかないてことだ。それは30年ほど、日本に生きているなら誰でも経験から知っていることだ。

こちらがバイトしていた頃なんて、時給なんて680円が最低だった。3ヶ月、頑張って働いても700円にあがったぐらいだ。それから1年やって750円ぐらいもらえたが、本当、その程度だったのだ。しかし、昨日、ドラッグストアの求人広告をみかけたんだが、1時間が1200円だった。それぐらい、今のバイト代は違うてことだ。京都の田舎ですらこれなのだから、東京だともっと高いんだろうな。

デフレ時代ではバイトで時給1000円とかなかなか考えられないことだったが、それがここ数年でどんどん変化してきている。当然、物の値段が上がっているのだから1200円で買える量は減っているわけだが、そこは金銭感覚の問題なのだろう。実際、2割、3割程度ぐらいは物の値段は上がっている。値上げしてない商品は量が減っているからな。カルビーのポテトチップスの量の増減こそ、デフレ時代を象徴する「おかし」といってもいい。

今は60グラムだ。でも、一昔前は90グラムだった。値段は60グラムで130円ぐらいするが、90グラムでも100円で売っていた。時間があれば詳しくやっても良いのだが、実際、記事の内容とはあまり関係ないので割愛する。

それで、今回の話題だが、どうやら韓国のダイソーが大人気のようだ。そりゃそうだよな。1日1食、500円程度の食費でなんとか飢えを凌いでるのに、他でお金を使えるわけがない。なら、安いものが人気になるだろう。興味深いのは、若い世代の間でダイソーは「蕩尽(とうじん)ジェムの聖地」「狂乱物価の中で気軽にぜいたくできる店」とも呼ばれているそうだ。

ダイソーで大量買いすれば贅沢になるそうだ。何言ってるかわからないが、贅沢の基本は人それぞれだしな。でも、100円ショップのアイテムを大量に買っても、実際、家に帰っても使わないこともよくある。

では、記事の冒頭を見ていくか。

日本の大手100円ショップ、ダイソーを創業した矢野博丈前会長(80)が死去した。ダイソーという社名は漢字「大創」の日本式発音で「大きく繁盛する」という意味だ。このブランド名は日本からやって来たが、韓国のダイソーはさらに進化し今や「ダイソー族」「ダイソーファンダム」「ダイソーVIP」など数々の流行語と共に韓国に独自の消費文化をもたらすようになった。

韓国のダイソー族【萬物相】-Chosun online 朝鮮日報

韓国では日本のダイソーが人気だったのだが、実は、以前に日本のダイソーが経営していた韓国内の店は、韓国のダイソーに買われている。つまり、今、韓国のダイソーと日本のダイソーは経営が違うてことだ。ややこしいのだが、とりあえず、独立したとおもっておけばいい。

では、記事の要点を整理していく。

■記事の要点

1.若い世代の間でダイソーは「蕩尽(とうじん)ジェムの聖地」「狂乱物価の中で気軽にぜいたくできる店」とも呼ばれている。「蕩尽ジェム」とは「金を思う存分使う楽しさを味わう人」を意味する流行語だ。デパートのVIPになるには1年に数千万ウォン(数百万円)を使わねばならないが、「ダイソーVIP」「ダイソー・マンスール」たちは「10万ウォン(約1万1000円)突破しました」「私は15万ウォン(約1万7000円)も使ったことがあります」などのコメントと共に数十種類の買い物をした時の領収書をSNS(交流サイト)などにアップする。

3万種類以上ある商品のうち80%が1000ウォン(約110円)か2000ウォン(約220円)で、最も高いものでも5000ウォン(約560円)だ。値札を見ずにあれこれ買っても2万-3万ウォン(約2200-3400円)程度にしかならない。

2.米国の1ドル(約150円)ショップや日本の100均など均一価格の小売店は不況に強い産業と言われる。1879年にフランク・ウールワースがニューヨークで5セント(現在のレートで約7.5円)均一価格の店をオープンしたのが最初だ。韓国の1000ウォンショップは韓国ダイソーの朴正夫(パク・チョンブ)会長が1997年に1号店をオープンした。45歳と決して若くない年齢での創業で、元は日本のダイソーに納品する貿易会社だった。最初は「アスコ」という1000ウォンショップだったが、2001年に日本のダイソーから4億円(株式の34%)の投資を受け名称を変更した。この名称は「タ・イッソ(全てある)」を連想する言葉として受けいられている。今もよく日本企業と誤解されるが、日本のダイソーが所有していた株を昨年全て買い取り今は100%韓国企業だ。

3.モデルのハン・ソヒが誕生日パーティーで着用した派手なドレスと宝石ネックレスやイヤリング姿の写真をSNSに掲載したが、これらは高級品ではなく全てダイソーで買った1000ウォンのおもちゃだった。「お人形遊び」に使う子供用の商品だが、若者たちの間では誕生日パーティーやクリスマスパーティー用に飛ぶように売れている。低価格の生活用品売場には節約志向の40-50代主婦が多いと思われがちだが、意外にも一番多いのは20代(30%)だ。50代以上はわずか5%で、10-30代が全体の75%を占めるという。ありとあらゆる生活用品はもちろん、ペット用品やガーデニング用品に加え、中にはワイン用品もあり、気軽に買える価格でちょっとした日常の楽しみを味わいたい若い消費者を魅了している。

4.「ダイソー族」のおかげで1000ウォンの商品を売るこの企業が3兆ウォン(約3300億円)以上の売り上げを記録する「流通業界の恐竜」として大成功を収めた。その一方で小学生までがあれこれ買い求め、商品を箱から取り出す時の写真や動画をアップする「ダイソーカン(箱から取り出すこと)」が一種の遊びのように流行している。これでは節約ではなく1000ウォン、2000ウォンの「細かい浪費」だが、これが習慣化すると小雨で服が少しずつ濡れるように徐々にお金が出ていき、家には不要品ばかりが積み上がってしまうだろう。

以上の4つだ。

それでは順番に見ていこうか。

この記事で面白いのは韓国人には安い偽物がよく似合うてことだ。韓国の内需が死んでいる状態で、韓国人が100円ショップのアイテムばかり集めて、欲求を満たしているのかは知らないが、そんなものはほとんど役に立たないだろう。100円ショップが儲かれば、普通の店は売れないのだから、内需不振が悪化するだけ。

それで1だが、

「ダイソーVIP」「ダイソー・マンスール」たちは「10万ウォン(約1万1000円)突破しました」「私は15万ウォン(約1万7000円)も使ったことがあります」などのコメントと共に数十種類の買い物をした時の領収書をSNS(交流サイト)などにアップする。

この感覚はこちらに理解できない。ダイソーで1万円も使うなら、それなりに良い物を買った方がいいんじゃないのか?100円ショップのアイテムは使い捨てには便利なのだが、長持ちはしない。何でもかんでも壊れやすい。作ってるところがメイドインチャイナとかなので、仕方が無いとはおもうが、安い物も大量に買えばそれなりの値段になるし、何より邪魔だろう。1万円で100点ほど買っても、次の日に起きたら、なんでこんなの買ったんだよという思い直すはめになるぞ。

こんなので自尊心を満たすためにSNSを使うとか。さすが、韓国人だよな。100円ショップでどれだけ使ったかを自慢していると。

2はダイソーの経緯だ。韓国のダイソーは韓国100%会社となっている。

次に3だが、金がない若者を中心にダイソーが大人気と。

「お人形遊び」に使う子供用の商品だが、若者たちの間では誕生日パーティーやクリスマスパーティー用に飛ぶように売れている。低価格の生活用品売場には節約志向の40-50代主婦が多いと思われがちだが、意外にも一番多いのは20代(30%)だ。50代以上はわずか5%で、10-30代が全体の75%を占めるという。

韓国はまだインフレのはずなんだが、消費者のマインドはどう見てもデフレ思考なんだよな。服はユニクロ。雑貨品は韓国ダイソー。これで1日一食の食事とか。そりゃ、就職出来ないんだし、仕方ないよな。韓国に内定率はたった2割だったものな。そして最後は4だ。

「ダイソー族」のおかげで1000ウォンの商品を売るこの企業が3兆ウォン(約3300億円)以上の売り上げを記録する「流通業界の恐竜」として大成功を収めた。

日本のダイソーからノウハウをパクって、今度は株式を買収して成功といわれてもな。そりゃ、韓国は不況なのだから安い商品に飛びつくだろうに。でも、それはただゴミが増えるだけなんじゃないか。

それでゴミというキーワードで朝鮮日報に興味深い記事があったので引用しよう。韓国はゴミの街だってことだ。

コロナが終息し、客足が戻ってきたソウル・明洞の街には、至る所にごみがポイ捨てされている。特に、環境美化員が活動していない夜になると、道路やベンチ、花壇はもちろん、シェアサイクルの前かごにもごみがいっぱい入っていた。営業を終えた店の前にもごみがあった。ごみ箱が少ないせいで、観光客がごみをポイ捨てし、これを片づける人もいないからだ。明洞地域のごみ問題はコロナ前にも指摘されていたが、同じ現象が繰り返されている。

今月15-16日に訪れた明洞には、さまざまなごみが至る所に山積みになっていた。友人と一緒に韓国旅行にやって来たという日本人のモリ・ナナコさん(21)は「日本の観光地と比べて明洞はごみが確実に多いと思う」と話した。トルネードポテトを食べていたノルウェー人観光客(49)は「周囲にごみ箱がないのでベンチ横のごみの山に捨てるしかなかった」「食べ歩きをするのはいい経験だけれど、ごみの処理が問題だと思う」と話した。ある外国人カップルは、食べ残したカップ入りのトッポッキを空き店舗の窓辺に置いて去っていった。中国人観光客のヤン・ウィさん(28)は「明洞は韓国の他の観光地よりごみ箱がとても少ないと感じる」として「クロッフル(ワッフル型のクロワッサン)を食べたが、紙皿を捨てる場所が全然なかった」と話した。明洞派出所の関係者は「警察署にやって来て、ごみ箱がどこにあるか尋ねる観光客もいた」と明かした。

明洞のごみポイ捨て問題はここ数年にわたって持続的に取り上げられてきた。特に、中国からの観光客が急増した2015年には、ごみのポイ捨てとごみ箱不足の問題が論争になった。中区庁によると、明洞観光特区(明洞・武橋洞・乙支路・清渓広場)では一日25トンほどのごみが発生しており、ごみ箱は合わせて28個設置されている。中区庁側は「従来は18個だったが、ごみが多すぎるため23年夏に10個増やした」と説明した。しかし、観光客が主に歩く場所にはごみ箱がほとんど見当たらなかった。本紙が、外国人観光客が主に通る「明洞通り」と「明洞8通り」を歩いてみたところ、ごみ箱はわずか3つだった。ポイ捨てのごみは主に屋台から発生するが、自主的にごみ箱を設置している店はほとんどなかった。明洞一帯の屋台43軒のうち、客用のごみ袋やごみ箱を自主的に設置している店舗は1軒しかなかった。(あと、省略)

また「ごみだらけの街」に逆戻り…明洞、9年間何も対策なし /ソウル-Chosun online 朝鮮日報

それで、なんでゴミ箱が少ないのかだが、理由は経験を損ねるかららしい。その前にゴミだらけで景観とやらが最低レベルに落ちてるんですが、アホなんですかね。そもそも普通の人間はポイ捨てなんてしない。日本でもテロ対策でゴミ箱は少なくなっているが、だいたい出たゴミは持ち帰るよな。

確かにゴミは生活している限り、必ず出るものであるが、それを誰も片付けない韓国人だけじゃないのか。街の景観を気にするなら、ポイ捨てに罰金ぐらい条例で作れば良いだろう。シンガポールみたいにな。それを9年間も放置する無能な地方自治体。しかし、ゴミ箱増やしても同じだと思うな。韓国人にポイ捨てする習慣でもあるのだろう。

日本の大手100円ショップ、ダイソーを創業した矢野博丈前会長(80)が死去した。ダイソーという社名は漢字「大創」の日本式発音で「大きく繁盛する」という意味だ。このブランド名は日本からやって来たが、韓国のダイソーはさらに進化し今や「ダイソー族」「ダイソーファンダム」「ダイソーVIP」など数々の流行語と共に韓国に独自の消費文化をもたらすようになった。

若い世代の間でダイソーは「蕩尽(とうじん)ジェムの聖地」「狂乱物価の中で気軽にぜいたくできる店」とも呼ばれている。「蕩尽ジェム」とは「金を思う存分使う楽しさを味わう人」を意味する流行語だ。デパートのVIPになるには1年に数千万ウォン(数百万円)を使わねばならないが、「ダイソーVIP」「ダイソー・マンスール」たちは「10万ウォン(約1万1000円)突破しました」「私は15万ウォン(約1万7000円)も使ったことがあります」などのコメントと共に数十種類の買い物をした時の領収書をSNS(交流サイト)などにアップする。3万種類以上ある商品のうち80%が1000ウォン(約110円)か2000ウォン(約220円)で、最も高いものでも5000ウォン(約560円)だ。値札を見ずにあれこれ買っても2万-3万ウォン(約2200-3400円)程度にしかならない。

米国の1ドル(約150円)ショップや日本の100均など均一価格の小売店は不況に強い産業と言われる。1879年にフランク・ウールワースがニューヨークで5セント(現在のレートで約7.5円)均一価格の店をオープンしたのが最初だ。韓国の1000ウォンショップは韓国ダイソーの朴正夫(パク・チョンブ)会長が1997年に1号店をオープンした。45歳と決して若くない年齢での創業で、元は日本のダイソーに納品する貿易会社だった。最初は「アスコ」という1000ウォンショップだったが、2001年に日本のダイソーから4億円(株式の34%)の投資を受け名称を変更した。この名称は「タ・イッソ(全てある)」を連想する言葉として受けいられている。今もよく日本企業と誤解されるが、日本のダイソーが所有していた株を昨年全て買い取り今は100%韓国企業だ。

 モデルのハン・ソヒが誕生日パーティーで着用した派手なドレスと宝石ネックレスやイヤリング姿の写真をSNSに掲載したが、これらは高級品ではなく全てダイソーで買った1000ウォンのおもちゃだった。「お人形遊び」に使う子供用の商品だが、若者たちの間では誕生日パーティーやクリスマスパーティー用に飛ぶように売れている。低価格の生活用品売場には節約志向の40-50代主婦が多いと思われがちだが、意外にも一番多いのは20代(30%)だ。50代以上はわずか5%で、10-30代が全体の75%を占めるという。ありとあらゆる生活用品はもちろん、ペット用品やガーデニング用品に加え、中にはワイン用品もあり、気軽に買える価格でちょっとした日常の楽しみを味わいたい若い消費者を魅了している。

 「ダイソー族」のおかげで1000ウォンの商品を売るこの企業が3兆ウォン(約3300億円)以上の売り上げを記録する「流通業界の恐竜」として大成功を収めた。その一方で小学生までがあれこれ買い求め、商品を箱から取り出す時の写真や動画をアップする「ダイソーカン(箱から取り出すこと)」が一種の遊びのように流行している。これでは節約ではなく1000ウォン、2000ウォンの「細かい浪費」だが、これが習慣化すると小雨で服が少しずつ濡れるように徐々にお金が出ていき、家には不要品ばかりが積み上がってしまうだろう。

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