韓国経済、〔朝鮮半島有事〕SLBM(潜水艦発射弾道ミサイル)発射準備か
記事要約:北朝鮮がSLBM(潜水艦発射弾道ミサイル)の発射準備を進めているかもしれないと米国の北朝鮮分析サイト「38ノース」が発表したそうだ。このサイトがなんなのかはよくわからないのだが、どうやら、北朝鮮西部の南浦(ナンポ)にある北朝鮮海軍の造船所をとらえた衛星写真を公開したそうだ。
その造船所の動きから、ここからSLBMの発射実験の準備が進められている可能性があると分析したようだ。SLBM(潜水艦発射弾道ミサイル)まではちょっと把握出来ていない。そこで基本情報をwikiからおさらいしよう。
■SLBM(submarine-launched ballistic missile)
射程に限らず潜水艦から発射する弾道ミサイルを指す。現用兵器は全て核弾頭を装備する戦略兵器であり、爆撃機および大陸間弾道ミサイルと並ぶ主要な核兵器運搬手段である。
なるほど。射程は関係なく潜水艦から発射する弾道ミサイルは全てSLBMなのか。それともう一つ用語として、SLBM搭載原子力潜水艦 (SSBN)というらしい。
高価なSSBNは多数を建造できず、最小限の数を持って効果的な戦略パトロールを実施するためには艦の運用効率を高める必要がある。このため一隻のSSBNに二つ以上の運用チームを割りあて、交代で戦略パトロールに出る方式を取っている。数回のパトロール毎に整備のために乾ドック入りし、その間は他の艦がパトロールを続ける。一隻のSSBNを常時戦略パトロールに出すためには4隻のSSBNが必要となる。うちわけは作戦中一隻、整備中一隻、作戦領域へ進出中、または帰還中が一隻、予備一隻である。
なるほど。高価なSSBNは4隻のSSBNがいるのか。管理人は1隻だけで良いと思っていたが、全然違うな。4隻いて初めて運用が可能と。でも、北朝鮮が潜水艦発射弾道ミサイルを持っていても、原子力潜水艦を持っているのかどうかはよくわからない。なので調べてみると9月28日に建造中であるという認識が出てきた。
>「現在、北朝鮮はSLBM(潜水艦発射弾道ミサイル)開発の一環として3000トン級の大型潜水艦を建造中で、朝鮮人民軍の創設記念日である来年4月25日に実戦配備する計画です。これには中ロの技術者が関わっており、今年4月には中国企業がミサイル開発に必要な高純度タングステンやアルミニウム合金を“高速道路建設用の工具”に偽装して国連の目をかいくぐり、北に大量密輸しています(安全保障アナリスト)」
(http://www.excite.co.jp/News/society_g/20170928/Weeklyjn_13435.html)
これが事実なら今、建造中であり、それに搭載するSLBMの発射準備。テストを重ねようとしているわけか。ちなみに北朝鮮がSLBMを持っていることは米国が公開している。それが北極星1号である。
北極星1号。北朝鮮が2015年5月以降、海中からの発射に成功したと複数回発表したSLBM。NATOコードネームは「KN-11」。北朝鮮により公表された画像の一部が編集・合成されていたり、発射プラットフォームが潜水艦でなく発射筒であったりする可能性も指摘されているが、2016年8月に探知された発射では約300マイル飛行したとアメリカ戦略軍が公表している
このように核実験、ICBMだけではなく、SLBMやSSBNの開発に取り組んでいる北朝鮮。核兵器保有を認めたところで、これからの開発がストップすることはない。やはり、速く叩くべきだろう。
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北朝鮮がSLBM発射準備か、「38ノース」発表
北朝鮮でSLBM=潜水艦発射弾道ミサイルの発射実験の準備が進められている可能性があるとの分析を、アメリカの北朝鮮分析サイト「38ノース」が発表しました。
アメリカの北朝鮮分析サイト「38ノース」は28日、北朝鮮西部の南浦(ナンポ)にある北朝鮮海軍の造船所をとらえた衛星写真を公開しました。
今月1日に撮影された写真ではSLBM実験用の発射台の周辺にシートのようなものがかけられ、建設作業が進められていると分析されています。さらに、21日に撮影された写真では発射台に動きはないものの、大型のクレーンが設置されています。
この数週間の間にも作業は進行しているとして、「38ノース」はSLBMの発射実験の準備が進められている可能性があると分析しています。(29日11:02)
ソース:TBS 9月29日(金)12時22分
(https://news.biglobe.ne.jp/international/0929/tbs_170929_2082901610.html)