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今回は「韓国証券市場が海外投資家からゴミ評価!ペトラ資産運用のイ・チャンヒョン副社長「一言で韓国株式は非正常」」を特集します。
日本を裏切った代償 日本には庇を貸して母家を取られるという諺があるが、この意味は一部を貸したばっかりに、しまいにはすべてを奪い取られること。 また、恩を仇で返されることをいう。そして、今、インドネシアで起きていることはまさにそれだ。
日本を裏切って中国の高速鉄道を導入したインドネシア。しかし、その代償はあまりにも高すぎるという。何しろ、国家予算を何倍を凌駕する建設費用。国民の利便性は向上したかもしれないが、その代償で中国からインドネシアの資源も奪われていく。
まあ、決まっていた日本の高速鉄道を中国の賄賂で裏切って、日本企業が調査したデータを相手に横流しするようなクズ連中だ。
それで、その高速鉄道の総工事費は72億ドル、1兆800億円だ。72億ドル程度なら、たいしたことないとおもうかもしれないが、それはあくまでも日本人や米国人の目線である。ここで重要なのはインドネシアにおける72億ドルというものがどういう価値なのかだ。それを知るにはインドネシアの基本データがいる。
まず、インドネシアの人口は2億7000万人。人口規模で世界第4位。中国とインドが多すぎるだけで、インドネシアの人口でも十分、大きな国となる。2023年のGDPは1兆4170億ドル。これは世界第16位らしい。なんと人口は5倍以上の差はあるが、韓国に負けている。現時点ではな。
このようにインドネシアも韓国を数年後に抜きそうな経済発展を遂げている東南アジアの国だが、中国依存しすぎてるのが問題としてあがっている。しかも、インドネシアの経済を調べてみるとあまり良好とはいえないんだよな。
2011年からいわゆる経常収支赤字、財政赤字と「双子の赤字」というものが続いている。しかも、それを続けているのだ。ここにジェトロの短信がある。
インドネシアのジョコ・ウィドド大統領は8月16日、2024年予算案を国会に提出した。予算案の歳入は2,781兆3,100億ルピア(約26兆4,224億円、1ルピア=約0.0095円)、歳出は3,304兆1,400億ルピアと設定された。予算案策定にあたり前提としたマクロ経済指標(目標)は、実質GDP成長率を5.2%、インフレ率を2.8%とするほか、財政赤字をGDP比2.29%とした。なお、2024年はジョコ大統領にとって任期の最終年となる。インドネシアでは2024年2月に大統領選挙が行われるが、現職の大統領が3選することは禁止されており、ジョコ氏は同年10月で任期満了となる。
歳入より歳出の方が2割ほど多い。それでインドネシアの負債についてみておくと
出展:世界経済のネタ帳
なんと右肩上がりで政府債務が増えている。まるで韓国の政府債務を見ているかのようだが、実際いくらなのか。8310兆666億ルピーだ。桁が大きすぎてわかりにくいが、とりあえず、GDP39%にあたる。これだけの負債を抱えてるのに、中国の高速鉄道に支払う金も用意しないといけない。
では、記事を引用しておこう。
インドネシア大統領選が14日、投開票された。同国では2014年からのジョコ政権下で、中国支援によるインフラ整備が進んだ。日本が先行しながら最終的に中国が受注した高速鉄道は、ジョコ政権を代表する〝成果〟だ。昨年10月の開業以降、国内には歓迎ムードが漂う中、同時に債務への不安が消えない。14日の大統領選を経て誕生する新政権は中国との距離感が問われることになる。(ジャカルタ 森浩)
■2カ月で100万人利用
「在来線で3時間掛かっていた距離があっという間だ。信じられないプロジェクトを実現したジョコ政権に感謝している」。首都ジャカルタで、高速鉄道「Whoosh(ウーシュ)」に乗車した会社員のサプトラさん(31)は興奮気味に話した。
ウーシュは首都ジャカルタと西ジャワ州の都市バンドンの142キロを約45分で結ぶ。名称はインドネシア語の「時短、最適な運転、優れたシステム」の頭文字から取られた。実際に記者も乗ってみたが、揺れも少なく、日本の新幹線にも匹敵する安定性を感じた。
開業から2カ月で乗客は延べ100万人を超え、新駅建設の検討も始まった。ウーシュの滑り出しは順調に見える。
ただ、「信じられないプロジェクト」の代償は大きい。総工費は当初の計画から72億ドル(約1兆800億円)と約3割膨張。多くは中国からの借り入れだ。「インドネシアに公費負担を求めない」という中国の当初提案も反故となり、国費投入を余儀なくされた。
地元紙ジャカルタ・ポストは1月の「ウーシュ、赤字の到来」との社説で、「私たちは今後何年も国家予算の足を引っ張る負債という現実に直面しなければならない」と警鐘を鳴らした。社説は「公共事業は、指導者の個人的な野心を満たしたり、特定の国との関係を有利にしたりするものであってはならない」と指摘し、中国に接近してインフラ整備を実現したジョコ大統領を暗に批判した。
■資源に注目する中国
国内ではジョコ氏は約10年の任期中、米中の間でバランスを取りながら、特に中国から実利を引き出したと評価されている。その一方、中国接近が進んだ。
ひずみが顕在化しているのが資源産業だ。インドネシアは天然資源を成長の原動力としたい考えで、世界屈指の埋蔵量を誇るニッケル鉱石に注目している。ジョコ政権は、国内の鉱物加工産業の育成に向け、20年からニッケル鉱石の輸出を禁止した。
禁輸後、中国から製錬所新設に向けた直接投資が急増。加工品は中国に輸出されて利益を生む一方、資源を支配されたとの懸念が漂う。ユスフ・カラ元副大統領は昨年、「ニッケル産業の90%は中国の管理下にある」と述べ、中国の影響力拡大に懸念を表明。これとは別にニッケル鉱石が中国に違法に輸出されている疑惑もあり、政府は調査を進めている。
ただ、大統領選では中国リスクはほぼ話題にならなかった。各候補いずれも中国支援によって脆弱なインフラの整備を進めたい意向がにじむ。インドネシア政府の政策研究機関「国立研究革新庁」のオニ・ビントロ研究員(国際関係)は、カリマンタン島(ボルネオ島)への首都移転を巡る一連の工事についても中国が投資の意欲を示しているとし、「(新政権は)より慎重に外交的なバランスを取る必要がある」と指摘している。
中国のインドネシア高速鉄道、代償は「赤字の到来」 資源産業に触手も – 産経ニュース (sankei.com)
インドネシアの人口が2億7000万人いて、二ヶ月で100万人の利用者がいる。果たして順調なのか。この産経記者はインドネシアについて人口すら調べてないのか?
首都ジャカルタと西ジャワ州の都市バンドンの142キロを約45分で結ぶ。ここの人口を見ておけば良いのだ。ジャカルタの人口は2021年で1056万とある。バンドンの人口は287万人だ。二ヶ月で100万人の利用者ってことはジャカルタの人口の10%も利用者いないんだが。おいおい、どう見ても赤字確定路線だろう。
よくわからないが負債についてはその通りと。
禁輸後、中国から製錬所新設に向けた直接投資が急増。加工品は中国に輸出されて利益を生む一方、資源を支配されたとの懸念が漂う。ユスフ・カラ元副大統領は昨年、「ニッケル産業の90%は中国の管理下にある」と述べ、中国の影響力拡大に懸念を表明。
まあ、中国に自国資源を奪われるようなルートを選んだのだ。頑張ってくれよ。
それではネットの突っ込みを見ていこうか。
1.中国も韓国も約束事を反故にする輩。人との繋がりで大切なのは信頼。信頼無くして商売は成り立たない。 中国の資本注入した国アフリカでもスリランカでも全ては中国に支配される日も近い。中国は損得勘定で動く国。日本は社会奉仕を社訓に掲げている企業が多い。 良い話には裏がある。我々も生きていく上で教訓にすべき。
2.借金もですが、今後のメンテナンスが怖いね。今中華は経済危険域に入っており、若者の失業率が6割とも言われている。絶対にとばっちり受け、基幹部品や列車制御関係の部品とか、供給が出来ない事態になるかと思う。特に部品の耐用年数超えた時期が、、、。
3.いつになったらインドネシアは目覚めるのやら、、、 インドネシアの高速鉄道は採算取れないと思います おそらく債務を返済することすら困難になるからなんかしらの権利を中国に譲渡する形となる可能性が高いですね 日本案を受け入れて裏切らずに普通に日本に依頼していたら想定された予算内でおさまっていたでしょうし 今後の高速鉄道の延伸についても長期運用のメンテナンスについてもインドネシアは頭を悩ませる事はなかったでしょう 隣国の口車にのって欲に目が眩んだ結果 全てを失うことになってしまった インドネシアの心中はお察ししますが正直もう何もかも遅いので日本には関わらないで頂きたいですね。
4.この高速鉄道も延長していくと予定されており、日本にも打診がきた様ですが、体良く断ったのが日本 何故なら中国が受注した路線の事前調査資料がそのまま中国に渡り、それをベースに高速鉄道が造られた。この事前調査には莫大な費用がかかっており、失注した日本にとって金をドブに捨てた様なものだった。 延長依頼は断って正解。
5.国策で莫大な金(借金)と年月を掛け。。2か月でたったの100万人とは。。 永久に元が取れないかも? ちなみに日本の新幹線は年間約3億5千万人。2か月換算では約6000万人が利用している計算になる。 日本国内の地方都市で最近、路面電車(LRT)が開通した。2か月位で約200万人が乗り。。今でも休日などは1日中満員だとか。さすが日本の技術と緻密な計算による鉄道事業である。
6.どう考えても中国が作ったシステムに絡みたくは無いよね! 何かあった時中国が建設した路線内での事故も日本の所為にされそうだし、日本が建設した路線内でシステムの不備で事故や故障が起こった時も泥試合になる事が目に見えている。 私の様な素人も想定できる事ならプロは尚更手を出さないでしょう。
7.「約45分で結ぶ」まあこれが嘘だけどね。実際には駅はかなり都市の中心部から離れていて、そこへ移動するだけで30分は掛かる。日本では新幹線は在来線と同じ駅にあるので理解し難いが、中国では高速鉄道の駅は在来線とは別に作るのが普通。インドネシアでも土地の買収の難しさや技術的な問題もあって片田舎の山の中を通したのだ。だから駅前には何もない。日本で言えば空港みたいなものだ。飛行機で30分のフライトでも空港に出るまで1時間掛かったらちっとも早くないよね。
8.中国大好きなジョコ大統領が国民に負債だけを残した格好です。高速鉄道も今後も安泰で運行されるとは限らない。予算が増えた事や工期が掛かるからと 日本政府にも助けて欲しいと打診があったようだが まあ日本が助ける訳もないわな。今後の延伸もどうなるやら?まあ 中国対にして債務を増やして 中国の思うがままに されるんでしょうね。ジョコ大統領の後継が当選すれば さらに加速ですかね?
9.首都ジャカルターバンドン間の鉄道ですが、水害等の観点から首都移転するとの計画ありますよね?使う人減らないの?また、バンドンの駅も結構地方でアクセスも悪いと聞きます。
一番の問題は公費で賄った12億ドルだかを回収するために料金設定が日本円で2300~2900円ほどに設定されているとの事、インドネシアの平均月収が29000円。既存のバスなら800円、在来線でも1400円なら在来線使うでしょ。
ちなみに当時日本の提案は現地雇用に対し中国は国内からの派遣。 これでは現地で雇用も生まれず、技術を伝えれず、路線管理やメンテにはまた中国に依存。チャイナマネーの沼に溺れた末路。 中国は日本のボーリング調査等のデータをまんま流用してインドネシアに提案したそうですが、結局長い目で見れば日本に頼んだ方が良かったのに。
10.高速鉄道遊園地 市街地から駅まで遠く その先も市街地まで遠い 乗っている時間は短い 高速を出すためカーブは無し トータル金のかかる遠回りの代物 ニッケルにボーキサイト次々禁輸 まぁ解除もあるが 自動車は中国のEV 日本の中古車禁止 気が付けば中国の植民地 気が付かないから幸せだな
以上の10コだ。ネットはインドネシアについても詳しいな。まあ、ネットの意見は様々だが、借金を増え方を見ている限りでは、韓国と同じような道をインドネシアもたどるかもしれない。ただ、韓国と違うのは人口も多いので、まだまだ高い成長は維持できるてことだ。
今後、5%近い成長していくなら、韓国が2%以下だと数年後には抜かれる計算になるからな。