気ままにシヴィライゼーション攻略その12・・・「労働者が造れる建造物」について

「あらゆる戦士の中で最も強いのがこれらの2つである–時間と忍耐力」トルストイ

気ままにシヴィライゼーション6攻略の12回目。前回は都市候補地で考慮することについて解説した。今回から最初の都市が建設されて始めて造れる4体のユニット「労働者、戦士、投石兵、斥候」について見ていく。これら4つのユニットの特性を理解することは大事だ。

なぜならシヴィライゼーション6はゲーム難易度が高いほど相手の文明国にリードを許すとその文明に戦争して疲弊させないかぎり追いつけないことが多い。だから、序盤の立ち回りを制すれば大体勝てるともいえる。そして、序盤の立ち回りになくてはならないのが4つのユニットというわけだ。今回は労働者を見ていく。

■前回まで

気ままにシヴィライゼーション6攻略その1「シヴィライゼーション6とは」

気ままにシヴィライゼーション6攻略その2:シヴィライゼーション6のテーマ曲「Sogno di Volare (“The Dream of Flight”)」の歌詞に込められたレオナルド・ダ・ビンチの思い

 気ままにシヴライゼーション6攻略その3:シヴィライゼーション6の「購入方法とダウンロード」
気ままにシヴィライゼーション6攻略その4・・・「ゲームモード」について
気ままにシヴィライゼーション6攻略その5・・・・「ゲームオプション」について
気ままにシヴィライゼーション6攻略その6・・・・ゲーム開始で「最初にやるべきことはマップの地形と資源の確認」

気ままにシヴィライゼーション6攻略その7:「科学力、文化力、ゴールド」について

気ままにシヴィライゼーション6攻略その8・・・「生産力と生産力ブースト」について

気ままにシヴィライゼーション6攻略その9・・・「フォントサイズの変更で文字を見やすくしよう」

気ままにシヴィライゼーション6攻略その10・・・「食料と設備、都市の成長」について

気ままにシヴィライゼーション6攻略その11・・・「開拓者で都市を建設する時に考慮すべき点」

■労働者

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シヴィライゼーション6における労働者の役割は非常に重要だ。労働者はゲーム序盤から終盤まで使うことになる。

労働者は建設力を使って農場、鉱山、採石場といった様々な建造物を産み出す。また、シヴィライゼーション6の労働者は使い捨てなので、建設力(3回)を使い切れば消えてしまう。この建設力は始皇帝やピラミッド、政策などの特殊効果で増加させることは可能だ。ただ、注意したいのは最初は森の伐採ぐらいしか自力でできないことだ。労働者を色々させたければ様々な技術開発が必要となる。

つまり、労働者を上手く使うには技術開発や社会制度改革で取得する順番の計画性も重要だ。例えば、労働者に鉱山を作ってもらい生産力+1上げたいのに、採鉱の技術がなければ建設できない。また、最初の建造物をより効果あるものにする技術や社会制度がある。

例えば、採石場の効果は最初は生産力+1しかないが、銀行制度を解放すればゴールド+1,ロケット工学を開発すれば、さらに生産力+1となる。だが、銀行制度はともかく、ロケット工学はどう見ても現代技術である。

ちなみに銀行の歴史もかなり古く紀元前3000年頃だとされており、先史文明の一つ、チグリス・ユーフテラス川沿いに誕生したバビロン王朝の時代である。

では、造れるものを見ていこう。また、繰り返しになるが高級資源や戦略的資源を使うにはそれらのタイルに建造物を建てる必要がある。

■労働者が造れる建造物(一般的なもの)

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農場:食料+1、住宅+0.5 中世以降は封建制や共同企画によって食糧供給率が上がる。

鉱山(採鉱):生産力+1 生産力+1(徒弟制度)

採石場(採鉱):生産力+1 ゴールド+1(銀行制度) 生産力+1(ロケット工学)

漁船(帆走術):食料+1、住宅+1 ゴールド+1(地図作成法) 食料+1(プラスチック)

牧草地:生産力+1、住宅+0.5 食料+1(探険) 生産力+1(ロボット工学)

プランテーション:ゴールド+1、住宅+0.5 食料+1(科学理論) ゴールド+1(グローバル化)

キャンプ(畜産):ゴールド+1、住宅+0.5 生産力+1(重商主義) ゴールド+1(化学合成物質)

製材所(機械):生産力+1 生産力+1(鉄鋼)

油井(石油資源タイルのみ):生産力+2(内燃機関)

海上プラットフォーム(石油資源タイルのみ):生産+2(プラスチック、沿岸、海のみ))

シーサイドリゾート:アピールによる観光力が2倍になる。無線通信の技術が必要。

■固有の国家でのみ労働者が造れる建造物

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グルガン(スキタイ):生産力+1、信仰力+1 ゴールド+1(ギルド) ゴールド+1(資本主義)

シャトー(フランス):文化力+1(遺産に隣接している場合は+2)高級資源に隣接している場合はゴールド+1(人本主義)

巨石人頭像(ラ・ヴェンタ):信仰力+2(熱帯雨林が二つ隣接するごとに+1、森が二つ隣接するごとに+1) 文化力+1(人本主義)

長城(中国):隣接する長城1つごとにゴールド+1(石工術)、隣接する長城1つごとに文化力+1(城)

伝道所(スペイン):信仰力+1(キャンパス区画に隣接していると科学力+1,首都がおかれている大陸以外なら信仰力+2、社会制度の探険が必要),科学力+2(文化遺産)

スフィンクス(エジプト):文化力+1、信仰力+1(遺産が隣接している場合は信仰力+2、社会制度の職人技が必要) 文化力+1(博物学)

階段井戸(インド):食料+1,住宅+1(聖地(区域)が隣接している場合は信仰力+1。農場が隣接している場合は食料+1、必要技術は灌漑) 信仰力+1(封建制度)、食料+1(プロスポーツ)

ジッグラト(シュメール):科学力+2(川が隣接している場合は文化力+1) 文化力+1(博物学)

このように労働者が造れる建造物は多い。しかも、文明の固有の建造物はかなり強い。ジッグラトとか余っている場所に建てるだけでも十分効果がある。これらの固有の建造物を上手く使いこなすのも重要だ。

これまでの攻略記事で段々とゲームシステムの理解が深まっていると思うが、先を見据えた計画的な技術や社会制度の取得、都市作りが出来るようになれば内政で負けることはない。だが、シヴィライゼーション6は内政だけやっていて勝てるほど甘くない。特に蛮族対策が非常に重要となる。次回は「戦士と蛮族対策」について見ていこう。

■その他、シヴィライゼーション6攻略