「韓国 造船」カテゴリーアーカイブ

韓国経済、〔さようなら韓進海運〕韓進海運、清算へ=再生手続き中止 17日に破産が宣告される

韓国経済、〔さようなら韓進海運〕韓進海運、清算へ=再生手続き中止 17日に破産が宣告される

記事要約;どう見ても大宇造船海洋より救うべきだった韓進海運。しかし、朴槿恵大統領の逆鱗に触れたことでこうして韓進海運は会社そのものが清算することになった。17日に本当の破産宣告である。

韓進海運は総額140億ドルという積み荷を船に載せて法廷管理に入り、世界中の港に物流混乱を引き起こしたことで今後の海運史の最悪な事件として語り継がれることになる。インド人の船長を不当に拘束し、罪をなすりつけたへベイスピリット号事件、韓進海運の物流混乱、それとセウォル号の惨事。

どれもが韓国の斜め上を文字通りに体現した出来事だった。しかし、本当、韓国が絡むとろくなことがない。この3つだけでも十分理解されよう。

韓進海運の破産については述べることは何もない。こうなることは韓国政府が一切支援なかったこと、優良の資産を他の海運会社に引き渡したことでもわかっていた。だから、その時が来たのかという感想しかない。昨年の9月からギャラクシーノート7の爆発事故と同様に管理人を楽しませてくれた。しかし、最後にこれだけは言いたい。

私利私欲が問題で朴槿恵大統領を裁くなら韓進海運の破綻こそ、韓国の検察が特別捜査するべきだった事件ではなかったのか。確実に世間が認める弾劾理由にもなったと思う。そういう意味で全くもって忘れられている韓進海運が管理人は哀れでならない。

韓国経済危機の軌跡(過去のメルマガ無料公開(1回~200回)

  人気ブログランキング の応援(1日1回クリック)をお願いする
韓国経済、〔さようなら韓進海運〕韓進海運、清算へ=再生手続き中止 17日に破産が宣告される

 

韓国のソウル中央地裁は3日までに、経営破綻した海運大手、韓進海運の法的管理(会社更生法に相当)適用による再生手続きを中止することを決めた。韓国メディアが伝えた。これにより、同社が清算される可能性が高まった。

定期コンテナ船の共同運航組織から韓進海運外れる=日本郵船など5社が参加

地裁は再生手続き打ち切りの理由に関し「調査の結果、韓進の主要事業譲渡に伴い、清算価値が企業を存続させた場合の価値よりも高いと認定された」と説明した。

債権団などは、決定に対する異議申し立てが可能だが、異議が提起されなければ、16日に打ち切りが正式決定され、17日に破産が宣告されるという。

時事ドットコムニュース(2017/02/03-09:01)

(http://www.jiji.com/jc/article?k=2017020300364&g=int)

韓国経済、昨年の成長率2.7%、今年の展望値は2.6%…第4四半期には0.4%成長

記事要約:韓国経済に関係する興味深いニュースが2つほどある。1つは韓国経済の昨年の成長率が2.7%だったということ。今年は展望地は2.6%らしい。でも、問題なのは第四半期が0.4%成長ってことだろう。サムスン電子が絶好調なのにこの成長率である。

管理人は2017年の韓国経済成長率は2.3%前後だと考えている。第4四半期には0.4%成長は酷すぎてとして1半期は0.6%前後の成長は見られるだろう。後、ゴールドマンは韓国の今年成長率2.4%としている。管理人の予想とたいした違いはない。

今回はハンギョレ新聞の4つのグラフが面白いのでリンク先を参照してほしい。

http://japan.hani.co.kr/arti/economy/26354.html

>支出項目別に見ると、建設投資が前年比11%も大幅に増えた。1993年以来最も高い水準だ。韓国銀行支出国民所得チームのキム・ソンジャ課長は「2014年に住宅担保融資比率(LTV)、総負債返済比率(DTI)規制が緩和され、低金利で資金調達費用の負担も少なくなった。このような状況で、昨年は不動産価格が上昇し需要も増え、マンションなどの住居用建設が増えた」と説明した。昨年の成長率(2.7%)のうち、建設投資の貢献度は1.6ポイントに上る。

ふむふむ。建設投資が前年比より11%も増えた。つまり、不動産バブルを無理矢理、引き起こしていると。でも、負債が増えているよな?成長率に貢献したのいいが、1300兆ウォンを超えた家計負債はどうするつもりなんだ?借金して成長率を増やすのは自由だが、それはただの自転車操業だ。だいたい不動産バブルがはじけた後は?不動産価格が値下がりしたらどうするんだ?

後、昨年の地価は上昇していたようだが、都市圏の地価は減少したという。今は地方に住むのがブームってことだろうか。

>昨年の政府消費と民間消費もそれぞれ3.9%、2.4%増えた。政府消費は2009年、民間消費は2011年以来、最も高い増加幅だ。しかし、政府消費と民間消費の増加を牽引したのは医療部門であり、景気要因よりは政策要因が大きかったものとみられる。

短期での延命策はそれなりに効果を上げたということか。

>キム課長は「昨年は税金がうまく回収され無理なく補正予算の編成をし、財政執行率が向上した。また、健康保険の保障性拡大で政府消費の健康保険給付費の支出が増え、民間消費では医療サービス部門の支出が増えた。2015年に起きたMERSの基底効果もあった」と説明した。一方、設備投資は造船・海運の構造調整や対外不確実性などが下向き圧力として作用し、前年同期比2.4%減少した。

健康保険の保証性拡大ということは福祉を増加させたわけか。福祉の拡大が悪いかどうかの判断は難しいな。しかし、韓国も日本に劣らない高齢化社会が進んでいる。福祉の増加はそのまま医療費の拡大に繋がる。韓国の財政にとっては良くないだろう。

後、設備投資が2.4%減少というのは良くない兆候だ。成長率を上げるなら設備投資を増やさないと頭打ちになってしまうためだ。しかし、今の韓国の造船・海運ではそれは無理な相談か。造船の構造調整は間違いなく失敗に終わるだろうし、海運は例の韓進海運もこのまま清算になりそうだしな。

因みに例の韓進海運の本拠地である釜山(プサン)港の物流量7年ぶりに初めて減少したようだ。そりゃ、あれだけの物流混乱を引き起こして減少しないほうがおかしい。海運については今年の4月に世界的な改変となるのでその辺りには再び注目したい。

>韓国銀行経済統計局のチョン・ギュイル局長は「第3四半期に猛暑のために増加した電力消費、エアコンなど家電製品の消費が、第4四半期に鈍化し、肉・野菜などの価格が値上がりし食料品消費もマイナス成長に転じた」と説明した。今年1月の消費者心理指数も、金融危機以来の最低水準であり、これからも民間消費の増加は期待しがたい状況だ。

食料品消費については2つ目のニュースに韓国マクドナルドのハンバーガーが24個の価格が全て値上げというのがある。つまり、民間の消費や投資は不振ということだ。肉・野菜の価格も値上がりしているし、鳥インフルエンザの流行で卵の価格も高騰している。明らかに食品の物価は急上昇している。市民にとっては食料品の価格上昇は苦しい生活を余儀なくされる。

色々な経済ニュースを追っているが結局、サムスン電子と半導体が好調以外は後は右肩下がりという感じである。2017年が韓国経済にとっては深刻なレベルでの危機となる兆候が至る所に存在する。不動産バブルが2017年に弾けるかは予想できないが。少なくとも民間の消費や投資が落ち込んでいる状況を打開しない限りは厳しいだろう。低成長は2018年も続きそうだ。でも、今の韓国に取って良いニュースが出ることはないよな。

韓国経済危機の軌跡(過去のメルマガ無料公開(1回~200回)

  人気ブログランキング の応援(1日1回クリック)をお願いする

 

韓国経済、昨年の成長率2.7%、今年の展望値は2.6%…第4四半期には0.4%成長

昨年は23年ぶりの異例な建設投資の増加にもかかわらず、経済成長率が年2.7%にすぎなかった。消費低迷で第4四半期の成長率は0.4%にとどまった。今年は政府と韓国銀行が発表した成長率の展望値すら、それぞれ2.6%と2.5%にとどまり、「低成長固着化」に対する懸念が大きい。また、ドナルド・トランプ米大統領の通商圧力など、国内外の不確実性が高い点も負担だ。

韓国銀行は2016年の年間実質国内総生産(GDP)成長率(速報値)が2.7%と集計されたと、25日発表した。2015年の2.6%成長の後、2年連続で2%台にとどまった。支出項目別に見ると、建設投資が前年比11%も大幅に増えた。1993年以来最も高い水準だ。韓国銀行支出国民所得チームのキム・ソンジャ課長は「2014年に住宅担保融資比率(LTV)、総負債返済比率(DTI)規制が緩和され、低金利で資金調達費用の負担も少なくなった。このような状況で、昨年は不動産価格が上昇し需要も増え、マンションなどの住居用建設が増えた」と説明した。昨年の成長率(2.7%)のうち、建設投資の貢献度は1.6ポイントに上る。

昨年の政府消費と民間消費もそれぞれ3.9%、2.4%増えた。政府消費は2009年、民間消費は2011年以来、最も高い増加幅だ。しかし、政府消費と民間消費の増加を牽引したのは医療部門であり、景気要因よりは政策要因が大きかったものとみられる。

キム課長は「昨年は税金がうまく回収され無理なく補正予算の編成をし、財政執行率が向上した。また、健康保険の保障性拡大で政府消費の健康保険給付費の支出が増え、民間消費では医療サービス部門の支出が増えた。2015年に起きたMERSの基底効果もあった」と説明した。一方、設備投資は造船・海運の構造調整や対外不確実性などが下向き圧力として作用し、前年同期比2.4%減少した。

この日発表された昨年第4四半期の成長率は、前期比0.4%と集計された。第3四半期の成長率(0.6%)より鈍化した数値だ。特に民間消費増加率が第3四半期の0.5%から第4四半期の0.2%へと減速し、成長率の下落を導いた。

韓国銀行経済統計局のチョン・ギュイル局長は「第3四半期に猛暑のために増加した電力消費、エアコンなど家電製品の消費が、第4四半期に鈍化し、肉・野菜などの価格が値上がりし食料品消費もマイナス成長に転じた」と説明した。今年1月の消費者心理指数も、金融危機以来の最低水準であり、これからも民間消費の増加は期待しがたい状況だ。(後、省略)

(http://japan.hani.co.kr/arti/economy/26354.html)

韓国経済、〔韓国造船危機〕造船業支援のために…2,800t級最新護衛艦2隻を早期発注

韓国経済、〔韓国造船危機〕造船業支援のために…2,800t級最新護衛艦2隻を早期発注

記事要約:以前、大宇造船海洋に3400億ウォン規模の新型護衛艦1隻したというニュースがあったが、今回も同じように造船支援のために韓国の防衛事業庁が2,800t級最新護衛艦2隻を早期発注したようだ。

いくら造船支援のためとはいえ、これ役に立つんだろうか。北朝鮮が海から攻めてくる可能性はあまりないんじゃないか。陸続きなんだし・・・。そもそも、北朝鮮のミサイルは長距離であり、海軍の戦力を増強したところで敵陣攻撃てどこになるんだ。北朝鮮の主要な港を押さえる時なんてくるのか。

潜水艦を探すのに役立つというが、普通はその前に衛星からのデータでどこにその船がいるかなんてばれているんだよな。近づいてきたら潜水艦は遠くに逃げれば良いだけ。でも、もしかしたら日本の海上自衛隊を意識しているかもしれないな。この時期に竹島上陸を行うようだしな。朴槿恵大統領がいなくても、立派に反日を行っているのが韓国らしい。

>最新鋭護衛艦は既存の護衛艦や哨戒艦よりも水上艦、潜水艦標的に対する探知と
攻撃能力、対空防御能力を大きく向上させた戦闘艦だ。敵地上目標まで攻撃可能な
艦隊地誘導弾を搭載して、戦・平時の韓半島海域防御と敵陣攻撃のための主力艦
として運用される。

造船支援にはなるが、それ以外で主力として期待できるような運用の機会がこの先、あるのかはよくわからない。でも、韓国人が造る兵器は重武装ばっかだよな。

潜水艦と対空攻撃能力に備えるとかマルチな機能を搭載している。2000トン級に対空ミサイルまで積んでいる。さらに、艦隊地誘導弾か。実際、韓国の軍艦であるため、その性能がどっちかしか発揮出来ないとか普通にあり得そうだが。

韓国経済危機の軌跡(過去のメルマガ無料公開(1回~190回)

人気ブログランキング の応援(1日1回クリック)をお願いする

韓国経済、〔韓国造船危機〕造船業支援のために…2,800t級最新護衛艦2隻を早期発注

防衛事業庁が経営難に陥っている造船業支援のために2,800t級最新護衛艦2隻を
早期に発注すると明らかにした。

防事庁は今日(21日)「現代重工業と昨日(20日)、約7,000億ウォン規模の蔚山級
バッチ(Batch)-Ⅱ(2,800t級)3、4番艦建造契約を締結した」とし「3、4番艦建造は
当初来年2月頃着手する予定であったが、最近経営難に陥っている造船所と
協力会社のために約3ヶ月繰り上げて契約した」と明らかにした。

‘蔚山級Batch-II’事業は海軍で運用中の老朽護衛艦と哨戒艦を代替する2,800t級
最新鋭護衛艦を国内技術で建造する事業である。

最新鋭護衛艦は既存の護衛艦や哨戒艦よりも水上艦、潜水艦標的に対する探知と
攻撃能力、対空防御能力を大きく向上させた戦闘艦だ。敵地上目標まで攻撃可能な
艦隊地誘導弾を搭載して、戦・平時の韓半島海域防御と敵陣攻撃のための主力艦
として運用される。

防事庁は造船業支援のために5、6番艦建造会社も来年上半期中に選定したあと
早期の内に事業に着手する計画である。

ソースは韓国語なので2chより記事掲載

(http://world.kbs.co.kr/korean/news/news_Po_detail.htm?lang=k&)

韓国経済、「帝国の慰安婦」著者に懲役3年求刑 韓国検察

韓国経済、「帝国の慰安婦」著者に懲役3年求刑 韓国検察

記事要約:2016年、韓国企業の軒並みピンチが可視化された一年だった。だが、韓国経済危機の根本的な原因は歪みきった経済構造にあるのはいうまでもない。韓国は50%という高い輸出依存国家である。日本の輸出依存度は16%ほどなのでこれがどれだけ高いかよくわかるだろう。

朴槿恵大統領は韓国はシンガポールような貿易ハブ港を目指すとか良いながら、韓国の海運を絶滅に追い込んだ張本人。例の韓進海運の物流混乱で私的な事情で何の対策も立てず、政府支援もしなかった。おかげで韓進海運は清算まったなしの状態。なんとか世界的な海運同盟「2M」加盟に望みを託した現代商船もこの影響で2M加盟を拒否られて、韓国の海運は世界中の荷主からハブられた。まさか管理人は朴槿恵大統領が「省こう」を目指していたとは考えもしなかった。

一方、大宇造船海洋には総額5兆円という手厚い政府支援をもうけて構造調整を行う。だが、その構造調整も失敗に終わると予想されているのが現状。何しろ大宇造船海洋はリストラもほとんどしないまま赤字を垂れ流ししている。潰すべきなのは大宇造船海洋であった。2万人の職かどうとかではない。韓国に大手の造船業は3つもいらなかった。

海運と造船にここまで政府支援差が出ているのに驚くべきことだが、韓国ではこういうのが日常茶飯事なのだ。それが財閥による搾取に支配構造というもう一つの重要な問題を示す。さらに、米国の利上げによる直接投資の減少が来年は加わる。2015年の対内直接投資は200億ドルと過去最高だったわけだが、利上げに踏み切った以上は2017年は下がると見られる。

韓国経済の面白いところはここだけ優れているという点がないというところだ。全部が腐りきっているからどこを切ろうが同じ結果にしかならない。元が腐りきっているからだ。例えるなら「汚染された湖から水を汲んでいる状態」。その水をいくら浄化しようが汚染された湖から汚染水がどんどん供給されていく。しかし、これが経済のみの状態というのは間違いだ。なぜなら韓国社会そのものが全てダメだからだ。

管理人が指摘するまでもなく、今回の朴槿恵大統領の一件で韓国人の政治に対する考え方が目の当たりにされて衆愚政治としか言いようがない。だが、衆愚政治だけではない。ここでさらに「検察」も加わる。日本軍による強制連行がなかったと主張した「帝国の慰安婦」の著者に懲役3年の求刑である。

>旧日本軍の慰安婦問題を扱った著書「帝国の慰安婦」で慰安婦被害者の名誉を傷つけたとして在宅起訴された朴裕河(パク・ユハ)世宗大教授(日本語日本文学科)の論告求刑公判が20日、ソウル東部地裁であり、検察は懲役3年を求刑した。

韓国には言論の自由など存在しない。元慰安婦が売春なのは当時の広告からの高い賃金など様々な証拠から明らかなのにそれを虚偽と決めつけ、慰安婦被害者の名誉を傷つけた罪らしい。これを見る限りでは韓国の検察もまともではない。

この国は民主主義というが、実際は韓国人による韓国人のための韓国人にしか理解できない民主主義(仮)である。

経済、社会、検察、これらを3つ振り返ったわけだが、それのどこに「民主主義」があるのか。どう見ても韓国人による独裁だよな。多数決というの名の暴力。感情を優先するあまり、法律そのものを無視して自分たちが火病をおこしていることすら気づかない。自分たちのやっている行為が世界から賞賛されているとか勝手に思い込んでいるので手が付けられない。

正直、管理人もここまでダメな民族だと思ってなかった。経済的な事情についてはよく知っていたが、社会と政治がここまで腐りきっていたことに驚いた。

先ほど汚染された湖と称したのはもうどうしようもないということだ。綺麗な水にするにはあまりにも腐りきっている。政治経済、社会、検察、そして、最後の頼みは「司法」。朴槿恵大統領の弾劾を認められてしまえば、司法もダメだということだ。でも、この司法も情緒主義だからな。産経新聞の元ソウル支局長の一件でも行政が司法に介入していた。

2017年、韓国はどうなるのかといえば、汚染された湖が拡大して「抹茶ラテ」を大量生産していくだろう。元明博大統領が行った4大河川工事はまさに韓国のこの状態を示していた兆候だったのだ。

また、韓国の現状を初心者さんに教えるとき、最初の言葉が「韓国は汚染された湖」であるというのを白いボードに書いて説明するとわかりやすいだろう。でも、この表現はわりと的確だと思っている。

韓国経済危機の軌跡(過去のメルマガ無料公開(1回~190回)

人気ブログランキング の応援(1日1回クリック)をお願いする

韓国経済、「帝国の慰安婦」著者に懲役3年求刑 韓国検察

【ソウル聯合ニュース】旧日本軍の慰安婦問題を扱った著書「帝国の慰安婦」で慰安婦被害者の名誉を傷つけたとして在宅起訴された朴裕河(パク・ユハ)世宗大教授(日本語日本文学科)の論告求刑公判が20日、ソウル東部地裁であり、検察は懲役3年を求刑した。

検察は、朴氏が同著で慰安婦について「売春」「(旧)日本軍と同志的関係」などと記述し、日本による強制連行はなかったと虚偽を記したと指摘。「史実を意図的に歪(ゆが)めて慰安婦被害者に消えない傷を与えた」として実刑を求刑した。

一方、朴氏の弁護側は「被告は意見を示しただけで、名誉毀損(きそん)罪は成立しない」として無罪を主張した。

(http://m.yna.co.kr/mob2/jp/contents_jp.jsp?cid=AJP20161220003500882&)

 

韓国経済、今週の韓国企業の市場動向(サムスン電子、現代自動車、大宇造船海洋、現代商船)

韓国経済、今週の韓国企業の市場動向(サムスン電子、現代自動車、大宇造船海洋、現代商船、大韓航空)

今日は2016年12月12日。師走で忙しいとは思うのだが、韓国経済を扱うこのサイトはお正月と関係なしで記事の更新をする。これは韓国は旧暦を採用しているので正月でも市場が開いているのだ。だから、日本では正月でも韓国ニュースは入ってくるのでお正月の番組に飽きたら覗いてもらえばいい。では、今週の韓国企業の市場動向をおさらいしておこう。

■サムスン電子

サムスン電子は先週の過去最高値を更新してからさらに上昇している。本当、株価の動きは強い。最高値は181万ウォンで時価総額で251兆ウォンである。日本円で直すとおよそ24兆円という。これをたった1社の時価総額なのだからすごい。これは、29日の持株会社体制転換を検討することや株主価値の向上というエリオット案の一部を受け入れたことの評価である。これによってサムスン電子はKOSPI市場で20%を占めるようになった。

これは、サムスン電子に投資が集中している証拠でもある。つまり、サムスン電子がKOSPIを上昇させたともいえる。そして、それ以外の企業は大して変化がない。横ばい状態とも。これは上昇時にはいいが、株価減少時だとサムスン電子が落ちればKOSPIもそのまま下がっていくことを意味する。だから、管理人はこの企画を考えたのだ。

サムスン電子だけの株価を追えば韓国経済は絶好調に見えるわけだが、実はただサムスン電子だけが好調だという実態をデータ的に明らかにする。

さて、サムスン電子の主要なニュースとして株価以外は例の爆発スマホのギャラクシーノート7が「文鎮化」するというのがある。なんだよ文鎮ていう読者様もいるかもしれない。文鎮は紙を押さえておくための文房具で昔から書道で使われている。

今は小さな文鎮も登場しているので一言に文鎮といっても色々な種類があるわけだが、文字通り、ギャラクシーノート7がアップデートで充電や携帯電話の機能を停止し、無効化するという。米国での回収率は93%らしい。後の7%は乗り換えをしていないユーザーで、通信大手ベライゾン・コミュニケーションズは参加しないようだ。確かにアップデートで機能が失われたら緊急時に困るものな。

もっとも自動でアップデートして無力化しようとしたら爆発するんだろうな。でも、このアップデートはかなりやばいんじゃないか。今後のスマホでのウイルスやワームなどを造るときにそのプログラムを悪用される恐れがある。仮に次の機種を発売してもこれらのウイルスやワームなどで携帯電機能の無力化が出来るなら管理人は大いに笑わせてもらう。

■現代自動車

現代自動車の株価も一週間で大きく上がっている。先週はKOSPIが2000を回復してさらに上昇していたのでこの動きはそれほど驚きはしない。また、ニュースとしては韓国の自動車輸出が17ヶ月ぶりにプラス転換したというのがある。そりゃ、17ヶ月も下がっていたらそのうち上がりはするだろう。

11月の自動車輸出台数は26万491台で、前年同期比0.9%増となった。現代自動車はストライキが終了して前年同月比より9%多い、17万1976台を生産したようだ。ストライキが終わって一段落したところの株価上昇てところか。このまま波に乗れるかは注目だな。

■大宇造船海洋

大宇造船海洋は株価がストップしているので主要なニュースの取り扱いのみとなるが、韓進海運と大宇造船海洋ではどういうわけか韓国政府の支援が全然違うというもの。これは韓進海運を個人的な恨みで潰そうとした朴槿恵大統領の思惑である。平昌五輪で犬のマスコットをIOCに拒否されたが、その交渉役が韓進グループの会長だった。せっかく自家用機で欧州にまで飛んだのにこの扱いである。

朴槿恵大統領は弾劾されたのだから、賢い韓国人がいれば韓進海運こそ救うべき案件だと思うが、まあ、ないだろうな。なぜなら韓国人だからな。大宇造船海洋こそ自助努力が足りないと潰すべきだった。実際、ほとんど社員もリストラせずに赤字を垂れ流しているだけだしな。

■現代商船

現代商船の株価の動きはKOSPIと似た動きとなった。KOSPIが上昇しているときはあがって、下がったときは下がっている。現代商船について昨日の記事で特集したとおり、2M加入が鍵を握る。2Mについてコメントで質問が来て解説したのでもう一度掲載しておく。

2Mというのは世界海運大手1位のマースク(デンマーク)、2位のMSC(スイス)などが加入している世界最大の海運同盟のことです。この同盟に現代商船はことし7月に2M加入のための了解覚書(MOU)を締結したのですが、これが現代商船が法定管理(会社更生手続きに相当)を避けるための役割を果たしました。用は海運大手の同盟としてそれぞれのルート権益の確保ですね。一種のカルテルですね。これに入ってなければ当然、1位のマースクと2位MSCと競争することになり、現代商船は手も足もでないと。もっとも、入れなければこのまま現代商船もまた法廷管理かもしれませんね。

また、世界の海運同盟は2Mの他に、オーシャン、ザ・アライアンスがあります。この3つが世界の海運を事実上支配しているといってもいいです。

ちなみに日本はどこに所属するかと述べておくと。ザ・アライアンスである。次のメルマガで特集するのですでに調べてあるのだが、おまけで解説しておくと2017年4月以降から今まであった5つの海運同盟が3つに統合される。それが先ほど述べた3つの同盟なのだ。正式名称でどれもアライアンスが付く。アライアンスとは連合、同盟という意味がある。

2M:マースク、MSC、現代商船?〔拒否可能性あり)

オーシャン: CMA CGM(フランス)、中国遠洋運輸集団(COSCO、中国)、OOCL(香港)、長栄海運(台湾)

ザ・アライアンス:日本郵船(日本)、商船三井(日本)、川崎汽船(日本)、ハパックロイド(en:Hapag-Lloyd ドイツ)、陽明海運(台湾)

未定:韓進海運(清算?)

このように海運の世界は3つのアライアンスが競争することになる。管理人は新しい動きとして注目しているわけだが、実際は2Mが海運大手の同盟ということで存在感が大きい。だから、現代商船もそこに入れればそれなりにルート権益は確保できるだろうが、その加入が例の物流混乱の失態で絶望的という。現代商船がどうこうしてなんとか出来るものじゃないわけだ。

仮にこれで加入が否定されたら、本当に法廷管理もあり得るわけだ。他の二つの同盟加入も検討されるがどこも拒否しそうだしな。

■大韓航空

大宇造船海洋は株の動きはないので代わりに大韓航空も見ておく。最初なので1年の動きと1週間の動きを乗せておく。大韓航空は色々と問題は起こすが、韓進グループの稼ぎ部門としてそれならに経営はできている。だから、急に倒産するようなことはないので安定しているというのが現状である。でも、大きな飛行機事故が起これば傾くことは考えられるので市場チェックには手頃だろう。経営は順調だが、やはり、韓進海運の取り扱いで内部がもめているというのは少し気になるところだ。

ニュースとしては、2017年1月に務安発着の関西、名古屋、新千歳線でチャーター便を23本ほど運行する予定。期限はだいたい1ヶ月ぐらいらしい。他にも、ルアンプラバン(ラオス)に初めて韓国の航空会社としてチャーター便を運航する予定とか、こういう空のエアラインの話もわりと管理人は好きなんだよな。

なんせ管理人はエアマネジメントという光栄のゲームをよく遊んでた。どこのラインを開通してどの飛行機を飛ばすとか楽しかったんだよな。今は無双と三国志や信長野望ばっかり造ってて、この手の経営ゲームを造ってくれないのが残念だ。つまり、管理人は海、空、宇宙といった関連の話も好みだということ。それがサイトの運営に多少なりとも影響している。来年はもう少し、この路線も増やそうと思っている。というより、物の動きを観察するのが趣味。それが経済だったり、科学技術だったり、物流だったり、社会や人間だったり、生き物や猫だったりする。

だから、物事が動くことに全体的な興味があるので、そこに驚きや発見があれば取り上げているわけだ。と、最後はずれてきたがこのように1週間の主要な韓国企業の動きを振り返っていく。

韓国経済、〔韓国造船危機〕受注残高が最低水準を記録して17年ぶりに日本に追い越される可能性が浮上

韓国経済、〔韓国造船危機〕受注残高が最低水準を記録して17年ぶりに日本に追い越される可能性が浮上

記事要約:韓国造船危機は来年もずっと続くわけだが、中国に抜かれた韓国はそろそろ日本にも抜かれそうらしい、そりゃ、受注残高が13年5カ月ぶりに最低水準を記録したとかじゃ、お話にならんよな。大丈夫、来年は韓国はもうその他の扱いだからな。

受注残高は10月基準で、中国は3138CGT、日本は2006万CGTの受注残高を保有しているらしく、韓国は11月基準で2046万CGT。これを比較すると日本と韓国の差はわずか40万CGTである。

>韓国造船業は1999年12月末に受注残高で日本を2万1000CGT上回った後、これまで継続して優位を維持してきた。韓国がこの12月に受注数を伸ばせない場合、17年ぶりに日本に逆転される可能性がある。

これはもう抜かれるんじゃないか。韓国の造船業がこれ以上受注を取れるとは思えないしな。抜かれたらお祝いしようじゃないか。なんせ17年ぶりらしいし、これは日本の造船業にとっても快挙だろう。向こうが勝手に沈んでくれただけかもしれないが・

でも、この受注て韓国政府や韓国軍からの造船も含まれているんだろうな。つまり、5兆円の政府支援でなんとか2位を維持しているということか。中国も中国政府からの造船受注だろう。実質、1位と2位といいながら政府支援でのダンピングではな。

韓国の造船業がダンピングしてシェアを獲得して、今まで好き放題出来たのは韓国政府の支援があったからであり、それは明らかに不公正な競争である。こんなやり方をいつまでも許すわけには行かない。そもそも大赤字出しまくりの大宇造船海洋は潰すべきである。いつまで無駄な税金を投入するつもりだ。構造調整が失敗するのは目に見えているだろうに。

韓国経済危機の軌跡(過去のメルマガ無料公開(1回~190回)

人気ブログランキング の応援(1日1回クリック)をお願いする

韓国経済、〔韓国造船危機〕受注残高が最低水準を記録して17年ぶりに日本に追い越される可能性が浮上

韓国造船業界の受注残高が13年5カ月ぶりに最低水準を記録し、日本との差が徐々に縮まっている。

6日、グローバル造船海運分析会社のクラークソン・リサーチによると、11月の韓国造船業会社の受注残高は2046万CGT(標準貨物船換算トン数)を記録し、13年5カ月ぶりとなる最低値を記録した。10月基準で、中国は3138万CGT、日本は2006万CGTの受注残高を保有している。韓国と日本の差はことし9月末129万CGTから10月末93万CGT、11月末には40万CGTと、徐々に縮小する傾向にある。

韓国造船業は1999年12月末に受注残高で日本を2万1000CGT上回った後、これまで継続して優位を維持してきた。韓国がこの12月に受注数を伸ばせない場合、17年ぶりに日本に逆転される可能性がある。

一方、世界の発注市場はまだ好転する兆しが見えない。11月1カ月間の全世界船舶発注量は49万9163CGTを記録した。これは10月100万CGTの半分にも達しない値だ。

1~11月の累積全世界船舶発注量は1048万CGTで、3720万CGTだった昨年同期の28%水準にとどまっている。同じ期間、国別には中国が375万CGTを受注して市場占有率1位(35.7%)を記録し、韓国と日本はそれぞれ163万CGT(15.5%)、112万CGT(10.6%)を受注した。

(http://japanese.joins.com/article/262/223262.html?servcode=300&sectcode=320)

韓国経済、今週の韓国企業の市場動向(サムスン電子、現代自動車、大宇造船海洋、現代商船)

韓国経済、今週の韓国企業の市場動向(サムスン電子、現代自動車、大宇造船海洋、現代商船)

来年からはじめるプレ企画の開催。簡単に言えば1週間に1回、日曜日に注目の韓国企業の株価動向を見ておくというもの。では、説明も済んだのでサムスン電子から見ていこう。

■サムスン電子

snapcrab_noname_2016-12-4_12-2-55_no-00

まずはサムスン電子の株価であるがエリオットの提案を一部受け入れて、会社の分割、株主への配当金の増額といった対応で株価は過去最高値を更新した。現在は172万ウォンである。例の爆弾スマホが吹き飛んだ形となっている。さすがサムスン電子といったところだ。

サムスン電子の主要ニュースとしてはエリオット以外にも、国立大学・韓国科学技術院(KAIST)が、韓国のサムスン電子など3社を相手取り、半導体技術を盗用されたとして米国で訴訟を提起したというのがある。サムスン電子が技術を奪ったかは知らないが、これも裁判が始まれば管理人の記事となるだろう。

■現代自動車

snapcrab_noname_2016-12-4_12-4-30_no-00

現代自動車の5日間はあがったり、下がったりで忙しい。ただ、それほど大きなニュースはない。現代自動車のリコール、米国市場からグレンジャー撤退、自動車販売が4.4%とわりと静かなものだが、その中で注目なのがヒュンダイのアイオニックという自動運転のコンセプトカーである。「プリウスハンター」とかいわれているがそこまですごいかどうかはよくわからない。このアイオニックが2016年のロサンゼルスモーターショーでお披露目された。

■大宇造船海洋

snapcrab_noname_2016-12-4_12-3-40_no-00

大宇造船海洋はなぜか5日間のチャートがグーグルに表示されない。もう、いらないてことだろうか。なので1年のチャートになっているがそれほど数値は変わっていない。

主要ニュースは朝に紹介した日本政府が造船の公的支援は不公正だというもの。5兆円の政府支援を受けてゾンビ企業である大宇造船海洋はまだかろうじて生き残っている。後、造船関連では大宇造船海洋とサムスン重工業は新規採用をしていない。失業率は過去最悪になりそうという話。

■現代商船

snapcrab_noname_2016-12-4_12-4-12_no-00

現代商船の株価は海運同盟の「2M」の加入が拒否されたニュースが出て一時期的に下がったがそれから盛り返している。ただ、加入は絶望的、または不利な条件となると思われるので韓国海運の締め出しニュースとして紹介した。

後は、経営破綻した韓進海運が100%の持ち分を保有するスペイン南部アルヘシラスの港湾ターミナル買収で優先交渉権を得たというのがある。決まったわけではないが、韓進海運の清算はほぼ確実だろうな。色々なところに振り分けられている。

以上。今回はお試しだったが、こんな感じで1週間の企業の株価と重要そうなニュースを振り返っていく予定だ。管理人が詳しく取り上げる記事もあれば、流す記事もあるが、管理人は読んで判断しているのでいったいどこに注目しているかはわかるとおもう。

韓国経済、〔韓国造船危機〕「韓国の造船公的支援は不公正」 日本がOECDに是正要求へ[

韓国経済、〔韓国造船危機〕「韓国の造船公的支援は不公正」 日本がOECDに是正要求へ

記事要約:韓国の造船が世界中にダンピングを仕掛けて不当に市場価格を安くしていたのは韓国の政府支援を頼りにしていたからである。しかも、潰れかけたら多額の政府支援をするとか。それでまた同じダンピングを続けるんだろ?しかし、そのような舐めた行為をいつまでも出来ると思ったら大間違いである。

ということで、日本も散々、韓国企業のダンピングに悩まされたのでOECDに是正を要求したようだ。てか、前に述べていたよな。

>日本政府は、韓国が最近5年間で大宇造船海洋など造船業・海運業に融資や保証などを通じて5兆円規模の支援を行っていたと推算している。

構造調整でもたいしたリストラもしないでマッキンゼーからだめ出しを食らっていた大宇造船海洋。そりゃ、国家予算の政府支援を数兆円もらっていたら経営努力なんてするわけないよな。不健全な商売をいつまでもやらせるわけなだいだろう。

政府支援していいのなら、日本だってやってもいいのか?韓国を潰すまでダンピング勝負でもやるか?韓国に勝ち目ないぞ。GDPがせいぜい東京都だからな。さっさと勧告に従うべきだろう。

そもそも、韓国の造船はすでに信用がないので世界1位を目指すとか無理なのだ。すでに中国に負けている現実を見ていないのか。

>世界の造船業界は最近、景気低迷の影響で、需要が供給能力の3分の2にとどまっている。日本政府は「市場から撤退すべき企業が公的支援によって生き残れば、公正な競争ができない」として、造船業界の供給過剰問題が解決しないのは韓国政府の公的支援が背景にあるためだと指摘している。

全くもってその通りだ。ダンピングを政府支援している時点で韓国のやることは自由貿易ではない。公正な取引をしていないわけだ。海運・造船も一緒に韓国は閉め出されるわけだ。

韓国経済危機の軌跡(過去のメルマガ無料公開(1回~190回)

人気ブログランキング の応援(1日1回クリック)をお願いする

韓国経済、〔韓国造船危機〕「韓国の造船公的支援は不公正」 日本がOECDに是正要求へ

日本が、韓国政府による造船業界への公的支援は不公正だとして、経済協力開発機構(OECD)に是正を要求する方針であることが分かった。日本経済新聞が1日に報じた。

日本政府は1、2の両日にパリで行われるOECD造船分野部会で、経営難に陥っている大宇造船海洋などに韓国政府が不公正な支援をしているとして問題提起を行う構えだ。

日本政府は、韓国が最近5年間で大宇造船海洋など造船業・海運業に融資や保証などを通じて5兆円規模の支援を行っていたと推算している。

世界の造船業界は最近、景気低迷の影響で、需要が供給能力の3分の2にとどまっている。日本政府は「市場から撤退すべき企業が公的支援によって生き残れば、公正な競争ができない」として、造船業界の供給過剰問題が解決しないのは韓国政府の公的支援が背景にあるためだと指摘している。

日経新聞は、欧州連合(EU)も韓国の造船業界に対する対応を問題視しており、日本と欧州が協力して圧力を強化する方針だと伝えた。

しかし同紙は、日本政府の要請に韓国政府が応じるかどうかは不透明との見方を示している。世界の造船市場は韓国・中国・日本の3か国が約90%を占めている。

キム・ヘギョン記者

(http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2016/12/01/2016120103106.html)

韓国経済、〔韓国造船危機〕韓国SPP造船、来年2月に閉鎖へ

韓国経済、〔韓国造船危機〕韓国SPP造船、来年2月に閉鎖へ

記事要約:韓国の中小規模の造船会社の一つ「SPP造船」が来年の2月に閉鎖されるようだ。従業員は250人ぐらいなので規模的にはたいしたことがないのだが、協力会社の1000人に仕事がなくなるとい。

そりゃ、大手の大宇造船海洋が破産しかけなのだから、中小が生き残れるわけないよな。8月の資産売却広告に応札者がいないとか、もう企業としては終わっているな。まあ、このような会社はただの一例に過ぎない。すでに中国に大半、食われてしまっているので韓国の造船業が復活する見込みもない。

そもそも、大宇造船海洋の構造調整も失敗に終わりそうな気もしないでもない。世界の景気も依然として回復は不透明。この先、韓国の造船規模は全盛期の半分以下に縮小されるだろうな。来年はシェアを落として日本にすら抜かれてしまうんじゃないか。もっとも、大宇造船海洋を潰さなかった甘い判断が来年の造船危機や金融危機を加速させるわけだが。

後、韓進海運の資産を受け継いで後釜になる「現代商船」も資金繰りの悪化が懸念されている。韓進海運が清算されるかは依然として裁判所の判断は不明だが、清算されても現代商船が上手くいくとは限らない。むしろ、現代商船がつぶれたら次の手立てが何もないのだが。受注できないのは韓国全体の問題が大きいからではないのか。

韓国経済危機の軌跡(過去のメルマガ無料公開(1回~190回)

人気ブログランキング の応援(1日1回クリック)をお願いする

韓国経済、〔韓国造船危機〕韓国SPP造船、来年2月に閉鎖へ

慶尚南道泗川(サチョン)のSPP造船が来年2月に閉鎖する見込みだ。他の中堅・中小造船会社も受注が少なく危機を迎えている。

SPP造船の債権団の関係者は「SPP造船は来年1月と2月にそれぞれタンカー2隻を引き渡した後、事実上、会社を閉鎖することにした」と述べた。この関係者は「造船会社は普通2年分の受注量を確保していなければならないが、SPP造船は今年1隻も受注できず、来年2月以降は仕事がない」と伝えた。

SPP造船は約250人の職員のうち10余人の管理担当者だけを残す予定だ。債権団の関係者は「SPP造船は回復価値が低いため法定管理(日本の会社更生法に相当)に送るのも難しく、8月の資産売却公告に応札者がなく清算も難しい状況」と説明した。10余人の管理担当者はSPP造船の資産の売却、訴訟への対応、税金納付などの業務を引き受けるという。協力会社の約1000人の職員も仕事がなくなり、大量失業事態が懸念されている

慶尚南道統営(トンヨン)の城東造船海洋も来年7-9月期までしか仕事がない。今年の受注実績もタンカー4隻にすぎず、8月には約300人の人員削減に踏み切った。輸出入銀行の関係者は「サムスン重工業との経営協力の成果が年末ごろ出てくるだろう」とし「来年が最悪という仮定の中でも持ちこたえる財務的要件を備えた」と述べた。

釜山の大鮮造船は主力船種を中国との競争が少ない化学運搬船など特殊船や沿岸旅客船に特化し、危機を突破していくことにした。全羅南道海南(ヘナム)の大韓造船は今年、約100人の人員削減をした。両社の今年の受注実績はそれぞれ9隻、4隻だ。

(http://japanese.joins.com/article/010/223010.html?servcode=300&sectcode=320)

韓国経済、ムーディーズ「韓国経済はグローバル不確実性に耐える力がある」

韓国経済、ムーディーズ「韓国経済はグローバル不確実性に耐える力がある」

記事要約:国債買いオペまでして国債の利回り上昇を防ごうとした韓国。その一日前は1185ウォンまで到達。サムスン電子は爆弾スマホの件で減収確定。現代自動車はメキシコに続いて、スペインにまで自動車生産数を抜かれる。

大宇造船海洋は構造調整中だが、コンサンルタント会社のマッキンゼーからさじを投げられて、韓進海運は法廷管理中だがそのまま清算される可能性が高い。さらに住宅ローンの増加、鉄鋼過剰供給の中国によってポスコも厳しい。そもそも中国経済にも不確実性が漂う。

しかも、ここに朴槿恵政権の神権政治発覚による政治混乱が加わる。もちろん、財政赤字も増大。創造経済なんてなかった。ほかにもトランプ氏による米韓FTAの見直し、為替操作国認定など色々ある。

誰が見ても韓国経済は危機的な状況なのだが、接待を受けているムーディーズは「韓国経済はグローバル不確実性に耐える力がある」だそうだ。うん、いくら金もらって格付けをしているのかは知らないが、この状況でいったいどこに望みがあるというのだ?

このムーディーズはいつも後出しでどうとかしか述べてないんだよな。造船や海運がこれから減少するなんて韓国企業の株価を見ていれば誰でもわかる。まあ、お金もらっていればこんなもんなのかな。

韓国経済危機の軌跡(過去のメルマガ無料公開(1回~190回)

人気ブログランキング の応援(1日1回クリック)をお願いする

韓国経済、ムーディーズ「韓国経済はグローバル不確実性に耐える力がある」

国際格付け機関ムーディーズが韓国経済について「世界経済の不確実性に耐える体力を備えている」と評価した。ただ、世界的に強まっている保護貿易主義で輸出中心の自動車・電子・鉄鋼企業はマイナスの影響を受けることもあると予想した。

ムーディーズと韓国信用評価は22日、ソウル汝矣島(ヨイド)コンラードホテルで「2017年韓国信用展望カンファレンス」を開き、世界経済の成長が停滞する環境の中で韓国のマクロ経済と企業の格付け見通しを発表した。

ムーディーズは来年の世界経済のマイナス要因に▼中国経済のさらなる失速▼先進国中心の保護貿易主義浮上▼強まる欧州連合(EU)離脱の動き▼アジア太平洋地域国家の負債増加--などを挙げた。

しかしムーディーズのマイケル・テイラー・アジア太平洋評価政策総括専務は「韓国経済は来年、世界的にこのような逆風が吹いても、財政健全性をもとにこれを乗り越えることができる」と評価した。

住宅部門の負債増加、北朝鮮政権の没落など地政学的リスクなどマイナス要因も格付けにすでに反映された状態だと明らかにした。ムーディーズは10月、韓国の格付けを「Aa2」(安定的)に維持した。これは10の投資等級のうち上かあ3番目。

大統領弾劾など最近韓国で浮上している政治的リスクも格付けには影響を及ぼさないと説明した。テイラー専務は「韓国経済は最近、政治的に不安定な中でも企画財政部、韓国銀行(韓銀)、金融監督院などを強力な軸に問題なく作動している」とし 「来年の予算案が通過すれば、対内外の衝撃に耐える力がさらに強まるだろう」と予想した。

韓国企業の来年の格付け見通しについても大きなリスクはないという見方を示した。ムーディーズのクリス・パク企業金融担当常務は「韓国企業は着実に利益を出し、投資規模を減らしていて、負債比率は安定的に維持されるだろう」とし「通信・石油・化学業種は全般的に友好的な状況が続く見込み」と述べた。

またムーディーズは、トランプ氏の米大統領当選などで先進国を中心に保護貿易主義傾向が強まり、世界貿易量が減少すると予想した。

パク常務は「保護貿易傾向が強まれば、韓国企業のうち輸出比率が高い自動車・電子・鉄鋼企業などが相対的に大きな影響を受けるだろう」と話した。

ムーディーズのクレイム・ノード金融機関担当専務は「貿易量が減れば韓国海運業と造船業の需要減少につながる」とし「韓国造船企業の売上高も以前の半分水準になるだろう」と予想した。

※本記事の原文著作権は「韓国経済新聞社」にあり、中央日報日本語版で翻訳しサービスします。

(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161123-00000026-cnippou-kr)