日別アーカイブ: 2024年2月28日

韓国 半導体産業育成戦略に懸念の声「ライバル国に比べて不足」=韓国ネット「もうおしまい」

韓国 今回の記事のタイトルに書いてある韓国が導体産業育成戦略に懸念の声というのはこちらが既に指摘した。アメリカや日本、中国、欧州、それにインドまで加えて、半導体産業育成に数兆円を超える多大な政府支援をしているのに対して、韓国はわずか1450円億円程度しかない。

しかも、これで政府支援を二倍に増やしたというのが、韓国政府の主張だった。他国は数兆円支援して、韓国は1500億円では10分の1程度しかない。それで、サムスン電子やSKハイニックスの半導体を応援しているそうだ。韓国政府がここまで半導体の投資に消極的なのはおかしいとおもうかもしれない。でも、簡単だ。すごく単純な理由だ。韓国政府には金がないのだ。

2023年は70兆ウォンの税収不足。今年は輸出が回復しても内需は不振。そもそも今年の税収はもっと増えない。昨年の韓国企業は酷い状況だった。子会社に赤字を押しつけているサムスン電子がなんとか7000億円程度の黒字。トヨタは4.9兆円。つまり、営業利益は7分の1以下である。それ以外にも日本大手企業にサムスン電子は負けている。

しかも、税収不足だけではない。韓国政府は文在寅政権の5年間で爆増させた1100兆ウォンの国家債務がある。既にGDPの50%程度まで増加した政府債務があらゆる経済対策に悪影響が出てくる。

つまり、韓国政府は国家債務が危機的なレベルであるため、半導体に支援したくてもできない。それだけではない。少子高齢化社会の突入で、韓国の政治家は高齢者の「票あつめ」にばらまきをしなければならない。

そのばらまきも過去の動画で見てきたが、1日1食、老後施設で食事を提供する、基礎年金手当を増やすなど、財源を無視した盛大なばらまき公約合戦だった。つまり、半導体なんかに金を使っている余裕がない。だから、わずか1450億円ぐらいしか出せないわけだ。これで韓国勢が半導体で今まで通りのシェアを維持できるはずがなかろう。数年後にはシェアがどんどん拡大しているんじゃないか。特に台湾のTSMCとの差は顕著となるのはいうまでもない。

まずはそこから見ていこうか。レコードチャイナの記事を引用しよう。

2024年2月26日、韓国・SBS Bizは「世界最大のファウンドリ(半導体委託製造メーカー)である台湾TSMCが日本国内初となる工場の開所式を行った中、今年の世界のファウンドリ市場でTSMCの売上高シェアが60%を超えるとの予測が発表された」と伝えた。

記事によると、市場調査機関トレンドフォースは最近、昨年59%だったTSMCの売上高シェアが今年は62%となり、これにより台湾メーカーの売上高シェアの合計も67%から70%に上昇すると予測した。

TSMCのシェアが3ポイントほど増加する一方で韓国のサムスン電子、中国の華虹グループのシェアはそれぞれ約1ポイントずつ減少するとみられている。

ファウンドリ市場全体の売上規模は昨年の1174億ドル(約17兆円)から今年は1316億ドルに12%増加するとみられているという。

こうした中、TSMCは24日に熊本県の第1工場の開所式を行った。今春に製造装置の搬入・設置などを行い、年内の量産開始を目指している。

TSMC創業者のモリス・チャン(張忠謀)氏は開所式で、第1工場について「日本の半導体生産のルネッサンスになる」と述べたという。

トレンドフォースは開所式について「日本の半導体産業の今後10年間の地形をつくる事案だ」とし、「未来に向けた大胆な措置」と評価したという。

これを見た韓国のネットユーザーからは「あと少しでTSMCの独裁体制になるな」「サムスンには創意的革新がない」「台湾政府が命を懸けるTSMCにはかなわないよ」「家電、スマホ、通信装置、半導体メモリ、ファウンドリ…。サムスンが今のように雑多なデパート式商売を続けていたらTSMCに勝つことなんてできない」「尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領は米国と日本に全てを捧げたのに、米国はインテルに、日本はTSMCに力を貸した。尹大統領には外交力がない」「尹大統領は何一つうまくできない。この国が心配だ」などの声が上がっている。(翻訳・編集/堂本)

日本に進出した台湾TSMC、サムスンとのシェア差はさらに拡大か=韓国ネット「この国が心配」 (recordchina.co.jp)

市場調査機関トレンドフォースは最近、昨年59%だったTSMCの売上高シェアが今年は62%となり、これにより台湾メーカーの売上高シェアの合計も67%から70%に上昇すると予測した。TSMCのシェアが3ポイントほど増加する一方で韓国のサムスン電子、中国の華虹グループのシェアはそれぞれ約1ポイントずつ減少するとみられている。

凄いな。台湾勢7割で半導体市場を独占すると。実際、突っ込みにもあるがサムスン電子は色々とやりすぎなんだよな。こういうのは世の中では器用貧乏というのだ。結局、何かに特化したものでなければ役に立たない。TSMCはファウンドリー事業1本でやっていくと宣言している。サムスン電子はDRAM主力で、ファウンドリー市場も伸ばす。スマホだってそうだ。

そうしているうちにその分野に特化した企業に抜かれていくと。日本で諺があるよな。二兎追うものは一兎をも得ずてな。サムスン電子は全部カバーしようとしたところで、どんどん穴が大きくなるだけである。だから、こちらはもう半導体は諦めてスマホ1本にしたほうがいいんじゃないかと突っ込んだわけだ。

「尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領は米国と日本に全てを捧げたのに、米国はインテルに、日本はTSMCに力を貸した。尹大統領には外交力がない」

何を言ってるんだ?表向けに日米に土下座外交したところで、中国に半導体を密売していたことはとっくにばれている。しかも、半導体技術まで売っていた。だから、日米は韓国をサプライチェーンから完全に外すことを決めたのだ。台湾のTSMCの熊本招致はその一環にすぎない。つまり、韓国の半導体がなくても日米は別に困らない経済安全保障を確立させる。それがチップの真の目的である。

日本、アメリカ、台湾、オランダが組むことで、韓国はいらない子となった。結経、中国を切れなかった韓国が道を誤ったのだ。ユン氏に外交能力なんてあるわけなかろう。韓国で歴代最大級の無能でアホな大統領なんだから。彼が出来ることはムン君のせいにすることだけだ。

では、ネットの意見を見ておこうか。

1.台湾勢はサムスンを潰すよ。サムスンに裏切られたから借りを返す。

2.デカクなりすぎると色々弊害もあるかもな。

3.TPP、クワッド、半導体は日米台。これらはすべて韓国外し。条約破りの国とは商売できない。

4.日米サプライチェーンに入った台湾と追い出された韓国の違い。そのもとは戦略物資横流しが原因。いまさらだがなかなか追いつけないもんだね。いまだに徴用工問題も守れんし信用が大事よ。

5.国家安全保障を考えると大きすぎる会社は巨大なリスク要因だから。普通の国は国家の安定を考えて大きすぎる会社を作らないように分割する。

6.サムスンの終わりは韓国の終わり。

7.サムソンのビジネス見るとこれから地獄だもんな。技術つけた中国に全部やられるのが確定してる。確定した地獄って嫌だよな。

8.韓国ではダメ。韓国は駄目。韓国は屑国家。韓国はお終い。何もそこまで言い切らなくてもいいのにね。まあ事実だから仕方ないけど。

9.サムスンがnvidiaにやらかしちゃった件は回復できたんかな?

10.韓国の半導体なんか踏み潰してやるから覚悟しておけ。

以上の10コだ。

それでネットの突っ込みの8について面白いリンクが張ってあったので,この記事を見ておこう。

台湾の半導体大手TSMCの熊本工場の開所式が24日に迫る中、台湾の電子部品メーカー・ペガトロン(和碩)の童子賢董事長が自身の見解を語った。台湾メディアの太報が21日付で伝えた。

童氏は「高度な精密さが重要な半導体産業において、(TSMCが)日本に行くのは良い選択になるだろう」と指摘。「環境条件や日本の職場文化がウエハー製造工程に有利に働く」との見方を示した。

童氏は「台湾と日本は競争関係というだけでなく、より多くの部分、70%が川上と川下の補完関係にある」とし、「ペガトロンもエイスース(華碩)もソニーとデジタルカメラやパソコンで協力したことがある。東芝や任天堂も、台湾の工場の重要な顧客でパートナーだ」と述べた。

一方で、韓国については「かつてサムスンが台湾の工場に受託製造を打診してきたが、工場で一部製品を生産し始めたばかりの頃に突然逃げ出してしまった。韓国の業者は市場の様子を見るためにこういうことをする」と苦言を呈した。

童氏は「(半導体は)多くの精密な化学材料が必要であり、日本の福島や九州などの業者にしかできない。韓国でも、台湾でもできない」とし、TSMCが日本を選択したのは正しいとの認識を示した。(翻訳・編集/北田)

「日本は良い選択、韓国ではダメ」=TSMCの熊本工場開所前にペガトロン董事長が言及―台湾メディア (recordchina.co.jp)

このように台湾の電子部品メーカー・ペガトロン(和碩)の童子賢董事長から駄目だしされた。韓国人をパトーナーにしたら、すぐ裏切るてことだ。まあ、日本はさんざん,騙されてきたので今更の話ではあるが。台湾もそう思っていると。結局、長期的なビジネスは信頼関係だよな。

韓国については「かつてサムスンが台湾の工場に受託製造を打診してきたが、工場で一部製品を生産し始めたばかりの頃に突然逃げ出してしまった。韓国の業者は市場の様子を見るためにこういうことをする」

これはスパイだろうな。台湾の技術をサムスン電子がスパイして裏切ったと。サムスン電子って,本当、ろくなことしてないな。でも、それも全て返ってきた。これから韓国半導体やサムスン電子は永遠にフルボッコタイムである。台湾の逆襲はここからだ。

それで遠回りしたが、タイトルの記事を見ていこうか。

2024年2月26日、韓国メディア・毎日経済は「韓国の半導体産業育成戦略はライバル国に比べ不足しているとの指摘が絶えない」と伝えた。

世界の半導体覇権争いが激化し、各国政府は大規模支援金投資や半導体メーカーへの税制支援など、さまざまな政策を打ち出している。記事はファウンドリ(受託生産)世界最大手の台湾企業のTSMCの第1工場開所式が24日、熊本県菊陽町で行われたことを詳しく伝え、「半導体復活を夢みる日本による支援策の結果の一つ」だと紹介している。日本は同工場に最大4760億円を補助することになっており、さらに27年の稼働を目標とする第2工場には約7300億円を支援する方針だという。

また米国は22年に半導体投資支援を目的とする「CHIPS and Science Act(CHIPS法)」を導入。国内の半導体産業育成を始めた。米国内の生産施設拡大に4年間で総額520億ドル(約7兆8146億円)の補助金を支援するという内容が骨子となっている。特にインテルには100億ドル以上の補助金を支援する案が進められているという。

一方で、今年の韓国政府の半導体関連予算は1兆3000億ウォン(約1470億円)に過ぎない。昨年の半導体インフラ支援額は1000億ウォンだった。記事は「天文学的な支援金を提供するライバル国に比べると見劣りする水準」だと評している。韓国の関連業界では、ライバル国と韓国の格差が広がることを懸念する声が上がっているという。

今年、世界ファウンドリ市場売上高におけるTSMCの競争力はさらに強化されると見込まれる。ある調査では、TSMCの世界シェアは昨年の59%から今年は62%に拡大し、台湾企業のシェアも67%から70%に上昇するとの見通しが出ている。一方、サムスン電子のシェアは11%から10%に、韓国企業のシェアも12%から11%に落ち込むと予想されている。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「他国は政府が常から企業に全幅的な支援を提供しているが、韓国は政治的に利用するだけだから韓国企業はかわいそうだよ」「米国、中国、日本は半導体に汎国家的な支援をしているのに、韓国ときたら(泣)。もうおしまいだな」「文在寅(ムン・ジェイン)政権が5年間サムスンの足を引っ張ったから、投資の時機を逃したんだ」「文在寅政権さえなければ、ゲームにならないほど(サムスンの圧勝)だったろうに、残念でならない」

韓国の半導体産業育成戦略に懸念の声「ライバル国に比べて不足」=韓国ネット「もうおしまい」 (recordchina.co.jp)

内容は既に突っ込んだ通りだ。韓国政府の支援が少ないことに韓国メディアが言及している。それで、最後はムン君のせいだと。まあ、サムスン電子のトップを逮捕したのはムン君の功績だよな。どういう理由で捕まえたか知らないが、なぜか、今頃になって無罪放免になった。でも、サムスン電子の大きな意思決定ができないまま時間だけが過ぎた。そういう意味ではムン君はMVPだよな。

韓国がオワコンなことは韓国人が一番よく知っているだろう?だって、今の韓国人の生活は酷いレベルだ。ハイパーインフレで食事は1日1食で、ダイソーで安い物を探す毎日。学生の内定率はわずか20%。そりゃ、夢も希望もないよな。

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