Minecraftをプレイしたことがない文系人間が送る「Factorio」攻略その7
前回は鉄の斧を作成して、木を伐採したり、石を集めて終わったが、今回はこれらの資源を使って石炭、鉄鉱石、銅鉱石などを集めていく。Factorioは何するにしてもばく大な資源が必要になるのでこれらの資源はいくらあっても足りない。
ただ、この中で原木の伐採だけはまだ自動化できないので、最終的には他の資源を自動で採取している間に伐採を進めていくことになる。しかし、最初はそこまで効率よくしなくていい。慣れたら自然とできるようになる。
■前回まで
Minecraftをプレイしたことがない文系人間が送る「Factorio」攻略その1:「Factorioって何だ?」
Minecraftをプレイしたことがない文系人間が送る「Factorio」攻略その2:「Factorioの購入方法とPCスペック」
Minecraftをプレイしたことがない文系人間が送る「Factorio」攻略その3:「Factorioのゲームモードについて」
Minecraftをプレイしたことがない文系人間が送る「Factorio」攻略その4:「ゲームを始めて最初に確認すること」
Minecraftをプレイしたことがない文系人間が送る「Factorio」攻略その5:「ゲームクリアまでの手順」
■石炭採掘場所に燃料掘削機を置く
原木と石がある程度集まったら、石炭が採掘できる場所に行き燃料掘削機を置こう。燃料掘削機は置いただけでは動かない。動かすには「燃料」が必要だ。ちなみに燃料掘削機など置きたい場合はマウスカーソルを置きたいアイテムにあわせて右クリックすれば簡単に置ける。そして次が大事だ。「置いた施設やアイテムなどは左クリック押しっぱなしでいつでも撤去」できる。
インベントリに入るので再び設置が簡単に可能だ。つまり、間違えても大丈夫ってこと。後で配置が気に入らない場合もすぐに置き直せる。ただし、原油関連施設などの一部の施設は撤去すると中の液体が消滅してしまうことがあるので注意。もっとも、一部の施設だけなので今は大丈夫だ。
■施設はアイテムは撤去せずに「R」キーで回転できる
Factorioでは施設や搬送ベルトなどといったアイテムは「向きが重要」となることが多い。その向きは「R」キーを押せば簡単に回転することが可能。これ覚えてないと一々、撤去して向きを変える必要がある。最も設置するときもRキーで回転が可能だ。さらに同じ施設ならその施設の物を取り出さないで再設置できる。意外と便利なので覚えておこう。
■燃料式掘削機に燃料を入れよう
燃料式掘削機にマウスカーソルをあわせるとこのような画面がでる。上に明らかに燃料入れそうなマークが見える。そこに先ほど取ってきた原木を入れてみよう。
燃料の入れ方は燃料にしたい原木や石炭、固形燃料などを上のようなマークの場所に置くだけである。今は原木100掴んでいるのでそれを入れてみよう。
燃料式掘削機に燃料を入れるとこのように動き出す。すると、燃料式掘削機は石炭を掘ってくれる。掘った石炭は緑色のゲージの先にたまるので取り出したい場合はそこにマウスカーソルをあわせれば取り出せるのだが、燃料式掘削機は少し動いただけで突然止まることになる。最初に躓くポイントである。
ここで大事なことを述べる。掘削機は地面に石炭が落ちているとそれ以上は動かない。つまり、掘削するにも掘った石炭が邪魔をしてしまうのだ。だから、石炭を拾えば動く。地面に落ちているアイテムはキーボードの「F]を押せば拾える。このように拾えば動くがそれを毎回やるのが面倒すぎる。そこで登場するのが「箱」である。
■チェストを作成して燃料式掘削機の前に置く
さて、これからチェストを作るわけだが、チェストには原木を使うので先ほど100入れた原木を半分だけ返してもらおう。やり方は燃料に入れた原木にカーソルを合わせて「右クリック」である。ここで大事な操作を解説する。物を掴むときは左クリックは全部掴むが、右クリックだと半分だけ掴む。つまり、99あった原木を右クリックで掴めば50かえってくるわけだ。
仮にこれを右クリックだと99かえってきてまた燃料の入れ直しとなる。反対に50だけ掴めば残り49は燃料として燃料式掘削機に入ったままとなる。動かす施設が増えてくると、こういう操作の手間が非常に煩わしくなってくるので便利な操作はどんどん覚えて欲しい。
さて、原木を取り出せたら、今度はインベントリのレシピ「物流」をクリック。すると木製チェストが25個造れることに気づくだろう。
この木製チェストをとりあえず、5個造ってみよう。作り方は鉄の斧と同じで木製チェストをクリックすれば良い。すると造るための素材と時間が出る。木製チェスト1個造るには原木2が必要で作成時間は1.5秒となる。
ここでも大事なことを述べる。左クリックだと1度の作成個数は「1」だが、右クリックだと1度の作成個数が「5」になる。大量に造りたいときに1個ずつだと面倒なので5個造れる右クリックを活用しよう。もっとも、他のキーを使えば一度に造れるだけ造るとかできるが、それは必要になったら解説する。
右クリック押して5個ずつ作成したので出来上がりには1.5×5=7.5秒かかる。すぐなのでまっていればいい。出来上がったらこのチェストを燃料式掘削機の前に置く。
このとき、燃料式掘削機の方向に注意。前にきっちり置かないと箱に石炭は入らない。
置けたら後は「燃料が尽きる」まで自動的に石炭を箱に入れてくれる。
置いたチェストをクリックすると中には石炭が入っていくのを確認できる。石炭は一度に50個までストックできるので、このチェストには最大で50×16=800.800個入ることになる。800個とか最初は多いとか思うかも知れないが、施設が増えて燃料補給することになれば、一瞬でなくなるのでたいした量ではない。
これでようやく石炭を採掘することの自動化に成功した。しかし、この自動化には燃料の自動化は入っていない。今のままだと燃料がなくなればプレイヤー自身が入れないといけない。ただ現時点で燃料を入れることの自動化はできない。とりあえず、鉄版や銅板がたくさんないと難しいとだけいっておこう。
今は1個だけの燃料式掘削機を動かしているので燃料補給はそれほど手間ではないが、これが10個とか、20個、50個とかになれば途端に面倒になる。Factorioはこういう面倒な作業を全て自動化できるのが「最大の面白さ」といっていい。
記事を書いているうちに燃料式掘削機が止まった。燃料が切れたようだ。ここで燃料補給しよう。チェストに入っている石炭を燃料式掘削機に入れればいい。これで再び燃料式掘削機は動き出す。
■原木と石炭の燃料効率の違い
だいたい185個ほど石炭を採掘すると原木50がなくなるようだ。燃料式掘削機が石炭1個掘るには3.5秒かかる。3.5×185÷60=10.79つまり、だいたい11分19秒で燃料(原木50)がなくなることになる。これが石炭を燃料にした場合はどうなるか。石炭を別のチェストに入れて試してみよう。
これが石炭50で燃料式掘削機で石炭を採掘した場合。石炭の数は374個である。つまり、かかった時間は3.5秒×374÷60=21.8166となり、だいたい22分21秒である。
つまり、燃料を原木50と石炭50では倍近くの燃費差がある。だから、石炭を主要な燃料として使うことになる。
原木が他の素材にも使うが自動化はまだできない。なら、石炭を使う方が効率は良い。後は燃料がどれだけ長持ちするかが重要となる。原木と石炭でどれだけ燃料消費の時間が違うのかをまずは理解してほしい。